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imachiの終わりなきバイク旅 ― 絶景、林道、時々ダート

絶景・酷道・林道ツーリングが大好きで、二児のパパをしているimachiです。

北は北海道、南は沖縄までツーリングしてきました。一度だけ海外ツーリングも(イタリア)。

バイク歴はネイキッド、アドベンチャー、オフロードを10台ほど。現愛車は、SUZUKI SV650。

先日ちょろっとだけ書きましたが、
年末にV-STROM250SXの初ツーリングに行ってきました!



行き先は伊豆。

慣らしを兼ねているためなるべく下道を走行。
東名には乗らず小田原厚木道路だけ利用し、伊豆半島の入り口にアクセスしました。

で、そこそこ寒いので(この時期にしてはだいぶ暖かかった)、熱海から海沿いをゆっくりトコトコと南下。


道中、セローっぽい雰囲気が感じられてなんとも心地よかったです。(newバイクなので何しても楽しいんだとは思いますけどねw)

そう感じたのは特にアイドリング時や、ゆっくり低回転で走り出したときのポコポコ感?トルルル感?


マシンの共通点としてはもちろん、単気筒であること。
ですがそれだけじゃ説明できないような…と思うほど似たテイストを感じました。

メカ的なことに詳しくないのでわかりませんが…
油冷は空冷に近い乗り味を生むのでしょうかね?
それともSOHCだから?

まだまだ乗り始めたばかりではありますが、予想外かつ試乗時には気がつかなかった面白い発見があり嬉しく思いました。





そんなこんなで、道の駅伊東マリンタウンに到着。


昼ごはんに桜海老のかき揚げ丼を。


箸で簡単に崩れるほど、すんごいサクサクで美味しかったです。また食べたい!


では、お腹が満たされたところで再出発。





有名な城ヶ崎海岸の近くにあるらしい「宇根展望台」を目指したのですが、なんとアプローチまでの道を地元民と思しき軽トラが完全に塞いでいて辿り着けず。。
(なかなか腹立たしかったんですが、時間を無駄にするのももったいないので即諦め)


代わりに海辺の道から伊東の海を眺めました。


SX、なかなかカッコいいじゃないか!




続いて、稲取のアニマルキングダム裏手の山へ。


以前に風力発電所には行ったことがあるので、今回は新たなスポットにトライ。

※こういうところが似合うバイクになった!



日が陰り始めちゃいましたが、なかなかの絶景です。



バイクが変わって、


得られるアドベンチャー感が高まった気がします。




SXの視線の先には風車が点々と。




バイクを降りて、少し上に登ると尾根でした。
眺めよし!




なかなかの良スポットでした。

VストロームSXで訪れる最初のアドベンチャーにふさわしかったように思います!




最後はこちら。



東伊豆ツーリングといえば、稲取細野高原ですね。



今回も絶景を見せてくれました。



ここも実にSXにぴったりなスポットと言えるでしょう。





ただし…



なんと、高原の内部の方は車両進入禁止になっていました。。。



読む限り、冬だからとかいうわけではなく常時入れないっぽいです。これは残念すぎる。


わりと唯一無二なツーリングスポットといえる存在だったので、、ここを失った東伊豆には、もうツーリングの魅力はほぼないかもしれません。


アドベンチャー感と絶景を楽しめるスポットはもっとアクセスの良いところに色々ありますし、しかも東伊豆は道が面白いわけでもなく混みがちですからね。



今回の年末ツーのように寒さを避けた冬以外では、東伊豆をツーリングすることはもうないかも。



そんなわけで残念な気持ちにはなりましたが、限られてしまった入れるエリアだけでも良い景色は楽しめました。



山の向こうに日が沈む。




アドベンチャーを感じるツーリングは、やっぱり良いですね!



