いやはや、脱力であります。
というのは、30分ほどかけて書き上げたブログが消えてしまいました。
一度、書いた内容をもう一度書く無力感…
何ともいえませんが、
まあ、そんなことは良いとして、
先日の役員会での話です。
あらかじめ言っておきますが、ちょっと取り留めない中身です。
(でも、共感は得られる気がします)
年末最後の役員会で新年に向けた抽象度の高い話しをしておりました。
「来年以降は、ハンズを拡げていきたい」と熱弁を振るったわけです。
私が言いたかったのは、これからガンガンと自分たちの領域を拡大していきたいという
意気込みでした。
ハンズ?とお思いの方も多くいらっしゃるでしょう。
知っている人からすれば、なんと常識のない…とお感じかと思いますが、
皆さん、「版図」って、「はんと」と読むことをご存知でしたか?
恥ずかしながら、私、知りませんでした。
去年の年末まで、ずっと「ハンズ」だと思っていました。
うーん、恥かしい。
会議出席していたメンバーから、会議後に「あれは版図(はんと)ですよ」と
そっと耳打ちされたのが更に恥かしい。
同じような間違いで言うと、
「生かすも殺すも我々次第で、その決定権は我々が持っているのだ」
ということを言いたくて…
「殺生与奪(せっしょうよだつ)の権は我々が持っている」と力強く言ったら、
「それを言うなら、生殺与奪(せいさつよだつ)でしょ」と指摘されたこともありました。
惜しい。
実に惜しい。
殺すと生かすを逆にしていました。
(そんな殺生な…)
それから、こんなこともありました。
よく「知己を得る」といいますよね。
「彼とは10年来の知己だ」とか…
「知己を得る」って言えば、何らかのきっかけで知り合ったという意味でしょう。
皆さん、「知己」って何て読むかご存知か?
恥ずかしながら、私、ずっと「ちこ」だと思ってました。
それが「ちき」だとは…
「チキ」も「セイサツヨダツ」もⅠ社では学長と呼ばれる知識人の
F役員が教えてくれました。
いくら恥知らずの私でも、思いっきり言い切って、それが間違っていると
なるとやはり恥かしい。
トップとしての威厳にもかかわる(何つって)。
「わざわざ難しい言葉を使うから間違うんですよ」と言われることもあります。
でも、それじゃ表現力が乏しくなる!
間違っても、指摘されれば、新たな学習になるわけでして…。
思い出せば、子どもの頃、母によく言われました。
「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」。
(「聞いてないじゃない」とかいう余計な指摘は結構です。)
まあ、「間違っていますよ」と指摘してもらっている間が花なのでしょう。
うん?この場合のハナは華か??