晩秋の新宿御苑 | ロドさんの繪ブログ「一期一繪」

ロドさんの繪ブログ「一期一繪」

団塊の世代のラストランナー。想い出深い海外駐在当時も振り返りながら「日本再発見」ということで国内あちこちのスケッチを織り交ぜて気ままに、「人生はFESTINA LENTE(ゆっくり急ごう)」

 

定年退職後の充電期間も入れると、今月から4度目の「自由人」になったので、自由人としての初ブログということになる。

 

国勢調査での職業欄は一応「無職」だろうが、50年間の社会人としての業への執着があるので「自由業」ということに。

 

早速、その自由な午後を使って、お気に入りの無地のポストカードを買うために、世界一の品揃えとサービス(個人的見解)の画材の殿堂「世界堂」まで出かけたついでに、先月まで通った会社の近くで昼休みによく散歩をした「新宿御苑」に立ち寄ってみた。

 

コロナで1ヶ月半も延長してくれた年間パス(2,000円)は9月に失効したので、65歳以上半額(250円)の入場料を払って、世界堂に近い、新宿門から入園。

 

 

NYで言えば「セントラルパーク」(341ha)、ロンドンで言うと「ハイドパーク」(141ha)には負けるが、徳川家康時代の大名屋敷(内藤家)をルーツに持つこの公園(60ha)は、今は環境省管轄の「国民公園」、住所は新宿区内藤町11だ。

 

走る人

 

大好きな園中央にある「風景式庭園」へ。

 

新宿方向には、400年前の江戸時代からは想像もできない風景が広がる。

 

代々木の「ドコモタワー」(左)、「歌舞伎町タワー」(右)

 

 

 

NYやロンドンの公園と違って入園料を取るだけあって、また、アルコール、ペットは禁止だし、四季折々にゆったり散歩や樹木の鑑賞ができるよううまく企画、整備されている。

 

※なお、ここでは、1989(平成元)年2月、昭和天皇の[「大喪の礼」が行われた。[当時私は香港駐在中]

 

走る人

 

交差点には、エリアのE(東), N(北), S(南)の番号がついているので分かりやすい。

 

(案内パンフレット)

 

「整形式庭園」(西洋庭園)中央の花壇にはバラが花盛り。

 

一際優雅なピンクのバラは「プリンセスアイコ」

 

 

名物のプラタナス並木は秋の色。

 

 

南北二本のプラタナスの並木の間の傾斜になった芝生では気持ちよさそうにお昼寝?

 

 

♫プラタナスの枯れ葉、寒そな枯れ葉♫

 

懐かしい「ランチャーズ」の1967年11月のデビュー曲「真冬の帰り道」をつい口ずさ見ながら、今は閉鎖されている正門に寄っかかって、「歌舞伎町タワー」の方向を一枚。

 

 

 

最近、プラタナスさんは街路樹としては嫌われているらしい。

 

(出典:2021年11月3日「朝日新聞」)

 

プラタナスといえば上海フランス租界の縦横無尽に走る整然とした街路樹の路を思い出すなあ。

 

走る人

 

 

「日本庭園」では、秋といえば菊で、菊花展の最中。

 

 

あの「桜を観る会」も、ここで開催されたものだが、これは、10月桜?

 

 

陽がかなり傾いてきた。

 

 

園の中央にある「三角花壇」中心部に植えられた花は、「アルテラナンテラ」

 

花の名前は面白い。

 

(ツワブキ)

 

 

4時の閉園時間のアナウンスが流れてきた。

次回はゆっくり花、木を観察しよう。

 

 

思えば何度もここでスケッチしていたな。

 

(2011年11月)

 

 

(2016年12月)

 

(2017年6月)

 

 

 

(2018年1月)

 

(2018年7月)

 

 

(2019年3月)

 

 

そして、世界堂から、IKEAらしくないIKEA店舗を経由してメトロ副都心線新宿三丁目駅へ。

 

走る人

 

 

 

電車

 

よく歩いた後は、三軒茶屋駅で途中下車して故郷の「府中焼き」だが、5時の開店準備中に到着したので、少し奥へ路地探検。

 

 

本日の開店一番客で入店。

 

ビール、ホッピー(黒)、一品料理数品、そしてメインは「府中焼き」(スジコントッピング)、今日はマヨ無し。

 


6時頃からはお客さんも増えてきて、いい酔い、いい時間となり、満足(脚)で、外に出た6時半は、もう完全に夜。

 

 

平日の6時半過ぎの東急田園都市線(急行)は、サラリーマン、OL、学生さん、自由人?で一杯だったが、コロナ前に比べると、リモート、フレックスで混雑度は低いかな。

 

電車

 

秋の夜は早いのか、遅いのか。

 

あと2ヶ月で今年も終わる。

 

来年は年男(虎)だ。