丸の内で働く社長のフロク Powered by アメブロ -34ページ目

ミラノに入りました

ミラノに入りました。




気温は東京と変わらないのですが、
やはり底冷えというんでしょうか。
体感気温は3~4度低い気がします。




こちらには昨日の夜に入りまして、
眠いのを我慢して夜12時(日本の朝8時)くらいに就寝。
案の定、4時(日本の昼12時)くらいに目が覚めて、寝不足です。




それにしても、イタリアへの入国審査の簡便さには驚きました。
入国に当たっての簡易なビザ申請用紙のようなものがあるのだろうと
思っていたのですが、それもなく、単にパスポートの提示だけ。
しかも、入国審査のゲートでは何の質問もなく、無造作にパスポートに
スタンプが押されるだけ。
ゲートを通る際に携帯電話で通話中だったのですが、
そのまま何も言われずに通されました。




こんなのでいいのか?と疑問に思いましたが…
色々な意味で世界が狭くなっているのだなと考えた次第です。



ミラノでは多少観光しました。


ミラノ


明日はトリノに入ります。
トリノでも1回は更新したいと思います。

マゾなビジネスパースン

先日ですが、2年ほど前にインテリジェンスを退職したメンバーが
私を訪ねてまいりました。



私、インテリジェンスを離れても元インテリジェンスだというだけで
やはり何かつながっている意識がありまして、「話したいことがある」
「相談がある」といったことでコンタクトしてくる元社員には必ず
会うようにしています。




先日やってきた彼はマゾな人で、自分の考えを否定して欲しいという
わけです。



共感して欲しいとか、賛同して欲しいならわかりますが、否定してくれと
言われても…



恐らく、自分の立ち位置や考えというものを確認したいのでしょう。



物分りのいい私としては、思いっきり否定しておきました。




なぜか満足げな彼…




組織の中での人間関係が希薄であることが今日の会社の特色
かもしれません。


社会全体を見ても人間関係はとても希薄です。
よく聞く話ですが、最近の大人は他人の子供を叱ることが出来ない…



私ももう大人なんでしょうが、他人の子供を叱った経験はありません。



社会全体での大人と子供の関係と同じように、会社(組織)の中で
叱る・叱られるということも少なくなっているようです。



そんなことで、最近の若いビジネスパースンは否定されたり、注意されたり、
意見されたり、そうしたことに飢えているのだと思います。



叱らない上司が増えるとマゾなビジネスパースンが増えるということでしょうか。

節分です



何で2月は28日しかないのか?
皇帝アウグストゥスが即位して、彼の誕生月である8月がAUGUSTになり、
前皇帝であるカエサルに因んでJULYとなった7月よりも1日少ないのは
うまくない。
ということで、2月を1日減らして8月に持っていったとか何とか…





改めまして、鎌田です。
早くも今年も2ヶ月目に突入。
早いものです。


さて、本日は節分であります。
皆さん、豆まきなどなさったことでしょう。





またもや、恥を忍んで…
私、節分と“太巻き”が切っても切れない関係であることを
今日まで知りませんでした。



いや、単純にお恥ずかしい。
が、しかし、節分に“太巻き”を食べるなどという習慣ありましたか?
私はなかった。断じてなかった。




きっかけは本日開催したインテリジェンスの新卒採用セミナーでした。
場所は京都。
(実は、2月2日から今シーズンの新卒採用セミナーをスタートしました。)




毎度の調子でインテリジェンスを学生の皆さんにご案内しまして、
そこそこ気分よく控え室へ。

そこにたむろすインテリジェンス若手社員たち。
当然ながら関西勤務のメンバーたちです。


K「そういえば、今日は節分だな~」
ある社員「Kさん、“太巻き”食べました?」
K「はあ?」
違う社員「あんまり関東じゃやらないんですよねー」




何と!節分には“太巻き”を黙ってかじりつくのが習慣(風習?)とか…
関東在住の皆様、太巻き食べていますか?
私にはそういった習慣は全くなく。




更に掘り下げると、最近は(?)東京でも節分にはコンビニなどで太巻きを
売っているとのこと。
全く知りませんでした。




節分を迎え、いよいよ厄年となる年齢まで知りませんでした。
そんなことで、良い節分を!

