りぃぶっく(BIG BANG 妄想小説) -2ページ目

りぃぶっく(BIG BANG 妄想小説)

RISAの自己満日記です(*>ω<)ノ
倖田來未、BIG BANG情報やBIG BANGの妄想小説もやってます。



最近、小説が行き詰まってきてしまったので気分転換にBIG BANGのMVストーリーを自己流小説にしてみたいと思います!








MVのイメージが崩れてしまう方は見て頂かないほうがよいかと思います。









まずは第一弾「ハルハル」







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*✩*✩*✩*✩*✩*✩*✩*✩*✩*✩*✩*✩*






 



「急性白血病です。」









それはなんでもない日での出来事だった。








最近、疲れやすく体調も悪かった為病院へ行った。






血液検査の結果を今日は聞きに来たのだった。







先生は酷な宣告に慣れているのか、顔の表情を変えずに丁寧に話してくれた。












「…な…おる…んですよね?」








やっと出た一言がこれだった。







「残念ながら……もって一年間かと…」








頭が真っ白になるという表現はこの事だろう。





その後医者から細かな説明を受けたが、全く頭には入ってこなかった。











…とりあえず…きょうは…かれが…くる。













カエラナキャ…。











どうやって家まで辿りついたのかはわからない。









わかるのは、私はもうすぐ死ぬということだけ。








「…ーい!おーい!サラ聞こえてる?」



  




「…タプ…。」







玄関でボーとしていた私を何度も呼んでいたらしい。








「すっごい雨だったね。こんなにびしょ濡れになって、天気予報見てなかったの?」











タプに言われて、自分が初めてずぶ濡れだと気づく。









タプは小さい頃からの幼馴染。
一つ上のお兄さんみたいな存在だ。









「…あれ?ボクサーは?」







ボクサーとは私の飼っている犬。


犬種はボクサー。



名前をつける時、候補がありすぎてそのままボクサーになってしまった。








「そうだ…私。ボクサー散歩していて……」






あろうことか、可愛いペットを病院へ忘れてきてしまった。









「ちょっと待って。」






ボクサーを迎えに行こうと玄関のドアを開けるのをタプが止めた。







「サラ…なんかあった?」





今まであった出来事を言っていいのか戸惑った。





どうせバレるのに。







「……ボクサーはどこにいるかわかる?」







「………総合病院。」







「病院?………


とりあえず迎えに行ってくる。」








その時だった。




急に視界がグルグルして、立っていられなくなった。






「サラ?!!」






タプの声と共に気を失った。


















夢を見た。





「彼」と一緒にいる夢を。







夢の中の私たちはとても幸せそう。








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「ら……さ…!…サラ!」






誰か声で目が覚める。








「サラ?!!」







私の事を呼ぶ人物が視野に入る。






「……ジヨン。」







「ヒョンからサラが倒れたって聞いて…大丈夫?」







「うん…平気。最近体調悪くて、今日病院から薬貰ったから。」








横になっていた体を起こす。






部屋の入り口にはタプも立っていた。










「そっかぁ~…よかった。マジで俺死ぬかと思ったよ」










死ぬ…










「……そんな訳ないじゃん。大げさね、ジヨンは。」







「今日はもうゆっくり休んでて!体調良くなったら買い物行こう♪」







「うん…。ゴメンね?ジヨン…」







「そんな悲しい顔するなよ!また会えるんだから!」








私のおでこにチュっとキスをするとジヨンは可愛い笑顔ではにかんだ。






「おいおい…そうゆうのは人のいないところでやれよ。」







「へへへっ~♪」





ジヨンは最後にこちらに手を振って部屋を出て行った。







「……で?なんか言う事あるんじゃない?」









タプは鋭い目線で私を見据えた。








「………白血病だって…。」








「はっ…けつびょう?」






「しかも、あと一年は持つかどうかって言われちゃった」







私はカラ笑をした。









「な…にヘラヘラしてるんだよ!」







いつも怒鳴らないタプが叫んだから、少しびっくりした。







しばらく沈黙が続く。







「手術しても治らないのか?」







「骨髄が見つかれば…違うのかな…」







自分の事だけど、自分の事じゃない言い方をした。







私には両親がいない。
兄弟もいない。

頼れる親戚もいない。





簡単にはドナーは見つからないと思っていた。









「…ジヨンは?…この事…知ってるのか?」










「………知らない。」










「まず、ジヨンに言わないとダメだろ。」










「……言わない。」








「はっ?!」










「ジヨンにはこの事は言わない。」








「!!っいつかバレるだろ!」










「……バレなきゃ……いいんでしょ?」







「……言ってる意味が…わからないんだけど?」













「タプ。お願いがあるの……」


















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ジヨンと知り合ったのは家から10分の所にある公園だった。











「ボクサー引っ張らないでよ~」








ボクサーを飼い始めたばかりでいうことを聞いてくれない。









今日に限ってタプはお仕事で男手もいなかった。








ボクサーは私をお構いなしで1人で暴走してしまった。









「行かないの~ボクサー泣」









「うおっでかっ!」







ボクサーが走って行ったであろう先から声が聞こえる。







急いで行ってみると、犬を散歩中の男の人に絡んでたみたいだった。







「こっこら!ボクサー!!すみません!大丈夫ですか?」







「ボクサー?」





いきなり男の人が笑いはじめた。






「えっ…と…」







「あっごめんごめん。ボクサー犬なのに名前がボクサーだったから」






顔が紅潮するのがわかった。
初めて自分のセンスのなさに恥じらいを感じた。






「…サラさんだよね?」






「えっ?」






顔を見ても初めて会う人だった。








「俺、タプヒョンの後輩なんだ。いつもサラさんの事はヒョンから聞いてるからすぐわかった。」







「タプの後輩だったんですね!あの…サラで大丈夫です。」











「そう?じゃサラよろしく!俺はジヨン。ジヨンって呼んでね。」








一目惚れだった。








少し寂しげな雰囲気をもつ彼は、笑うと可愛らしい、相手の心の癒すことの出来る不思議な人だった。













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「本当に……それでいいのか?」







タプがこれを聞くのは3回目だった。







「うん。………最後くらいは私の好きにさせて。」














あまり時間はない。




私はジヨン以外のいつもの4人を集めた。







皆、私の話を聞いて声にならないようだった。









ヨンべ「でも…その選択肢でジヨンは喜ばないと思うよ。」






ヨンべは彼と小さい頃からの大親友。








テソン「…あまりにも残酷すぎます。」







スンリ「俺は反対だ。」







テソンとスンリはジヨンの後輩だ。








「皆には無理言ってると自覚してる。……でも、私を想ったままいなくなったら……ジヨンがどうなるか…想像するだけで嫌なの。」








どこか寂しげな雰囲気の彼。







彼は小さい頃、お母さんに捨てられた。







男がいないと生きていけない人だったらしく、ジヨンを置いて出て行ったと聞いた。








タプ「皆、サラのわがままはいつも聞いてるんだ。いつもどうりに今回も聞いてあげよう。」








スンリ「タプヒョンはいつもそうやって甘やかす!」








「みんな、本当にごめん。ありがとう。」










決行は近日。ヘマは出来ない。











車の中で辺りの様子を伺うスンリ。






スンリがブレーキランプを踏んだら作戦開始の合図。









彼の楽しそうな声が遠くから聞こえる。











目をつぶって決意を固める。








私はこれから残酷な事をする。













彼の声が近づいてきたのを確認すると、タプがサラの髪を触れる。








通りかかったジヨンが当然それを目の辺りにして、動きを止める。






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「っなっ?」






互いの手をとるサラとタプ。






「なん…で、あいつら…」






一緒にいたヨンべとテソンも見ていられず、目を逸らすばかりだった。






サラは何かを決意したかのように静かにため息をつく。





そして左手の薬指にはめてあった指輪を抜き取りタプに渡す。




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タプは少し驚いた顔をするもの、それを受け取った。






それだけで全てを悟ったジヨン。







信じていた彼女の裏切り。



信頼していたアニキの裏切り。







その二つ現実が重なったジヨンは左手薬指の片割れを触れることしか出来なかった。








指輪を渡すとサラはジヨンを背に歩きだす。






タプもまたジヨンを背にサラの後に続く。







それを追いかけるジヨン。






「おい!」




ジヨンの呼びかけにも答える様子のないタプ。






「おい!待てって!」





なかなか振り向かないタプの肩をつかむ。





「今のどうゆう事だよ?」





「どうゆう事ってその目で見ただろ?」





「見ただろじゃねぇ!ちゃんと説明しろって言ってんの!」







「冷静になれジヨン。説明してどうする?サラが指輪を外した。それでわかるだろ?」






ヨンべ「おい。二人ともやめろって!」






二人の輪に入って止めに入るヨンべ。






「あぁ!これで分かったよ。前からサラの事ずっと好きだったんだろ??」





「はっ??」





「好きだったけど、気持ち伝えても上手くいかないって自分で分かってたんだろ?」






「……」






「どうゆう弱味を握ってサラを落としたのかは知らないけど、弱虫で卑怯者だな?」






ジヨンが暴言吐いても仕方ないとわかってるタプ、じっとジヨンの話してるのを聞くだけだ。






「サラもサラだ!あんな女だと思わなかった。二人ともくたばれ!」







「くたばれ」という単語にタプもキレた。





忍耐の緒もキレ、ジヨンをつけとばす。





「いい加減にしろ!くたばれだ??言っていいことと悪いこともお子様だからわからないのか?」






「はっ!やっと本性出したか!」





「頭の中もお子様だとおもったら、目も節穴か?救いようがねぇな!俺が彼女を狙ったんじゃない。彼女が俺を選んだんだ!」






テソン「ヒョン!やめてください!」






タプの言葉に何も言えないジヨン。







「悔しかったら、殴ってみろよ?」






その言葉を合図にジヨンはタプを殴る。





スンリ「ヒョン!やめて!」








その返しにタプもジヨンを殴る。





二人とも殴り、殴られるを繰り返した。





地面に倒れこむタプ。



そのタプの胸ぐらを掴むジヨン。





「あいつは俺の女だ。」






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一向に喧嘩をやめない2人。


それを止めに入るヨンべ達。






怒りを抑えられずに近くにあったゴミ箱を蹴るジヨン。





そのままジヨンはみんなに背を向けて歩き出した。








テソン「ヒョン!大丈夫?」





ヨンべ「ちょっとやりすぎじゃないのか?」






「悪い。ちょっと熱くなりすぎた……」






それはヨンべ達に言ったのか、ジヨンに言ったのかはわからない。






去って行くジヨンの後ろ姿をタプは見ていた。










家に戻って彼女と撮影した動画を見るジヨン。





むしゃくしゃした気持ちは収まらない。





どうして?





