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都会と田舎とconnect=つなぐgreensmile(グリーンスマイル)

都会と田舎とconnect=つなぐ greensmileのブログ。
「ゴマ」を安全に、美味しく食べるために
日本のゴマの自給率を、みんなで1%にあげたい。
クラウドファンディグチャレンジ中です。
http://camp-fire.jp/projects/view/748

思いもよらぬ檜原村の大雪で、2月に村を訪れることができず。
わたしたち、「都会」と「田舎」をConnectするgreensmileは、2か月ぶりに東京都西多摩郡檜原村に入りました。
東京ゴマ0→1(ゼロワン)プロジェクトの2014年をスタートするために。

このブログでも、何度も紹介してまいりましたが、このプロジェクト、略して“ゴマ01(ゼロワン)”はこんなプロジェクトです。

ゴマを育てて、ゴマを商品化して、ゴマを売る。

あ、簡単すぎましたかね。そもそもこのゴマというモノは、古来から世界で愛され、日本でも和食の名わき役として重宝されてきました。
「ゴマの油と百姓は絞れば絞るほど出る」なんて、江戸時代には恐ろしいことを言われていましたが、年貢と同じくらい、ゴマ油がよく知られたモノだったのでしょうか。
ここでひとつ、考えてみてください。今日、もしくは昨日の食事やおやつで、ゴマを食べましたか? おそらく大多数の人が何らかの形で食べたと思います。あ、歯磨きして出ちゃった人もいると思いますけど。

そんなゴマ、実は、日本の国内自給率がわずか0.1%なのです。99.9%は海外から輸入しています。ゴマを食う日本人として、かっこわるくないですか? 年間の総輸入額は400億円(2013年調べ)にも上るそうです。その輸送費や、輸送する際の石油や排出するCO2のことを考えれば、よく食べるもの、そして、国内で作れるものは作って自給した方が、地球のためにもええではないか!
さまざまな課題が、自給していない食べ物にはありますが、とりあえず、greensmileは、ゴマを0.1から1%を目指す活動をしようと立ち上がったのでした。

これが、去年の話し。
口先だけではなく、去年は、東京都本土唯一の村である檜原村の休耕地を活用して、実際にゴマを栽培し、精製し、袋詰めにして、マルシェで販売するという六次化をやってみました。
これらの様子は、ぜひ、このブログをさかのぼって読んでいただきたいと思います。

前置きが長すぎて、肩までこってきましたが(すみません!)、今年はいよいよこのプロジェクトの2年目となり、3月8日、キックオフを迎えました。



今年も、3月に開墾して、4月5月で種をまいて、秋に収穫する予定です。
去年のもろもろの反省を踏まえ、まずは、3倍の耕地をみんなで開墾します!
今回も、寒空の下、勇者たちが参加してくれました。花粉症の季節なのに、ご苦労さまです。そして、ありがとう。



お馴染み、檜原村の大将こと、檜原村に移住して農業はじめ多方面で活動している竹さんの指導のもと、作業がスタートです。
ゴマの栽培をスタートする前に、冬の間、大根を作るプロジェクト、Honoha Ra Dish(ひのはらでぃっしゅ)というものをやっており、10種類以上の大根を植えていました。
ところがどっこいしょ、あの大雪で、残念な結果に終わりました。しかし、大根の間に植えていたほうれん草は、かろうじて生きています。雪ノ下で芽吹くタイミングを虎視眈々と狙っていたのでしょうか。葉物のすごさよ。
ダメだったもの、残っていたもの、まずは、農業は自然との共存だということを、感じ入りました。



去年の3倍耕す! これは相当難儀な労働になるだろうなぁ、と思って始めたのですが、2年目の余裕? でしょうか。新しいメンバーもいるにもかかわらず、みんなの手際がとても良い。
開墾は、ずんずん進み、急斜面の土地が、畑と化していきました。
2年目のメンバーは、マイケルジャクソンよろしく、斜めに立って作業することに慣れてしまったようです。





