ボランティアで学生の就職指導もしています。

先日、2020年卒の学生=現在大学4年生と接していて

「グローバルな環境で仕事をしたいんです」や

「グローバルな仕事力を付けたいんです」という学生さん達がいました。

 

僕は「グローバルな仕事ってどんなイメージを持ってますか?」と彼らに聞くと

「英語を活かせる仕事です」や

「海外の人たちと仕事をすることです」

と彼は言いました。

確かに。。。

ネットで”グローバル” +”仕事力”と引くと

職種は海外展開しているトヨタのようなメーカーや、商社、あとは外資系企業などが挙げられ、

グローバルな仕事をするには英語を含めた語学力が必要です。という記載が数多くヒットします。

 

本当に英語だけできればグローバルな仕事力が身に付くのでしょうか?

 

確かに英語などの語学ができないと海外の人たちとコミュニケーションが取れませんので必要です。

でもグローバルな仕事力とは

”どんな国の人からも受け入れられる 仕事の物差し=グローバル基準の仕事力 を持つことではないでしょうか。

 

・何がベストか?を瞬時に考え、

・どんな国の人からも「なるほど!」と受け入れられる提案や行動をする

 

(勿論、仕事力とは?その他にも、

-周りを巻き込み自ら自走する業務推進能力や

-私がやります!という主体性や以前にも書きました、バカになること

などたくさんのエッセンスがあります!)

 

例えば、

・メールや提案書、見積書、契約書の返信など、どんな国からも突っ込みを受けないスピードとクオリティを以て臨むことができ、

・海外の相手から相談された際に、相手に”なるほど!”と思ってもらえる説明ができ、

・問題が起こった時に即座に解決したりなど

そのようなことができるようになれば

【全世界で通用する仕事力】を身に付けることができると思うのです。

 

ではそのような仕事力を身に付けるにはどのような会社に入れば良いのでしょうか?

 

また次回にお話ししたいと思います!

今日は、あるメガバンク出身の優秀な方(Aさん)のお話しです。

 

その方(Aさん)は高校時代、全国クラスのサッカーの強豪校でチームのリーダーとして活躍された経験をお持ちで、その後メガバンクに就職、そこでも優秀な成績を収めていて高い評価を受けている方です。

 

先日、Aさんと話す機会があり、Aさんの部下(Bさん)の話をしていたときのことです。

パソコンが苦手なBさんは48歳、右手の人差し指でキーボードを打つそうです。

書類を作るスピードも両手で打てる人に比べると当然時間が掛かってしまいます。

Aさんは「仕事の上では”スピードも武器”なので、遅いより早いほうがいいという考えで、その人にキーボードトレーニングの無料ソフトを教えてあげたそうなのですが、「僕はもう年なので今更新しいことは覚えられません。。」と、全く興味を示さず、いつまでたっても人差し指で打っているそうです(笑

 

Aさんは

「やったことが無いことや、できないことをできるようになること、新しいものにチャレンジする ということ等に年齢は関係無いと思うんです。何歳になっても、何でも紐解いていけばクリアできないことなど無いと思うんですけどね。。」

 

如何ですか?かっこいいですよね!

次回もAさんについて書こうと思います。トピックは「仕事は全て”調整能力”」です。

 

 

続きが書きたくて、初めて続きを同日に書いちゃいます(笑

 

前回、仕事の面積を増やしていく というお話をしました。

でも、そもそも、どうすれば面積を増やして行けるのでしょうか?

 

私なりに思う、たくさんある要素のうちのひとつに

 

■仕事をする上で、自分が知らないこと、分からないこと、できないことに”興味”を持つ

 

があると思うのです。

 

・新聞を読む人は、「新聞に何が書いてあるんだろう?」と新聞に興味を持つ人ですし、

・マイクロソフトのアクセスができるようなった人は、「マイクロソフトのアクセスって使ったこと無いけどどんなものなんだろう?」と興味を持った人ですし、

 

・ロジカルシンキングって何だろう?