あんなに幸せだったのに……






彼女にとって、所詮俺はその程度の男だったのか?





イライラから今度は深い悲しみへと変わる。





自然と涙が流れ落ちる。





ジヨンはその涙を乱暴に拭き取ると、シャワールームへと向かった。






涙は止まらない、怒りも収まらない。







こんな気持ちになるなら一層、彼女と出会わなければよかったのに…






裏切られた彼女、憎いはずなのに思い出すのは彼女との幸せな日々。






彼女だけは…簡単に忘れられない…







こんなにまだ愛してるのに…






自分の気持ちをクリアにしたくて、目の前に写る鏡の自分を殴る。






鏡はヒビが入り殴った跡がつく。








「ああああぁぁぁぁあ!!!」







ジヨンは子供のように泣いた。







大声を出しても気持ちは晴れることはなかった。



最近アメブロの本文入力数が減ったので、前回の50話修正しました!
終わり方が少し変更されてます!





確認して下さいね(●^ω^●)











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「その反応だと覚えてないよね?」








少し考えてみる…








「本当に覚えてない?フフっ…噂通りの人なのね?それとも興味がない女の事はすぐ忘れちゃうとか?」








記憶を辿ってみる。






確かに愛梨を手放してからある適度夜遊びはした。






けど一緒に呑むまでだった。







何人かとそうゆう雰囲気になって試みたけど、結局は愛梨の温もりを消したくなくて抱くまでは至ってない。







「ほら、一杯奢ったじゃない?」








「いや、俺は女には奢らせた事ない。」










「それじゃ一杯奢って?」







何がしたいんだ?この女。






それより、愛梨が戻ってこないかヒヤヒヤした。








「ごめん…
そろそろ連れが戻って…「あ~ちゃんって呼んで?」








そのフレーズで思い出した。







確かヨンべと喧嘩してむしゃくしゃしてた日だ。






その日はトイレで倒れその後の記憶がない。









「あー…あの時の…」









「貸切にしたって事は想い人とは上手くいったの?」








「あ~……どうかな……」







「じゃなきゃ貸切にしないでしょ。」







まじで記憶ない…
俺どこまでベラベラと話したんだ?










「あの日限りでいいと思ったけど、こうしてまた会えるなんて運命感じるね?」








あの日限り?






もしかして俺…

手出しちゃったか???






とりあえず適当に返事してみる。








俺の反応を見て満足そうに笑うアイ。






「ふふ。じゃまたね。ごゆっくり!」







『あ~ちゃん』は妖しい笑みを浮かべると、キッチンへと去って行った。









その会話を愛梨が聞いてるとは俺はこの時知らなかった。

















しばらくすると愛梨が戻ってきた。







沈黙が続く。









「このあと…行きたい所ある?」






「ないです。」






「ここのオムライス美味かった?」






「……ええ。」







???なんか愛梨の様子がおかしい。






「お店…出たい。」






愛梨がそう言うもんだから「わかった」







俺はそれだけしか言えなかった。







俺も少し『さっきの事』で動揺してるのかな。








お店に出る前にキッチンをチラっとみる。





アイは仕事に夢中でこちらの様子など目に入ってなかった。








以前、同じ様にクラブで会った女とそーゆう関係になった。






その時は、後で面倒な事になったけどアイはそんな雰囲気ではなかった。







女を武器には使うけど、執着心を持たないタイプというか…





遊ぶ男にとっては都合のいい女なのかもしれない。







俺がボーと考え事をしていると
「ジヨン!!早く行こ!」


前にいた愛梨が少し怒った表情をし店を出るのを促していた。










車に戻っても元気がない…というよりご機嫌が優れない様子の愛梨。








俺は軽くため息をついた。







「オムライスはお気に召さなかった?」







「…違う。」







「じゃどうしたの?トイレに戻ってから愛梨元気ないじゃん。」







「……。」







「気に入らない事あるなら言ってよ。さっきご飯食べてた時の愛梨は素でとっても可愛かったよ。」







それを聞いた愛梨の顔が少し紅潮したけど機嫌は治らないみたいだ。









「さっきの…」






「えっ?」







「さっきの子…」








それだけ聞いて何が言いたいかわかった。







アイとの会話を聞いてたんだ。





…でもどこからどこまで?







「あーアイの事?」






「さっきは『あ~ちゃん』って…呼んでた。」





「あれは…あっちが勝手にそう呼べって言っただけで、俺は呼んだ事ないよ。」








「でも、ジヨンはあの子の事……好きなんでしょ?」







俺が?アイを?







てか今日再会するまですっかり忘れていた存在だし。





もし「そーゆう仲」だったとしても、アイを好きになろうとは思わない。







俺はこんなに愛梨が好きなのに、この子は気づかないのだろうか。







愛梨は俺からの返事を待ってる様で、不安な表情をみせてる。












そんな事より、この状況って
まるで……








「…ヤキモチ焼いてるの?」








「!!!えっ?!」






さっきより愛梨の顔が紅潮した。











……まじかよ……








もう一度聞いてみる。





「愛梨。俺とアイにヤキモチ焼いてるの?」













俺がそう聞き返しても紅潮した顔を隠すかの様に下を俯くばかりだった。








やっべ…本当にヤキモチだったら嬉しすぎるんだけど…








「……ジヨン…モテるしね。」








本当にこの子は自分が可愛い事言ってるって自覚してるのかな。







「愛梨…一回抱きしめてもいい…?」






「えっ?」







俺は返事を聞かないうちに愛梨を抱きしめ様と腕を引っ張った。







「待って!!」







愛梨が叫んだ事によってその行為は止められた。








「…ジヨンは……私の事…どうおもってるの?」







どうおもってる?






そんなの愛梨の事愛してるに決まってる。






もう愛梨以上の人なんてあり得ない。








…でもそれを言ったところで、俺たちは半年前の関係に戻れるのだろうか。






愛梨は許してくれるだろうか。







どちらかというと愛梨が俺の事どうおもってるのか気になる。







答えがみつからず、不意に見つめられていた目線を外してしまう。









愛梨の掴んだ腕を外す。







「…ジヨン?」






「……愛梨は…俺の事どうおもってるの?」








いつものジヨンには想像出来ない、とても弱い声だった。







ジヨンの事は………素直な気持ちになると、






今でも好き。







ジヨンを見ると相変わらず、胸の奥がキュンとなるし。







さっきだって、ほかの子と仲良くするだけですごくモヤモヤした。








それに服装だって、メイクだって、ジヨンに近づきたくて大人っぽくした。







……でも、それを伝えて半年前みたいになったら?








せっかく心も落ち着いて、こうしてジヨンと話せる様になったのに。







そうなるくらいなら、今のままでいい。







「……ごめん。変な事聞いて。」








私はそう答えるのが精一杯だった。













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『で?認めたの?』






「……うん。」







『まっそんな事だろうと思ったよ。』









梓様にはどうやらお見通しだったようです。






『…でも…気になるのはジードラなんだよね~。絶対、愛梨にメロメロなはずなんだけど。』







「ジヨンは…優しいから。」







『まっあんた鈍いし。』







「えっ?!怒」






『…だったら…ジードラからあんたへの気持ち聞き出しちゃおうよ~!そうすれはあんただって納得する結果出せるでしょ?……良しも悪くも。』







「どうやって?」







『…まっ!あんたは仕事だけに集中してなさーい。まどかに迷惑かけないようにね?』






梓は言いたい事を言い終えると電話を切った。









梓「そろそろ、爆弾でも仕込んでみますか」











*✩*✩*✩*✩*✩*✩*✩*✩*✩*✩*✩*✩*








韓国の仕事はあと一ヶ月。






それまではジヨンと毎日いれる。…はず。








夏のカムバックに向けてBIG BANGは大忙しだ。







梓に言われたとおり、私も仕事をしに来てるんだからちゃんと集中しないと!







