自作の手びねり酒の器

 

 

↑前回紹介した自作の陶芸作品の第二号の酒盃です👏

これも前回記事の2020年1月に一緒に焼き上がった作品であります❗

陶芸家さんの素晴らしい酒器の紹介記事よりも、

ボクが作った陶芸作品を楽しみにして下さる方も大勢おられるので、

本当に嬉しく励みにさせて頂いています😊✨

 

自作の 「紅志野酒盃」 です。

 

 

この志野風な酒盃は陶芸教室の信楽赤土を手びねりで抹茶碗のような形に作り、

側面を子供用の(プラスチック製)粘土ヘラで丸く削り形作りました❗

 

 

全面に志野焼で用いる長石釉を全体に施してあります❕なので志野と言う名にしました😆

その長石釉が透明なので赤土が焼けて土色が出てピンク色の作品になりました😊

 

 

飲み口はヘラで斜めに削いだり撫でたりして口当たりを考えて作っています😋

それが手作り感と手びねり感が良く出て気に入っています✨

 

 

高台部分に一部釉薬が掛かっていない部分に、自分の彫り名を入れてあります😆

なかなか丸みの有る碗なりの形が可愛らしい作品ですよね😄❓

 

本来の志野焼は還元焼成と言う方法でじっくり炙り焼き上げるのですが、

この作品は陶芸教室の電気窯で酸化焼成で焼き上げています🔥

又、志野は美濃のもぐさ土と言われる陶土で作られるので、

これは信楽の土なので志野では無く自作の志野風な酒盃(ぐい呑)🍶です😂

 

自分が陶芸教室での制作方法は、2時間30分の限られた時間で作るので、

酒器🍶の場合は、手びねりで大まかにぐい呑の形にした粘土生地を5個程作り、

ドライヤーで表面を乾かし、各種の削り道具で削ってぐい呑を作ります🔪

削る道具は毎回変えて、赤松の割木で作ったヘラ、金属製のカンナ、子供用ねんどヘラなど。

削っている間に穴が開いたり、良くないと思ったりするとその場でグチャと潰してしまうので、

生地(ぐい呑)の造形が最後まで残るのは1、2点しかありません💦💦

更に素焼きをし釉薬を塗り、焼き上がって満足する(ブログで紹介出来る)作品は1~2割しかありません😢💧

 

そんな記事として紹介するこの紅志野酒盃は自分でもかなり気に入っていて、

全体から見ると赤樂抹茶碗の様な風格も感じてしまいます🌟

自分で作ったことによる甘いジャッジと愛着からかも知れませんが・・・💦

多くの陶芸家の酒器を見て触ったきた自分が納得し捨てないで残している自作の作品たちは、

自分の個性と気持ちがガチッと一致した自分にとってとても良い作品で有ると思っています😊✨✨

 


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手びねりの酒の器

自作の陶芸作品手びねり成形で作ったもの、

酒の器(ぐい呑・酒盃)を紹介したいと思います🍶

この作品は自分が作った酒器の初めて納得した記念すべき第一号の作品です👏

今から二年前の2020年1月に焼き上がった作品であります❗

 

自作の 「織部酒盃」 です!

自分の作品は「○○ぐい呑」よりも「○○酒盃」の方が好きなので酒盃にしています(^^ )

 

 

この酒盃は自分の通う陶芸教室で使っているタヌキの置物で有名な信楽産の赤土で、

手びねりで粘土を筒型に立ち上げて作りました❗

側面を子供用の(プラスチック製)粘土ヘラで縦に削いでアクセントを付けています😋

 

 

鉄分を多く含む赤土に陶芸教室の織部釉を掛けています。

赤土自体が赤茶色なので、織部のグリーンが渋い色合いになりました❗

 

 

↑記事の織部釉と同じ釉薬ですが、土が違う(白土)ので焼き上がりの釉色が違います😋

酒器には好みにも寄りますが、渋い色合いの方が酒飲みの方には好まれる様です🍻

 

 

☝上から見るとこんな感じです👀

正円型では無く、少し歪んでいて手びねりの手作り感が気に入っています✨

口元は一部斜めに削いで薄くしてあり口当たりを良くしています😋

 

 

高台部分の作りは素人なりにかなり力を入れていて、

しっかり高台をヘラで削り出して作りました❕

砂を多く含む信楽土のザラザラしたクッキーの様な色、肌が面白いと思います😄

 

この織部釉の酒盃🍶は三年前の2019年秋頃に作り、

その頃は今よりも造形面や酒器の知識が少なく自由に無心で作っていました❗

それが良かったのか、筒茶碗の様な格調の高い造形で我ながら気に入っています😄✨✨

 

自分が陶芸教室に通うようになったのは、もちろん焼き物が好きで集めているからですが、

陶磁器が好きなのであれば自分でも土に触れ、作ってみないと陶芸家の方々の技術が分からない!