・AIって、RPAって何だろう?

・Waasって何だろう?

・Webサイトってどうやって作るんだろう?

・PCでもっと早く作業するにはどういう方法があるのだろう?

・旅行業に興味があって旅行業しか就職活動して無かったけれど、銀行ってどうなんだろう?商社ってどうなんだろう?

・あの先輩社員はいつも予算達成しているけれど、商談のクロージングはどうやっているのだろう?

・この商品の原価はいくらなんだろう?

・僕が従事しているのは売掛金管理システムの画面の作成のみだけど、このシステム導入プロジェクトの全体像ってどんなシステム導入なんだろう?

 

自分が知らないこと、分からないこと、できないことに”興味”を持てるかどうかだと思います。

 

人間は、楽なほう、楽なほう を選ぶ動物ですので(笑

・分からないことをそのままスルーしたり、

・「それはできません」と断ったり

・調べずに飲みにいっちゃったり

そのほうが楽ですから(笑

 

でも、その姿勢を続けていると、10年、20年と月日が経つにつれ、仕事のできる人 と できない人にと大きく分岐してしまいます。

 

皆さんは日々、出会う、”自分が知らないこと”に”興味”も持てていますか?

 

また書きます!

 

 

 

私の本業は人材紹介コンサルタントです。

ボランティアで毎年、大学3年生の就職支援も行っています。

 

安定志向の学生さんや、社会人の転職希望の方々に、「究極の安定とは”仕事ができる人”になることです」といつもお話しています。

 

公務員志望の学生さんが多いのも「安定を求めて」で、JR○日本さんなどが人気があるもの、”つぶれない会社”だからです。

でも、仕事ができないと最近では公務員も飛ばされたり(退職勧奨もあるそうです。。)JR○日本さんでもクビになってしまいます。

どんな時代でも、また如何なる経済不況があっても、「人材紹介エージェント要らず」で仕事に困らない方々にもお会いさせて戴きました。

 

どんな方々なのでしょうか?

一言で言うと「自身の引き出しをコミット&チャレンジで増やしてこられた方」、「自分の今いる階段の面積をコミット&チャレンジで増やしてこられた方」だとお話しています。

 

下記の画で、図① その方が今いる階段の面積(赤色の網掛け部分)が、その方の「仕事力」です。

「これできる?」や「これ売ったこと無いよね?でも売れる?」と言われた時に、図② 先に「やりますよ!」とコミットできるかどうかです。

(この前の”バカになる”と同じですね)で、その後に、チャレンジして何とか克服していく と、③のように、結果、階段の面積が増えていることになります。

 

上記は、できないより、できたほうが良い、”仕事に対する姿勢” だと思います。

でも他にも必要なこと ってたくさんありますよね?

次回からは、その”必要なこと”に触れていきたいと思います。

 

ではまた次回に!

今日は「バカになれるほうが見える景色が変わってくる」です。

 

ある経営者の方が自社の採用面接に関して

「バカになれるほうが見える景色が変わってくると思うんです。だから僕は候補者の方々に”どれだけバカやってきたか”=失敗を恐れずチャレンジし、どれだけ引き出しを増やしてきたか?を面接で確認するようにしているんです」

とおっしゃいます。

 

どういうことでしょうか?

