火星って内側から飛び出すなにかです。〜新年には牡羊座へ移動〜

さて、今日は火星のお話。

あ！そうそうブログのヘッダーデザインをリニューアル！

キャッチフレーズも新たに！

なかなか気に入っております。

さて、そういうわけで楽しい宇宙の話をしよう！

西洋占星術のセオリーの中に「予言するには、まず火星を見ろ。」的な教えがあるんですね。

つまり、私たちにとってわかりやすーいインパクトを与えてくれる惑星が火星、とも言います。

火星が自分の出生チャートに関わってきたり、火星が星座（サイン）のお部屋を移動したりすると影響があると説明されます。

ちなみに新年1/2には、現在魚座にいる火星が牡羊座に移動します。牡羊座は火星とって本来の座ですので生き生きと火星はエネルギーを持ちそうです。

サインの変わり目って呼ばれるものですが、サインの変わり目はやはり重要です。

では、改めて火星ってどんな惑星なのか調べて見ましょうね。

（で、本当に調べます。）

伝統占星術、現代占星術、心理占星術あらゆるところから火星の説明を引っ張ってくるとこんな感じです。（太字は私によるものです。）

まず、伝統的な占星術ではこうです。

火星は男性で夜の惑星。熱と乾の性質で、胆汁質、そして火象。小凶星で、口論、争い、論争を生み出す者である。

引用「クリスチャン・アストロロジー第１書・２書」ウィリアム・リリーによる

とあります。なんだかちょっとおっかないですね。

もう少し現代の解釈も見て見ましょう。

火星（Mars）は積極性を示す。占星学上の火星の役目は論争・事故・災害・死傷などに関係すると考えられ、闘争のシンボルとされていますが、その基本的な意味は積極性であって、決して不吉な兆しではありません。ただ、積極的に行動した結果、怪我をすることもあるということです。つまり、人間の積極性を促すものが向こうからやってくる、という時に火星が登場するのです。

引用「＜実習＞占星学入門」石川源光著による

ふむふむ。「不吉な兆しではない」と。少し安心です。

さらに心理学的な解釈も見て見ましょう。

火星はギリシャ神話のアレスとして知られています。火星はすべての生命体がもつ、原初的な生存への意志の力を表しています。太陽が父であるならば、火星は征服者の元型であり、自分の欲求を満たし、目的を達成しようとする、男性的でダイナミックなエネルギーを表します。

引用「心理占星術」　岡本翔子著による

ほうほう。

女性性、男性性と言われる内、火星は男性性の原理を表すのですねえ。自分からガンガン前に向かうエネルギー！

つまり、火星は、内側から外側へ向かうベクトルなようです。

「予言するには、まず火星を見ろ。」というのは、古典的にいうと「事故に注意」ってことも言えるのだけど、もう少し広く捉えると、自分の中から外側に飛び出すエネルギーがあるよ！ってことなんでしょうね。

自分の中から外側に飛び出すエネルギー

これが自身にとって何か？を考えればいいってことですね。

それはやる気や行動力だったり、積極性だったり、特に男性の”せいよく”なんてのもこれにあたるらしい。