「酒も煙草も女もやらず百まで生きた馬鹿がいる」という都々逸があります。



人生の楽しみも知らず長生きしたってなんになる、楽しんでこそ人生だ、みたいな意味だと捉えています。


概ねこの都々逸のような人生を歩んできた私は、控えめに言ってもかなりのダメ人間ですが、持って生まれた運がかなり良いのか、適当に生きてきた割にはなんだかんだとうまくいってきてしまいました。


結婚して子どもが産まれて、多少まともな人間の皮を被って生きてはいますが、性根なんて人間そうそう変わるものではなく、三つ子百まで躍り忘れずのとおり、多分死ぬまで私はずっとダメ人間のままだと思います。




翻ってうちの娘なんですが、これが遺伝子のなせる業なのか、ものの見事に私に似たかなりのダメ人間です。


父親とは違ってモラルやら規則やらにはきちんと従うのですが、怠惰な方向に全振りしたタイプ。

頑張る、という言葉が何より嫌いなのです。


大学受験がないので、次の人生のターニングポイントは就活です。流石にそこに色々口を出すのはどうかと思うのですが、この面倒くさがりが本当に就活とか自分でやる、、、? とかなり本気で心配です。


就活しない、とかそういう心配ではなく、面倒くさがりなので常に初動が遅く、かつ自ら情報を貪欲に得るというタイプでもないので気付いたときにはめぼしい企業の先行は全て終わってました、なんていう光景がもう未来予知のように脳裏に焼き付いてはなれません。






いつかもう少しシャンとするはず、、、と思いはするものの私自身が40年間ダメ人間なので、なんかそんな日はこない気がする今日この頃です。