 

少し長くなりますが、ある事例で分かり易いものがありますので以下是非お付き合い下さい。

 

A君は東大出身(=偏差値の高い)の新卒の新入社員で、

B君は一般私大(=偏差値はやや低い)の同じく新卒で、A君と同期です。

二人は同じ経理部門に配属されました。

入社3ヶ月が経過したある朝です。

上司のCさんから A君とB君に

「A君かB君、明日の朝09:00に役員会で使いたい資料を作ってくれないかな?過去10年分の売上データ(約10万レコード)を製品別・担当別に分析してグラフで分かる資料をPowerPointで作って欲しいんだけど」

 

頭の良い冷静なA君「やったこと無いので僕は無理ですね。誰かやったことのある人に頼んでもらったほうが間違い無いです」

B君「やったこと無いですけど。。分かりました!やります!(=バカ)」

そのあと、B君は「やべぇ。。どうしよ。。。でもやるって言っちゃったからやろう!」と結局、周りの協力を得ながら徹夜し、朝08:00に間に合わせたのですが、Cさんから「B君ありがとう!でもここ間違ってるよ!至急直して!」と言われ

B君「あ!すみません、至急09:00までに直します!」と、何とか事なきを得ました。

B君は「参ったなぁ、徹夜だよ。。。間違いもしちゃったし。。でもデータ作成のやり方も分かったし、どこを間違えたかのポイントも分かったぞ!また次回、同じようなリクエストをもらったら何とかできそうだな」と反省してその日は終わりました。

 

半年後:

またCさんから

「A君かB君、前にもお願いしたんだけれど、明日の朝09:00に役員会で使いたい資料をまた作ってくれないかな?今度は過去20年分の売上データ(約30万レコード)を製品別・担当別に分析してグラフで分かる資料をPowerPointで作って欲しいんだけど」

 

頭の良い冷静なA君「前にも言いましたけど、やったこと無いので僕は無理ですね。誰かやったことのある人に頼んでもらったほうが間違い無いです」

B君「はい!了解です!この前やったので大丈夫です!」

 

B君は半年前にバカになって、やったことの無い仕事にチャレンジしました。チャレンジしなかったA君に比べて”引き出し”が増えているので、同様の仕事であれば何ら問題無くこなすことができます。また、未経験のものを克服した成功体験も持ったことになるので、同様の仕事で無くともチャレンジできるでしょう。

 

結果、B君は「今回はやり方も分かっているし、間違えたポイントも分かっているので残業しなくても終わりそうだな。」

とその日のうちに資料を作成終えたそうです。

 

如何でしたでしょうか?

 

また書きますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日は「仕事をゴミに例える」です。

 

??ですよね。

 

その方は外資系のバックオフィスにいらした方で、大変優秀な方で、

 

「仕事はゴミと一緒なんですよ。」とおっしゃいます。
私は「え?どういうことですか?」と伺うと

 

「ゴミが落ちてますよ!という人には「じゃあ君が拾いなさい」ということなんです。」

「え?。。。どういうことですか?」

 

「まず、第一ステップで ゴミが落ちていることに 

①気が付く人 と

②気が付かない人

に分岐します。

 

②の気付かない人は”アンテナ”がとても低い人なので(笑 仕事人としてはバツなのですが、(まあそういう人がほとんどなんですけどね)

 

今回の場合、”ゴミが落ちてますよ!”と言えるということは

①ゴミに気が付いている人 なので

まずは合格です。

 

しかしながら、ゴミが落ちてますよ! と気が付いた後に

第二ステップで、その、気が付いたゴミをどうするか?ということなんです。

①自分では拾わない =問題点は気が付くのですが、自分ではやらない、”ゴミが落ちてますよー!” と言うだけ。

②自分で拾う = 問題点に気付き、自分で処理する。

 

なので、ゴミ(仕事)に気が付いて 捨てる(その業務を処理する)ということなのですが、

 

・自分は担当じゃないから。

・自分は関係無い。

・誰かがやるだろう。

・自分はやったことが無いから。

・自分はできないから。

でスルーする人も多いと思うんです。”僕は知らないー”と下を向いて意見を言わないのも同じですね。

 

そうじゃなくて、何でもできないことは無い! それにチャレンジすることで、その人の仕事力は確実に上がるし、

”自己犠牲”の精神でその”ゴミ”(仕事)をすることで、周りからも信頼される人になれるんです。」

 

なるほど。。如何でしたでしょうか?

