【ご質問の回答】本質からみた尿酸の姿とは | 最果てなど無いと知る〜健康を本質から考えるブログ〜

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今回はご質問フォームからいただいた

ご質問に回答します。

T.Nさんありがとうございます。

 

 

尿酸についてのご質問

『尿酸』は体内でどんな作用があるのでしょうか。活性酸素やフリー鉄との関わりもご存知でしたら教えていただけると嬉しいです。

 

 

わたしは、痛風があるわけでもないですが、

貧血改善をしたい思いや、

フリー鉄+プーファ+活性酸素による炎症を軽減させたい思いから

いろいろな方の情報を読んでいたら『尿酸の作用』で少し混乱してきました。

 

 

『フルクトース(果糖)の摂取で尿酸が産生される』という記事もあれば、それはほとんど起こらないというご意見もみかけます。もしフルクトース摂取で尿酸が産生されるとするならばハチミツや果物を多く摂取すると尿酸が増えるということでしょうか? 

 

 

また、『尿酸は活性酸素を回収してくれると』いう文面もみかけました。

(尿酸は、活性酸素がフリー鉄と結合することを回避してくれる)。

悪者のイメージの尿酸ですが、活性酸素を回収する物質なら体には良い作用があるということでしょうか?

 

 

そもそも活性酸素がなぜ増えるのか?増えた活性酸素はどうすると減らせるのか?も混乱しております。

 

 

『尿酸は体内での強力な抗酸化作用をもつ物質である』という文面ももみかけます。良い作用という意味でしょうか?

 

 

 

ご質問への回答

尿酸は紛れもなく、身体の中で最も優れた抗酸化物質です。

 

 

尿酸値が上昇した場合、主に二つのことが考えられます。

それは、

  • 尿酸の排泄能力が低下していること
  • 尿酸が過度に作られていることです。

 

 

尿酸の排泄能力低下は、甲状腺機能低下で起こります。

甲状腺機能低下とはすなわち、糖のエネルギー代謝が低下している状態です。

 

 

痛風には尿酸は関係なく、むしろ、尿酸が過剰にあるときは、

痛風を招きやすい身体の状態です。

つまり、痛風で尿酸値が高いというのは結果に過ぎません。

 

 

痛風の主な原因は、鉄とプーファによる過酸化反応です。

 

 

それを抗酸化しているのが尿酸です。

 

 

尿酸は鉄をキレートする作用があります。

 

 

活性酸素や活性窒素は、

これもまた、甲状腺機能低下だったり、

身体の中で炎症が起こっているなどの病気の場だと、

普段使われる酵素ではない酵素により、尿酸が作られて、

その副産物として、活性酸素や活性窒素が過剰に発生します。

 

 

糖のエネルギー代謝が回っている場合、つまり甲状腺機能が正常な場合、

キサンチン脱水素酵素がはたらき、

それにより尿酸が作られますが、

この場合は活性酸素や活性窒素が発生しません。

 

 

病気の場の場合、キサンチン酸化酵素によって尿酸が作られます。

この場合に活性酸素と活性窒素が過剰に発生します。

 

 

こうして過剰に発生した活性酸素や活性窒素が

プーファや鉄などを酸化させてしまうので、

やはり、糖のエネルギー代謝を回し、

甲状腺機能を正常にするのがベストです。

 

 

活性酸素自体、すぐに何かとくっついてしまうので、

とにかく過剰に発生させないというのが重要です。

 

 

フルクトースでは、確かに尿酸が作られます。

しかし、フルクトース単独で過剰摂取しないと起こりません。

 

 

人間への臨床実験では、

健常者と非アルコール性脂肪肝患者へ8週間

フルクトースを一日150gという高フルクトース食を食べさせた結果では、

特に異常は見られませんでした。

 

 

マウスの実験では、人間に相当すると2倍近くの量を

6週間与えた実験でも、

特に異常は見られませんでした。

 

 

実は活性酸素は、生命の仕組みに欠かせないものです。

ミトコンドリアは、活性酸素をシグナルにして増殖します。

しかし、繰り返しになりますが、

病気の場を作る食べ物や物質によって、

過剰に発生することが大きな問題になります。

 

 

参考文献

Regulation of uric acid metabolism and excretion

 

 

参考記事

 

 

【補足】

参考文献の中にもありますが、

血漿中の尿酸値が高いことで、動脈硬化、心疾患、パーキンソン病などの

リスクが減らせることが色んな研究で示唆されています。

このことからも、尿酸が痛風のように炎症を起こすということが非常に考えにくいです。

 

 

また、尿酸を抗酸化物質だと捉えれば、

外から抗酸化物質をわざわざ摂る必要もないということです。

 

 

多くの場合の炎症は、プーファやフリーになった鉄や金属による

過酸化反応によってできる炎症ゴミの蓄積によるものだと考えられます。

 

 

鉄については、多くの誤解があります。

それはとても酸化しやすいことと、

人間だけが鉄を使う生き物ではないということです。

 

 

鉄板は、何も加工していなければ一日空気中に置くだけでサビができます。

 

 

また、人間の体内は微生物だらけで、

その微生物たちも鉄を使うということを忘れてはいけません。

鉄というものは非常に扱いにくいものだからこそ、

動物の体内ではタンパク質にコーティングして使っています。

 

 

例えば貧血も、甲状腺機能低下の部分症状です。

つまり糖のエネルギー代謝を改善させない限り、貧血は解決しません。

よろしければ、鉄の記事のシリーズも読んでいただければと思います。

 

 

 

 

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