「おはようございます!」







スンリ「おはよーございます♪」








あっスンリ1人だ…。







私は周りに邪魔者がいないか見渡す。







スンリ「どうしたんですか?」







「あのね。ちょっと聞いてもいい?」







「はい!なんでも!」







「あの…半年前…「部屋。入りたいです。」







突然後ろから声かけられたからビクつく。






「…おはようございます。」







「あっ…おはようございます…」












スンリ「ソルさ~ん!なんで邪魔するんですか~僕せっかく愛梨さんから告白される所だったのにー」






「えっ?なっ?ばっ!ちがっ」







「へ~告白ねぇー」







なんか…聞いてほしくない人に聞かれたような…








スンリ「ジヨンヒョン!おっはよーございます♪」







後ろを振り向くと、超不機嫌のジヨンが立っていた。









「で?スンリ。誰が誰を告白だって?」











スンリ「い…やぁ~気のせいだったかな~?」






スンリはジヨンが機嫌悪いのを見て部屋の隅っこへと行ってしまった。







思わずそれを見て吹いてしまった。








それを見ていたジヨンが私のほっぺをつねった。






「誰を告白だって?」






「ひがう(違う)ひがう!(違う)しゅんりがきゃってに!(スンリが勝手に)」








「ったく朝から気分悪い会話きいたよ」






私のその言葉で満足したのかジヨンはニヤッと笑ったって呟いた。






結局半年前のこと聞けなかった。







スタジオに行くと円をつくって人だかりが出来ていた。






「おはようございます!…まどかさん誰か来てるんですか?」







「おぉ愛梨!実はね…」






「…愛梨?」





「えっ?!うっそ」









「やっぱあ~ちゃん!久しぶり♪」








ジヨン「げっ!」








「望くん!!久しぶり!」







「日本では会わないのに韓国で会えるとは思ってなかったよ。」








「望くんはどうして韓国に?」







「マネージャーが韓国のドラマでの仕事見つけてくれてさっ!しばらく撮影で韓国だよ。」







そう。




半年前読者モデルをやっていた望くん。




日本のバラエティに出てからヒットして、今では超売れっ子です。








「そんな事より……あ~ちゃんの方は大丈夫なの?」








「えっ?」






望くんは何も言わずにジヨンの方へと目線を送った。





周りにスタッフがいるから配慮してくれたのだろう。






「うっうん!普通に話せてるし大丈夫。」









「…ふーん。じゃ俺BIG BANGに挨拶してくる。」









望くんはまっすぐメンバーが座ってるテーブルへと向かった。






ジヨンはまっすぐ望くんを見据えていた。








「よろしくお願いします!今度韓国でも活動することになった俳優の望です。」







スンリ「望さーん!そんな硬くならないで下さいよ!僕たちと顔見知りじゃないですか!」







「いえ!先輩に馴れ馴れしくできません!」







望はまだ慣れない韓国語でぎこちなく挨拶した。








タプ「コソッジーヨン♪いいの?ライバル再登場だよ?」







「ヒョン…なんか楽しんでません?」








確かにこいつは安心出来る人物ではない。

まだ、愛梨の事密かに想っていたら結構厄介。






「お久しぶりです!」







「……やめろよ。…なんか気持ち悪い。」







「いえ。公私混同したくないので。」







相変わらず、英語の発音がよすぎて鼻につく野郎だ。







まどか「じゃBIG BANGの皆の撮影終わったら、望くんの撮影しますので準備お願いします!」








「はい。」






望は再びスタッフの輪の中へ戻っていった。








「あ~ちゃん、スタイリストになったんだって?ねぇちゃんから聞いた時はびっくりしたよ。」








「まだまだ成り立ての卵だけどね。」







「俺、撮影の服あ~ちゃんに頼もうかな?」






まどか「いいんじゃない?背丈もスンリと同じくらいだし。やってみたら?」






「はい!望くんよろしくね!」






ジヨン「ねぇ!撮影まだ?!」






まどか「…なにピリピリしてるの?」







「はっ?!してないし!」









すかさず、スンリがまどかのそばに来て、耳打ちした。








スンリ「コソっジヨンヒョン、ライバル出現でイライラしてるんですよ(´w`)」








まどか「あ~♪なるほどね!」








ヨンべ「ちょっとスンリ。静かにして。」









タプ「フフっ今日は楽しい撮影になりそうだなぁ~♪」









スタッフ「それじゃBIG BANGの皆さん、スタンバイお願いします!」








スタッフの呼びかけでスタンバイするメンバー。







今日は望くんのスタイリングあるから撮影風景はじっくり見れないかな~。







やっぱり無意識にジヨンに目がいってしまう。







いつもの人懐っこい性格と反して仕事モードの時になるとかっこいい。

と言うより最近は本当にエロい。





そんな事を考えてジヨンを見つめていると目が合ってしまった。







なんだか恥ずかしくてすぐに目を逸らしてしまったけど。







この間の車の中の出来事を思い出してしまいそうだったから。













撮影が始まるとそれぞれ個性が出ていて、スタッフの皆も目が離せない様子だった。









「あ~ちゃん、他にベルトって何があるの?」







私はというと、この後の望くんのスタイリングで精一杯だった。











*✩*✩*✩*✩*✩*✩*✩*✩*✩*✩*✩*✩*










パシャ







撮影早く終わんないかなぁ







「はい。ジヨン笑ってー」








てかさぁくっつきすぎじゃねぇ?







「ジヨン!笑顔笑顔~♪」







スンリ「ヒョン!笑顔笑顔ですよ!」








「…わかってる。」









わかってるけど、目の前の光景にどうしても気を取られてしまう。







この後の望の撮影のスタイリングを愛梨が任されたらしい。








異常に2人の距離感が近い気がする。







愛梨もなんで望の腰に手を回してるんだよ!←腰周り測ってるだけ。





てか首にも手を回してるし。←ストール巻いてるだけ。






もうそいつの髪の毛とか触るなよ!←帽子被せて髪の毛直してるだけ。







あぁ!見ててイライラする!







「ちょっと!休憩!」









スンリ「えっ?えーヒョン??」








タプ「ジヨンは束縛されるのは嫌だけど独占欲が強いからなぁ~」







撮影中のはずのスンリの大声が聞こえたので思わずそちらへ見てしまった。






と、同時になにやら不機嫌なオーラの出てこちらへ歩いて来るジヨンが目に入った。








「えっ何?」








「ったくモタモタすんなよ」






ジヨンは軽く舌打ちをするとアクセサリーの山に手をつけた。







「望は背が高いから、これをこうして…」







なんと私が悩んでた小物合わせをジヨンは軽々と終わしてしまったのだ。









まどか「うん。いいんじゃない!じゃこれで撮影して行こう♪」







ジヨン「ほら。まどかの許可も得たし愛梨の仕事はもう終わりだよな?」







「えっ?ちょっ!」







ジヨンは愛梨の手を引っ張った。







まどか「ったく。あいつわがまま王子なんだから。」






望「………あ~ちゃん!!」








望くんに呼ばれたから振り向く。







ジヨン「振り向くな。」







「はっ?」







あたしにどうしろって言うのよ!








「あ~ちゃん!またね♪」







「うっうん!」








ジヨン「ちっ…何がまたねだよ」









ジヨンは私をカメラマンの横に座らせた。








「ここにいてくれなきゃ集中出来ない。」







「いや…私も仕事残ってる…」







わたしがそう呟やくと、ジヨンはジロっと睨みつけた。





メンバーの皆も便乗して「ここにいて」コール。







おかげでかっこいいジヨンを見せられて、ますます好きになってしまった。









その日の撮影後……










「お疲れ様です!」







後片付けをするスタッフの音で溢れているスタジオ。









「ねぇ!」









意外な人に声をかけられた。








「…ヨンべ…さん?」






「仕事終わってないのにゴメンね。ちょっと話があって。」








「私…ですか?」







「うん。あとどれくらいで終わるかな?」









「あっもうこれ片付けたら終わりです。」







「そう。じゃスタッフルームで待ってる。」








ヨンべはそれだけを言うとスタッフルームへと向かった。







……話ってなんですか??!




最近思うこと…





妊活中だった私が子を授かり、今や4ヶ月ですよ。




そして世間はGW、私も明日から連休、こんな嬉しい時に…










お悔やみ申し上げます!!











いきなりWHAT?と思うじゃないですか?





少し前からジヨンがInstagramに鍵をかけたアカウント作ったと耳にしました。






わたすもそれ発見したんですよ。









この話題に関してはびっぺん賛否両論あると思います。





たしかにプライベートの事だからそっとしておいてという方もいますが、ペンである以上







絶対そいつらも気になっているはず!!←口悪いぞ







過激に追い回したりしなきゃいいんです!←そうゆう問題か?






まぁこっそり調べて、私みたいに自己満ブログに載せるくらいが可愛いんじゃないんでしょうか?









早速本題ですが、こちらが発見しました鍵アカです。




{20E22E40-20FD-47BA-8E47-39B408E2C66B:01}




57投稿って…公式のより更新率高いやないか~(# `)3´)





何をそんなに??






もしや……!!!


{B05E0DA8-E13D-428A-BA88-447364FCF9CE:01}



こうゆーのはもう勘弁してよ!!??






昨日まではまだ99%しか信じてなかったのよ。←ほぼ確定








それがこ・れ!




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あ~右側ジヨンだぁ~と思って画面タップ。





{58B8409D-03BB-4A20-9A92-31EF7742EFE4:01}




んー??!(p_q)ゴシゴシ






先生!g-dragon君のアカウント名が違うと思いま~す!!










よーく目を凝らしてごらん♪







私達ペンがフォローしてる公式のアカウント名とちょっと違って見えたね♡






もう一度確認してみよう!!←焦って見間違えしたかもだし(o゚∀゚)o






{758797B4-7C53-478A-9836-D4D8CD6CBEF8:01}




っっはぁぁぁぁぁ??!!!!




確定だ!確定だ!







おいおい、デルモさん!せめて公式アカウントの方貼ってくれよ!!







はい、ペンの皆様確定です。






ジヨン秘密のアカウント作成いたしました。







もうさっこの際鍵解放キャンペーンでもつくっちゃいなよ!!





どうせキコと別れてないんだろ??
←だいぶ口悪い。





最近はTwitterも謎の曲紹介だし、いくら韓国中が自粛ムードだからって…





そんな事いったら日本の震災どうなるんだよ!!




うちだってなぁ震災当時、断水だってしたし、電気もプッツン状態だったんだぞ!
一応被災地だったんだぞ!
塀崩れたんだぞ!












