昔からあるけど無くならないね・・・
ITmediaの記事に、 テクニカルサポート詐欺、日本人の3人に1人が遭遇 傾向と対策は――Microsoft調査 てのがありました。
Microsoftは2021年7月26日、「テクニカルサポート詐欺」とその消費者への影響に関する「テクニカルサポート詐欺グローバル調査 2021」の結果を発表したそうです。記事によると・・・
ポップアップ表示などを利用してテクニカルサポートになりました詐欺行為を働こうとする「オンラインを通じたテクニカルサポート詐欺」は世界中で横行しており、あらゆる年齢層の人々が狙われている。Microsoftには、毎月、全世界で約6500件のテクニカルサポート詐欺被害者からの報告が寄せられている(この数値は2020年の月当たり平均値1万3000件から減少しているという)。
だそうです。ネタ元の記事が一部会員限定記事ですので、記事内容の詳細については言及しませんが、この手の「テクニカルサポート詐欺」については本ブログでも以前より取り上げていました。
- 「ブラウザ通知スパム」からのセキュリティ詐欺コンボにご注意を
- 未だに無くならないサポート詐欺サイトにご注意を!
- 偽警告画面でサポートへの電話を促しPC操作が不能と錯覚させる詐欺画面をMSが注意喚起
- ご注意を!PC画面に「ウイルス感染」偽の警告が!被害急増
- 「ウイルスに感染した」警告画面にご注意を!記載の電話番号には電話しないでね
- 音声で「あなたのコンピュータでウイルスが検出されました」と警告して来るサイトにご注意を!
- セキュリティソフトの「詐欺広告」にあらためてご注意ください!
- Android端末を“人質”にとる偽ウイルス対策アプリが出現
- フィッシングにご注意!
ざっと拾っただけでもこんなにありました。先々週書いたものから、古くは2009年に書いたものまで、年1回くらいの頻度で、この手の「テクニカルサポート詐欺」について書いてます。
もう10年以上前からある手口ですが、未だに無くならないのは、対象をWindowsからモバイルに移してみたり、通知の方法をウェブからブラウザ通知に変更してみたりと、手を変え品を変え、新たな対象を探しているからでしょう。
Microsoftも テクニカル サポート詐欺から身を守る として、テクニカルサポート詐欺の仕組みや消費者がその手口から身を守る方法についての参考情報を提供しています。
また、IPAも 安心相談窓口だより としてテクニカルサポート詐欺の実際の事例を紹介しています。
今後も同様の手口が様々な方法で繰り返されると予想されますので、テクニカルサポート詐欺には十分にご注意ください。