町野電次郎「この前、お客さんとこでテレビ納めてんけど~。最初に出した見積書見て、お客さん、安いなぁ~っていうげん。」
村川電吉「そうなん?!いいお客さんやじ?!」
町野「32インチで6万円の見積やってん。」
村川「あぁ、ありがちやね。まぁ、普通やがいね。」
町野電次郎、村川電吉は、『まちのでんきや』仲間同士。
系列メーカーは違うものの、町の電気店同士、よく顔を合わせ、議論を交わします。
石川県電器商業組合の青年部会に加入しており、気の合う…という設定です(笑)。
液晶テレビイメージ
町野「ほうや、32インチのテレビが6万円ていったら、テレビも落ちたもんやけど、普通、それでも量販店では3万5千円で出とったよって言われることもあるがいね。」
村川「あぁ、あるね。」
町野「どんなテレビかカタログ見る以前に、そんな安物ダメに決まっとる!っていうげん。値段はいいから、とにかくいいテレビって。」
村川「ありがたいお客さんやねぇ。」
町野「C社のテレビって、あんまり種類ないがいね。そしたら、別にC社じゃなくてもいいし、画質も音も最高のを…って。別にウチはC社じゃなけりゃならんわけじゃない、町野さんから買いたいんやって。」
村川「へぇ~信頼されとるんやね。」
町野「まぁ、よく電話かかってくるし、いろいろサポートや取り扱い説明したりしとるからね。」
村川「それしか『まちのでんきや』の取り柄はないからね。」
町野「そしたら、ちょうどいいテレビがあってんけど、E社に聞いたら、もう生産終了したっていうげん。お客さん、あ、カワダ電機にあったぞ。なんやったらそこ行って買ってきて、メーカーから仕入れたことにして利益乗せてわけてもらえばいいって。」
村川「えぇ?!てことは、値段もわかっとるってことやね。」
町野「そうねん、しかもウチがE社から仕入れる値段より安いげん(笑)。」
村川「それもよくあることやね。組合でも問題にしとるけどね。」
町野「お客さんもさすがにべらぼうに高いのは困るけど、それなりの価格でいいって。その代り、また無理もいうかもしれんけど、そんときは頼むね…って。」
村川「そんなお客さんばっかりやったらいいけど、現実は厳しいよね。」
町野「でも、ここまではっきりしとると、なんかいかにも…って感じや。」
村川「究極の『まちのでんきや』エピソードやね。」
町野「結局37インチのテレビになってんけど、E社から仕入れるより2万円安かってん。まぁ、ちょっとイレギュラーなケースだったかな。」
村川「いったんは現金で建て替えたってことやね。」
町野「そう、で、そのままお客さん所に配達して、即代金いただいて。」
村川「ザ・商売って感じやね。」
町野「それもそうやし、ザ・『まちのでんきや』やわ。価格が高いって、はっきりわかってるのに、それでもいいって言われるのは、『まちのでんきや』として、こんな嬉しいことはないよ。いろんな会合とかで集まってるけど、追求すべきはとにかくこれしかないよね。」
村川「勉強会、セミナー、研修っていえば、商品勉強がほとんどやけど、その視点は後回しやもんね。」
町野「まぁ、メーカーが主催の場合はしょうがないけどね。」
村川「ほうやね、ウチの系列、この前、見積提案書の作成法、研修会で勉強してんけど、そのセミナー自体はいいセミナーねん。ただ、電気代がこんなに安くなります!って話法はいったいいつまで通じるか疑問でね。」
町野「あ、家電ニュースにも書いてあったね。もうエアコンの省エネは限界にきているんじゃないかって。」
(2015年5月25日 家電ニュース 8面より)
村川「あったあった。で、地域店は企業努力しているのに、某電力会社は云々カンヌンて、あれきわどいよね。」
町野「『まちのでんきや』ブログでも、そこには触れませんって書いてあったね。」
村川「なんやったけ、総括…。」
町野「総括原価方式やろ。電力会社の電気料金算出法。簡単に言ったら、かかったコストにある料率を自動的に乗じてってやつ。」
村川「悪く言われる代名詞になっとるよね。」
町野「ただね、それと『まちのでんきや』って同じじゃないかって思うことがあるげん。」
村川「あぁ、それは考えなかった。」
町野「テレビならテレビが売れたとしたら、やれアンテナだ、接続だ、取り扱い説明だ、なんだかんだって、お客さんのコールは凄まじいがいね。」
アンテナ工事のためハシゴを上る『まちのでんきや』スタッフ
お得意様のため、オリジナルの取説をラミネート加工
村川「アンテナが倒れたら、待ったなしやもんね。この前も、一軒あって、で、仮設のアンテナ取り付けてきたよ。」
町野「そんな芸当は『まちのでんきや』以外は絶対できんがいね。観たかった韓流ドラマの最終回、録画できんてなったら、お客さん大変やがいね。」
村川「ほうや、あと最近は少し少なくなったけど、BSとかCSのボタンうっかり押して、BSアンテナがついていないお宅やったら、画面が真っ暗になって困ってしまうってケース…。」
町野「一時期は毎日何軒もあったし、何回走ったことか。」
村川「そんなのだって、普通はお買い上げ店に頼んだら、店によっては、何日も待って、メーカーにたらい回しされて、しかもそれだけのことだけど、何千円も払ったって、普通やがいね。」
町野「『まちのでんきや』はどれだけ(自分でいうのはしのびないが)ありがたい存在か…。」
村川「だけど、いざ、買う段階になったら、お宅は高いなぁ…って。ハハハハハ…。」
喉元過ぎれば…?!
町野「テレビ映りが悪いから、テレビを買い替えたけど、実は映りが悪いのはアンテナのせいだったってありがちやよね。買わんでもいいテレビを買ったとして、それはホントに安い買い物だったんか?って話や。」
村川「町野、その話、今度機会あったら、演説してくれ!ハハハハ…。」
町野「まぁ、演説はともかく、そういう話が『まちのでんきや』ブログに連日アップされとるというわけや。せめてそれ見て、『まちのでんきや』って存在を世間に知ってもらうことは大事やね。」
村川「総括原価方式って聞いたら、なんか悪の権化みたいにいわれるけど、コストがかかるものはかかるって話だしね。」
町野「インフラ整備や諸々のサポートをいっさいしなくて済むんなら、ただ安くするだけなら、できるかも…って話だね。ただ、『まちのでんきや』は自動的に利益が出るしくみにはなってないけどね。」
村川「そりゃそうやね。競争にさらされて、いっぱいいっぱいやわいね。」
町野「SGH(総括原価方式)ってどう?」
村川「町野、アルファベット3文字好きやね、ハハハハハ…もう懲りたんじゃなかったんかいね。」
町野「商標調査せんなんかな、ハハハハ…。」
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