企画不発

Ⅰ社社員向けに2300枚年賀状を書いたわけですが、
この企画が不発に終わりました。




昨年の年賀状はA4判サイズにして、目立たせる企画だったのですが、
これは「単なる広告」と誤解されて捨てられてしまったり、
年賀状ではないと思った郵便局が年末に配達してしまったり…
そんなことで、形態で凝ることの限界を感じていたわけです。




そこで、今年は!
スクラッチカードで当たったら、オリジナルグッズプレゼント!
という企画を考えたわけです。




9個のスクラッチ部分を3つ削って、同じ絵がそろったら、
オリジナルグッズプレゼントとしたわけです。


確率計算では、7%程度の”当り”が出る予定だったのですが、
約1ヶ月経過してほとんど”当り”が出ない状態。



今回の企画を通して、私としては…
(ここから想像です)





A社員:「Kさんの年賀状、当たった?」
B社員:「いや~、2つまではそろったんだけど、駄目だったよ~」
C社員:「俺なんか、ばっちり当たっちゃったよ。Kさんにオリジナルグッズ、
もらいに行かなきゃ~」





といった、社員間のコミュニケーション活性化があるであろうと考えた
わけですが、そんなことは全く起こらなかったようです。



極めて残念でなりません。
同じ年賀状が届くと、”当り”がばれてしまうと考えて合計16種類の
年賀状を作ったというのに…




しかも、当選確率を計算の上で、余裕を持ってオリジナルグッズを作った
にもかかわらず…
(当然、全て個人的な出費です。当たり前ですが…)



キーホルダー

グッズ2



グッズ3



ボールマーク(ゴルフで使うヤツ)

グッズ1


ご覧のようなグッズを作ったのですが、相当余ってます…


ブログをごらんの皆さんの中に「欲しい」というお声も混じっておりました。

差し上げたいのはやまやまなれど、どうやればいいかわからず…
何かアイデアがありましたら、ご教示ください。

またね

五輪壮行会

いよいよトリノオリンピックが近づいてきました。
何でも、日本国内ではこれまでの冬季五輪で最高の盛り上がりらしい。




そんなことで、昨日(1月22日)、
オリンピック日本選手団の結団式と壮行会に行ってまいりました。
(インテリジェンスはJOCのオフィシャルパートナーです)





こうしたオリンピック関連のイベントには初めて参加したわけですが、
久しぶりに自分が日本国民であることを思い出しました。

国歌斉唱など何年ぶりのことか…





壮行会では、お世話になっている荻原次晴さんにご挨拶いたしました。
荻原さん、これからもご支援・ご助力よろしくお願いいたします。


荻原


トリノオリンピックに出場する選手の皆さん、
是非とも頑張ってください!




私もトリノに行く予定であります。

頑張ってほしいと思います

私のコメントすべきことではありませんが、
巷ではライブドアショックといわれているようです。




ふと、2000年のことを思い出します。
当時も、同じようなショックといわれる事態が成長企業を
巡って起きました。


その当時はネットバブルの崩壊という事態になっていった
わけですが、今回の事態は日本経済の足元の状況から
考えて、そう長引くとは思えません。





これも、私の言うことではないのですが、ライブドア関連ではたらく

皆さんには頑張ってほしいと思います。
現在報道されている事柄の真偽については全くわかりませんし、
私のコメントするようなことでもありません。




しかしながら、少なくとも、この逆風下で働いている人たちにはエールを
送りたいと思います。





古い話ですが、私も1988年にリクルートコスモスに新入社員として
入社して、その年にリクルート事件を社会人1年目という全く緊張感の
ない立場で経験しました。



ある意味で、大変良い経験だったし(関連する方々には、恐縮な表現かもしれませんが、

お許しください)、逆風下で仕事をする面白みもありました。



善人ぶってこんな内容を…と思う方もいるかもしれませんが、ライブドア関連の
皆さん、是非頑張ってください!

