上永谷 | ロドさんの繪ブログ「一期一繪」

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団塊の世代のラストランナー。想い出深い海外駐在当時も振り返りながら「日本再発見」ということで国内あちこちのスケッチを織り交ぜて気ままに、「人生はFESTINA LENTE(ゆっくり急ごう)」

 


横浜市営地下鉄未下車駅シリーズ

 

 

B01湘南台駅(藤沢市:2021年11月)

B02下飯田駅(泉区:2022年1月)

B03立場駅(泉区:2022年1月)

B04中田駅(泉区:2022年1月)

B05踊場駅(泉区/戸塚区:2022年1月)

B06戸塚駅(戸塚区:2022年2月)

B07舞岡駅(戸塚区:2022年2月)

B08下永谷駅(港南区:2022年2月)

 

と来て、今日は、B09上永谷駅(港南区)だ。

 

 

初めての地上駅、しかもブルーラインの1号線(関内駅ー湘南台駅)では唯一の高架駅それも島式プラットホームが2面で4線の拠点駅だ。

 

この駅には車両基地があるため乗り換え駅(始発駅)でもあるので、接続鉄道の無い駅としては、ブルーライン内で最多の乗車人員で、最少の舞岡駅の7倍。

 

例によって、改札口で付近案内図をチェック。

車両基地の存在感大で、アトラクションは少なさそう。

 

 

 

表玄関の駅南口にはバスターミナル(駅2階改札口レベル)の親切な案内板。

 

 

 

数少ないアトラクションは、港南図書館と馬洗川せせらぎ緑道と永谷天満宮だけ。

 

 

 

初夏ならこの駅前広場の藤棚がいいらしいが、今は季節外れで鉄棚も錆びているだけに寂しい。

 

B03立場駅にもあったイッテミヨーカドウもあるが、下永谷から続く広大な住宅地のようだ。

 

 

 

 

ついでだから、てくてくガイドに従って、先週野毛の中央図書館で借りた本を港南図書館で返した後、てくてくと馬洗川緑道を探したが見つからなかったので、作戦を変更して見晴らしの良さそうな丘へ向かう。

 

てくてく走る人10分で

 

日本三躰「永谷八幡宮」だ。

10分で十分だ。

 

 

 

姪っ子の受験成就を祈ったのち厳かに丘に登る。

 

 

太宰府の方角

 

丁度梅が見頃。

 

 

 

頂上付近の浅間神社からは横浜方面がよく見える。

 

 

ここから少し下って、邪魔にならないところで一枚。

 

 

 

 

太宰府がある西方向にに登ったが富士は見えなかったが、前回登った下永谷の名も無い丘が見える。

 

 

 

さらに左に振ると日限山団地が見えた。

 

 

 

帰りがけに先ほどの馬洗川の探検へ

 

てくてく走る人

 

 

 

今は暗渠となっている馬洗川の馬洗橋交差点の真上に架かる立派な歩道橋から、新横浜方面に繋がる市の幹線道路「横浜市環状2号」を見る。

 

道路中央の平戸永谷川(馬洗川)は相模湾へ。

西隣の下永谷駅はこの川下にあるから下永谷で共に相模国だ。

納得。

 

 

 

一方、上り坂の反対側は磯子方向で、高架となっている国道16号(E16横浜横須賀道路)の先の丘の上が分水嶺となっているらしく、武蔵国を流れる日野川は東京湾へ流れている。

 

 

鎌倉街道の「最戸」はその丘の下の日野川沿いだ。

 

 

 

因みに、今まで見た記憶にある分水嶺は、軽井沢浅間山の中央分水嶺と、日本で唯一分水嶺が町なかにあるその名の通り日本海と瀬戸内海の分水嶺の故郷府中市の上下町だ。

 

 

つまり、横浜市の18区の中で港南区だけが相模国と武蔵国にまたがっているということだ。

 

 

武蔵はまだか!

 

先が見えないので、

 

小次郎は、てくてく走る人

 

先ほどの駅に戻る。

 

 

 

珍しい3階建ての駅舎に戻り、あざみ野行きの電車を待つ間に先ほどの天満宮の丘を。

 

 

市営地下鉄のために削られた神社の森が可哀そうな気がするが。

てくてく走る人

 

次回は、B10港南中央駅(地下駅)

 

地上にどんなサプライズがあるか?

楽しみだ。