このあとは伊豆の先端目指して走り、石廊崎近くの宿に泊まりました。



続く。







昨日12月30日、走り納めをしてきました。



今年も、良いこと、良くないこと色々ありました。


また秋から仕事環境が変わり、精神的に日々しんどくやや参っているという問題があるんですが…

まあ比較的平穏で、昨年に比べると随分良い1年だったと思います。





バイク関係で大きな出来事というと、事故の示談交渉がなんとか年内に終了しました。




昨年10月のこと…


以前このブログでも書いた通り、バイク事故をしました。



バイク(XSR700)は、自走で帰れた程度の損傷。

25万円ほどで修理可能ではありましたが、考えた末に手放すことに。


人間の方はというと、幸いにも骨折や靭帯などの損傷は無く「非常に程度の酷い膝の打撲」という診断。

打撲というにはかなり無惨な感じで、初見では「腱切れてるんじゃないか」って疑われましたけどね…。長いこと治療に通いました。




そしてそれ以上に、示談交渉が非常に長期に渡ったんです。




しかし、、、


先日納車されたV-STROM250SXが良い風を吹き込んできたのか、なんとびっくり納車翌日に示談交渉が決着しました。

(もってるな~スズキ!)





相手保険会社からの入金は年明け早々になるようですが、宙ぶらりんな状態がすべて解消したので肩の荷が降りた気持ちです。




一息ついたところでせっかくなので(?)、終結までの経緯や学んだことをざっと書き記しておこうと思います。



まずは、事故当日

前述のとおり自走可能だったので、事故処理後に自力で帰宅しました。

しかしよく言われている通り、時間が経つにつれ痛みも腫れもどんどん酷くなっていきました。夜になってからの症状を見ると、よく自力で帰れたものだなと思いましたね。



治療について


治療(2022.10~2023.3) ※相手方の自賠責利用

事故当日から丸々6ヶ月間でした。

検査に始まり、補助具の手配、血抜き…

そしてリハビリ、神経の回復を促す飲み薬。


治療(2023.4~6頃) ※自腹(通常の健康保険利用)

②の治療による症状改善がこれ以上あまり見込めないことから、相手方の保険を使った治療が6ヶ月で終了。

ここからは自己負担というか健康保険の3割負担。数回、診察と飲み薬の処方に通いましたがあまり改善されてる感じがしないので数ヶ月で終わりにしました。




物損について

こちらの損害は、バイクの修理費用+装備品の破損+衣類を始めとした身に付けているものの破損


相手の損害は、車の修理費or時価(全損扱い)

ここが一つの争点で、「相当な距離を走ったレンタカーなので、修理費ほどの価値ないんじゃない?」というのがこちらの主張でしたが相手は譲らず。




示談交渉について


2022.10~2023.3(保険会社による対応)

担当者は丁寧な対応や説明をしてくれましたが、正直に言って交渉力は無かったように感じます。

結局、相手方の損害認定や過失割合につき、相手保険会社の主張を何一つ崩してはくれませんでした。


この時点ですでに半年間も経過しており、もうこれで終わりにしたい気持ちもあったんですが…


事故状況に関する相手の主張の一部に明らかな嘘があり、これに関してはどうしても納得が行かなかったので弁護士特約を使って交渉継続することにしました。

(バイクにドラレコをつけてなかったので証明できないし、相手のドラレコで事実確認できる内容でもなかったので、嘘というのは完全に私の主観なんですけどね)


なお全損の認定や過失割合は所詮、類似のケースを踏襲にして決められるものだと認識しているので、認定の是非や過失割合の数字そのものに関してどうこうという思いはほとんどありませんでした。

しかしとにかく上記の「嘘」に対して腹が立ったから弁護士さんに入ってもらうことにした感じです。


また、相手の提示してきた過失割合は当該主張に基づくもののようだったので、双方の認識が合わないのであればその過失割合を受け入れる必要は無いんじゃないかとも考えました。





2023.4~12(弁護士による対応)


ここからがさらに長かった。


改めての事故状況説明や委任状等の手続きをした後は弁護士さんにお任せで、たまにメールでやり取りがある程度。

なので特段手間ではなかったんですけどね…相手の保険会社のレスポンスが悪くてとにかく待たされました。


争点は、以下二点。

・過失割合

・相手方の損害額



まず動きがあったのは、人損。

8月に、当方の主張する過失割合を受け入れるとの回答があり相手保険会社から支払いが行われました。


次に物損ですが、相手方の損害額認定についてはこちらが譲歩することに。

過失割合は決まったことだし、これですぐ終了するかなと想定していたのですが…


なんと人損と物損の過失割合は同じとは限らないことになっているらしく(←個人的には違和感しかありませんが)、結果としてさらに4ヶ月を要したわけです。


まあしかし、最終的には物損の過失割合も当方の主張が通りました。(これがVストロームSXの納車翌日)






以上により、いちおう納得の行く結果に落ち着いたのでした。



そして今回の教訓ですが、、、


保険会社同士のやりとりで状況が好転しそうにないと感じた時点で、さっさと弁護士さんに切り替えてしまえば良かったです。

最初の半年間、保険会社任せにしたのは正直無駄な時間だったかなと。


また賠償金計算方法に関しても、保険会社基準と弁護士基準では違いがあり後者の方が有利になりやすいです。その意味でも弁護士さんには入ってもらった方が良いですね。

(さらには、裁判基準というのもあるそうです)


また、任意保険の弁護士特約付帯とドラレコの設置。これは極めて重要です!