そして、秘密兵器こまめちゃん。
こいつがこの度も大活躍してくれました。幸運なことに操れるメンバーも増え、耕うんも進む進む。



11時からスタートした開墾ですが、予定の13時を前にして、終了しました!
実は、はじめる前、農機具を収納している小屋を起こすところからだったのです。これも、ぜんぶ、雪のせい。
だけど、みんなの力を合せれば、コテっと倒れちゃった小屋もすぐに元通りです。



この休耕地の中で、ゴマ畑となる一部分だけ、耕作地となっています。なんだか、感動。

さぁ、土地の準備はできました。
あとは、進めていくだけです。土地は広大です。だから、これからも多くの仲間のチカラが必要です。
3月8日のキックオフに集まった仲間はもちろん、これから先、来られるときだけで結構です、ぜひ、村のフィールドに来て、ゴマ01の仲間になってください。
秋になったら、純東京産のゴマ、一緒に食べましょう

そして、今年はパワーアップ!
創業江戸時代、老舗中の老舗「関根のゴマ」が協賛してくださいました。なんと、その18代目の関根さんが、このプロジェクトに加わって、一緒に鍬をふるいました。






おつかれさん! のBBQでも、関根のゴマ油とゴマを使ったお料理をいただきました。
関根さん、ありがとうございました。そして、これからもよろしくお願いします。

このプロジェクトは、毎回、畑シゴトをした後に、みんなでBBQをして疲れを癒し、ワークショップで、今後のパッケージや売り方などを話し合って進めていきます。だから、体力に自信がなくても、アイデアがある人、みんなで何かを作ることが好きな人もお待ちしています!

それでは、また、ちょいちょいリポートさせていただきます。
greensmile広報担当、黒川豆でした。



田舎のいいモノを、都会の人にお届けする、都会と田舎をつなぐマルシェをやってみようか?
という発想から、スタートしたgreensmileのマルシェ「全快野菜ちゃん」も、ななななななんと、10回を迎えることができました。
ひとえに、各地の産物をわたしたちに提供してくださる農家さん、毎度買いに来てくださる品川住民の方々、品川じゃないけど電車に乗ってわざわざやってきてくれる皆さん、そして、いつもgreensmileをえいやー! と支えるスタッフメンバーのおかげです。
greensmileを勝手に代表して、広報担当の黒川豆がまずは御礼申し上げます。

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さて、品川寺(ほんせんじ)の境内をご厚意でお借りして開催するようになってから、より規模が拡大した(ちょっと小さい時もありましたが、それは、それで)「全快野菜ちゃん」。
日曜開催に変更した今回は、「大全快野菜ちゃん」と呼べる規模となりました。

鶴見の農家さんから、たくさんの新鮮野菜がやってきました。この量!

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ネギには泥!
人参や大根には葉っぱ!
人には愛!

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畑の恵みを余すことなく食べておくれよ感満載の、立派な野菜ちゃんたちでした。

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同じく鶴見からはお花農家さんのバラエティに富んだ華々しい花。
三浦からは、でっかいキャベツ。
福島の相馬からは、糖度8以上の甘いトマト(通常の糖度は5だそうですよ、奥さん!)
愛知からは、これまた甘い甘い柿。
福島の会津からは特別栽培米のコシヒカリ。
新潟のこんぞ(あのスタッフの父親です)のコシヒカリ。
大阪からは、いまどき珍しい手作りの飴(飴配りもっちゃんおじちゃんからの試食あり)。
岐阜の有機栽培茶。
奈良からは、毎度おなじみ日本最古の麺三輪そうめんのふし。

そしてそしてそして! わたしたちgreensmileが檜原村で開墾から精製まで行った、「東京ゴマ0→1(ゼロワン)プロジェクト」のゴマ。

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このひと粒ひと粒を精製するまでの苦労、このゴマを見ると走馬灯のように駆け抜けます。
いつからか、greensmileのメンバーは、ひと粒たりとも落としたり、洗い流したり、顔につけっぱなしにしたりしたくない症候群にかかっています。

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自分たちで汗水たらして作ったものって、そのありがたみを体感できるものなんですね。
そして、それには必ず共感してくれる人がいることもわかりました。

ゴマをわざわざ買いに来てくれた皆さん、本当にありがとうございます!