焼き物を触って眺めているだけでは分からない、

作っている人にしか分からない部分が必ずあると思ったからです❗❗

その部分を少しでも知りたくて始めました❕❕

陶芸を始めて見るとこれがおもしろく、なかなか自分の思いを形に出来ないのですが、

自分の作りたい物を自由に作れるのでとても楽しいです😊🌟

 

これからも自分らしい手びねり酒器🍶を気ままに作って、

その中の一点か二点、本当に納得できる作品を作りたいです😊✨✨

 


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忍者の町-=≡卍\(-_- )伊賀上野

三重県伊賀市の山中で薪の窯による焼き締め陶器を手掛ける、

1944年、大阪府生まれの伊賀上野の巨匠陶芸家、

歓嗣 (あたらしかんじ)先生の 「伊賀ぐい呑」 です。

 

 

この伊賀焼のぐい呑は薪の窯で非常に長い時間を掛けて高温で焼き締められ、

背の高い筒型の形に緑色の自然釉がガラス質になって溶けています❗

その自然釉がまるで薄い氷が張ったかのようにみえます❆

 

側面に張り付いているコブの様なものは(赤貝やホタテ貝)二枚貝🐚で、

伊賀焼でよく用いられている手法のひとつでもあり、

作品を貝の上に乗せて窯で焼き張り付いた物です❗

その貝殻の縞模様がまたひとつの魅力でもあります✨

 

 

裏面は全く雰囲気が違い、岩石の様な色、肌をしています😲

焼成中に無数の薪の灰や燃えた植物の灰がかかり高温になって黒く焦げています🔥

更に窯中の石の粒、他の破片や窯壁が剥がれたものなどが作品にひっついて、

それが 「くっつき」 と言って伊賀焼の特徴でもあるそうです❗
 

 

内側飲み口部分に灰が付着し焦げて黒くなっています❕

飲み口部分がガサガサになっているので口当たりはあまり良くはないかな~?😂💦

でもそこが焼き締め陶器の偶然性でおもしろいさです😄

内側は自然釉が緑色をしていて綺麗ですよ✨

 

 

高台部分にも自然釉が焦げて真っ黒です💦

削り出された力強い高台、高温の炎で焼き締め上げられたカリッとした肌合い、

このぐい呑の大きな魅力のひとつでもあります❗

左側に小さく四角形の印が押されています😋

 

 

共桐箱の箱書きも巨匠陶芸家らしく力強く豪快で、

このぐい呑の雰囲気と墨の箱書きがピッタリ合っていると思います😄❗

ぐい呑の文字だけ筆を太い筆で持ち替えて書いているのかな👀❓

 

この新先生の伊賀ぐい呑、この作品以外に自分は同手の作品を見たことがありません❗

新歓嗣先生は非常に人気の有る伊賀の陶芸家なので、ぐい呑自体は珍しく有りませんが、

全体がこんなに焼き焦がしてあって、正面は雪のように白くなっています⛄

窯中でこんなにも高温になる部分で焼き上げると割れてしまうことがほとんどだそうですが💦、

この作品は生き残り高温の炎で焼き締められ、その過酷な炎に耐えた力強さと雰囲気が、

なんとも言えないオーラを放ってどっしり立っています❗❗

 

自分は酒器🍶を選ぶ際にその作家の珍しいものや希少なもの、

あまり同種の作品がない物、出回る作品が少ない物を選ぶ傾向にあるようです😂

だからこそ自分しか持っていない作品の方が希少で愛着は湧くと思うんです😊✨

 

 

↑の角皿は新歓嗣先生作で伊賀(信楽)焼の教科書の様な作品です😃

力強い造形、釉も火色も格別で素晴しい作品です🌟

この角皿、3年程前デパートで和食器の 「京都たち吉」 オリジナル商品で、

ひと目見て気に入り購入しました❗その時に新歓嗣の名前を初めて知りました😋

今でも同手の角皿が売っているかは不明です😰💧

 

自分は伊賀や信楽、常滑、備前などの焼締め陶器よりも、

どちらかと言えば志野や織部などの施釉陶器が好きなんですが・・・

釉薬で化粧、着物を着て美しく着飾っている施釉陶器よりも、

自然の炎🔥によって焼かれた偶然と自然の装飾だけで勝負をする焼き締め陶は、

本物のやきもので有ると感じてしまいます😊✨✨

 


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以前紹介した自作の陶芸作品の再アップです❗❗

少し修正したので、また見て下さい😊😊😊

 

自作の 「青織部魚形箸置」 です🐟

 

 

お魚が好きな自分らしいお魚を模った作品です!

