続きです。
今回は2/10校です。
2/10 5:50頃。
緊張感の欠片もない顔で娘が起床します。
人間は、起きてから3時間後くらいから脳の動きがピークになるとかならないとか。丁度よい時間です。
当日の都心は積雪予報も出ていましたが、窓の外をみると雪は降っていませんでした。
6:30頃、ホテルのビュッフェで朝食を取ります。
むしゃむしゃとよく食べる娘。やはり緊張は特に感じず、、、。
部屋に戻ると、雪がちらちらと降り始めていました。
7:20頃、最後の荷物チェックを行い、いざ出陣。
ホテルから会場までは余裕込み15分くらい。
慶應女子は、7:50~8:10というかなり限られた時間内に入らなければなりません。
徒歩で行ける港区住まいならともかく、電車組はある程度余裕をもって最寄り駅には到着しておかなければならないことを考えると、やはり前泊しておいた方が無難かな、、、と思いました。
ただ、前泊なのでお弁当を用意できずコンビニおにぎりとかにならざるをえないのでそこだけが問題点といえば問題点です。
7:50頃、予定通り到着。
まあ、適当に楽しんできなね
おおよ( ・ω・)
と、特に感動的な一言とかなく颯爽と(のんびりと)会場に入っていく娘。
こちらも寒かったので、すぐにホテルへと引き返しました。さあ、後は祈るだけです。
12:00頃、レイトチェックアウトの限界時間を迎えたためホテルを出ます。慶應女子は作文を含む4教科受験のため、終了まで2時間半ほどあります。
仕方ないので、妻と近くの五右衛門で昼食を取り(娘はおにぎりなのに)、食後はベローチェでコーヒーを飲みながら待つことにしました。
注文したパスタが出てくるか出てこないか、というところで娘からLINE。
どっちやねん、、、、。
まあ、娘がこういうLINEをわざわざしてくるということは、そんなに悪くない手応えだったのだろうと思い少し安心。
特に深堀はせず、後は作文だけ丁寧な字で書いてくるように、と返信しました。
14:20頃、試験終了時間を見計らって出迎えに。保護者の群れがずらーっとならぶ広場に私も入っていき、娘を待ちました。
ものすっごく寒かったです。
もうこの時間になると雪が雨に変わっていたので、尚更寒い、、、。
恐らく混み合わないようにという配慮でしょうが、ばらばらと少人数ずつ受験者が出てきました。娘は第二群あたりでしたでしょうか。
荷物もあったのでベローチェに待機中の妻のもとに向かう中、最初は教室が暖かかったとか、周りは全員お弁当の中、私はコンビニおにぎりで笑えた、とかそんな話をしていましたが、
精一杯できたか?
という私の言葉に、堰を切ったように話はじめる娘。
要約すると、
数学は最後の問題以外は全部解けた。計算ミスは分からないけど、解き方は自信ある( ・`ω・´)ヤッテヤッタ
英語は今年もリスニングなかった( ・ω・)ラッキー
全部読めたし、そこそこ解けた( ・ω・)カモォ
国語も結構読みやすかった。古文はよく分からなかったけど、選択問題は割と取れてる( ・ω・)キガス
合格発表時の記事でも書きましたが、手応えはシミュテや過去問を通して最高だったようで、これで落ちてたら自分には手が届かない学校だったんだと思う、と清々しい顔をしていました。
そんな試験だったなら、もうどっちに転んでも親としては言うことないな、とこちらもある程度スッキリしました。
妻と合流し、帰路へ。
とことこ電車を乗り継ぎ、自宅最寄り駅に着いた時、事件は起こりました。
あれ、携帯がない、、、、(´・ω・`; )
いや、おまえ30秒前まで弄ってたじゃん、、、、、。
ポケットから鞄まで引っくり返して探すもなし。
恐らく電車で降りるときにポケットに入れようとして入らなかったのだろうと推測。
ポケットから滑り落ちるとか縁起悪っ
(/´△`\)ヤメテ
なんてアホな会話をしながら窓口で捜索願を出す。
娘は帰宅したら少し塾へ顔を出すと言っていたために先に家に帰し、私は寒空の中、捜索の結果を待つ、、、。
やがて、三つくらい先の駅で特徴に該当するスマホが届けられているとの情報が入ったため再び電車にのって受け取りにいきました。
本当に勘弁してほしい、、、。
無事携帯を確保して帰宅すると、
大変申し訳ありませんでした( ノ;_ _)ノドゲザー
娘がスライディング土下座をかましてきました。
数時間前に女子最難関の受験をしてきたとは思えないアホっぽさです。
その後娘を早稲アカへと送り、しばし休憩。
数時間後、戻ってきた娘が、
やばい、やっぱり数学一問落としだけっぽい( ・`ω・´)キタコレ
英語も悪くないって言われた( ・`ω・´)イイゾイイゾ
国語は知らんけど( ・ω・)センセイイナカッタ
話を聞くと、塾に着いた瞬間に先生に連行され、一緒に回答を振り返ったようでした。
数学がその正答率で、かつ、かなりその手の評価に厳しい英語の先生が「悪くない」と評するくらい英語が取れているのであれば、それはかなり希望があるな、、、と俄にドキドキする私です。
とはいえ、受験はあと二日続きます。
かなり期待が持てそう、と思っても考えていても仕方ないので、明日に備えて寝るよう促しました。
以上が2/10、慶應女子の受験日当日の出来事でした。
次は2/11、2/12のことを書いてこのシリーズを終えるつもりです。