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imachiの終わりなきバイク旅 ― 絶景、林道、時々ダート

絶景・酷道・林道ツーリングが大好きで、二児のパパをしているimachiです。

北は北海道、南は沖縄までツーリングしてきました。一度だけ海外ツーリングも(イタリア)。

バイク歴はネイキッド、アドベンチャー、オフロードを10台ほど。現愛車は、SUZUKI SV650。

ゴールデンウィークの後半、5/4~5で1泊ツーリングに行ってきました。

今年の連休は後半に人出が集中するとのことで、観光地を避けて走ることが楽しいツーリングの為にはとても重要。
そうなれば林道や、一般の人からは縁遠いであろう何もない山道が最適となります。

1日目はそんなルートを駆使してあちこち走り、富士山の絶景を味わい尽くしましたよ。


 中央道(都内→一宮御坂)


とはいえ都内からツーリングに出かけるので、GWの高速渋滞はどうしても避けられません。

大型連休の洗礼を浴びつつ、どうにかこうにか甲府盆地までやってきました。一宮御坂ICで降りて河口湖方面へ。



 河口湖エリア


御坂みちから旧道に入り、峠の茶屋まで登ってきました。



クネクネ山道はやっぱり最高です。その上ここは旧道、しかも朝早い時間なので交通量は皆無。


曇りがちながら、富士山もしっかりと拝めました。



河口湖越しの富士山、絶景です。


さらにエクストラステージの林道へ。ここがむしろ本丸ですよ。


どどん!!


超絶景なり。ここに来るのは今年一発目ですが、初回から運が良い!


初夏の彩りを放つ山肌も良い感じです。


やっぱりこの林道は神。


これほどまでに景色が良くしかも走りやすい林道というのはなかなか無いです。


まさにお手軽アドベンチャー。


こちらはもう一つの河口湖&富士山絶景展望ポイントです。


河口湖は富士五湖の中でも人が多いので好きじゃないですが、遠景は本当に素晴らしい。


最高過ぎました。



 富士宮エリア


ツーリングプラン(指定区間、定額で高速道路乗り放題)の範囲内なので、河口湖から東富士五湖道路を使って須走の先までワープ。
水土野ICで降りて富士山スカイラインへ。

富士宮口五合目が少し気になりましたが、それなりにクルマがいるかもしれないのと、薄雲が多めで下界の眺めはそれほどよくないだろうと判断してパス。


富士山が良く見える駐車場にて小休憩です。


ここで富士山を眺めながら一息着くのが最近のお気に入り。持ってきたパンで小腹を満たしました。


そういえばこのあたりは、桜がまだチラホラと咲いてましたね。


点々と自生している山桜もまた良いものです。



 朝霧高原エリア


富士山スカイラインを抜けたら朝霧高原方面へ。

ここの国道139号をメインに、周囲が凄まじい混雑をかましていました。これぞ大型連休。
(あとで南アルプス市で立ち話した地元の方によると、芝桜に人が集まっているそうです)

どうにかこうにか工夫し、R139を通らずなるべく渋滞を回避してお目当ての林道入口に到着。


湯之奥猪之頭線。朝霧高原から下部温泉へ抜けるルートです。


この林道も展望が極めて良く、富士山の絶景具合が異常!


パラグライダー離陸もあります。(ここに限らず、離陸場にはハズレなし。ツーリングの目的地にうってつけですよ)


なんとまあ素敵な道を作ってくれたものです。


素晴らしい~


数名、飛んでいるのが見えました。


少し先へ進むと、開通記念碑的な岩。


感謝感謝。


ここのカーブミラー、なんか封印されてる(?)んですけど…一体なんなんでしょうねw


岩の前はこんな良い雰囲気。


ヘアピン的なカーブになってます。


さらに少し進むと、またも富士山の絶景ポイント。


いやもう最高ですよ。


来て良かった、、、ホントに。


縦構図も意外と良い感じ。


林道というものがあるおかげで、連休もこんな風に安心して楽しめますよね。

改めてありがたさを痛感しました!