グリーンの織部釉を全体に施して作った魚形🐠の箸置きです。

モデルの魚は有りません❕作っていた時のフィーリングです(^^ )

板状にした粘土から魚形に切落とし、模様を彫り描いています✒

 

我ながら可愛らしい✨作品が出来たなと思います😊

自分の言うのもあれですが・・・

多少魚の知識の有る自分なので造形、ヒレやエラ、模様などの作り込みは、

一味違うかなと勝手に思っています(笑)❗

 

 

☝真横写真では分かりにくいですが、、、

箸置きなので頭部と尾ヒレの部分を若干立ち上げて、

箸が中央にくるように工夫しています😊

 

 

箸を置くとこんな感じです🐠

なかなかイイ感じに箸が中央に収まってくれます。

可愛くて無性に使いたくなるんですよ🌟

 

 

以前自分が作った酒器(酒盃)と並べてみました❕

この魚形箸置きと同じ釉薬、緑色の青織部釉の作品たちが、

こう並べるとこれだけでもお酒🍶が楽しく美味しく感じそうです😋

 

この箸置きは小さい作品ですが、なかなか手間がかかっています。

小さい分造形も作りにくいですし、同じ物を何個も作れないんです💦💦

自分の作る手びねり陶芸作品の主軸が抹茶碗や酒盃、皿や向付なので、

今後はもう似たような🐟箸置きは作らないかもしれません😂💧

 

一点物の手作り感の有る作品が出来上がって嬉しかったです😊😊😊

 


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「酒呑む器たちの本 近代から現代へ」

 

 

この書籍は主に戦後に活躍された物故陶芸家で、

現代の巨匠、人気陶芸家の酒器を写真で紹介した書籍です📙

あるコレクターさんが長年自身で集めた酒器を図録として自主出版したものです。

とても素晴しいコレクションで見応え十分です🍶

写真と共に作家名、作品名、購入先、サイズが載っています!

 

↓ほんの一部ですが写真に📱撮ったので見て下さい。

(東海陶芸の陶芸家だけにさせて頂いています)

 

 

 

【荒川豊蔵】

上の写真が豊造の主の技法、志野の酒器(徳利と盃)です。

口が広がった豊造らしい碗なりの盃です。

下はこれも豊造釉技のひとつ黄瀬戸で、

サヤと言う筒にいれず裸で窯に入れ、釉が薪窯の炎で溶け縮れた釉、焦げて独特な雰囲気です。

 

 

 

【加藤唐九朗】

上の唐九朗の志野ぐい呑は素晴しく、特に左のぐい呑は名古屋の百貨店の個展の際、

当時その個展の図録に載っていた作品です。

下の酒器は唐九朗では珍しい備前、信楽の作品です。

唐九朗は志野や黄瀬戸、織部だけでなく多くの種類の焼き物も手掛けられていました。

 

 

【岡部嶺男】

織部のぐい呑、灰釉の徳利。黄瀬戸の盃。

愛知県瀬戸出身の嶺男らしい瀬戸の伝統の釉薬の酒器ぞろいで美しいです。

 

 

 

【鈴木 藏】

現代の生きる陶芸家の中で一番人気が有り、評価が高いと言われる志野技法人間国宝です。

上下どちらの作品も旧作で近年の柔らかな火色と違う、以前の赤色が強く出た力強い意匠です。

 

 

【加藤孝造】

岐阜県美濃の陶芸家で瀬戸黒技法で人間国宝です。

桃山時代と同じ様式の穴窯で志野、瀬戸黒、黄瀬戸を手掛けられています。

 

 

【加藤卓男】

美濃の物故大陶芸家のひとりで人間国宝に認定されていました。

写真のラスター彩、青釉、載っていませんが三彩技法は誰でも美しいと言ってしまう作品群です。

 

 

【七代 加藤幸兵衛】

加藤卓男先生の息子さまで、卓男の多種多彩な技法を受け継ぎ継承しておられます。

写真のラスター彩の酒器は非常に高貴で気品がありますね。

 

 

【鯉江良二】

愛知県常滑市出身の陶芸家で最近(2020年)癌で亡くなられました。

この写真の引出し黒作品は良く鯉江先生が用いていた釉技のひとつでした。

 

 

【三代 山田常山】

愛知県常滑市で初の人間国宝に認定されました。

常滑急須の陶芸家ですが、焼き締めで作られた写真の酒器は雰囲気があって良いですね。

 

 

【林 正太郎】

現代陶芸家の中で非常に人気のある美濃土岐市の陶芸家です。

独特な厚い志野釉、釉のヒビ、派手な色彩が荒々しく男性好みの作風ですね。

 

 

