多くの人が悩んでいるという便秘。
一般的に、便が出ないことを便秘といいます。
日本内科学会では
「3日以上排便がない状態、または毎日排便があっても残便感がある状態」
とされ、
慢性便秘症ガイドラインでは
「本来体外に排出すべき糞便を十分量かつ快適に排出できていない状態」
と定義されています。
さて、便秘の人には何が起こっているのでしょうか。
便秘の時は何が起こっているのか?
便秘の原因として一番に考えられるのが、
腸の蠕動(ぜんどう)運動が上手くいかないことです。
蠕動運動とは、難しく書くと、
筋肉が伝播性の収縮波を徐々に動かしながら移行させていく運動です。
うーん、難しい。(なんで難しく書く!?)
簡単に書くと、
筋肉に波が起こって、それが伝わっていくような運動です。
腸はホースのような形をしていますが、
ホースの片方の端から起こった波が、
もう片方の端まで、伝わっていくようなイメージです。
腸に便が溜まっていく段階で、
腸に波が起こって、その波が便を肛門の方へ送っていきます。
この蠕動運動が上手くいかないこと。
それが便秘の人に起こっています。
どうして蠕動運動が上手くいかないのか
結論としては、腸を動かすエネルギー(ATP)不足です。
もっと全体で捉えると、甲状腺機能低下の部分症状となります。
そのためエネルギー代謝全般を見直さないと、解決できません。
恐らくは便秘の人に共通しているのは、
- 塩水をあまり飲まない
- 塩分を控えている
- 肉をよく食べる
- 油をよく食べる(主に植物油脂)
- スナック菓子をよく食べる
- インスタント食品をよく食べる
- 食事制限をしている
- 糖質制限をしている
- 鉄やミネラルのサプリメントを飲んでいる
- 果物をあまり食べない
- 精神的ストレスを抱えている
- 貧血がある
などが考えられます。書き切れないくらいたくさんありますよ。
これらはエネルギーをうまく作り出せないために、
便秘が起こりやすい状態を作ります。
甲状腺機能低下は血液検査では分かりません。
多くの現象は細胞の中で起こるため、
血液検査はほんの一部を見ているに過ぎません。
なお食物繊維で便が出やすくなるのは、
まだ別の理由です。
腸の中で食物繊維が邪魔だから、
排泄する感じ。
プロバイオティクスもプレバイオティクスも
別の問題がありますので、おすすめしません。
(腸内細菌は良い悪いで判別がつくものではない)
まずはエネルギーを作り出しやすい身体の状態にすること。
そのためには、一番エネルギーになりやすい良質な糖をしっかり摂る。
これが便秘解消の近道です。
3か月しっかり続けると、効果が実感できると思います。
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