第49話 | りぃぶっく(BIG BANG 妄想小説)

りぃぶっく(BIG BANG 妄想小説)

RISAの自己満日記です(*>ω<)ノ
倖田來未、BIG BANG情報やBIG BANGの妄想小説もやってます。




ジヨンが熱を出して、ほっとけなくて看病した。






ずっとそばにいてと言われたけど…



…実際はそういう訳にはいかない。








私は帰る支度をする。






部屋から出ようとすると、ジヨンが苦しそうに唸っていた。








「ジヨン?大丈夫?」






ジヨンの頭を撫でてあげる。








「っ…めん」






「えっ?」








「ご…めん。ゆる…して…」













誰に謝ってるんだろう?








すごく辛そう。







私はジヨンの頭を撫でてあげながら
「大丈夫。大丈夫だよ。」と何回も呟いた。








やっぱりジヨンが起きるまで、一緒にいてあげたい。
















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その日の夢はとても穏やかな夢だった。








暖かく、とても幸せな夢。









幸せな夢が突然切れて、現実へと引き戻される。










薄く目を開ける。








最初に写ったのは俺の手に繋がれているもう一つの手。








その手を辿っていくと、愛しい人が寝息をたてながら寝ていた。








俺はその人の顔の前まで、移動した。







髪で隠れてる顔がみたくて髪の毛に触れた。







「…んー…じよ…?」







起こしてしまったようだ。







「愛梨…おはよっ」








まだ完全に起きてないのか、ボーとしてる。








「体調…どぉ?」







俺は自分でおでこに手を当ててみる。








「んー……わかんない~」










「え~…どれ?」







愛梨がおでこに手を当てた。






こうしてくれると思ったから、わかんないフリをした。










「熱は下がったみたいだね。」






そう言って立ち上がる愛梨。






すかさず、握っていた手を強める。






「どこいくの??」







「えっ?トイレ。」






「…まだ帰らない?」







「……信用ないのね。トイレ行ったら戻ってくるから。」







俺は疑いの目をまだ向けながら、愛梨を見送った。











やっぱり、俺は愛梨が好きだ。








出来るならこの手の中に収めておきたいけど……。







愛梨がトイレから戻ってきた。









「何か食べたいものある?」






「んー……愛梨。」







「はっ?!」








「だから…愛梨。愛梨のこと食べたい。」










「っ何…バカなこと言ってんの?熱で頭おかしくなったんじゃない?」










そう言ってたけど、愛梨は耳まで顔が真っ赤だった。








久々にその顔見た。








俺は構わず愛梨を引き寄せた。










「…なんで?…愛梨の事食べちゃダメ?」









俺がそう聞くと、愛梨は悲しい顔をした。









「私…ジヨンみたいに…ヒマ潰して…そうゆう事出来ないの。」










なんの事言われてるかすぐにわかった。








わかってる。








俺が愛梨を傷つけた事くらい。







頭ではわかってるけど、どうすればいいの?








好きだけど、俺といると傷つくのは愛梨だ。








俺が愛梨を公表してもいい。











でも悪質なペンはきっと愛梨を嫌がらせするだろう。










世の中は必ず、俺じゃなく愛梨のあることないこと噂を流すだろう。







本当に大切な人だから。








そんな事で失いたくない。











「…愛梨。…前…俺が言った事覚えてる…?」













ジヨンが言った事?






突然、色んなことが起こりすぎて頭の中がパニックだ。

     






言われた事を考えてみる。









よっぽど私が難しい顔で考えていたのだろう。






痺れを切らしたジヨンが









「俺は……そこから変わってないから。」








意味がわからない事を言った。








とりあえず、仕事に行く時間だったのでジヨンに理由を伝えて仕事に行く準備をした。









そうだ…。







私はキッチンに行ってあるものを用意した。







その音でノソノソと起き上がってきたジヨン。








「…仕事行かなくていいの?」







「これ作っとこうと思って。」







「昨日の??卵??」






ジヨンがすごく嬉しそうな顔をした。






「思ったより喜んでくれたから…」






「今食べていいの?」






「うん…熱いから気をつけてね?」










ジヨンは鍋の中のものをフーフーしながら食べた。






「すっげ!まじで美味しいよ!」







「よかった!…それじゃ私もう行くね?」








「………あのさっ!」








「ん?」








「…俺が熱出たの……普段栄養足りてなくて…身体が疲れてたからだと思うんだ。」








いつも俺様なジヨンがモジモジしている。







「…だから誰かが、栄養のあるご飯作ってくれれば…熱出ないと思うんだけど…!」









ジヨンが言った事を考えてみる。








「…それで?」








「…………今日の夜も……愛梨のご飯が食べたい。」










「えっ?」







「…ダメ?」








「……別に…いいけど…」







「本当に??約束だよ??」




  


「うん…じゃ行ってくる」









「いってらっさーい!」









ジヨンの家を出て今の流れを考えてみる。








…自然と顔がにやけて止まらなかった。









一度はすごく好きになった人…







さっきのジヨンすごく可愛かったし…








今だって気持ちは…







 


私は自分の顔を叩いて気合を入れ直した。










私が韓国にいるのは仕事で来ているのだから。









「おはようございます!」





今日はスンリとテソンの撮影の日だった。









スンリ「愛梨さ~んおはよ…う………」







スンリは話を途中で止めて私の服装をじっと見た。






「この服『誰か』が着てるのみたことあります!」








「えっ??!」














この子本当に勘が鋭い。







昨日の服だとどうかと思って、ジヨンに洋服を借りた物のだった。









ジヨン丈が長いの多いから。








「そっか…!問題解決したんですね?」






「問題?」






なんの事??