…すいません。







ご懐妊してからホルモンバランスがやや崩れてます{(-_-)}






自己満ブログなので大目にみてやって下さい。









愛梨が怒って帰ってしまった。








「はぁ~~…。」







俺は深いため息をついた。








途端に急に誰もいなくなり、さみしくなる部屋。






「どうしろって言うんだよ…俺だって出来れば…」







人の温もりを感じたくて愛梨が作ってくれたご飯の残りを食べた。








{B7EB7FEE-A95E-4B6E-8B80-D95B76456E3B:01}











*✩*✩*✩*✩*✩*✩*✩*✩*✩*✩*✩*✩*















ジヨンと喧嘩した。






本当はこんな喧嘩したくなかったのに。










携帯を取り出してある人に連絡いれた。












「トルルルルー…ガチャ…はいはい??」










「あっ梓?今大丈夫?」










「うん。ヒマしてた。どうかした?」







「うん…それがね…」






私は1連の流れを話した。










「それで?あんたはなんで怒ってるの?」







「だってジヨンが教えてくれないんだもん。」







「なんで?ジヨンとはもう関わらない事にしたんじゃなかったの?」








「うっ…そ…それは…」









「あのさ~…そろそろ素直になってもいいんじゃないの?」









胸に突き刺さる。





皆に同じ事言われる。








『スンリに聞いてみれば』









梓の助言を実行してみた。






今日はBIG BANG皆での撮影の日











喧嘩してからジヨンとは会ってない。






「おはようございます!」






元気よく入ると、いつもはいるはずでないであろう人物がいた。







「たったったっタプ!」







スンリ「愛梨さんなんですかそれ??」







忘れてた!この間の事!






タプ「よぉ~この間は素敵な夜になりましたか?」





「んなっ??!」





「ふっふっ…なんで知ってるの?と言いたげだね。だってあんなスポーツ車の音が近くで聞こえればわかるって!」







私とタプが話してると、その間を割って通ってきた人がいた。






「おっはよーございます!」






スンリ「ジヨンヒョン!風邪良くなったんですか?」






「……お前、後で覚えとけよ!」









それを言われたスンリは目が点だった。







「…なんで??俺今恨まれる様な事言った?」








テソンにすがりつくスンリを見て思わず笑ってしまった。









タプ「ジヨンも大人気ないよなぁ」







タプはそう呟くと近くにあったソファに腰を掛けた。








「でも…この間は残念だったね?」








「へっ?」







タプの言ってる意味がわからなかった。








コソっ「ジヨン来なければ…いい所だったのにね」








タプは顔を近づけながら囁いた。









「愛梨ちゃん顔真っ赤」







タプはハハッと軽く笑った。








(あたし…タプに弄ばれてる気がする…!)





私はただ言われた真っ赤な顔で睨みつけることしか出来なかった。









「前、失礼しまーす」






そんな私たちの間をジヨンは割って出て行った。







愛梨「…何あれ?」








頭の中が「?」の私の隣でタプは楽しそうに笑っていた。

















「愛梨さ~ん明日つかう小物ここでいいの??」






「あっはい!OKです♪」







結局スンリに聞くことが出来ずに撮影終わっちゃったし。








ことの原因はわかっている。







今日ジヨンに邪魔されてばかりな気がする!








おまけにいつもは与えないであろう仕事を私に頼んだらしい。





私は深くため息をついて仕事の続きにとりかかった。











「お疲れさまでーす」







当の本人が向こうからやってきた。






「…お疲れさまです。」








私が軽くお辞儀をすると、ジヨンは私の腕を掴んで歩きだした。








「えっ?ちょっ…ジヨン……さん?」







「『さん』はなしでしょ?」









「……ジヨン。どこ行くの?」











ひと気のいない所に連れてかれるとジヨンは辺りを見渡した。







「何?」







「あのさぁ…無駄だよ?」







「えっ?」







「スンリに詳しく聞こうと思ったでしょ?」








こいつ…やっぱり今日わざと邪魔してたんだっ!!








それになんか近いし…










「そんなに半年前の事知りたいの?」









「うん。だって…私が関係してるかも、しれないんでしょ?」










「……じゃキスしてくれたら教えてあげる。」







「はっ??」






「キッス♡しかもえっちな方ね?」







「んなっ??」








「してくれたら教えてあげるんだけどなぁ……どうする?」








どうするって?




しかもその顔可愛いな!





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「しないわよ!きっキスなんて…何考えてるのよ!」








「ふ~ん…じゃ俺も教えない♪」







「うっ…」








「僕ちゃんの今日の仕事終わったから帰ろ~」







ジヨンは上機嫌で帰って行った。









(あいつ、本当になんなのよ!仕事戻ろっ)






ジヨンはいつも変な事言うから…気にしない。







「すいません。今戻りました!」







小物合わせをチェックしてるヘアースタイリストの所へと戻った。






「あれ?愛梨さんなんか…顔真っ赤ですよ??」








「えっ??!きっ気のせいですよ!」








「まさか~ジヨンさんにキスでもされました??」








「さっ!!さっさっれてませんよ!」








「ふふっ冗談ですよー。でもジヨンさんと話してると顔が赤くなるくらい見とれちゃいますよね~」









たしかに…






最近は色気も増して艶っぽい表情もして気がする。






それに増してのペンへのサービスは忘れない。


たまに嫉妬しちゃうくらい。








「でも知ってました??」






「えっ?」








「これ、噂なんですけどね…ジヨンさんってフリーの時は夜クラブとかに良く出没するらしいんですよ!…でも本命がいるとぱたっと夜遊びがなくなるらしいです!」









「へっへぇ~そうなんですか…」






「ちょっと前まで遊んでるの目撃してる人いたみたいなんですけど…最近は全くないらしいですよ~」








ふーん。







ニヤニヤと私の顔を見るヘアスタイリストさん。








「なっなんですか??」







「いや~愛梨さんが韓国に来てからだなぁと思いまして」







ニヤついた顔を隠すかのように右手で顔全体を覆っている。







「まっまっまさか!私、ジヨン…さんとはただの仕事仲間ですし…!」








「ふふっ…そぉゆう事にしておきますよ!」









♪ピロリン







「ふふっ…ジヨンさんじゃないですか~??」








携帯を取り出して見てみる。








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メールを見て思わずヘアスタイリストさんを見た。






(なんでわかったの?!)







更にニヤついた表情をみせる、スタイリストさん。







「あとは私がやるんで、行って下さい~(●^ω^●)」











スタイリストさんにいわれるがままにジヨンの元へと向かった。











「……その前に…」














駐車場につくと、車のバンパーの上に腰を掛けるジヨンが見えた。







煙草…吸ってる。




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その辺のチャラ男がやってると嫌悪感を感じてしまうのに、ジヨンがやると魅力を感じてしまうのは、彼の生まれ持ったオーラのせいなのかもしれない。










「あっ愛梨~お疲れさま(●^ω^●)」






私に気づいたジヨンは煙草を消しながらこっちに手を振った。









いちいちその姿が可愛い。








「 ひっ人に仕事押し付けて、待ってるって…なんか用?」







「ふふっ…可愛くないなぁ~まだ怒ってるの?」







「別に、いつまでも怒ってません!」








「一緒にご飯でも行こうかなぁと思ったの!」







「へっ?ご飯?」







「そっ!おかげさまで身体も元気になりましたので!お礼に。」







「別にいいよ。お礼なんて対したことしてないし。」








「そぉ??…じゃ…韓国ですっごい美味しいオムライス…1人で食べに行こうっと♪」








「オムライス?!?!」










お礼がしたいなんてただの口実。








ただ、俺が愛梨と一緒に居たかったんだ。







愛梨は好物がオムライスと知ってたから、きっちり下調べしておいた。








案の定、行きたくてたまらないって様子だった。








「うん。オムライス食べたくて。…あれ?愛梨は俺と行きたくないんでしょ??」








こいつ。





あたしがオムライスに目がないの覚えてたな…







しかも、わざとらしく韓国で美味しい店って…!







行ってみたい!…けど~!!








「……行く……」








「ん~?なんか言った?」








「……オムライス……食べたい…」











私のその言葉を聞いたジヨンは下唇を噛みながらはにかんだ。









「素直じゃないんだから!俺と一緒にご飯食べるの嬉しいくせに!」









「なっ…!」










あ~あ愛梨ちゃん。そんな顔は反則でしょ。






愛梨の真っ赤な顔は嫌いじゃない。








「それじゃお姫様。どうぞこちらに。」








ジヨンは慣れた手つきで車の助手席のドアを開けた。









あたしはそれに従うと、ジヨンはすごく嬉しそうだった。







車の中は相変わらずジヨンの匂いがして、クラクラしそうだった。










「そういえば、今日は珍しい格好だね。朝もその格好だったけ?」









「へっ??」








ジヨンが私の服装をなめるように見た。






「なんか…愛梨に初めて会った時思い出す♪」







そう。
ジヨンに呼び出しされて、なんとなくマスコミ対策の為ボーイッシュな格好に着替えたのだ。








ジヨンは機嫌がいいと特におしゃべりになる。それは最近気づいた事。












ジヨンが車を停めたので、あたりを見渡すと目の前にはおしゃれなカフェが並んでいた。






おしゃれなカフェ通りなだけあって人もそこそこいた。








「ジヨン…人いっぱいいるけど平気なの?」








「ん~。いいんじゃない?」







いつものジヨンでは想像出来ない他人放棄な発言だった。








「???」





本当に大丈夫なのか疑問に思いつつも、
ジヨンに案内されてお店の中に入ると外の人だかりと正反対に静かな店内だった。








どうやら私達だけの様だ。





 