【原 憲司】

桃山時代の黄瀬戸をこよなく愛する原憲司先生の黄瀬戸の徳利とぐい呑。

自分は六角のぐい呑よりも左側の胴紐ぐい呑が欲しいですね。

 

どうでしたか😄❓

とても素晴しい希少なコレクションの数々が一同に載っていて壮観です✨

他にも紹介はしていませんが、、、

北大路魯山人、備前の金重陶陽、川喜田半泥子などなど

焼き物好きな方なら誰もが知るビックネームばかり、すごいです😲❗❗

 

いったいこの書籍のコレクターさんはどんな職業をしていたのかな・・・(笑)

大企業の社長?、資産家?、はたまた・・・

あまり詳しくないですが、加藤唐九朗の志野ぐい呑は非常に人気がありコレクター垂涎の的で、

作品の善し悪しもありますが、今でも100万から600万位で取引されるそうです💦

バブルの時代はもっとすごかったとか💸💸💸

そんなぐい呑🍶を何点もお持ちなコレクターさんなので、

自分の様な普通なサラリーマンではないでしょうね(笑)

 

ただひとつこの本でガッカリしたことがあり、

それは購入先の大半をヤフーオークションが占めていること😢💧💧

 

 

【鈴木五郎】

上の写真の五利部ぐい呑とロス織部ぐい呑。

これを見れば紛れもない本物ではあるのは分かります❕

自分も鈴木五郎先生の織部ぐい呑を持っているですが(以前デパートで買った)、

なかなか良い値段でじっくり見て考えて新品新作を買ったので思い入れもあります❗

でも写真のぐい呑はヤフオクで画面だけで購入した作品。←作品は素晴しいですよ!

加藤唐九郎や荒川豊蔵など○○○万の酒器をお持ちのコレクターさんなので、

そこは現物を見て納得した酒器を集めて欲しかったな・・・と思ってしまいました😢💧

 

この 「酒呑む器たちの本 近代から現代へ」 を見て、

自分もずっと先のいつか、自分の酒器のコレクションの図録を作って見てもらいたい📚

その頃は陶芸家の方が何名か亡くなられている方もいると思いますが、

20代後半から始めた酒器🍶のコレクションの歩みと出合い、

そして思い出を見てもらいたいなと、この本で感じました😊✨✨

 


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2022年が始まりました!!

あけましておめでとうございます🎊🎊🎊

今年もよろしくお願いいたします🐯

 

2021年04月16日 の記事の更新版です!

明日 2022年01月02日84歳 になられる陶芸家さん酒器の紹介です👍

 

あまり嬉しくないはですが・・・昨日の15日に✦ 30歳 ✧になりました🎁

いろいろ考えて自分の一番の宝物🍶の逸品を紹介することにしました✨

 

岐阜県多治見市市之倉町の昭和13年1月2日生まれの陶芸家。

黄瀬戸作品を手掛ける全国の今に生きる陶芸家の最高峰、

美濃の巨匠 安藤日出武 先生の 「黄瀬戸ぐい呑」 です。
 

多くの方にぐい呑の名前を考えて頂きありがとうございました。

名前は 「春麗 (しゅんれい・はるうらら)」 と名付けました。

 

 

・岐阜県重要無形文化財「黄瀬戸」保持者

・多治見市無形文化財保持者

 

この黄瀬戸のぐい呑🍶はちょうど今から2年前、

自分が28歳になる時に岐阜県多治見に行き安藤先生本人から、

「これはものすご~ええもんだ!」と頂いた作品です❕

このぐい呑には安藤先生直筆✎の自分の名字入りの領収書が付いていて、

来歴、購入先が明確で証明でき、この作品の価値をさらに高いものにしてくれています😋

 

安藤先生は桃山時代の黄瀬戸を手本に、先生独自の作品を手掛けています。

黄瀬戸、志野、瀬戸黒作品は山の傾斜をくり貫いた桃山時代の穴窯を再現し、

温度の上がり難い非常に効率の悪い難しい(赤松の薪)窯から出来た炎の芸術、自然の芸術品です❗

窯焚きを始めると、焼き上げるのに休まず6昼夜窯を焚き続けて、

世に出る作品は200~250点中1割程で残念ながら他は割り捨てられてしまいます💦

 

 

↑裏側は火表と言われる赤松の薪の灰が降りかかりカサカサになっています。

なんとなくボツボツした肌がスポンジ表面の様に見えませんか😂❓

なんとなくつんつん指👉で突いてみたくなる見た目です(笑)

 

 

↑側面は火裏部分で黄瀬戸釉が薪窯の高温の炎🔥で溶け川の流れみたいですよ。

釉の中にキラキラ輝く無数の細かな白い粒々✨が有り、

強い光を当てると宝石の様に光輝き美しいんです🌟

自分のスマホ📱で撮ると、この美しい独特な黄色が上手く出なくて残念です・・・💧

 

 

全体は抹茶茶碗の如くどこから見ても風格、姿形完璧です❕

本当に安藤先生の抹茶茶碗を小さくした姿と雰囲気を持っています!