形式コウシン

本日は午後から当社の中途セミナーがありまして、

この更新はその直前の時間を使ってやっております。




本来、この時間は普段なかなか手がついていない「ある資料」を

作る予定にしていましたが、結局手につかず…

ならばブログを!となったわけであります。




このような前置きで字数を稼ぐ態度をタイトルにありますように

形式コウシンと呼びたい考えです。

マージャンで例えるなら、形式テンパイ。

ノーテン罰賦を逃れることだけは出来るわけです。





そんなことはどうでも良いのですが、


先日当社のマーケティング部のメンバーから

「更新に困ったときには、鎌田さんの部屋からの写真とか

出せばいいんですよ」とのアドバイスがありましてので、

その通りのことをしてみます。




窓から




やってみましたが、全く何だかわかりませんね…

今日は雨が降っており、霞んでいて良く見えませんが、

遠くに薄ぼんやり見える緑色の屋根の建物が吹上御所だそうであります。



あろうことか皇居を見下ろす位置で仕事をさせていただいております。




手前に見えるビルの屋上は現在建設中の三菱商事さんの新本社ビルです。




どうでもいいのですが、通常皆さんはどのように写真を

アップロードしているのでしょうか?

私のような原始人の場合には、携帯のカメラで撮影しまして、

それを添付ファイルとしてメール送信して、それをアップロードしている次第。


すいません。本当にどうでもいい内容でした。

これからセミナーに向かいます。

いい間違いシリーズ

いやはや、脱力であります。
というのは、30分ほどかけて書き上げたブログが消えてしまいました。


一度、書いた内容をもう一度書く無力感…
何ともいえませんが、
まあ、そんなことは良いとして、


先日の役員会での話です。
あらかじめ言っておきますが、ちょっと取り留めない中身です。
(でも、共感は得られる気がします)


年末最後の役員会で新年に向けた抽象度の高い話しをしておりました。
「来年以降は、ハンズを拡げていきたい」と熱弁を振るったわけです。
私が言いたかったのは、これからガンガンと自分たちの領域を拡大していきたいという
意気込みでした。





ハンズ?とお思いの方も多くいらっしゃるでしょう。
知っている人からすれば、なんと常識のない…とお感じかと思いますが、
皆さん、「版図」って、「はんと」と読むことをご存知でしたか?
恥ずかしながら、私、知りませんでした。
去年の年末まで、ずっと「ハンズ」だと思っていました。


うーん、恥かしい。
会議出席していたメンバーから、会議後に「あれは版図(はんと)ですよ」と
そっと耳打ちされたのが更に恥かしい。






同じような間違いで言うと、
「生かすも殺すも我々次第で、その決定権は我々が持っているのだ」
ということを言いたくて…
「殺生与奪(せっしょうよだつ)の権は我々が持っている」と力強く言ったら、
「それを言うなら、生殺与奪(せいさつよだつ)でしょ」と指摘されたこともありました。


惜しい。
実に惜しい。
殺すと生かすを逆にしていました。
(そんな殺生な…)






それから、こんなこともありました。
よく「知己を得る」といいますよね。
「彼とは10年来の知己だ」とか…
「知己を得る」って言えば、何らかのきっかけで知り合ったという意味でしょう。
皆さん、「知己」って何て読むかご存知か?


恥ずかしながら、私、ずっと「ちこ」だと思ってました。
それが「ちき」だとは…


「チキ」も「セイサツヨダツ」もⅠ社では学長と呼ばれる知識人の
F役員が教えてくれました。





いくら恥知らずの私でも、思いっきり言い切って、それが間違っていると
なるとやはり恥かしい。
トップとしての威厳にもかかわる(何つって)。
「わざわざ難しい言葉を使うから間違うんですよ」と言われることもあります。
でも、それじゃ表現力が乏しくなる!
間違っても、指摘されれば、新たな学習になるわけでして…。





思い出せば、子どもの頃、母によく言われました。
「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」。
(「聞いてないじゃない」とかいう余計な指摘は結構です。)
まあ、「間違っていますよ」と指摘してもらっている間が花なのでしょう。
うん?この場合のハナは華か??