「食べよ♪オムライス♪」








少し不安はあったけど、ジヨンもとてもご機嫌だし素直にこの場を楽しむ事にした。







店員さんがメニューを持ってきて、今日のオススメを説明してくれた。







私は定番の昔ながらのオムライスと頼むとジヨンも同じのを注文した。






オムライスがきて、口にすると確かに韓国一美味しいと思う。







日本の喫茶店にあるような本当に昔ながらのオムライスで、卵も最近のオムライスと違って半熟ではなく、キチンと焼いた卵だった。







こんなに美味しいのにほかにお客さんがいないなんて…






「こんなに美味しいならほかにお客さんがいてもいいのにね」







「んっ?あー……そうだよな…飯どきじゃないからなー」






ジヨンもご機嫌だし、美味しいオムライスも食べれるしで私もついおしゃべりになってしまう。





 

2人で素直に思った事を話し合った。







素直になるってこんなに楽しくて、幸せな気持ちになれるんだね。








ご飯を食べ終えて美味しいカフェオレを飲みながら、ジヨンと話をする。













(このまま、…家に帰るのは嫌だなぁ…)










隠していたはずの気持ちが抑えられなくなる。









「……愛梨?どうかした?」








「えっ?あっ…なんでもない!…私ちょっとお手洗いに。」









「あっうん。」








愛梨が化粧室に行くのを見送ると深いため息がもれた。








この関係がもどかしい。









「あの~…」







コーヒーカップを口にした直後だった。







今日は誰にも邪魔されたくなくて、貸切にした。








話しかけられるとしたら店員ぐらいだ。







声をかけられた方を見てみると、見覚えのない女だった。








「やっぱり!……その反応だと覚えてない?」








……誰だっけ?




















てかさっ…





最近ジヨン元気ないじゃん??






今年の初め、まずラスベガスでキコと密会してて、Twitterで画像流されて。





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そんでなに?

ホテルのスパでカップルマッサージだっけ??







そのあとうまくいってるかと思いきや



ジヨン突然日本に上陸。





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キコさんのタトゥーを思わせる、謎のお花…








儚げな雰囲気を漂わせる、謎のTwitter。






やっつけ感ある真夜中の仕事事情。











ほんで何??






昨日のダミお姉様のInstagram!!




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これ完全なるジヨンとキコじゃねぇ??





あたしはダミ姉様には見えないけど…









なぜ重要なものを白黒にするかね??




クォン兄弟は!!







極めつけのこれ!!




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思いだしたよ!これ!!








去年のジヨンバースディーパーリーの時!!



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このあとの落書きタイムの…





{A1D1735D-EDC4-4121-B15E-1A97FA0D1608:01}







これ!…ですよね?








これジヨンがg-dragonって書いてあるみたいなのよ。





そのハートの下よ~く見ると…







きたよ!



KIKO








{03F18467-C9DC-471D-8CBE-FF08BDCB86CA:01}





やっぱこれ合成じゃなくてモノホンなんじゃない??









あぁ…ジヨンの幸せを願いたいけど複雑な自分がいる…





ペンの皆様ならきっと同じ気持ちなのよね。






普通の男の子として、幸せな家庭を気づいてほしいけど…






やっぱり、誰かのものになってほしくない気持ち…







まぁどぉ足掻いても…それを見守ることしか出来ないのよね…







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早よう元気になって♡ジヨン…


昨日寝る前に更新されたTwitter。







@IBGDRGN: 오늘부터 우리회사에 빠진곡들만 뭐든 합시다



翻訳機能使ったけどよくわからん…


訳)@IBGDRGN:今日からうちの会社に陥った曲だけを何でもしましょう








その数分後…







@IBGDRGN: @IBGDRGN 내가 쫌 많있어



訳)@IBGDRGN:@IBGDRGN私がちょっとマンイッオ





マンイッオってなんだ??








ちょっと調べたら、「俺が持ってる」的な事を言っていたみたいです。








そして今日の昼…



@IBGDRGN: 아 창피해라 헛소리를 해버렸네요 어제 아무뜻없는 얘기니 넘어가주세요 에고고 부끄러라




訳)@IBGDRGN:あ、恥ずかしくてうわごとをしてしまいました。昨日何の意味ない話だから許してくださいねエココ府消しロラ






また翻訳最後の方わからん。











とりあえず…








酔ってたか?!GD?!






もしくは…




社長にダメだしされたか?GD?!







そして今日の服どうした???









{2E48C65B-7B70-41BF-9B48-7824DEC90B53:01}









GD!CD短ないか??








注意)CDとはファッション業界用語でカーディガンの意味です。






そのコナン君的な帽子もいかしてるのか??








元アパレル販売員としては、ダサくみえるが、まぁジヨンなら良しとしよう。












とりあえず目の下めっちゃクマ出来てるから疲れてるんだよね…






ゆっくり休んでね(♡•∀•♡)





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ジヨンが熱を出して、ほっとけなくて看病した。






ずっとそばにいてと言われたけど…



…実際はそういう訳にはいかない。








私は帰る支度をする。






部屋から出ようとすると、ジヨンが苦しそうに唸っていた。








「ジヨン?大丈夫?」






ジヨンの頭を撫でてあげる。








「っ…めん」






「えっ?」








「ご…めん。ゆる…して…」













誰に謝ってるんだろう?








すごく辛そう。







私はジヨンの頭を撫でてあげながら
「大丈夫。大丈夫だよ。」と何回も呟いた。








やっぱりジヨンが起きるまで、一緒にいてあげたい。
















*✩*✩*✩*✩*✩*✩*✩*✩*✩*✩*✩*✩*


















その日の夢はとても穏やかな夢だった。








暖かく、とても幸せな夢。









幸せな夢が突然切れて、現実へと引き戻される。










薄く目を開ける。








最初に写ったのは俺の手に繋がれているもう一つの手。








その手を辿っていくと、愛しい人が寝息をたてながら寝ていた。








俺はその人の顔の前まで、移動した。







髪で隠れてる顔がみたくて髪の毛に触れた。







「…んー…じよ…?」







起こしてしまったようだ。







「愛梨…おはよっ」








まだ完全に起きてないのか、ボーとしてる。








「体調…どぉ?」







俺は自分でおでこに手を当ててみる。








「んー……わかんない~」










「え~…どれ?」







愛梨がおでこに手を当てた。






こうしてくれると思ったから、わかんないフリをした。










「熱は下がったみたいだね。」






そう言って立ち上がる愛梨。






すかさず、握っていた手を強める。






「どこいくの??」







「えっ?トイレ。」






「…まだ帰らない?」







「……信用ないのね。トイレ行ったら戻ってくるから。」







俺は疑いの目をまだ向けながら、愛梨を見送った。











やっぱり、俺は愛梨が好きだ。








出来るならこの手の中に収めておきたいけど……。







愛梨がトイレから戻ってきた。









「何か食べたいものある?」






「んー……愛梨。」







「はっ?!」








「だから…愛梨。愛梨のこと食べたい。」










「っ何…バカなこと言ってんの?熱で頭おかしくなったんじゃない?」










そう言ってたけど、愛梨は耳まで顔が真っ赤だった。








久々にその顔見た。








俺は構わず愛梨を引き寄せた。










「…なんで?…愛梨の事食べちゃダメ?」









俺がそう聞くと、愛梨は悲しい顔をした。









「私…ジヨンみたいに…ヒマ潰して…そうゆう事出来ないの。」










なんの事言われてるかすぐにわかった。








わかってる。








俺が愛梨を傷つけた事くらい。







頭ではわかってるけど、どうすればいいの?








好きだけど、俺といると傷つくのは愛梨だ。








俺が愛梨を公表してもいい。











でも悪質なペンはきっと愛梨を嫌がらせするだろう。










世の中は必ず、俺じゃなく愛梨のあることないこと噂を流すだろう。







本当に大切な人だから。








そんな事で失いたくない。











「…愛梨。…前…俺が言った事覚えてる…?」













ジヨンが言った事?






突然、色んなことが起こりすぎて頭の中がパニックだ。

     






言われた事を考えてみる。









よっぽど私が難しい顔で考えていたのだろう。






痺れを切らしたジヨンが









「俺は……そこから変わってないから。」








意味がわからない事を言った。








とりあえず、仕事に行く時間だったのでジヨンに理由を伝えて仕事に行く準備をした。









そうだ…。







私はキッチンに行ってあるものを用意した。







その音でノソノソと起き上がってきたジヨン。








「…仕事行かなくていいの?」







「これ作っとこうと思って。」







「昨日の??卵??」






ジヨンがすごく嬉しそうな顔をした。






「思ったより喜んでくれたから…」






「今食べていいの?」






「うん…熱いから気をつけてね?」










ジヨンは鍋の中のものをフーフーしながら食べた。






「すっげ!まじで美味しいよ!」







「よかった!…それじゃ私もう行くね?」








「………あのさっ!」








「ん?」








「…俺が熱出たの……普段栄養足りてなくて…身体が疲れてたからだと思うんだ。」








いつも俺様なジヨンがモジモジしている。







「…だから誰かが、栄養のあるご飯作ってくれれば…熱出ないと思うんだけど…!」









ジヨンが言った事を考えてみる。








「…それで?」








「…………今日の夜も……愛梨のご飯が食べたい。」










「えっ?」







「…ダメ?」








「……別に…いいけど…」







「本当に??約束だよ??」




  


「うん…じゃ行ってくる」









「いってらっさーい!」









ジヨンの家を出て今の流れを考えてみる。








…自然と顔がにやけて止まらなかった。









一度はすごく好きになった人…







さっきのジヨンすごく可愛かったし…








今だって気持ちは…







 


私は自分の顔を叩いて気合を入れ直した。










私が韓国にいるのは仕事で来ているのだから。









「おはようございます!」





今日はスンリとテソンの撮影の日だった。









スンリ「愛梨さ~んおはよ…う………」







スンリは話を途中で止めて私の服装をじっと見た。






「この服『誰か』が着てるのみたことあります!」








「えっ??!」














この子本当に勘が鋭い。







昨日の服だとどうかと思って、ジヨンに洋服を借りた物のだった。









ジヨン丈が長いの多いから。








「そっか…!問題解決したんですね?」






「問題?」






なんの事??