 

また書きます!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

皆様 ご無沙汰しています。

6年振りの更新です。。すみません

 

外資系コンサルティングファームのパートナーの方の一言から再開したいと思います!

 

「月曜日から靴が汚い人とは一緒に仕事したくない」

 

です。

他の方数名からも同じようなコメントは幾度か伺ったことがあります。

 

どういうことなのでしょうか?

 

分かり易い説明となるコメントを別の方がされていますのでご紹介します。

その方は、外資系IT企業で執行役員をされていたKさんという方で、女性なのですが、いつもバシッとスーツで決めていて、夏でもちゃんとジャケットを着てらっしゃいます。私が「いつもキチンとされていらっしゃいますよね!」と申し上げると、

 

「スーツは戦闘服だから。」

 

「玄関出たときから戦いが始まってるんです。会社までの電車で取引先に会うかもしれないし。だから男性が会社に来てネクタイするとかは有り得ないし、靴だって週末にキチンと磨いておかないと」

とおっしゃいました。

 

今年の猛暑は生命の危機もあるので(本当に・・・)身体優先であるべきです、またネクタイやジャケットもクールビズが励行されているので良いとは思いますが(私はネクタイ、ジャケット着てますけど・・)、見習うべきはそのマインドだと思います。

 

この方からのメッセージは2つあって、

①玄関を出たときから戦う=仕事をする モードに入り、襟を正しながら仕事相手に向き合うこと と

②月曜日=新しい戦いが始まる日 の前に、戦闘の準備をきちんとしておくこと
だと思いました。特に②は仕事においても常に前もって準備をする人でありたいという心構えなのだと思います。

 

如何でしたか?

また再開致しましたので、お付き合いの程何卒宜しくお願い致します!

 

 

 

 

 

 

皆さん、こんにちは

今回も”仕事ができる人”の名セリフ、第四回目をご紹介したいと思います。

今回も前回に引き続きMさんでお送りします。

第四回は「仕事とは”プロジェクトマネジメント”」です。

私 「Mさん、”仕事とは?”という質問が出た場合、どのようにお答えになりますか?」

Mさん「仕事とは「プロジェクトマネジメント」だと思います。
   
   企業が欲しい方は「業務推進能力の高い方」だと思うのです。
   それは、「プロジェクトマネジメント」ということになると思います。
   例えば、それは”青森発の夜行バスを明日の夜20:00に新宿西口に到着させる”
   と同じなんです。

私 「え?どういう意味ですか?」

Mさん「まず、”新宿西口に行きたい”という同じ目的を持った人たちがその夜行バスに
   乗り込みますよね?
   その人はそのプロジェクトマネジャーだとします。

   でもバスが走り出すと、”気持ち悪い”とか、”腹減った”とか、”トイレ!”とか、
   ”やっぱり帰る”とか、バスから色々な「ヤリ」が飛び出すんです(笑)
   それを、”休憩あと5分で取るから”、”もうすぐご飯だから”、”新宿に行きたいって
   言ってたじゃないですか?!僕も行きたいので一緒にアルタに行きましょう!”とか
   言いながら、突き出たヤリを引っ込ませながら、バスを進めていく。

   一方、起こりうるリスクを想定して事前にフタをしておかなくてはならないのですが、
   その際に、「夜行バスというものが本来どういうものか?」というその物事の本質を
   120%理解していないとリスクは想定できないと思うんです。

   顧客が期待する夜行バスというサービスがどういうものであり、ガス欠になったら、
   道が混んでいたら、運転手が倒れたら、タイヤがパンクしたら等ありとあらゆるリスク
   を想定して、事前にフタをしておくということです。
   世の中、往々にして、「すみませーん、道が混んでいたので21:00になっちゃいました!」
   という輩が多いですが、そういう人はプロジェクトマネジメントができていない、即ち、
   「仕事ができない人」だと思うんです。」

私 「なるほどー!!」

如何ですか?分り易い例えですよね?