「しかも解決して早々、お泊りなんて愛梨さん達ラブラブですねぇ~」







「???なんの事?」








「まぁともかくよかった!!」







スンリは満足したのかスタッフの所へと行ってしまった。







「……しかもなんで日本語だったの?」









スンリの言われた事を考えてみる…







問題って私とジヨンの事だよね?







考えられるのは半年前の事だし…








解決?





…してないよね。
…うん。今日はご飯作るだけだ。







それとも韓国の人って何もなくてもお泊りしたら交際スタートとか??








わっかんない!







考え事をしてると近くで座っていたテソンと目があった。









途端に昨日の待合室での事を思い出す。







「おはようございます!よろしくお願いします!」






私が声をかけると
「おはようございます。」テソンもいつもの笑顔で答えてくれた。








「「…あの!」」








同時に声を掛けてしまった私とテソン。





「ゴメン。先にどうぞ…」








「あっいえっテソンさんが先どうぞ…」









「それじゃ…梓さん元気ですか?」







テソンの意外な内容に目が点になってしまった。






「梓さんって…渡辺梓?」







「はい。連絡は取り合ってるのですが、半年前に会ったっきりお会いしてないので」








梓喜ぶだろうなぁ。








「もう、すっごく元気ですよ!この間のファンミにも参加してましたし。」






「ははっ!そりゃよかった。」







テソンといるとほっこりする~。






「でも、ファンミに来てくれてたなら声掛けてくれればよかったのに…」








少しさみしそうな顔で笑ったテソン。






「愛梨さんもファンミ来てくれたのですか?」








「私は…」







ジヨンに会うのが怖くて行けなかったとは言えない。








テソンは言葉に詰まらせてる私を見て会話を続けてくれた。







「半年前かぁ…丁度スンリのスキャンダルの記事が出た頃だ。」









スンリのスキャンダル?









そういえば「あの日」日本に帰る時梓が言ってたっけ。









「あの時、ジヨンヒョンに『余計な事してっ』て怒られてたなぁ」







「余計な事?」







「はい。元々はスンリの記事が出るはずじゃなかったみたいですよ。」






「えっ?」








「あっ撮影始まるみたいですね。じゃいってきます!」










…なんでテソンも日本語で?







しかもなんかまどろっこしい。







色々なパーツがあるけど組み立てられない焦ったさ。








スンリのスキャンダルが元ネタじゃなかったら…

余計な事してってジヨンが怒ったって事は、ジヨンが深く関係してるんだよね。










案の定、今日は考え事しミスばかりして怒られてばかりの1日だった。













夕飯の材料を買ってジヨンの部屋の前に来てから5分たつ。








(何もないってわかってるけど緊張する。)








半年前を思い出す。




 


あの時はジヨンと一緒にいることが信じられなくて、いつも緊張してたっけ。









急に開いた目の前の扉。









「……なにやってんの?」







「いや……。」







ジヨンの格好を見る。
少しだけおしゃれして…どこか出かけるのかな?







「いやっ…これは、さっきスンリに電話したら、もうとっくに撮影終わってるって言うから…迎えに行こうかと思って。」






私の気持ちを察したみたいで説明してくれた。







「とりあえず、入って。」









部屋に入ると、扉の鍵が閉まる音がやけに響いて聞こえた。








「おじゃましまーす…」






「は~い」







「そういえば!体調どう?」







「んーすっかり良くなった!愛梨のお粥のおかげだね!」







「そっか。よかった。」








「……今日は夕飯なぁに?」







「あっ…韓国の料理わからないから、日本の和食だけど…大丈夫?」







「うっそ!にものとか?」







「煮物好きなの?肉じゃがにしようと思ったけど煮物でもいいよ?」







「にくじゃが?それでいいよ♪」







愛梨はエプロンをつけてセミロングの髪の毛を結んだ。








なんか…
新婚さんみた~い♪







俺は愛梨の料理を作ってる姿初めてだからそばで眺める事にした。







「……何?」






恥ずかしそうに睨む愛梨。





あ~超かわいい!!






「んーん♪なんか手伝う事ある?」






料理してる愛梨の隣にピタッとくっつく。







「え…と、じゃジャガイモ皮剥ける?」





「オッケー♪」









ジヨンは腕まくりして自分の手を洗い始めた。





洋服の袖からむき出しになる腕。





筋が通っててすごくいい腕。






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「次は?」






ジヨンの声ではっとする。






(もう!私何考えてるの!)









2人で料理を作って、ご飯を食べる。






(なんか新婚さんみたい…!)









そだ!






「ねぇ…半年前…スンリくんスキャンダルあったじゃない?」






「ぶっ」






お味噌汁を飲んでいたジヨンが吹いた。






「ちょっと大丈夫?」





「けほっっうん…へーき…」








おかしい。




明らかに目合わせないし。











「ジヨンの記事もみ消すためのスキャンダルって本当?」








少し鎌かけてみた。







「……スンリから聞いたの?」








「えっ?うっ…と今日そんな話を聞いて」








直接的に言われてないけど、そんなニュアンスでは言ってたから適当に返事した。









「……それ知ってどうなるの?」








「えっ?」








「知った所で過去には戻れない。」







…ごもっともだ。






ジヨンが言ってる事は正論だ。
 
 




でも、明らかにおかしいでしょ!








あーそうですか!





どうせ私は暇つぶしですものね?!



関係ないって事ですね!







食べ終わった食器を持って洗い物を済ませる。







「それじゃ帰りますね。」








「えっ帰るの?」







「何か問題でも?」








「……怒ってる?」







はぁ?怒ってるよ!






「いーえ。別に怒ってません。」







「怒ってるじゃん!顔がブスくれてるよ?」






「ブスで結構!」







最後の一言であったまきた!!







もう知らない!






そのままジヨンの部屋を出てきてしまった。