痛風の正体は果たして!?
痛風は、男性がかかりやすい病気として有名です。
風が吹くだけで痛い。というところから付いた名前と言われています。
他にも風のように痛む場所が変わるといった説も。
とっても痛そう。
いろんな関節に激痛を伴う炎症が起こります。
初期症状は突然、足の親指や膝が痛くなることが多いようです。
僕も20代の頃、この初期症状が出たことがあります。
さて、痛風と聞くと、
お決まりのように尿酸値が高いことが原因とされています。
尿酸値が高くなり、尿酸が結晶化することで、炎症を起こすとされています。
これは本当なのでしょうか。
尿酸とは?
尿酸は、肝臓で作られる物質のひとつです。
主にプリン体を分解したときに作られます。
プリン体とは、細胞の核酸を分解した時にできるもので、
細胞を持つ生き物である以上、プリン体は作られます。
また食べ物からもプリン体は摂取しますので、どうしても作られます。
しかし尿酸の最も重要な効能が、
最強クラスの抗酸化物質であることです。
これめっちゃ重要です。
尿酸値が高いのは結果であって、痛風の原因ではない
痛風と診断されると決まって尿酸値が高いので、
それを下げましょうとなるわけです。
または、血液検査で尿酸値が高いと、痛風予備軍となります。
そうすると、尿酸値を下げましょうと薬を処方されます。
しかし、先ほどにも書いたとおり、尿酸は最強クラスの抗酸化物質です。
抗酸化しているのに、痛風という炎症とは結びつかないように思えないでしょうか。
ここで考えられるのは、
尿酸値が高いのは、身体の中で何かが起こっているのではないか?
ということです。
つまり、身体の中で過度な酸化が起きているため、
最強の抗酸化物質である尿酸が増えていると考えられます。
では何が起こっているのか?
身体の中で過度な酸化を起こす物質はいくつかありますが、
その中でも大巨塔といえるのが、
プーファ(多価不飽和脂肪酸)と鉄です。
これらは特に血中にフリーな状態だと、
過剰な活性酸素種や活性窒素種とくっついて、
フリーラジカルとなり、これが免疫細胞を刺激して激しい炎症を起こします。
この過剰な活性酸素種や活性窒素種は、
尿酸が作られる過程で炎症などのストレスがあると、
本来の酵素とは別の酵素が働き、過剰に発生してしまうのです。
痛風はありがたいサイン!?
痛風は俗称、ぜいたく病や帝王病と言われています。
その理由は昔、裕福な暮らしをする王族や特権階級によく見られる病気だったからです。
しかし今では、男性を中心に王族や特権階級でなくても、
かかる病気になりました。
尿酸が最強クラスの抗酸化物質であることが分かれば、
身体は身をもって、
『身体に大変な酸化が起きているから、食生活を見直しなさい!』
というサインとも捉えられます。
ここで、食生活を見直さずに、薬によって尿酸値を下げてしまったらどうなるでしょうか。
痛風の合併症として、
肥満、高血圧、高脂血症、心血管障害、脳血管障害、尿路結石、慢性腎臓病などがあります。
僕の知る限りこれらの合併症は、プーファと深い関係があります。
そして、痛風が出る箇所は関節ばかりです。
痛みは激痛を伴います。
もしこれが内臓で起こったら、それこそ大変なことになるでしょう。
身体は大事なところを守るというシステムが、
勝手に備わっているのかも知れません。
そう考えると身体が愛おしく、ありがたく感じられます。
女性の場合は、生理が止まると鉄が過剰になってきますので、
そういった意味では痛風のリスクは高まります。
これを機に、プーファや鉄が過剰になっていないか、食生活を見直してみましょう。
そして、最強クラスの抗酸化物質は身体の中で作られます。
外からの抗酸化物質の摂取は、細胞を還元状態にしてストレスを与えますので、
注意しましょう。

