とにかく無視・・・
CNETの記事に、 サポート詐欺の現状は?マイクロソフトが説明 てのがありました。
Microsoftのデータによれば、毎月300万人のユーザーがサポート詐欺に晒されており、その多くは米国、英国、カナダ、オーストラリア、フランス、スペインをはじめとする比較的豊かな国のユーザーだそうです。
記事では日本は含まれていませんが、当然日本語のサポート詐欺サイトも多数あり、被害も当然出ているようです。
記事によると・・・
サポート詐欺で広範に使われているマルウェアは「TechBrolo」と呼ばれるもので、Microsoftはこれを「強力なサポート詐欺マルウェア」と呼んでいる。TechBroloは、事実上ブラウザをロックしてしまうダイアログボックスの表示ループや、(本来は存在しないような)問題について声で説明する音声ファイルなどを使い、ユーザーがサポート窓口に電話するように仕向ける。
とのことで、あまりセキュリティに関して詳しくない方などは、これだけでウイルスに感染してしまったと思いこんでしまうような作りになってます。
中の人もこういったサポート詐欺サイトをいくつも確認していますが、日本語音声でサポート電話番号に連絡するように促すものもありかなり巧妙です。
また、実在するMicrosoftやGoogleのサイトに酷似するようなサイトを作成して、さもMSやGoogleから警告が出ているように装うなど、非常に凝った作りになってます。
記事にもある通り、実際にMSやGoogleが一個人に対して積極的にユーザーに接触して一方的な技術サポートを提供することはありえませんので、Webを閲覧中にこういった警告画面を見た場合は無視してブラウザを閉じるなりの対応をお薦めします。
また、EdgeやChrome、Firefoxなどメジャーなブラウザには、こういったサポート詐欺サイトのブロック機能がついていたりしますので、ブラウザから警告が出て場合は決して近づかないようにしてくださいね。
益々巧妙化するサポート詐欺サイトには、皆様くれぐれもご注意ください。