あと今回は物損事故で処理され、人身事故への切り替えはしませんでした。(切り替えには事故があった管轄の警察署に出向く等の手間がかかるし、物損扱いでも治療費を始めとした人損の補償はきちんとしてもらえることがわかったため)


ですが、人身事故扱いにしておけば相手方の対応も違った気がしますね。無理に自走で帰宅なんかせず、怪我があるのであればその場で救急車を呼んでもらっちゃえば良かったかなと思いました。





というわけで、以上総括でした。

これにて一件落着なので、スッキリした気持ちで新年を迎えたいと思います!








それでは!


今年も1年間、

ブログを読んでくださった方、

コメントをくださった方、


ありがとうございました~







Vストローム250SXで、初ツーリングに来ています。


1日乗って思ったこと。


それは、、、


なんかセローみたいで懐かしい!

です。



信号停車時のアイドリングで伝わってくるエンジンの微かなポコポコ感

そして、匂い。
これは比喩ではなく、リアルに「匂い」です。
SX smells like serow.
どんな匂いかなんとも表現できないんですが、信号待ち時に感じる匂いがセローとかなり似ています


こうした感覚は、単気筒エンジンだからでしょうかね?
さらには「油冷」だから?

"空冷エンジンには、水冷にはない味わいがある"
なんてよく耳にしますが、油冷ではそちらに近いフィーリングを得られるのでしょうかね。
詳しいことはよくわかりませんが、心地良い。




一方、セローみたいなんだけど明らかにセローと違う点もありました。

それは、試乗でも感じたことですが
やはり振動がとても少ないこと。

まず、停車時には上記の通りわずかなポコポコ感があるんですが、走り出すと振動はほぼ感じられないです。

慣らし運転のため5,000回転以下での走行(MAXで80km/h@6速)ではありますが、ここまでの領域は驚くほどに静か。
快適に走り続けられること間違いなし!


というわけで初乗りのインプレッションは上々。
早く慣らしを終えてもっと色々試したいものです!

ツーリングの記事はまた後日。







Vストローム250SXの納車により、MT-25とはお別れしました。


数日だけ、2台が同居。



同じ250ccとは思えないほど大きさが違いますね。これでSXのほうが若干軽いというから驚きです!

※SXにはトップケースをつけて、MTはマフラー交換で軽くなっていたので、私の場合は数kg重くなってますけどね。





MT-25とは、ほぼちょうど1年という短い付き合いで終わりを迎えることとなりました。



昨年の12月、バイク事故後にXSR700からの乗り換えでMT-25を初めて走らせたとき…
「遅っ!!」と思ったのをよく覚えています(笑)


しかしすぐ慣れて、「250ccで充分楽しめるじゃん」と思わせてくれましたね。回せばそれなりに加速しますし。

もちろん、中央道の上り坂や追い越しでのスローな加速などパワー不足を感じるシーンは多少ありましたが、大きな問題ではないというか許容範囲と思えました。

むしろ、軽さを武器にタイトな山道をスイスイ走れる楽しさが上記の問題点を充分にカバーしているかなと思います。



では何故乗り換えることにしたか。



V-STROM250SXが自分の好みに刺さりすぎたというのは確かなんですが、他にも要因があるのかなと感じています。




①ポジションが非常にコンパクト
シート高が780mmと低いです。足付きも非常に良好。

この点はどちらかというとポジティブ要素と捉えるのが主流かもしれませんが、なんとなく小さくまとまりすぎてるなあ…と次第に感じるようになっていきました。



自分のバイク歴を振り返ると、
一番最初に乗ったVTR250を除けば、

モタードチックなMT-09に始まり、
アドベンチャー系(MT-09TRACER、TIGER800)
オフロード(WR250R、セロー)
そしてXSR700


つまり、シートが高くて見晴らしがよく、ハンドルが広いバイクを乗り継いできた感じです。
そういうタイプのバイクが好きなんでしょうね。

MT-25は一般的なネイキッドとは違い直立姿勢ではありますが、上記の特徴には当てはまりません。

(荒野が似合わないw)