まだまだ続く。








先日、OGK Kabutoのフルフェイスヘルメット「エアロブレード6」を購入した話を書きました。

「エルフィ ダーク」というカラーリングに惚れて買ったのですが、果たして実際の使用感は?




ツーリングで実際に数回ガッツリ使ってみたので感想を書いてみます。



まず、使用条件の概要は以下の通りです。

・高速道路は120km/h程度までの走行
・付属のチンカーテンを装着せず
・バイクに長めのスクリーンあり(ただ、スクリーンの上の方にあえて頭を出してみても感じ方はあまり変わらず)



それではいくつかの観点から、感じたことをそのまま書いていきます。


 軽さ


・手で持ったときの感覚以上に、圧倒的に軽い!
・重さを感じないので後方確認もラクラク。

正直、ヘルメットを被ってる気がしないといっても過言ではない。そんな感覚になりました。



 被り心地


頬の中心からやや下、下顎の上あたりでがっちりホールドしている感じ。
・キツいとは全く感じず、心地よいホールド感。なんか安心。

軽さの観点で「ヘルメットを被っている気がしない」と書きましたが、しっかり包まれている感という意味では逆に存在感があります
それでいて数時間被り続けても不快感は全くなかったのでマイナス面は無し。非常に良いです。



 空力


・高速走行中、抵抗感はほとんど感じず。
・後方確認しても抵抗感に変化無し。

非常に優れていると思います。速度を上げていっても頭部に抵抗感は全くなく、快適そのもの。
サーキット走行とかではどうかわかりませんが、ツーリングユースにおいてはアライ・SHOEIと全く遜色無いと感じます。



 ベンチレーション


・額のエアインテークはそよ風くらいの印象。

・口元のエアインテークははっきりわかるくらい入ってくる。シャッター二段階のうち全空けは特に顕著。


普通かな?特段優秀ということはなく、かといって不満が出るわけでもない。そんな感じかなと思います。もっと風が入ってくるフルフェイスヘルメットはありますね。

ただし自分の場合、夏はいずれにしてもジェットヘルメット一択なのでこの観点は重要ではありません。




 静粛性


・フルフェイスにしては周りの音がけっこう聞こえる。

・ヘルメットの周りの耳のあたりを流れる風の音がよくわかる。(100km/hくらいになると顕著で、「ボーッ」「ゴーッ」という感じ。高音ヒュルヒュルの風切り音は無い。)

・アライのツアークロス3比で、マフラーの音がよく聞こえるようになった。


静粛性は、フルフェイスヘルメットとしては低いと思います。軽量コンパクトな設計が影響しているのかもしれません。

ただ自分としては、ジェットヘルメットで高速道路を走るのも平気なくらいなので全然許容範囲内。また、マフラー音が静かめでも楽しめるのはある意味プラスかもしれません(笑)


ですが、高い静粛性を求める人には正直向いてないです。




 その他


これは全く予想もしていなかったんですが、、、実際に使ってみて軽く感動した点。


・ヘルメット装着時、Dリングにベルトを通した後、最後にボタンをパチンと留めるのがとてもラク。

これは何を言っているかというと…

リング側のボタンが、赤矢印部分のようにベルトからややオフセットされているんです。普通は水色丸印部分あたりにボタンが付いてますよね。


これにより、ベルトの締め具合の許容範囲が大きいのです。


それの何が良いんだ?って感じですかね(笑)


これが利点となるのは、厚手のネックウォーマーを使うときです。

私は風の侵入を防ぐため、いつもネックウォーマーごとベルトを締めています。その結果どうしてもやや緩めにベルトを締めることになります。

すると、ボタンが届かなくて留まらない…。Dリングからベルトを抜いて最初からやり直し。


…なんてことが普段よくあるのですが、エアロブレード6では上記のボタンの位置オフセットのおかげで、この問題が全く起きませんでした。休憩のたび毎回、実にスムーズに走り出せます。

地味な点ですが、けっこう嬉しいポイントでした。




 総合的に


満足度、非常に高いです!