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冬のような日々が続きましたが、今回はお天気にも恵まれ、爽やかに開催することができました。
それから、新しい試みとして、チームよんひの皆さんが、フリーマーケットを同時開催してくださいました。
いつもながらの野菜やらの他に、特に女性の皆さんは、掘り出し物を見つけて帰ったりしていたようです。

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たくさんの野菜たち。
ほぼ完売いたしました!

ありがたし、ありがたし。

次回も日曜開催で、第3日曜日の15日となります。
寒い季節には、寒い季節なりの逸品が登場しますので、皆さん、ぜひ遊びに来てくださいね~。

販売スタッフをやってみたい方も随時募集中です。
info★greensmile.asia(★を@に置き換えてください)までご連絡ください。

では、また、来月。





2013年9月21日晴天。
また、「都会」と「田舎」をConnect(=つなぐ)あいつらが、青物横丁にやって来た!

はい、(ごく一部では)ちり紙交換よりちょっとだけお馴染みになった、品川マルシェ「全快野菜ちゃん」です。

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今回は、少しだけ趣向が違います。
農家さんがやってきての出店はおやすみして、メンバーそれぞれが、知り合いの農家さんの品をお預かりして持ってまいりました。
なんというか、ちょっと、家族的というかアットホームな出店。

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それから、greensmileが東京都本土唯一の村檜原村で栽培しているゴマを精製しない状態で、つまり、野菜の状態で持ってきました。
greensmileは、日本のゴマの自給率0.1%を、まずは東京から1%に上げようというプロジェクト「東京ゴマ0→1(ゼロワン)」をはじめましたが、まさにそのゴマです。
9月7日に収穫のイベントを行い、その際刈ったものを大事に運んできました。

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しかし、元気なゴマちゃん。はじけてきて、紙コップ何杯分かになりました。
ゴマにくらいつく女の子(お目が高い!)。

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嬉しいことに(私たちが開墾して、種をまいて、草取りをして、間引きをして、刈り取りをした)この日持ってきたゴマは、すべて「ゴマが大好き、大切に食べます」という方々の元へ旅立ちました。

ゴマを収穫している様子は、前回のブログ をご覧ください。

ゴマ以外の顔ぶれとしては。
・檜原村の完全無農薬じゃがいも

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・奈良の面長美人な長なす

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・じぇじぇじぇ岩手の青ネギ

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・新潟のこんぞが収穫したみょうが

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・九州のこだわりのお茶たち
・今となっては珍しい手作りの飴ちゃん
・朝採りのみずみずしい千葉の小松菜

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毎月いらっしゃる常連さんもいて、午後2時には、ほぼ売り切れ。
最後は、大量に届いたネギによるネギ祭り。

お見事、今回も、午後3時には、完売いたしました!

去年の8月に初めて開催したマルシェ「全快野菜ちゃん」も1年以上続けることができました。
少しずつですが、ファンも増え、この場を楽しみにしてくれているお客様と、仲間たち、それから野菜たちがいることを、じわじわと感じております。

収穫の秋を終えた来月は、また、農家さんが出店する予定です。
10月19日、また、青物横丁の品川寺でお待ちしています!

