2023年走り納め、そして事故の示談決着 | imachiの終わりなきバイク旅 ― 絶景、林道、時々ダート

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絶景・酷道・林道ツーリングが大好きで、二児のパパをしているimachiです。

北は北海道、南は沖縄までツーリングしてきました。一度だけ海外ツーリングも(イタリア)。

バイク歴はネイキッド、アドベンチャー、オフロードを10台ほど。現愛車は、SUZUKI SV650。

昨日12月30日、走り納めをしてきました。



今年も、良いこと、良くないこと色々ありました。


また秋から仕事環境が変わり、精神的に日々しんどくやや参っているという問題があるんですが…

まあ比較的平穏で、昨年に比べると随分良い1年だったと思います。





バイク関係で大きな出来事というと、事故の示談交渉がなんとか年内に終了しました。




昨年10月のこと…


以前このブログでも書いた通り、バイク事故をしました。



バイク(XSR700)は、自走で帰れた程度の損傷。

25万円ほどで修理可能ではありましたが、考えた末に手放すことに。


人間の方はというと、幸いにも骨折や靭帯などの損傷は無く「非常に程度の酷い膝の打撲」という診断。

打撲というにはかなり無惨な感じで、初見では「腱切れてるんじゃないか」って疑われましたけどね…。長いこと治療に通いました。




そしてそれ以上に、示談交渉が非常に長期に渡ったんです。




しかし、、、


先日納車されたV-STROM250SXが良い風を吹き込んできたのか、なんとびっくり納車翌日に示談交渉が決着しました。

(もってるな~スズキ!)





相手保険会社からの入金は年明け早々になるようですが、宙ぶらりんな状態がすべて解消したので肩の荷が降りた気持ちです。




一息ついたところでせっかくなので(?)、終結までの経緯や学んだことをざっと書き記しておこうと思います。



まずは、事故当日

前述のとおり自走可能だったので、事故処理後に自力で帰宅しました。

しかしよく言われている通り、時間が経つにつれ痛みも腫れもどんどん酷くなっていきました。夜になってからの症状を見ると、よく自力で帰れたものだなと思いましたね。



治療について


治療(2022.10~2023.3) ※相手方の自賠責利用

事故当日から丸々6ヶ月間でした。

検査に始まり、補助具の手配、血抜き…

そしてリハビリ、神経の回復を促す飲み薬。


治療(2023.4~6頃) ※自腹(通常の健康保険利用)

②の治療による症状改善がこれ以上あまり見込めないことから、相手方の保険を使った治療が6ヶ月で終了。

ここからは自己負担というか健康保険の3割負担。数回、診察と飲み薬の処方に通いましたがあまり改善されてる感じがしないので数ヶ月で終わりにしました。




物損について

こちらの損害は、バイクの修理費用+装備品の破損+衣類を始めとした身に付けているものの破損


相手の損害は、車の修理費or時価(全損扱い)

ここが一つの争点で、「相当な距離を走ったレンタカーなので、修理費ほどの価値ないんじゃない?」というのがこちらの主張でしたが相手は譲らず。




示談交渉について


2022.10~2023.3(保険会社による対応)

担当者は丁寧な対応や説明をしてくれましたが、正直に言って交渉力は無かったように感じます。

結局、相手方の損害認定や過失割合につき、相手保険会社の主張を何一つ崩してはくれませんでした。


この時点ですでに半年間も経過しており、もうこれで終わりにしたい気持ちもあったんですが…


事故状況に関する相手の主張の一部に明らかな嘘があり、これに関してはどうしても納得が行かなかったので弁護士特約を使って交渉継続することにしました。

(バイクにドラレコをつけてなかったので証明できないし、相手のドラレコで事実確認できる内容でもなかったので、嘘というのは完全に私の主観なんですけどね)


なお全損の認定や過失割合は所詮、類似のケースを踏襲にして決められるものだと認識しているので、認定の是非や過失割合の数字そのものに関してどうこうという思いはほとんどありませんでした。

しかしとにかく上記の「嘘」に対して腹が立ったから弁護士さんに入ってもらうことにした感じです。


また、相手の提示してきた過失割合は当該主張に基づくもののようだったので、双方の認識が合わないのであればその過失割合を受け入れる必要は無いんじゃないかとも考えました。





2023.4~12(弁護士による対応)


ここからがさらに長かった。


改めての事故状況説明や委任状等の手続きをした後は弁護士さんにお任せで、たまにメールでやり取りがある程度。

なので特段手間ではなかったんですけどね…相手の保険会社のレスポンスが悪くてとにかく待たされました。


争点は、以下二点。

・過失割合

・相手方の損害額



まず動きがあったのは、人損。

8月に、当方の主張する過失割合を受け入れるとの回答があり相手保険会社から支払いが行われました。


次に物損ですが、相手方の損害額認定についてはこちらが譲歩することに。

過失割合は決まったことだし、これですぐ終了するかなと想定していたのですが…


なんと人損と物損の過失割合は同じとは限らないことになっているらしく(←個人的には違和感しかありませんが)、結果としてさらに4ヶ月を要したわけです。


まあしかし、最終的には物損の過失割合も当方の主張が通りました。(これがVストロームSXの納車翌日)






以上により、いちおう納得の行く結果に落ち着いたのでした。



そして今回の教訓ですが、、、


保険会社同士のやりとりで状況が好転しそうにないと感じた時点で、さっさと弁護士さんに切り替えてしまえば良かったです。

最初の半年間、保険会社任せにしたのは正直無駄な時間だったかなと。


また賠償金計算方法に関しても、保険会社基準と弁護士基準では違いがあり後者の方が有利になりやすいです。その意味でも弁護士さんには入ってもらった方が良いですね。

(さらには、裁判基準というのもあるそうです)


また、任意保険の弁護士特約付帯とドラレコの設置。これは極めて重要です!



あと今回は物損事故で処理され、人身事故への切り替えはしませんでした。(切り替えには事故があった管轄の警察署に出向く等の手間がかかるし、物損扱いでも治療費を始めとした人損の補償はきちんとしてもらえることがわかったため)


ですが、人身事故扱いにしておけば相手方の対応も違った気がしますね。無理に自走で帰宅なんかせず、怪我があるのであればその場で救急車を呼んでもらっちゃえば良かったかなと思いました。





というわけで、以上総括でした。

これにて一件落着なので、スッキリした気持ちで新年を迎えたいと思います!








それでは!


今年も1年間、

ブログを読んでくださった方、

コメントをくださった方、


ありがとうございました~