次回も”仕事ができる人”の名セリフをお送りします。お楽しみに!
皆さん、こんにちは

今回も”仕事ができる人”の名セリフ、第三回目をご紹介したいと思います。

その方はMさんといって、44歳、某外資ITで経理をやっていらした方でご自身で会社を起業された方です。頭の回転も速く、いわゆる1聞けば10分かる方で、業務推進能力が高く、幾度も困難を乗り切ってこられた方です。

第三回は「人脈とはその人がどれだけ一生懸命仕事をしてきたかで勝手にできるもの」です。

私は学生の就職支援のボランティアを長年しているのですが、その方とお話している際に、

私 「今年、支援した学生の中に、エントリーシートの志望理由のところに、
  ”人脈を作るため”って書いてあったのですよ。どう思われます?」

Mさん「気持ちは分かりますけれどねー(笑)一昔前ビットバレーなど若手企業家が
   ”俺は大企業の偉い人の名刺をXXXX枚持ってるぞ!”とか言って、異業種交流会とか
   たくさんありましたねー。でもまったく意味ないんですよ。
   人脈というのは自分で意識するものじゃないと思うんです。
   
   自己犠牲の精神でどれだけ周りの人たちのために一生懸命仕事をしてきたかで、
   勝手にできるものだと僕は信じて疑いません。

   だってXXXX枚名刺交換しただけで、自分が困ったときに誰も助けてくれませんよ。
   ギブアンドギブアンドギブの精神で相手のためにどれだけ仕事したかで初めて
   協力してくれるものです。矢島さん、その学生に往復ビンタしてあげないと(笑)」

どうです?この方の仕事感、素敵じゃないですか?

次回もMさんでお送りします。お楽しみに!

皆さん、こんにちは

前回から”仕事ができる人の名セリフ”でしたが、ちょっとお休みして、
今回は、ある企業の中途採用責任者の方とお話する機会があったので是非皆さんにご紹介させて戴きたいと思います。

Hさんは、44歳、現在東証一部上場の某大手製造業のITから管理部門のバックオフィスを統括する最年少統括ゼネラルマネジャーでいらっしゃいます。バックグラウンドは経理なのですが、ITシステムからロジスティクス、経営企画までカバーする英語も堪能な大変優秀な方です。
実はHさんと私とは某日本オラクル時代の”戦友”でもあり、共に毎晩明け方迄!一緒にお仕事をしていた中でもあります。
現在は部門の中途採用責任者でもあり、日々候補者の面談をされていらっしゃる方で、ある一定の”物差し”で面接をされています。ご自身も数回転職をされているので、企業側の立場と候補者側の立場の双方をご理解された上で現在の物差しを構築していらっしゃると思いますので是非参考になさって下さい。

私  「Hさんはいつも面接でどのような質問をされるのですか?」

Hさん「いくつかありますが、まず、

   ①”会社が採用したいと思っている人材ってどんな人だと思いますか?”
   と聞きます。

   この質問をすると大体「会社に貢献できる人材」と答える人が多いですね。  
   間違ってはいません。が、あまり、おもしろくないですね(笑)。
   
   私は“一緒に働きたい人”だと思っています。

   どんなに資格を持っていようが、立派な大学や会社出身者であろうが、
   “一緒に働きたくない”と思わせる人は、採用されません。
   面接官はその候補者と“一緒に働きたいか?”を無意識であっても見ているのです。
   逆にいえば、その候補者を理解するのに不要な質問、例えば、資格や前職の細かい
   仕事内容ばかりきいてくる会社には合格しても入社しないほうがいいんじゃないですかね
   (笑)優秀な面接官というのは大体仕事でも優秀な方が多いです。面接官に優秀な人材を
   配置しない会社は人材を使い捨てるロクな会社ではないと思っています。