「しかも解決して早々、お泊りなんて愛梨さん達ラブラブですねぇ~」







「???なんの事?」








「まぁともかくよかった!!」







スンリは満足したのかスタッフの所へと行ってしまった。







「……しかもなんで日本語だったの?」









スンリの言われた事を考えてみる…







問題って私とジヨンの事だよね?







考えられるのは半年前の事だし…








解決?





…してないよね。
…うん。今日はご飯作るだけだ。







それとも韓国の人って何もなくてもお泊りしたら交際スタートとか??








わっかんない!







考え事をしてると近くで座っていたテソンと目があった。









途端に昨日の待合室での事を思い出す。







「おはようございます!よろしくお願いします!」






私が声をかけると
「おはようございます。」テソンもいつもの笑顔で答えてくれた。








「「…あの!」」








同時に声を掛けてしまった私とテソン。





「ゴメン。先にどうぞ…」








「あっいえっテソンさんが先どうぞ…」









「それじゃ…梓さん元気ですか?」







テソンの意外な内容に目が点になってしまった。






「梓さんって…渡辺梓?」







「はい。連絡は取り合ってるのですが、半年前に会ったっきりお会いしてないので」








梓喜ぶだろうなぁ。








「もう、すっごく元気ですよ!この間のファンミにも参加してましたし。」






「ははっ!そりゃよかった。」







テソンといるとほっこりする~。






「でも、ファンミに来てくれてたなら声掛けてくれればよかったのに…」








少しさみしそうな顔で笑ったテソン。






「愛梨さんもファンミ来てくれたのですか?」








「私は…」







ジヨンに会うのが怖くて行けなかったとは言えない。








テソンは言葉に詰まらせてる私を見て会話を続けてくれた。







「半年前かぁ…丁度スンリのスキャンダルの記事が出た頃だ。」









スンリのスキャンダル?









そういえば「あの日」日本に帰る時梓が言ってたっけ。









「あの時、ジヨンヒョンに『余計な事してっ』て怒られてたなぁ」







「余計な事?」







「はい。元々はスンリの記事が出るはずじゃなかったみたいですよ。」






「えっ?」








「あっ撮影始まるみたいですね。じゃいってきます!」










…なんでテソンも日本語で?







しかもなんかまどろっこしい。







色々なパーツがあるけど組み立てられない焦ったさ。








スンリのスキャンダルが元ネタじゃなかったら…

余計な事してってジヨンが怒ったって事は、ジヨンが深く関係してるんだよね。










案の定、今日は考え事しミスばかりして怒られてばかりの1日だった。













夕飯の材料を買ってジヨンの部屋の前に来てから5分たつ。








(何もないってわかってるけど緊張する。)








半年前を思い出す。




 


あの時はジヨンと一緒にいることが信じられなくて、いつも緊張してたっけ。









急に開いた目の前の扉。









「……なにやってんの?」







「いや……。」







ジヨンの格好を見る。
少しだけおしゃれして…どこか出かけるのかな?







「いやっ…これは、さっきスンリに電話したら、もうとっくに撮影終わってるって言うから…迎えに行こうかと思って。」






私の気持ちを察したみたいで説明してくれた。







「とりあえず、入って。」









部屋に入ると、扉の鍵が閉まる音がやけに響いて聞こえた。








「おじゃましまーす…」






「は~い」







「そういえば!体調どう?」







「んーすっかり良くなった!愛梨のお粥のおかげだね!」







「そっか。よかった。」








「……今日は夕飯なぁに?」







「あっ…韓国の料理わからないから、日本の和食だけど…大丈夫?」







「うっそ!にものとか?」







「煮物好きなの?肉じゃがにしようと思ったけど煮物でもいいよ?」







「にくじゃが?それでいいよ♪」







愛梨はエプロンをつけてセミロングの髪の毛を結んだ。








なんか…
新婚さんみた~い♪







俺は愛梨の料理を作ってる姿初めてだからそばで眺める事にした。







「……何?」






恥ずかしそうに睨む愛梨。





あ~超かわいい!!






「んーん♪なんか手伝う事ある?」






料理してる愛梨の隣にピタッとくっつく。







「え…と、じゃジャガイモ皮剥ける?」





「オッケー♪」









ジヨンは腕まくりして自分の手を洗い始めた。





洋服の袖からむき出しになる腕。





筋が通っててすごくいい腕。






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「次は?」






ジヨンの声ではっとする。






(もう!私何考えてるの!)









2人で料理を作って、ご飯を食べる。






(なんか新婚さんみたい…!)









そだ!






「ねぇ…半年前…スンリくんスキャンダルあったじゃない?」






「ぶっ」






お味噌汁を飲んでいたジヨンが吹いた。






「ちょっと大丈夫?」





「けほっっうん…へーき…」








おかしい。




明らかに目合わせないし。











「ジヨンの記事もみ消すためのスキャンダルって本当?」








少し鎌かけてみた。







「……スンリから聞いたの?」








「えっ?うっ…と今日そんな話を聞いて」








直接的に言われてないけど、そんなニュアンスでは言ってたから適当に返事した。









「……それ知ってどうなるの?」








「えっ?」








「知った所で過去には戻れない。」







…ごもっともだ。






ジヨンが言ってる事は正論だ。
 
 




でも、明らかにおかしいでしょ!








あーそうですか!





どうせ私は暇つぶしですものね?!



関係ないって事ですね!







食べ終わった食器を持って洗い物を済ませる。







「それじゃ帰りますね。」








「えっ帰るの?」







「何か問題でも?」








「……怒ってる?」







はぁ?怒ってるよ!






「いーえ。別に怒ってません。」







「怒ってるじゃん!顔がブスくれてるよ?」






「ブスで結構!」







最後の一言であったまきた!!







もう知らない!






そのままジヨンの部屋を出てきてしまった。











「ガマン…出来ないかも」

















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タプの色っぽい声と顔で言われたら、喜ばない女子はいない。









私もその1人。

















~~でも!!

















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「っ!ごっごめん!」









思いっきりタプの事押した。








「私……タプとそうゆう…事は…」








「フフっ……知ってる。」






「えっ?」








「今、一瞬誰の事思い浮かべた??」









「そ…れは……」







「…素直になってもいいと思うけど…」








「それは…出来ない。」







「なんで?ジヨンだって…………」







「タプ…?」







「俺が何か言ったところで変わらなそうだし。それに……早く表出て見た方がいいよ?」







「えっ?」






「いいから。」






タプに急かされて外を出る。








「ごめん…また明日仕事で!」






愛梨は身支度を整え部屋を出て行った。








しーんとした部屋でタプは1人で笑ってしまった。




(あんな豪快なスポーツカーのエンジン音も近くで鳴ってるのに聞こえないなんて、愛梨ちゃんよっぽど緊張してたんだろうなぁ…



ちょっと本気だったんどけど…ジヨンタイミングよすぎだろ…)










外に出てみると、いるはずもない人がいてびっくりした。










車から出て、カードレールに腰を掛けて携帯をいじってるその人。






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「ジヨン???」





私が声かけると、その人は携帯から私へ視線を向けた。







その表情は少し悲しそうだった。







「早かったね。」






そう言ったジヨンは悲しそうに笑った。







「うん。携帯…取りにきただけだから。」






「……送るよ。」






ジヨンはそう言って助手席を開けた。






素直に車に乗ったのはいつもとジヨンの様子が違かったから。










ジヨンも車に乗ると深いため息をした。







車の中はジヨンの匂いで溢れていて、こっちも酔いそうだった。







「ヒョンとは………」







「えっ?」






いつものジヨンとは別人みたいにか細い声だった。







「ヒョンとは…何もなかったの?」







「えっ?!…なんで?!」







私の反応をみたジヨンは私を睨みつけた。






「なんかあったの??」







なんかあったか聞かれたら、押し倒されたけど、そこからは何もないし…






返答に困ってると、いきなりジヨンが抱きついてきた。








「…ゴメン。俺がそんなの聞く権利ないってわかってる。でも…今…だけ。」







こんなに弱ったジヨンは初めてみた。




いつもなら抵抗する私も素直に受け入れてた。







ジヨンは私の首元で思いっきり息をすった。



「はぁ…やば…すっげー…愛梨の匂いがする。」







ジヨンに抱きしめられている…
しかもそんな事言われたら、それだけで胸が熱くなる。






身体も熱く…なる







身体も??







私はジヨンを引き離して、おでこに手を当てた。







「ジヨン!すごい熱!!」







「あぁ…夏なのにすっげぇ…寒みぃ」







「どうしよ…タプに」






車から出ようとするとジヨンに腕を掴まれた。






「ヒョンの所に行かないで…」







涙目でしかもこんなに弱った声で言われたもんだから、不覚にも今キュンとしてしまった。







「でも…運転…」










こんな高級車、運転出来る自信ないし…

しかも日本の運転免許って韓国では適応するんだっけ??