ちなみに安藤先生の最近年で最上位の新品黄瀬戸抹茶碗は個展で200万円を超えます💦

 

 

作品裏側の高台部分もまた素晴しいです!!

赤く焼けた土の色、美濃の山中から探し出した上質最高の自然の土の肌合い、

黄瀬戸釉が溶けて下に垂れてできた小さな黄緑色の玉垂れ、

高台の作り込みなどなど焼き物好きの自分には見所いっぱいです😲

珍しいのが高台の彫り名で、昔から安藤先生は「日」の銘のみを彫るのですが、

この作品には「日」の他に「ム」、そして「扌」の様な彫り名も有ります。

恐らく作った年代を表すために最近年の作品だと言う証なのかも知れません❗❓

 

 

附属の桐箱も又素晴しく上蓋は高級な盛蓋と言われる中央が膨らんでいる蓋です。

箱書きも安藤先生の書の腕前が素晴しいことを証明しています!

柿下と言うのは安藤先生の穴窯の有る可児市の地名で穴窯作品で有る証明であります😋

 

安藤日出武先生の20年程前の作品はよくヤフオクなどに出品(特に志野)されていますが、

この作品の様な最近年の新品の作品を持っている方は全国でも非常に少ないと思います💦

それは安藤先生がより厳しく世に出し残す作品を厳選していること、

全国の個展などがほぼ無くなり現地でしか手に入れにくいこと、

近年の最晩年の抹茶碗が200万円💸以上し気安く買えないこと、

・・・そんな理由から最近年の安藤先生の作品は非常に希少です💦💦

 

さらにこの黄瀬戸ぐい呑の希少な理由は安藤先生の作品の主軸が抹茶碗になっており、

作品自体が抹茶碗の制作数よりもぐい呑の作品数が非常に少ない為で、

世に残る酒器数も少なくなってしまうことが理由で有ります😰💧

 

こんな素晴しい逸品を28歳になる時に出合いそして自分の手元に有ると言うこと。

全国の数々の酒器🍶のコレクターさんに生意気だと怒られてしまうかも知れませんが、

この 安藤日出武 先生の 「黄瀬戸ぐい呑」 が自分の持っている数々の酒器の一番で、

自分を酒器のコレクターとして一段高い世界に引き上げてくれた作品です❗❗

 

 

上の写真は安藤先生のギャラリー近くに咲いていた桜の木🌸、

今でも鮮明に思い出すことの出来る独特な東濃弁で気さくにお話し下さった安藤先生の姿、

このぐい呑を見ていると、そんな当時の情景もいっしょに思い出すことができる宝物🍶です😊✨

 

岐阜県の中央西線「多治見駅」の連絡通路に安藤先生の「黄瀬戸茶碗」が展示されていますので、

機会が有れば現物の美しさ大きさ、迫力を感じて見て下さい🚃🚃🚃

 


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今年一年ありがとうございました🐄

来年も良いお年をお迎えください🎊

 

新たな宝物の酒器(ぐい呑)を紹介させて頂きます😄✨

ぜひ見て読んでください📖

 

現代陶芸、戦後の昭和時代にご活躍された全国の数多いる陶芸家の中で、

不動のピラミッドの頂点に2人の大陶芸家が居られました!

1人目は故 荒川豊蔵 (多治見出身の第一号人間国宝・志野/瀬戸黒技法)

2人目は故 加藤唐九郎 (瀬戸出身で現代陶芸に大きな爪痕を残した陶芸家)

↑の2人の陶芸家は桃山時代に一時期美濃(瀬戸)で焼かれていた美濃桃山陶と言われる、

黄瀬戸、瀬戸黒、志野、織部、の技法を現代に再び蘇がえらせた陶芸家であります!

それまでは技法も途絶えており志野や黄瀬戸は瀬戸で焼かれたと考えられていました。

その後、岐阜県可児市久々利大萱の山中で志野の陶片を見つけた荒川豊蔵によって、

志野や黄瀬戸、瀬戸黒は愛知県瀬戸では無く、岐阜県美濃で焼かれていた事が判明しました。

荒川豊蔵は苦心の末、途絶えていた志野/瀬戸黒の焼成に成功し、

国指定重要無形文化財(人間国宝)に認定されました❗

 

そんな1人目の故 荒川豊蔵 に内弟子入りし、独立後岐阜県可児市久々利地区の山中で、

赤松の薪を燃料とした穴窯による志野や灰釉系作品を手掛けられている、

1936年栃木県宇都宮市生まれ巨匠陶芸家、

吉田喜彦 先生の 「志野鉄刷毛目酒盃」 です。

自分のスマホ📱では綺麗に取れないのが悔しいのですが、雰囲気は伝わると思います😢💦

 

