今回は酒器🍶を題材にした書籍(古本)を紹介します❕
北辰堂 「現代ぐい吞集」
初版本で1995年9月10日で、29年程前の書籍となります。
数年前に古本屋さんで1000円で購入しました。
当時の定価3200円❕こう言った趣味の専門書は高いですね・・・😅💸
1995年当時の全国の陶芸作家、希少な物故作家のぐい吞が紹介されています❕
この本の中からボクが厳選したお気に入りの作家さんのぐい吞を紹介しますね。
どれも日本有数の焼き物産地、瀬戸と美濃周辺(多治見・土岐・可児・瑞浪・・・)の重鎮(75歳以上)の陶芸家です❗
カラー写真だけでなく白黒写真もありますが、雰囲気だけでも感じて頂けたら嬉しいです😄
現在すでに亡くなられている方もおられます・・・💧
加藤重髙 (かとうしげたか) 故人
「唐津ぐい吞」
1927年~2013年 愛知・名古屋
水野澤三 (みずのたくぞう) 故人
「鼠志野ぐい吞」
1927年~2015年 岐阜・土岐
加藤清之 (かとうきよゆき)
「鼠志野ぐいのみ」
1931年~ 愛知・瀬戸
山田勢児 (やまだせいじ) 故人
「志野ぐい吞」
1932年~2013年 岐阜・多治見
加藤賢司 (かとうけんじ) 故人
「トルコ青 盃」
1933年~2008年 岐阜・多治見
若尾利貞 (わかおとしさだ)
「志野ぐい吞」
1933年~ 岐阜・多治見
岐阜県重要無形文化財「志野」保持者
岸本謙仁 (きしもとけんにん)
「伊賀盃」
1934年~ 岐阜・土岐
鈴木 藏 (すずきおさむ)
「志埜ぐい吞」
1934年~ 岐阜・多治見
国指定重要無形文化財「志野」保持者(人間国宝)
加藤孝造 (かとうこうぞう) 故人
「志野ぐい吞」
1935年~2023年 岐阜・多治見
国指定重要無形文化財「瀬戸黒」保持者(人間国宝)
吉田喜彦 (よしだよしひこ)
「粉引酒盃」
1936年~ 岐阜・可児
酒井甲夫 (さかいこうぶ)
「鼠志野ぐい吞」
1937年~ 岐阜・土岐
瀧口喜平爾 (たきぐちきひいじ) 故人
「鳴海織部酒呑」
1937年~2024年 岐阜・可児
安藤日出武 (あんどうひでたけ)
「志野ぐい吞」
1938年~ 岐阜・多治見
岐阜県重要無形文化財「黄瀬戸」保持者
林 孝太郎 (はやしこうたろう) 故人
「志野ぐい吞」
1940年~1981年 岐阜・土岐
各務周海 (かがみしゅうかい) 故人
「黄瀬戸ぐい吞」
1941年~2009年 岐阜・恵那
久野勝生 (くのしょうせい)
「志野ぐい吞」
1941年~ 岐阜・多治見
鈴木五郎 (すずきごろう)
「志野ぐいのみ」
1941年~ 愛知・豊田
玉置保夫 (たまおきやすお)
「赤志野盃」
1941年~ 岐阜・多治見
岐阜県重要無形文化財「織部」保持者
豊場惺也 (とよばせいや)
「染付酒盃」
1942年~ 岐阜・可児
近藤精宏 (こんどうせいこう)
「粉引盃」
1945年~ 岐阜・瑞浪
林 正太郎 (はやししょうたろう)
「志野ぐい吞」
1947年~ 岐阜・土岐
岐阜県重要無形文化財「志野」保持者
いかがでしたでしょうか👀👆
どれもボクの愛する瀬戸・美濃で活躍する(した)陶芸家のぐい吞たちが紹介されています❕
昭和元年から昭和20年前後に生まれの方で、ボクが好きなベテラン作家を厳選して選びました😁
白黒写真が多くて、ぐい吞の色彩がよくわからないものもあったとは思いますが、
どれも個性にあふれる魅力的な作品ばかりです🥰
このぐい吞を購入しようとすると、どのぐい吞も3万円以上、高いのは20万円以上する作品もあると思います😨💸
瀬戸と美濃は、全国でもここだけの多種多芸の焼き物があり、様々な作家がいます。
赤・青・黄・緑・紫・白・黒・・・様々な色と形、種類の違う焼き物が作られています❗
そこが日本有数の焼き物産地たる所以ではないでしょうか✨
この本に載っていたぐい吞たちを見て、
酒器・ぐい吞って面白いんだ❕と思って頂けたら嬉しいです😊✨✨✨