とにかくヘルメットを被っている気がしないくらいラク(軽さと空力の点で)なのが最高


10~12時間くらいのツーリングの結果、快適さを強く感じました。(ツアークロス3比)


ただし静粛性は高くない気がするので、そこを重要視する人にとっては微妙かも。




そんな感じで以上、エアロブレード6のインプレッションでした。


静粛性だけはフルフェイスのわりにややイマイチですが、そこをさほど気にしない方にはオススメできますね。



ちなみに…このモデルに限らずOGK Kabutoのヘルメット全般が2025年5月下旬より値上げとなるので注意ですよ~


 

 

 

 

 

 














今年のゴールデンウィークは前半と後半に大きく分かれていますね。


さらに前半には飛び石もあり、結果として後半に人出が集中しているようです。


我が家は前半に諏訪湖へ家族旅行に行きましたが、高速道路は通常の週末と同程度の混雑具合で快適なもんでした。




本日5月3日から後半突入なわけですが、Googleマップを見ると高速道路下りの渋滞が凄まじい!


行楽地は人で溢れているんだろうなあ…



こんなときに最適なのは、林道ツーリングです。ほとんどの場合、連休だろうが混雑とは無縁!

※林道の先に観光地があるような場所は、この限りではありません。


明日明後日で、冬期通行止めが解除されたばかりの山梨の林道をメインに走ろうかと思います~









4.16 北杜市 桜めぐりツーリングの続きです。

↓前回
八ヶ岳高原大橋を出発しまして、南へ。



 道の駅南きよさと


今年も鯉のぼりが立派に泳いでます!


ここは、だいぶ見ごたえあります。ロープの長さも、各鯉のぼりのサイズや数もなかなか大規模かなと。


芝桜はまだでした。


空に向かって登ろうとしているようにも見える。


強風のおかげで元気に泳いでました。



このとき、そろそろ昼時という時間だったのでランチにするつもりだったんですが、レストランへ行ってみると…

なんと、イタリアンに変わっていました。
建物はほぼそのままに見えますが、食券式ではなくなっていて、入り口にはスタッフが待機。

なんだか、一人で気楽にランチするにはちょっとイマイチな雰囲気になってしまいましたよ。。残念。

美味しいソーセージが乗った「清里カレー」(名前はうろ覚え)が好きだったんですが、もう食べられないようです。


そんなわけでイタリアンに入るのは全く気が進まず、代わりにコチラ。

鯉のぼりを眺めながら、お決まりの信玄ソフトです。


こちらもなぜか仕様が変わってまして、コーンではなくカップに変更されていました。
それから、わらび餅が若干小さくなったような気がする。


まあ味は変わらず美味しいんですが、少々残念な気持ちになりました。コーンが良かったなあ。。


なんか色々と残念だった道の駅南きよさとでしたが、気を取り直して次へ。



 大正館/津金学校


ここは道の駅からすぐなんですが、今まで来たことがありませんでした。
前々から気になってはいたので、今回ついでに寄ってみることに。


そしたらなんと、、

凄い桜スポットでした!


大正館と津金学校の建物前に、


大きなのが1本ずつ。


水平方向に大きく枝を伸ばしてますね~。


桜スポットと知らずに来たんですけど、ちょうど満開でめちゃくちゃラッキーでした。



敷地の入り口には、背が高いのが3本。


これも見応えありますね。



そして極めつけは、敷地の外壁に植えられた並木。


ド満開。


素晴らしすぎました、、、


間違いなく桜の名所ですねこれは。


ここが今回最後の桜スポットとなりましたが、ラストを飾るに不足なし!