コメントでこの作品の名前を考えて頂いてありがとうございました。←追記

名前は 「初紅 (はつくれない)」 と名付けました。

 

 

この赤志野の酒盃は赤松の薪を燃料とした桃山時代と同じ様式の穴窯で、

じっくり時間を掛けて炎🔥で焼かれ染め上げられた芸術品です❗

胴まわりから外側に膨らんでいく丸みの有る形も赤みの有る緋色とよく合っています。

 

 

 

この柔らかな緋色は📱写真では伝わらない💦、

実物を見なければこの作品の本当の美しさや魅力は伝えられないのが残念です😢💧

 

 

作品名の「鉄刷毛目」とある様に、鬼板(鉄分多く含む土)を作品に一周に塗り、

それが薄くかけられた志野の長石釉の下からほんのり赤く浮かび上がっています。

土の中に含まれる微量の鉄分でも赤く発色し、二つの要素が混ざっての赤色です。

 

 

 

高台部分にも釉が全体にかけられ、その釉の隙間から見える土は、

吉田喜彦先生が美濃の山々から見つけ出した希少で上質な自然の陶土で、

もぐさ土と言われる志野を焼くために良く用いられるパサパサ肌の白い土です。

 

 

付属の箱がとても素晴しく、上質な桐の組箱使用です❕

直筆の墨で書かれた作品名と「吉田喜彦」のフルネームで書かれた名前。

素朴で味のある筆が心を込めて、自分の為に書いて頂いたんだ!と嬉しくなります😊

 

この「志野鉄刷毛目酒盃」は東京の某百貨店で開催された「吉田喜彦展」、

その個展出品作品で、数点の酒器の中でも吉田先生本人が認めた逸品です❕❕

一度誰かの手に渡っていない希少な最直近に焼かれた大ぶりな一品ですよ😋

 

吉田先生は社交嫌いの名人気質で口数少なく肩書きや名誉の自慢もしない❗

美濃桃山陶の聖地・可児で自ら探し出した自然の素材と、薪窯焼成で時間をかけて焼き上げ、

「マネでは無く、吉田で無ければ創れない見た人が温かく穏やか気持ちになる」志野を追い求め続ける、

吉田喜彦先生しか作る事のできない志野焼がこの「志野鉄刷毛目酒盃」であります😄

 

現在85歳になられている吉田先生は最近体の調子が悪く入院していたそうですが、

無事に退院されたそうで安心しました😰💦

以前のお言葉に「今、精一杯生きていれば作ったものは現代の陶器になるはずです」と。

これからも末永く、いつまでも見た人の心と記憶に残る、

そんな現代のやきものを作り続けていってほしいです😊✨✨

 


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2020年12月18日 の記事の更新版です!

 

愛知県にある全国屈指の陶磁器の産地、尾張瀬戸。

そんな瀬戸の地で江戸時代後期から現代まで脈々と作られ続けている焼き物、

美しいグリーンの釉色が魅力の織部焼があります!

瀬戸で作られる織部焼は「瀬戸織部(復興織部)」と言われブランド✦になっています✨

 

愛知県瀬戸市赤津町に有る名門窯 「作助窯」 の当代、

五代 加藤作助 (加藤伸也)先生の 「おりべぐい呑」 です。

 

1996年までの幼名 加藤伸也 時代の織部や黄瀬戸のぐい呑はよく見かけますが、

作助襲名後、この作品の様な最近年の織部や黄瀬戸ぐい呑は作品数が少なく珍しいです❗❗

それは作助先生は現在80歳を越えられていて勢力的に個展を開いていない為で、

作助窯のギャラリーや瀬戸の小ギャラリーなどでしか手に入れるのは難しいです💦

逆に息子さんの 加藤圭史 先生は精力的に全国の百貨店で個展をしていますよ😄

 

 

・愛知県指定無形文化財「織部・黄瀬戸」保持者

・瀬戸市無形文化財保持者

 

加藤作助(加藤伸也)先生は織部・黄瀬戸・灰釉系の作品を主に手掛けられていて、

1940年生まれの瀬戸の巨匠陶芸家で有ります😄❗

 

この織部の🍶ぐい呑は非常に濃く深い緑色の釉色で、

瀬戸の赤津地域の織部焼(赤津焼)の色合いです!