私があたふたしていると







「ごめん…家…どこ?」






「えっ?」







「家…送る…」







ジヨンすごく辛そう。






ジヨンの家ならここからそんなに遠くない。







「ジヨン。頑張って自分の家まで運転出来る?」







「その…あとは愛梨…どうするの?」







「とりあえず、ジヨンの家帰ろう?」






ジヨンに少し頑張ってもらって、家まで運転してもらおう。

  




車を家に置いてくれれば、ゆっくり看病出来る。







最後の力を振り絞ってもらい、なんとかジヨンの家まで着いた。






ベッドに倒れこんだジヨン、さっきより辛そうだった。







「とりあえず、薬…」






ベッドから離れる私の腕をジヨンが掴んだ。






「…かえらないで…」






目の上に腕を置いてるからジヨンの表情までわからなかった。






「…大丈夫。ずっといるよ?」







「ほん…とに…ずっと…?」







友達としてなら一緒にいられる。







「…うん…。ずっと。」






「…そっか…」





安心したのか、次第にジヨンの寝息が聞こえてきた。








私は冷蔵庫に行って氷を沢山持ってきて、冷たいタオルをおでこに当てた。







スッピンで無防備なジヨン。






すごく可愛い。





「…キッチンかりまーす…」






ジヨンが起きたら、お粥を食べさせて薬飲んでもらおう。





私はキッチンへと向かった。















困った。







韓国って風邪引いたら、皆何食べるの?!







やっぱ、韓国だから辛いの?





でも胃に悪そう。






サムゲタン?!






でもあれって手間かかるからすぐに作れないよね??






どうしよう…







わかんないから普通に卵粥でいいや。











*✩*✩*✩*✩*✩*✩*✩*✩*✩*✩*✩*✩*








体調悪い時は決まって同じ夢をみる。








大切な人、大好きなのに手放さないといけない夢。







顔は見えない。






でも、「彼女」は泣いてるのがわかる。








俺のせいだ。







ゴメン。





許して。









「はっ!!」







いつも同じ所で目が覚める。







「あっちぃ……」






熱があるのか身体がベタベタする。







起きた拍子に枕横にある「冷たいモノ」に触れた。






「えっ…?」




記憶を辿ってみる。









確か俺愛梨を待ってて…ヒョンの家の前までいたのは覚えてる。







…頭がボーとする。







とりあえずシャワー浴びたい。







俺は汗だらけになったTシャツを脱ぎ捨てて、シャワールームへと向かった。








「っきゃぁぁ」







突然キッチンから聞こえた悲鳴にびっくりした。







「えっ…?…なんで愛梨?」









「ジヨン…熱出て…なんか食べないと…薬…」






愛梨は真っ赤な顔を両手で隠しながら、喋った。






自分の姿を見て納得した。






上半身裸だからだ。








それと同時にいい匂いがした。







「なんか…作ってくれたの?」







「えっ…うん。卵粥だけど…」







初めて見るものだった。






「食べていい?」






「うん…。」









一口食べてみる。


想像してたより、すっごく美味しかった。





「何これ…超うまい!!」






鍋の中にあったお粥を全部平らげてしまった。







「愛梨、いい奥さんになれるね!」






俺が微笑んで言うと、愛梨は恥ずかしそうに「ありがとう…」と答えた。





あ~超幸せ!







今すぐ抱きつきたいけど、俺今汗臭そうだし…






「愛梨、シャワー浴びてくるから待っててね!」





「えっ?」







「じぇーったい!待っててよ!」








俺は急いでシャワーを浴びに行った。







じゃないとその間に愛梨が消えていなくなりそうな気がしたから。







軽くシャワーを浴びて、髪の毛も完全に吹ききれないうちにキッチンへと向かった。






「愛梨~?」






返事がない。







嫌な予感がする。









「愛梨?!」







キッチンに行くとそこには愛梨の姿がいなかった。








「愛梨……」



















「はいっ!!」





トイレの方から返事がした。








「ジヨンもう出たの??体調ど…」






愛梨が何か言ってたけど、構わず抱きしめた。







「どっか…行っちゃったのかと…思った。」







「………ジヨンは寂しがり屋さんだね。」










そうだよ。今頃気づいたの?






俺は愛梨がいないと目の前が真っ暗なんだ。







楽しい曲なんて…作ったのどれくらい前だっけ…






最近は悲しい曲が多い気がする。









「とにかく!今はゆっくり休んで。」







愛梨に背中押されて寝室へと誘導された。







ベッドに入ると愛梨が枕の横にあったタオルをおでこに当ててくれた。








「薬飲んだから楽になるといいけど」











愛梨はそう呟いた。








「手……」






「ん?」







「手…握って…」






少しわがままを言ってみた。









「はいはい。ゆっくり休みなさい。」






愛梨が手を握ってくれた。









俺は愛梨がそばにいてるくれと安心して、再び夢の中へと入っていった。










「あの…」






私の問いかけにも応じない彼。






「仕事中は…本当に困るんです…!」












「嫌だね!まどかは普通じゃん!」











本当に駄々っ子!













「俺がいいって言ってるんだから、素直に従えばいいじゃん!」








「でも…ですね…」






「敬語も禁止!あと所々韓国語、間違えてるから!」










こいつ…












「わかったよ!
……ジヨンって呼べばいいんでしょ?」







彼はそれを聞くとにぃと笑いながら








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「初めっからそーゆってるだろ。」






と満足そうだった。







 なにを言い争ってたかと言うと、わたしから「さん」付けされるのが嫌だったらしい。






あたしは立場上仕事だし、そこら辺は明確にしたかったんだけど。







「それに小物合わせ変!俺はこうしたいの!」








………もうお手上げです。









「くっくっく…弄られてるねっ愛梨ちゃん」







「タプ!」






目の前には王子様が立っていた。






髪の毛をふんわりさせて、丸めがね。

トレンチコートがタプにぴったりだった。









「タプ!超かっこいい!やっぱり背が高い人はトレンチ似合うね。」








それを聞いたジヨンは自分の身長とタプの身長を見比べた。









ジヨン「愛梨!俺もトレンチがいいか。」









「えっ?!←げんなり
ちなみに聞くけど…なんで?」









「俺もトレンチ似合うから!!」








似合うかもしれないよ??!




でも明らかにタプに対抗意識持ったからでしょ??







「…私ね!自分に合った服装を自分なりの着方で着てる人いいなぁって思うんだ~!」







「……………。」








「我が道を行くって感じてすごくかっこいいと思う。」








チラッとジヨンを見る!








それを聞いたジヨンは自分の姿を鏡で凝視した。







ジヨン「…よし!今日もばっちし!早く撮影いこ~♪」








よし!!









タプ「愛梨ちゃんすげー。ジヨンの扱い方良く知ってるね!」








「ジヨンって女の人に褒められて伸びるタイプなんですよ~」










「女の人ねぇ……それって愛梨ちゃん限定だったりして?」









「えっ?」








「い~やなんでもない♪」







「????」











半年前までは、まさかジヨンとこうして再会して普通に話出来ると思ってなかった。










撮影が始まる。








さっきまでふざけあっていたメンバーも、撮影となると表情がキリッとなる。





さすがBIG BANGだ!!







特に上目遣いで挑発したり
眉を下げて少しセクシーに
歯茎がくっきり見える可愛い笑顔
下唇を噛んで甘えた顔




そんな色々な変形をみせるジヨンにスタッフ含め、私も釘付けだった。








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「やっぱり、リーダーはかっこいい!」




「顔はタプのがハンサムなんだけど、あのリーダーの七変化の表情にやられちゃうのよね!」






近くにいたスタッフが会話しているのが聞こえた。








(やっぱりジヨンってモテるんだ~)







まどか「気になる?」





ジヨンに見惚れていて、まどかさんがそばまで来てるのが気づかなかった。






「なっなにがですか??」







「さっきのスタッフ達の話~そろそろ韓国語は完璧でしょ?」







「はっはい…」






「男は30歳からっていうけど、あの子達本当に大人っぽくなったわ」








まどかさんが切ない表情になった。







まどかさん…やっぱりジヨンの事…。








「でっ?本命はどっちなの?」








「ほっ本命?」






「そっ!大人の雰囲気あるけど実は話しやすいタプと、危なっかしいけど純粋に誰かを想い続けるジヨン。」








「誰…かを…ですか…」







「あれっ気づいてないって事ないでしょ?」








「正直…ジヨンがわからないです。」







それが本音だった。








「まぁ一度は…突き放されたわけだし…信じられないって気持ちのが強いだろうけど…」







「ジヨンにとっては…私は…丁度いいヒマ潰しなんです。」








まどか(…絶対そんな事ないと思うんだけどなぁ…)






夢にまでみたBIG BANGとの仕事もあっという間に終わった。







楽屋で私とまどかさんが後片付けしていると、撮影の終わったジヨンとタプとテソンとスンリが入ってきた。




 


タプ「どうする?愛梨この後家来る?」






愛梨「そぉだ!携帯!タプはこの後はもうオフ?」






「半日くらいは大丈夫。じゃ下で待ってるから」







楽屋でその会話が響きわたっていた。








ふとジヨンと目が合った……気がする?









ジヨン「…じゃお先に。お疲れ様。」






「お疲れ様です!」





まどか(珍し!「俺も行くっ」って言うのかと思った。)






スンリ「僕この後日本だぁ~ハードスケジュールだよ!」






タプに続きジヨン、スンリと楽屋を出ていった。









テソンは携帯をチェックしながらお茶を飲んでいた。



本当、テソンの存在だけで癒される。







「誰か僕のiPod知らない??」






そう言って入ってきたのはヨンべだった。






まどか「あっこれかな?」





ヨンべ「あっありがとう…」





まどかが手にしたiPodをヨンべに直接渡そうとする。





カシャン






まどか「ごっ…めん。ボーとしてて落としちゃった。」





ヨンべ「いやっ…僕の方こそ」












あ……れ?……







なんだ??