②回してナンボのエンジン特性
最大トルクは10,000回転、最大出力は12,000回転。そしてレッドゾーンはたしか14,000回転。

250ccだからしょうがないとは思いますが、かなりの高回転型ですよね。


自分は高回転まで回したいタイプではありません。
ツーリングしかしないし、ツーリングでブン回してたら無駄に疲れちゃいますからね。

レッドゾーンはおろか、10,000回転を越えたことはあったか無かったか…という走り方でした。


というかこれまでのバイク全てを含め、レッドゾーンまで回したことなんて一度もないですね。

もちろん、たまに回し気味で走ると面白さは感じるのですが定常的にそうしたいとは思いません
みなさんどうなんでしょう。ガンガン回して走る人が多いのでしょうかね?


そんな乗り方の私とMT-25は、嗜好がややずれていたのかなと。






③これでもいいかな、という気持ちで選んだバイク
色々書きましたが、シンプルにこれが最大の要因なのかなという気もします。

というのも、事故をきっかけに「ダウンサイズして控えめにバイクを楽しむことにしよう」と考えて、ヤマハの小排気量バイクから選んだのがこのMT-25です。
※控えめとはなんぞや、という突っ込みは飲み込んでください。自分でもよくわかりません(笑)


経緯が特殊なので仕方ない面はありますが、前向きな動機ではなく、かつ消去法的に選んだと言って差し支えないですね。

通常バイクを買い換えるときって
「これに乗りたい!」という積極的な想いが伴うものですが、そうでなかったのはやはり大きいのかなと。





今回V-STROM250SXへの乗り換えに至りましたが、そんなこんなでなんだか複雑な気持ちも感じているところ。

少なくとも、まだバイクを楽しむ気持ちにさせてくれたことについてMT-25に感謝しなければと思います。


走行距離は、5,037kmでした。




ちなみに、MT-25の売却については
最近YouTube広告でよく流れてくる「KATIX」を使ってみましたよ。

結果として、驚くほど簡単かつ迅速に複数業者の相見積もりが取れ、取引成立に至ったので、非常に便利で画期的なサービスだなという感想です。
乗り換え時に移植してもらうパーツなんかが無ければ、使わない手はないかなと。

金額に関しても、事前に2店舗で出してもらった見積もり(下取り前提)より高い値がつきました
S店に対して+5万円
R店に対して+2万円

回し者ではありませんが、乗り換えの際はぜひ試してみるのが良いと思いますよ~






先週納車されたV-STROM250SX!
少しばかりカスタムしています。


まずは、トップケース。


なんだかんだ、シートバッグはケースに比べると面倒なところがありますのでね。

アドベンチャーバイクでケースも比較的似合うと思うで、GIVIのトップケースを新たに購入しました。


まずは、汎用ベースを純正リアキャリア上に装着。


あとは、載せるだけ!
小気味良く、ベースに「カチャ」っとはまってロックされました。


容量は37L。モノロックケースB37です。


なお、アドベンチャーバイクで定番の真四角のと迷ったんですが…
30Lちょいのは横幅が狭くて使いにくそうな気がしたのと、40リットルオーバーになると大きすぎ&重いと思ったので、こちらを選びました。
※V-STROM250SXのリアキャリア耐荷重は6kg。


直線的なデザインなので、SXの全体的な印象とマッチしていると思います。


また、ブラックの車体に赤のアクセントがところどころ入っているので、反射レンズの赤が違和感なく溶け込んでいるかな。


ちなみに真横から見るとちょっと大きい感じはしますが…まあすぐ慣れるでしょう。


GIVI モノロック B37

 


※2025.1.25 追記※

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大きいと感じることは全く無くなりました!
むしろすごく似合っていると思います。
(やや斜め前からのルックスが最高です)

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比較検討したのはこのあたりでしたが、B37は容量・見た目・利便性のバランスが良いベストチョイスだったと感じています!


B32

 


B33B

 


 B43



B45



B47