私  「なるほど。では、面接の場で、“一緒に働きたい”と思わせるにはどうしたらいいと
   思いますか?」

Hさん「そうですね。なるべく素の自分を出すことです。これは実は非常に難しい。
   何でも話してしまったら別の意味で落ちてしまいます。「転職動機は何ですか?」と
   聞くと大体「自分を成長させるため」とか「顧客の近くで仕事がしたい」とか色々
   ですが、それは本心でしょうか?相手はそれでその人を理解してくれるでしょうか?
   別に「今の上司が嫌な奴だから」と話せといっている訳ではなく、本当の理由を例え
   ネガティブであっても話をしたほうが良いですよという意味です。
   それがないのであれば、そもそも転職は勧めません。どこの会社も嫌なことはあります。
   もし本当の理由があればそれを素直に話をしてくる人のほうが良いです。
   面接官は何十人、何百人と面接をしており、自身も転職者の場合が多いです。美談など
   聞きたくはありません。自分という人を理解してもらえるような話をしてもらったほうが
   いいですね。」

私  「なるほど。テクニカルな要件もさることながら、ヒューマンスキル、その方の持つ
   人間性のような気もしますね。でも採用試験の場で素を出すというのは難しいですね。。
   誰しもが素を出せば良いというと勘違いしてしまう人もいるような気がしますね(笑)
   他にはどのような質問をされるのですか?」

Hさん「そうですね。他には、
   
   ②”30歳のビジネスマンと40歳のビジネスマンの違いはなんだと思いますか?”
   
   と必ず聞きます。
   ほぼ全ての方が「経験」と答えます。間違いではないのですが、どのような経験
   でしょうか?ただの年月であれば50歳の方が仕事ができますね。仕事の80%は
   体力のある20代、30代のほうができるのです。残りの20%になるためには
   どのような経験なのでしょうか?

   私なりに”正解としているもの”は

   (1)”失敗の経験の数”です。

    例えば、40歳であればその失敗の内容とそこからの汎用的に学んだことは何か
    (=どの会社でも活かせることを得たか)という話を聞きます。
    
    ・これは、まず失敗を恐れず自分のスキル以上の仕事にチャレンジしてきたか?
     コミット&チャレンジをしてきたかということです。
   
    ・次に、その失敗から何を学び、どのような引き出しを増やせたか、またそれを
     次に活かすことができたか?です。

    30歳位になれば任された仕事のリスクもある程度は読めるようになり、
    失敗を回避することはできるでしょう。でも私から言わせれば、失敗しないような
    仕事を選んでいるだけなのです。それでは成長はできません。
    20代が成長するのは失敗を続けるからです。30代で失敗を、大きな失敗を
    続けてそれを克服していけば、30歳とは違う40歳のビジネスマンになること
    ができると思うんです。
    これは決してネガティブな話ではありません。仕事のできる人、その面接官は
    過去、大きなリスクにチャレンジしてきた人、失敗を恐れなかった人たちなのです。
    
   (2)上記を踏まえた上で初めて「経験」となるので、その経験をどれだけ持って
      いるか?ということになります。

私  「なるほど。ということは30歳までにどれだけ失敗と学びを行ってきたかで、
    40歳を超えて、◎組と×組に分岐するとも言えますね」

Hさん「そうですね。
    転職市場はその方の力量が問われる大変な世界だと思います。現職で優秀
    であっても、市場で、また他企業から優秀だという評価を得られる保証は
    ありませんので、覚悟が必要だと思うんです。ですから、その覚悟を以って
    転職活動をして下さいと皆さんに申し上げたいですね。とはいえ失敗すること
    も多いでしょうが(笑)でもそこから学べは良いと思うんです。」

私  「なるほど。Hさん、ありがとうございました。」

如何でしたでしょうか?

次回も”仕事ができる人”シリーズをお送りしたいと思いますのでお楽しみに!