学歴なんて意味ない、高学歴でも仕事できないやつは一杯いる、今の時代学歴がよくてもいい会社に就職できる保証なんかない。



なんてよく言われることではありますが、はてさて実際どうなんでしょう?


大多数の人間は勤め人、いわゆるサラリーマンになるのが現代日本ですので、10ン年サラリーマンをやってきた目線からの意見でも述べてみます。







結論から言うと、まあ学歴があるに越したことはないと思います。


何故なら学歴があっても貧乏とか学歴が役に立ってないという、いわゆる「学歴が無駄」になった話は枚挙に暇がないほど聞いたことがありますが、




「学歴がなくて本当によかった」




という話は未だかつて聞いたことがありません。

なので、学歴がない(低い)方が得をするというシチュエーションが思い付かないんですよね。


逆に、「もっと学歴が高ければ」と思うケースは結構思い付きます。




結局日本において学歴は、「やるべきことをやるべきときにきちんとやってきた人」ということの証明です。


海の者とも山の者ともつかない人材を選別するのに、「まあ受験勉強頑張ったんなら仕事も頑張るんじゃない?」という指針の一つなわけで。

(理系の専門職はまた別ですが)


なので当然、勉強はできたけど仕事はできなかったね、なんていくらでも起こるわけです。



とはいえ、サラリーマンになる最初の関門である就活において学校名というただそれだけでアドバンテージが得られらるのは間違いなくいいことだと思います。







たかが18歳時点の学力、うちの娘などは15歳時点で多少勉強が出来ただけのことですので、学歴が高いからといって豊かな人生を送れると決まってるわけではありません。


ですが、就職においてやはり大きな威力を発揮するという厳然たる事実があり、それがダイナミックに変わらない限り学歴が低いよりは高い方が豊かな人生を歩める期待値は高いわけです。




勉強ばっかりしてるよりも遊んだりスポーツに打ち込んでいた方がコミュ力も鍛えられて出世する、、、という意見があります。


確かにそんな傾向はある気がしますが、正直なところコミュ力って、もって産まれた性格に依るところが大きいです。


東大を出たコミュ障が、全く勉強せずに人生やり直しても、多分コミュ障のまま東大というアドバンテージがなくなるだけかな、、、と。





また、この手の話をする際によく大谷翔平選手や、藤井聡太八冠、あるいは高卒アルバイトから社長まで上り詰めた吉野家ホールディングスの河村氏などの成功例を引き合いに出し、成功するのに学歴は関係ないという意見も聞きます。


ただ、こういった光輝く成功例はあくまでも数が少なく珍しいから声高に語られるのであって、まあ大抵の人はそうはなれずサラリーマンになる、、、ということを考えれば、やはり得れるだけの学歴は得ておいた方がいい、というのが私の意見です。


だって損することが思い付きませんしね。









皆様はどうでしょう?