偶然の発見に感謝です。



余韻に浸りつつ、すぐ近くに「津金の棚田」というのがあるので来てみました。


棚田にしては高低差が小さいが、奥行きはある感じ。


水が張られた頃に見に来ると良さげでした。




 新府桃源郷


下界に降り、韮崎市へ。


最後におまけで桃の花を見に来ましたよ。



「新府桃源郷」です。


富士山+桃の花+菜の花。そして富士山の残雪も含めた4色展開がとても素敵。


たまたま居合わせた本格的なカメラを持っている方によると、こういう景色が見られるところは他になかなか無いそうです。


桃源郷のメインエリアに到着。


ここ新府桃源郷は観光地化してなくて、桃畑そのままという雰囲気なのが良いところ。

落ち着いて桃と風景の鑑賞ができます。


ピークを若干過ぎてしまっている感じはしますが、桃らしい鮮やかな色を見せてくれました。



以上で、この日の全スポットをコンプリートです!


桃の花と菜の花、そして富士山を眺めながら中央道へ向かい、帰宅。


暑くもなく寒くもないちょうど良い気候のなか、最高の北杜市お花見ツーリングとなりました。









4.16、北杜市の桜めぐりツーリングの続きです。

↓前回

関のサクラを後にして、八ヶ岳方面へ。

清春芸術村のサクラ(満開!)を横目に見ながら進むと次の目的地です。



 蕪の桜並木


到着!


ここは、真原桜並木を上回る絶景と言って良いでしょう!

蕪(かぶら)の桜並木です。


もうご覧の通り、ため息が出るくらい素晴らしい眺めですよ。


まさにちょうど満開。最高のタイミングで来ることができました。


ロケーションもさることながら、ここは桜の木一本一本がすごく立派なんですよね~

それゆえなんだかとても迫力があります。


バイクと比較して、かなり大きいことがわかるかと思います。


うーん凄い!


さらに、この並木道は直線ではなく90°くらいのカーブの先にまで続いているんです。

これが風景をいっそう豊かにしていると思います。


カーブ先の並木のさらに向こうは、八ヶ岳。


カーブの先に移動して、今度は逆に来た方向を振り返ります。


見事。


残雪の南アルプスへと延びるかのような、満開の桜並木。


甲斐駒ヶ岳が神々しい。


もう本当に最高でした。



 牛池


蕪の桜並木からすぐ近く、長坂の市街地にポツンとある「牛池」。


素朴な雰囲気ながら、なかなかの絶景です。


南アルプスの山々をバックに、綺麗な池と桜が素敵。


地元の方と思われる人たちから聞こえてきた話によれば、前日の強風で少し散ったね、とのこと。

でも充分に満開見頃でした。



 八ヶ岳ビューへ!


次は、桜スポットではありませんが清里高原・野辺山エリアへ。

久しぶりに「八ヶ岳高原ライン」を気持ちよく流します。


ちなみにここは「まきばレストラン」。リンゴ好きな長男へのお土産に、5倍濃縮の飲むりんご酢を調達しました。



そして、お決まりの平沢峠に到着!

2025年一発目。


登山シーズンではなくしかも平日なので、クルマが少なく良い写真が取れました。


こんなに引きで撮ってもクルマが入らないというのは、なかなかにレアです。


後から記念撮影する人(来なそうだけど念のため)のお邪魔にならない場所へ移動しまして…


獅子岩に登ります。


雲がかかってはいますが、素晴らしい展望!


この雪化粧はいまだけの特別なもの。残雪の時期はいつも以上に感動します。


川上村方面。


南アルプスもよく見えます。


SXのところに戻り、別角度でもう一度撮影。


大満足な平沢峠でした。



ここから折り返し。韮崎方面に向けて下界に降りていきます。


いつものように寄り道。


八ヶ岳高原大橋です。



橋の上からの八ヶ岳。


反対側には富士山がくっきり!


お花見もさることながら、山の展望もバッチリな最高のツーリング日和ですね~



続く。