数字でみる日本の医療 | 最果てなど無いと知る〜健康を本質から考えるブログ〜

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今回は視点を変えて、医療を数字でみてみたいと思います。

厚生労働省によると、令和2年の病院の数は、178,724施設ありました。[1]

 

 

入院施設のある病院の数は年々減っているものの、

代わりに一般診療所が増え続けています。

一般診療所といえば、近年ではアレルギーやリウマチに特化したところなど、

◯◯クリニックなど、ニッチな医療機関が増えたように感じます。

 

 

一方で、街に多いお店といえば、

コンビニエンスストアや郵便局、ガソリンスタンドが目立つところでしょうか。

 

 

2022年6月度のコンビニエンスストアの店舗数は、

55,887店舗となっています。[2]

郵便局の店舗数は、24,283店舗でした。[3]

ガソリンスタンドの店舗数は、29,005店舗でした。[4]

 

 

なんと日本には、コンビニの3倍以上、郵便局の7.3倍以上、

ガソリンスタンドの6倍も医療施設があります。

コンビニは意外と少なかった。

 

 

なお、日本で最も多い施設は美容施設のようで、

平成27年3月末時点での美容所数は、237,525施設もありました。[5]

こちらもこんなに多いとは思いませんでした。

 

 

医療費については、令和2年度の医療費は42.2兆円でした。[6]

なお、その20年前の平成12年度の医療費は29.4兆円

10年前の平成22年度の医療費は36.6兆円と増加しています。

近年5年は横ばいですが、近年のコロナ禍でどう変わったでしょうか。

 

 

国民全員に医療が行き渡るかどうかは別として、

みなさんはどう思ったでしょうか。

意外と多かったでしょうか。それとも少なかったでしょうか。

 

 

では、医療施設へ通った人たちはどれくらいいたのでしょうか。

厚生労働省の調査では、

令和2年に全国の医療施設で受療した推計の患者数は、

入院が1,211.3 千人、外来が7,137.5 千人と推計されました。[7]

 

 

あくまで調査の回答を回収した医療機関の統計から算出された患者数ですので、

正確な数字ではありませんが、おおよそ800万人以上が医療機関に通ったものと思われます。

 

 

年次推移でみてみると、入院患者数は減少しつつも、

外来の患者数はほぼ横ばいという結果でした。

 

令和2年(2020)患者調査(確定数)の概況より

 

病院が減っているので、入院患者数は減って当然というところでしょうか。

ということは、医療費そのものが高くなっているのかなと考えられます。

 

 

もし、病院へ行ってみんなが健康になるのなら、

医療施設の数や医療費はどんどん減っていくはずです。

しかし、減った分医療従事者は失業してしまいます。

 

 

医療費が多くなっているということは、

高齢化の影響もあったり、良くなっている人がどれくらいいるのか?

ということを考えてしまいます。

その辺りの調査も見たいものです。

 

 

 

数字をみて思うこと

僕は、ここまで医療施設の数が多いとは思いませんでした。

これだけ多いので、何か不調があれば、通いたくなるのは当然の心理かと思います。

 

 

不調になると不安な気持ちも分かるので、そこには否定も肯定もしません。

 

 

しかしながら、不調が起こるにも何かしら原因があるはずで、

対症療法と揶揄される医薬品で、完治するのだろうかと思うところもあります。

他にも、手術で切り取られた場所は肝臓や骨といった例外を除き、再生することが不可能です。

 

 

また医学情報が、保守的で中々アップデートされないのも問題だと思います。

(結果と原因を履き違えていることが多い)

 

 

僕の職場では、

何十年も糖尿病で病院通いで、今でもインシュリンが手放せない人や、

ブロック注射を定期的に射ちに行っても、すぐに再発してしまう人がいます。

 

 

本来なら不調になった人たちが、

何度も医療機関に通わなくても良いようにするのが医療の役割だと思います。

しかし、実際には一日に何人も患者が押し寄せるのが現実で、

一人一人を十分に診察できる余裕もなく、

そのため、問診、検査、処置、処方というテンプレートのようになるのは仕方がないことだと思います。

 

 

僕は病気には、性格、精神面、身体面、ストレス、人間関係、栄養、生活習慣、毒性物質など、

多くの要因が絡んでいると考えています。

これらを一人の医師が、訪れる人を全員相手するのは不可能だと思います。

 

 

現在の僕のブログは、食べ物関係に偏っていますが、

性格、精神面も大きな要因であると考えています。

僕自身、昔から精神面に影響が出てくると不調になりやすいです。

 

 

過去に胃の調子が悪くて胃カメラを飲みましたが、

ちょっと荒れているだけで、概ね健康的な胃だと診断をもらった直後に、

不調が一気に無くなったという経験があります笑い泣き

(僕が何かに対し批判しているときは、精神的な不調や不安が出てます)

 

 

最後に、僕が色んな数字をみて感じたのは、

やはり医療費が年々増加しているなと思ったことでしょうか。

コロナ禍で先行きが不透明な中、これからの医療費が少しでも減るよう、

微力な力が役に立てられればいいなと思っております。

 

 

そのための情報を、これからも学び続けて発信していこうと考えております。

 

【関連記事】

 

 

 

【参考資料】

[1]医療施設調査

厚生労働省:令和2(2020)年医療施設(静態・動態)調査(確定数)・病院報告の概況

[2]JFAコンビニエンスストア統計調査月報

一般社団法人日本フランチャイズチェーン協会 2022年7月20日発表

[3]郵便局局数情報:現在の郵便局数(2022年6月30日時点)

[4]経済産業省資源エネルギー庁:給油所数令和2年度末

[5]厚生労働省:美容業概要

[6]厚生労働省:令和2年度医療費の動向

[7]推計患者数

厚生労働省:令和2年(2020)患者調査の概況

 

 

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