前回はイス軸法®️がどんな技術なのか紹介しました。
その中で出てきた体軸というもの。
一般的には馴染みの無い言葉ではないでしょうか。
体軸とは身体の中心を通る目には見えない軸です。
体軸は見つけると誰にでも身につくもので、リラックスすると見つけやすくなる100%感覚的なものです。
イス軸法®️では体軸のある姿勢が良い姿勢とされていて、
たとえ猫背であっても、体軸があれば、良い姿勢となります。
多くの人が思い浮かべるのは、体幹や身体操作というもので、こちらは筋力に頼ったものです。
一見すると良い姿勢であっても、姿勢を保つために、身体を筋肉でガチガチに固めてしまって、
体軸がない場合は、悪い姿勢となります。
体軸とそれ以外の違いについて、
考案者である西山先生がよく喩えられてるのは、自転車に乗ることです。
体軸が身につくというのは、自転車にバランスよく乗る方法。
一方で身体操作や体幹は自転車に乗って、速く走るとか、長距離乗るというような感じ。
体軸が土台だとすると、
身体操作や体幹は、土台がある前提で、土台に肉付けするようなものです。
自転車に乗るには、身体を固めたり、
背筋を伸ばしたり、腹圧を高めたりする必要はありません。
片手でも、手放しでも、猫背でも、反り腰でも、
何も考えずに乗ることができますよね。
しかも、一度乗り方を覚えてしまえば、何年も乗ってなくても乗ることができます。
今の運動指導やトレーニング指導は、自転車へバランスよく乗る方法を教えるのではなく、
自転車にバランスよく乗れる前提で、速く走るにはどうしたらいいか、
長距離を疲れずに走るにはどうすればいいか、
そういったことを指導している状況です。
体軸が分からないので、それならいっそのこと筋肉で固めてしまおう。という発想です。
イス軸法®️で起こる3つのメリット
イス軸法®️で体軸を見つけると、主に3つのメリットがあります。
①身体能力の向上
体軸ができるようになると、土台がしっかりするので筋肉への無駄な緊張がなくなり、
無駄な力を使わなくても良くなります。
その分、本来の筋肉の動きに筋力を使えるので、パフォーマンスがアップします。
②骨盤の歪みが一瞬で調整される
イス軸法®️で筋肉のバランスが整うと、
骨の周りに余計にかかっていた緊張がなくなるので、
骨盤の歪みが調整されます。
西山先生が何人かに試したところ、ほぼ例外なく整うとのことです。
歪みがなくなることによって、疲れの軽減や怪我の防止につながります。
③バランスの良い発育の促進
筋肉への無駄な緊張がなくなるので、その姿勢に合わせた筋肉がつきます。
体軸がある状態でトレーニングをするのか、
体軸がない状態でトレーニングをするのか、
その差は数年後に形になって現れると考えられます。
実際に講座では、体軸がある状態と、体軸がない状態で筋肉に負荷を与えると、
体軸がある状態では負荷を与えた筋肉が動きやすくなりましたが、
体軸がない状態では負荷を与えた筋肉が重く、だるくなりました。
イス軸法®️は現在、画期的なトレーニング方法として、
スポーツ選手や格闘家、バレエダンサー、ゴルファーといった方々からとても注目を集めていて、
体験会もすぐに予約が埋まってしまうほどです。
続いては、僕がなぜ受講しようと思ったのか、
イス軸法®️をどう活用したいのか、紹介します。
食材や健康全般についてのご質問フォーム(無料)はただいま休止しております。
再開時期は未定です。
記事について
すべての記事の内容は、日々学びを重ね、新しい発見や見地があれば更新しています。 各記事に内容に関しましては、より最新に近い記事をご覧ください。 よろしくお願い申し上げます。