典型的な瀬戸織部(現代では復興織部)とも言われている濃い緑色をしています❕

織部焼は江戸時代初期に瀬戸のお隣美濃の窯で焼かれていたが、

まもなく途絶え、その後江戸時代後期に瀬戸を中心に再び制作されたと言われています😲

 

織部焼の美しい緑色の釉色を作り出す過程で、

瀬戸の織部は長石が多く、お隣美濃の織部は灰が多い事に違いが有るそうです😃

 

 

面取と言われる側面の削ぎが非常に美しく先生の技術がわかります❗

その削ぎによる凹凸で緑の釉に色の変化が現れて美しいです。

均整の取れた姿がとってもかっこいいぐい呑です😊

 

 

高台部分に見える白い土は地元瀬戸の上質なガイロ目粘土を主に作られていて、

その釉の掛けられていない土見せ部分に彫り名が入れられています。

伸也時代は「伸」の印が押された名でしたが、

作助襲名後は上の「作」の彫り名を用いているようです❕

 

 

上の写真は40年程前の伸也時代の織部のぐい呑で、

薪の窯で焼かれてグリーンの織部釉が赤っぽく発色しています😲

薪で焚くと酸化で焼く織部焼も多少還元焼成になってしまう為で、

この時代は薪窯の安定しない炎🔥によって焼かれた発色は渋くて個性があって好きです🌟

 

今は公害💦だと言うことで瀬戸周辺は薪(石炭)窯の煙を上げてはいけないそうで、

加藤作助先生も現在は時代に合った電気やガス窯で織部を作られています!

ある意味、強酸化焼成で焼く織部は色むらの少ないこのぐい呑の様に美しい緑が作れるのです😄

 

 

↑写真の桐共箱の箱書きに加藤伸也時代と大きく違う点を見つけました❗❗

それは伸也時代「織部ぐい呑」と漢字で書いていた作品名を、

作助襲名後は「おりべぐい呑」とひらがなで書いていて、素朴でモダンでかわいいです😍

 

江戸時代から代々引き継がれる瀬戸作助窯の伝統的な織部釉に、

加藤作助先生の現代的なスタイリッシュなデザインとが融合したこの酒器は、

令和の織部焼の手本となるぐい呑だと感じます❕

現在、瀬戸周辺で織部作品を作る陶芸家を牽引する加藤作助先生の織部のぐい呑🍶。

これこそが独特な深い緑色の織部釉 「瀬戸織部」 です✨✨

 


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2021年03月06日 の記事の更新版です!

 

まだ一ヶ月ちょっと早いですが・・・

自分への 30歳 になる誕生日プレゼント🎁に購入しました❗

 

岐阜県多治見市小名田町で志野焼を手掛ける巨匠陶芸家で、

1933年10月15日生まれの 若尾利貞 (としさだ)先生の 「志野ぐい呑」 です。

 

コメントでぐい呑の名前を考えて頂きありがとうございました。←追記

名前は 「早蕨美 (さわらび)」 と名付けました。

 

 

・岐阜県重要無形文化財「志野」保持者

・多治見市無形文化財保持者

 

自分の目で見て選んだ希少な最近年作・最上位作の新品未使用品です😄

(若尾先生の20年以上前の作品はヤフオクなどで良く出品されていますが・・・)

決してオークションや通販、古美術店などで買った物では有りませんよ❗

一度誰かの手に渡った物で無い正真正銘、自分がワンオーナー品です😀

 

丸みの有るご飯茶碗ような碗なり型をしていて、

可愛らしい飾らない素朴な感じの作品です😍

とても大ぶりでたっぷりお酒🍶が入ると思います。

これまで若尾先生の志野のぐい呑をいくつも見てきましたが、

若尾先生のぐい呑でこの作品より大きなぐい呑は見た事が有りません❗

 

鉄絵で水墨画の様な絵を筆でサッサッと描いて有ります✒

過度な削りや飾り、造形作為を排除して、

飾らないぐい呑の姿はこれぞ巨匠の晩年作品って感じです。

全体に薄めに掛けられた長石釉がほのかにピンク色に発色し綺麗です✨

この美しい火色を美術館のガラスケース越しでずっと眺めていたい・・・そんな感じがします😄

 

 

高台部分は若尾先生のぐい呑らしく土見せは無く総薬で、

高めな高台をカンナで削り出し作って有ります。

若尾先生の志野のぐい呑は高台部分も全体に釉を掛けている作品が多いです。

高台中心に鉄絵で利貞(としさだ)の「と」の名が書かれています😋

 

 

付属の桐箱も又素晴しく、よく知りませんが・・・

この桐箱を仕立てた箱屋さんの「た」の文字の彫印の有る箱です。

組箱で仕立てられ相当高級な桐箱で有る事は間違え有りません❕

墨で書かれた箱書きの作品の名も独特でカッコイイです😲

 