なんか部屋の中の空気おかしい。







……もしかして…2人って…







2人はすぐに別の方を向いたけど、明らかにまどかさんの様子がおかしい。





ヨンべもなんかぎこちない…








2人の様子を凝視していると、テソンと目が合った。







目が合ったテソンはすぐに別の方を見たけど…

…テソンもなんかおかしい。







詳しく状況聞きたいけど、今聞けるわけないし。








タプは知らなそうだし。
ジヨンはもう帰っちゃったし。
1番喋ってくれそうなおしゃべりのスンリも日本に向かっちゃったし。





気になる…









まどか「ちょっ…と!愛梨終わったなら早くタプのとこ行きなさいよ!待たせてるんでしょ?」






「あっ…はい!じゃお先に失礼します!」







私考える隙も与えられずに、まどかさんに部屋を追い出された。








急いで下に降りて、駐車場に着く。







その瞬間、すごいエンジン音と共に私を横切って行った車。









ランボルギーニ……ジヨンだ。







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タプ「お~い!愛梨ちゃん!」







タプの声で現実に戻された。






マネージャーさんに挨拶をして、タプと隣に座った。







「気にして欲しかった?」






「えっ??」







「ジヨン。…俺も行くって言われると思った。」







「べっ別に…思いません!」






「だってさっきジヨンの車、切なそ~に見つめてたから」








「きっ…気のせいだよ!」







「まっジヨンにも一応カマ掛けといたから…期待通りにもなるかもよ??」







「よくわからない事言わないで…!」








みんなして、ジヨンが私の事好きみたいな言い方してるけど…






だったら半年前に私にあんな事言わないよね?








『お前はただのヒマ潰し』







…しばらくトラウマになりそう…










それに、私のこの気持ちは忘れなきゃいけない。









タプの家に着いて、一緒に入る。






「まぁゆっくりしていって」






そう言って、ココアを出された。





疲れた体には丁度いい甘さだった。







「はい。携帯。」





「あっありがとう。」







しーんと静まる部屋。








なんだか、緊張する。








「ブッ…愛梨ちゃん…緊張してるの?」







「えっ?なっなんで?」






「いや…顔固まってるし」







タプにそう言われて自分の顔が赤くなるのがわかった。







「愛梨ちゃんってさ…すぐ顔赤くなるよね」





タプが優しい顔で笑ったから余計赤くなった気がする。







「でもさっ…大人の男の人部屋に入るなんて…愛梨ちゃんって無防備なんだね」






「えっ??」






タプがジリジリと寄ってきた。






「あの…近い。」







その瞬間にタプに押し倒された。








「ジヨンが夢中になっちゃうのわかるなぁ…愛梨見てると食べたくなっちゃう…」








「えっ…!……あ…の…タプ??」







「ガマン…出来ないかも…」







私このまま…タプと…???

















それは僕らが日本デビューが決まった頃のお話。







 社長に呼び出されて、その話は聞いた。








正直戸惑った。






ヨンベヒョンはともかく、スンリと僕は日本語勉強中だし…




何より忙しい、ジヨンヒョンとタプヒョンは恐らく挨拶程度しか出来ないと思います…







でも…日本でデビューが決まった以上は少しでもヨンベヒョンのフォローが出来る様に勉強しないと…!










「テヤン、テソン、スンリちょっと来て!」







社長に呼ばれたので、ついていくと1人の女性がいた。






「日本でデビューが決まったから少しでも日本語教えて貰える様に、スタイリストも日本人の子を用意した。」







「はじめまして。まどかと言います!」






その子の第一印象は自信に溢れているオーラがある子。




洋服や小物使いもおしゃれで、顔も美人。

スタイリストだけある。







ジヨンヒョンと並んだらお似合いだという位ファッショニスタだと思う。










少し話してみるとサバサバとして姉御肌といった印象だった。









スンリはすぐにまどかさんに馴染んだ。




まどかさんは日本語の教え方がうまかったし、何よりスンリは女性関係は全般的に得意だったから。









ヨンべヒョンは話の輪にいるけど、自分からは会話には入らなかった。




ヨンべヒョン、こう見えても照れ屋だから。








ガチャ






「はぁ~…疲れたぁ……


……誰?」







ジヨンヒョンがフラフラの状態で入ってきた。








スンリ「今日から僕達のスタイリストの担当になったまどかさんです」







まどか「よろしくお願いします!」





ジヨン「よろしく…お願いしまーす。
…てかめっちゃおしゃれ!」






まどか「あらっ!ありがとう!この仕事で食べてきてるからね♪」







ジヨン「ふーん…面白そっ」







ジヨンヒョンもすぐにまどかさんと打ち解ける事ができた。










スタイリストがまどかさんだから仕事場でも僕達は一緒でした。






ある時雑誌の撮影の時…







まどかさんが仰天発言をした。






「ねぇ!ヨンべって本当に童貞なの?」







ヨンべ「なっ!!」





まどか「前から気になってたんだよね~?本当に童貞?」






ヨンべ「…まどか…女の子がそんな話しちゃダメだよ…」










まどか「だって…ヨンべって…かわいいじゃん?」







ヨンべ「かっ////」









スンリ「まさか!まどかさん…ヨンべヒョンの事が…?」










まどか「本当に童貞だったら、色々教えてあげたくなっちゃうんだよね!ヨンべって」






ジヨン「え~だったら、俺にも教えてよ~」






まどか「ジヨンはプレイボーイだからヤダ!女の人なら間に合ってるでしょ!?」








ジヨン「ひどっ!俺こう見えて結構純愛なんだけどなぁ~?」







時には男の人の話の輪に入っていけるまどかさんは本当にお姉さんみたいだった。







タプ「まどか~服どれ?」






まどか「あっタプまた遅刻?ちょっと待ってて~」






(うわぁー…タプヒョンとまどかさん並んだの初めてみたけど…美男美女でお似合いだぁ~)











まさかその姿で落ち込んでいる、彼がいることは僕は知らなかった。











「まどかさんって彼氏とかいるんですか?」









まどか「へっ?」







僕がそんな事聞いたのが珍しいのか、間抜けな顔をしているまどかさん。













「いやっ…タプヒョンとお似合いだなぁと思いまして。…それで少し気になりまして…」








「え…っと……」








返答に困ってる様子だった。








ジヨン 「…なんだよ~!テソンもまどか狙いなの?」







テソン(も)??









その言葉に引っかかったけど、
でも…ジヨンヒョンに言われて何と無く思った…





僕……まどかさんの事好きなのかな?











そう言われてから意識し始めた。




多分メンバー内でも少なくとも僕とジヨンヒョンは間違いない。









ビジュアルではジヨンヒョンには絶対勝てないし…僕なんかがアプローチして上手くいくかもわからない。







せめてなるべくまどかさんの聞きて役に回わって、一緒にいられればと思った。















そんなある日の事。






僕が食堂で食事をとって、日本語の勉強をしていた。






食休みも終わり、食堂から出ようとした時女性とぶつかった。






「あっすみませ…」







ぶつかった女性はまどかさんだった。







しかも…泣いてる?







「えっ…まどか…さん?どうしたんですか?」






それまで俯いてたまどかさんは、僕の声で顔を上に上げた。







「っ…テソン…!」






いきなり抱きつかれた。









それと同時にまどかさんの目からは涙が溢れて出てきた。










いままでまどかさんに淡い恋心を抱いていると思っていたけど、不思議と抱きつかれて胸が弾む感覚にはならなかった。







「…どうしたんですか?……話聞くので…とりあえず座りましょう。」








しばらく嗚咽をあげながら泣くまどかさんに僕は何も出来なかった。












いつも自信に満ち溢れているまどかさんの初めてみる姿だった。








僕は自動販売機でココアを買って彼女のそばに置いた。




「っすん…ゴメンね…いきなり……ありがとう…ありがとう…」







「そんな!僕は全然平気ですよ!こんな事くらいしか出来なくて…」











「…テソンにはいつも…相談乗って貰ってるよね…」







「…もし言いたくなかったら言わなくていいですよ!」






「テソンは優しいね…
  

 はぁー……実はね…あたし好きな人とお別れしたんだぁ~」







まどかさんに好きな人がいるなんて初耳だった。







「そうだったんですね…」






不思議と僕もそんなにショックじゃなかった。
 






「私からお別れしたんだけど…ねっ…」







「好きな人なのに…お別れしたんですか?」








「うん……正確には…好きだから別れたのかな?」







「そうですか…なんか…そんなの悲しいてす。」








「フフっ…そうね。…でもそれが私の愛し方だから…」








笑った彼女の顔を悲しみや隠し切れてなかった。








「彼とね付き合ってる時はすんごく楽しかったの。2人の将来の話とかしちゃって……フフフっ………でも、私じゃ彼を幸せには出来ない。そう気づいてしまったの。」





まどかさんはそういい終わると、一粒の涙を流した。













彼女の相談、聞きて役になっていたつもりだったけど僕は何も出来なかった。








僕は無能だ。









しばらくすると泣き疲れてしまった彼女が寝てしまったので、僕は着ていたジャケットを肩に掛けてあげた。









「せめて夢の中では2人が幸せでありますように…。」







僕は祈るように呟いた。





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今回初めてテソン目線のストーリーを考えてみました!





最近、もっぱらテソンを気にしてる自分がいる…






いや、もちろん私の推しメンはジヨン様よ!!







今回の東京ドームの2013~2014のライブDVD!!



ジヨ様の…



「バキューン×3」
と自分を打って倒れるシーン




萌え♡←マニアック





いやでも!最近のテソンはエロいんだよ!!







とにかくヨンべもエロい!

←みんなエロいwww







タプのあの丸めがねだって反則だろ!!




ジヨンのキューピーヘアーも反則だろ~






となにが言いたいかというと…





とにかく
BIG BANG最高!





(あれ?スンリの話はしたっけ?)
←まっいっか!
注♡オールペンです♡