おやすみ

明けましておめでとうございます

皆様

明けましておめでとうございます。



せわしない年末が終わったかと思えば、

早くもせわしない年始がスタートして…

すでに忙殺モードに突入しています。




忙しがり屋は性分でしょうか。

「忙しい」「忙しい」といって安心するタイプの人がいますが、

まさしく私もその一人です。





忙しくない自分が怖いタイプ。

とにかく時間に追われているように自分を仕向ける傾向があります。

これはいけない。これはいけません。





”忙しがり屋”に発展はありません。

そもそも忙しい仕事の仕方になっていること自体がセルフコントロールの

ない証拠。

もっと計画性を持って、

もっと狙いを定めて、

もっと余裕を持って、

などと考えるわけですが、どうも忙しさに浸ってしまいます。





そう、今年は”忙しがり屋”を解消して、ブログを継続する余裕を持たねばなりません。

そんなことで、今回は年始のご挨拶代わりということで…



またね

14歳がターニングポイントとか…

先日、東京大学の玄田有史助教授のお話を拝聴しました。



玄田先生はNEET研究の第一人者。
私も玄田先生の近著は読ませていただいておりました。




何でも、若者がニートになるターニングポイントは14歳だそうであります。
14歳頃に働くことで何かを学び、失敗体験することが重要とか…







私自身、よく覚えているのが、高校生になって(14歳過ぎてますが)、
初めてやったアルバイト。
友人たちと共に、某アルバイト雑誌(いまや競合)を見て、高校生でも
出来るアルバイトを探したものです。





その中で目にとまったのが、後楽園球場のホットドック・弁当の販売でした。
後楽園球場・・・年齢がばれますが、東京ドームの前身というか何というか…
水道橋の駅の近くにそびえる野天の球場があったわけですが、そこでは
高校生でもできる弁当販売のアルバイトがありました。





後楽園球場といえば巨人軍の本拠地。
当時の巨人軍はV9時代を過ぎたとはいえ強かった。
圧倒的な人気でした。
その巨人戦のナイターに弁当売りに行くわけであります。




友人と連れたって、水道橋駅に到着するのが夕方4時頃でしたかね。
赤・青・白のツナギに着替えまして、ホットドックとか弁当とかを担いで
売るわけであります。
何が良かったって、給料が週払い。
現金渡しです。(今じゃ考えられませんな)
そして、完全な出来高制でありました。



もう四半世紀くらい前の話ですが、考えてみると当時、後楽園球場で
売っていた弁当の値段は今と大して変わらなかった。
確かとんかつ弁当が950円とか、幕の内弁当クラスだと1100円とか、
そんなプライシングでしたが、歩合給が販売価格の10%くらいあったわけです。






当時は商売感覚など全くない高校生でしたが、わざわざ水道橋まで行くわけで、
当然なるべく稼ぎたいと考えるわけです。






まずはじめの勝負は弁当を売らせてもらうことでした。
なるべく早く学校を出て、猛ダッシュで後楽園球場へ!
弁当の歩合給は1個あたり100円くらいなのに対してホットドックは販売単価が
低いために歩合も30円くらいでした。
同じ販売活動でこの差は大きい!



ところが、暇な大学生が昼過ぎくらいから職場に入るために、数に限りがある
弁当販売の職を奪われてしまうわけです。
そこで、猛ダッシュです。とにかく早く球場に到着することが重要でした。





更に重要なのは販売方法です(当たり前ですが)。
これは、勉強になりました。






最初、弁当を担いだときには、とにかく球場をくるくると回ることを考えたわけです。
当時の後楽園球場では、販売員は内野席だろうが外野席だろうがとにかく
往来は自由でしたから、とにかく右回りなら右回りでくるくる回っていたわけです。




ところが、それでは業績が大して上がらない。
大学生の中には自分よりも良く売っている人がいる。
何か方法があるはずだと考えたわけです。




まあ、簡単なことなんですが、一番買ってくれそうなところに集中しようと。
となると、バックネット裏でした。
バックネット裏には、法人からもらったチケット類をたくさん持った優良な
顧客が集中していました。
ましてや、バックネットのネット近くで張り付いて観客側を見渡せば、
扇状に客席を捉えることができる。
極めて効率的に発注を受けられるわけです。





それに気付いて以来、バックネット近辺以外に売りに行くことはありませんでした。
友人たちとの売上の差は倍くらいはあったでしょうか。
まあ、販売のコツは一切明かしませんでしたけど…





この体験は勉強になりました。
稼ぐことに興味があるとか何とかというよりも、どうすればもっといい結果が
出るだろうかと知恵を絞るというのが良かった。





玄田先生の話は単なる枕になってしまいましたが、
そんなことで、Ⅰ社としても「14歳の課外授業」に貢献していこうと
考えはじめております。
いずれ披瀝できる時がきたら、具体的に書きたいと思います。