若尾利貞先生は今年で 88歳 になります❗

このぐい呑はその長い作陶経験・知識・技術・・・

独学で焼き物に取り組んできた技の全てをこの中に詰め込み作り上げた作品です😲

志野焼を作る全国の数多居る陶芸家のピラミッドの頂点に居る若尾先生。

そんな晩年の逸品が20代の自分の手元に有るという事自体が凄いことで、

そんな素晴しいご縁に酒器🍶の神様がもしも居るならば、

そんな自分はかなり気に入られているのかなと感じてしまいます(笑)🌟

 

一生の宝物になる逸品ぐい呑がひとつ増えました😊✨✨

 


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【織部焼】

武将で茶人でもあった古田織部の指導で創始され、

奇抜で斬新な形や文様を駆使した焼き物の種類で、

主に桃山時代から江戸時代にかけて美濃や瀬戸で作らました。

織部焼と言っても多くの種類があり、

緑色の青織部、全体が真っ黒で歪んだ形の織部黒、黒い器に模様を描いた黒織部、

その他にも鳴海織部、弥七田織部、伊賀織部、唐津織部、志野織部など、

伝統的な織部焼でも多くの種類や形、模様があります。

そんな伝統的な織部焼では無く、令和の現代の織部焼を確立し、

「今織部」 と名付けた美濃の巨匠陶芸家の織部作品の紹介です❕

 

岐阜県多治見市市之倉町の昭和16年生まれの巨匠陶芸家、

玉置保夫 先生の 「今織部ぐい呑」 です。

 

玉置先生の酒器(ぐい呑)🍶の作品名は「○○盃」がほとんどで、

この作品名 「今織部ぐい呑」 と書かれた桐箱作品は非常に珍しいと思います😲❗

 

 

・岐阜県重要無形文化財「織部」保持者

・多治見市無形文化財保持者

 

 

「織部焼」 と言うと青織部と言われている様な美しい緑色の釉色が一般的ですが、

この作品を見て分かる様に、玉置先生の織部は全く違います😰💦

大胆な意匠と明るい派手な色づかいが、とても印象的だと思います!!

とてもポップな柄で見た人は驚き見入ってしまう意匠です😲

 

 

抽象画の様な模様、多彩な釉を施し緑、黒、赤、白、茶・・・

独特な練り込み技法によって生れた茶色の土と白い土とのコラボレーション!

手びねりで作られたゴツゴツした無骨な男性的な造形。

これが玉置先生が自ら名付け、作り出した現代の織部焼で 「今織部」 です!😊

 

 

高台部分の作りに素晴しい削りの技術がわかります😲

10年程前は赤茶色の土を使った今織部の作品を作っていたそうですが、

近年は地元美濃の白いもぐさ土で今織部を作っているそうです😊

手のひらに収まる大きさでありながら、玉置先生の技術を隅々に感じることができますよ❗

 

この子(ぐい呑)を選んだ理由はどこから見ても圧巻の力強さ躍動感にあるのですが、

正面を選ぶ時に一番上の写真の赤い点の上、口元の土が一部ヒビがあり、

それは造形時に付いた練り込み技法の白と赤土の種類の違う土を用いた弊害で、

傷と言えば傷ですし、傷では無い(釉は割れていない)と言えば傷ではない物です😂

その土のヒビが模様の一部にもなっていて、さらに、、、

この子自信が「ボクの正面はここだよ!」と教えてくれている様です❗

実際そこを正面にすると一番このぐい呑がかっこよく見える位置です😊

 

 

もうひとつこの子を選んだ大きな理由に、側面の黒い模様にあって、

偶然意図せずなったものでしょうが、猫ちゃんがいます🐱

(・ ▼・)←「ここにいるよ!」って😊❕

 

 

↑の写真は玉置先生が第51回東海伝統工芸展(令和2年)に出品した今織部の抹茶碗で、

この茶碗と自分のぐい呑は同じ年代に作られ同じ窯で焼かれたと思われます❕

ある意味、東海伝統工芸展に出品された最高級の抹茶碗の親子関係の作品です(笑)

流石に抹茶茶碗に迫力は勝てませんが、模様は自分のぐい吞の方が良いと思っています😂

 

 

この今織部のぐい呑は玉置先生のギャラリーで玉置先生本人、奥様から、

最近作で最上級品🌟として頂いた作品です😄✨✨

ぐい呑のサイズもかなり大ぶりで迫力満点です❕

共箱の桐箱も組箱で盛ふた使用で作品に負けない素晴しいものとなっています😲❗

 

玉置先生が長年研究してきた歴史ある伝統的な織部焼の伝統・技術を活かしつつ、

自由で新しい織部の精神を引き継いで、

織部を知り尽くした玉置先生が作る現代の織部焼を 「今織部」 と名付けました!!

伝統的なグリーンの青織部などと違う、 「今織部」 はどうですか❓

 


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