月に一度だけ野菜を通じて都会と田舎をつなぐ活動ができるお店屋さんになることに、喜びを感じている黒川豆でした。

こぼれ話;
東京ゴマ0→1(ゼロワン)プロジェクトは、クラウドファンディングにチャレンジ しています。
集まった資金で、東京ゴマの製品化と全国にゴマ01プロジェクトを広めていく活動を行っていきます。ご協力よろしくお願いします。



東京ゴマ0→1(ゼロワン)プロジェクト、いよいよ1回目のゴマの収穫に着手しました!

2013年5月の種まきからスタートしたこのゴマプロジェクト、檜原村の休耕地を開墾し、小さなツブツブに過ぎなかったゴマの種をまいたときには、まさかこんなに大きく生長するとは想像できませんでした。
それが今では大人の背丈に迫ろうかという、立派な姿に。農業経験がほとんどない素人集団が、畑を管理する竹さんの指導のもと初めて育てた東京のゴマ。これまでの歩みは下記をご覧ください。

5月の様子
6月の様子
7月の様子

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朝からときおり雨がパラついた9月7日、幸いにも雨が降ることなく、作業をスタートすることができました。4回目を数える今回も30人近い人が集まり、いよいよ最大の楽しみ、ゴマの収穫です!
川遊びでいっぱい思い出をつくった前回と同様、お父さんお母さんに連れられて、多くのちびっこが参戦。用意してきたハサミを片手にワクワクどきどき。

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最初に竹さんから、収穫の手順を教わります。立派なもので直径1cm程もある茎を根元のほうからハサミでちょっきん。土のう袋に収まるよう、さらに3等分にちょっきん、ちょっきん、、、とスムーズにいけばいいのですが、我が子のように生長を見守ってきたゴマたちは、ツル植物に体を縛られ身動きがとれない状態。ひえ~。

しかし、このツルこそが、ゴマが風雨にさらされても倒れずに生長する手助けをしてくれていたのです。ありがとう、ツル植物!!

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というわけで、まずはゴマの実を落とさぬ様、3チームに分かれて絡まったツルと葉っぱを丁寧に切り落としていきます。で、切り落とされたツルや葉っぱは、畑の土にかえすことで肥料になるそう。
キレイに3等分できたら、今度は空に向かって生長したゴマの実を、茎ごと逆さまに袋に入れます。竹さんによれば、こうすることで、乾燥して割れた実からゴマが袋の底に落ちるようにするための工夫なのだとか。

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今回収穫したのは、5月に種まきをした分の黒ゴマと白ゴマ。「種類によって形がちょっと違うよ」と竹さん。なるほど、よく見ると黒ゴマよりも白ゴマの方が茎が太くて長く、モコモコとマッチョ体型な実。白ゴマは1本に約100個の実がついていて、その中に約100粒のゴマが入っています。つまり、ゴマ1本で約10000粒のゴマが収穫できるってこと!

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最初はツルと葉っぱに悪戦苦闘しながらも、みな要領を得たのか、黙々とゴマの茎を刈っていきます。この収穫という作業、明らかに楽しい。そして楽しい作業をしていると、人は黙々となるのです。
半年もたたない内に、ゴマに身長が抜かれてしまったちびっこたちも、大人に混じって茎をちょっきん。「できたよー」と誇らしげにお母さんにゴマを掲げてニッコリ!

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あっと言う間に午後1時をまわり、そろそろ終了の時間がきてしまいました。開墾、種まき、雑草とり、間引きと続けてきて、みな終了を惜しむように作業を続けるのはこれがはじめてかも。う~ん、おそるべし収穫の喜び。
今年みんなで育てたゴマ畑のざっと4分の1くらいまで収穫したところでタイムアップとなりました。
みなさん、お疲れさまでした!

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土のう袋に詰まったゴマたちを軽トラックの荷台に次々と載せて、竹さんの家(通称竹ハウス)に戻ります。汗をふきふき、試しに収穫したばかりの黒ゴマと白ゴマの実を開いて、中にびっちりと詰まった生のゴマを食べてみることに。
黒ゴマの実を開いてみると、普段見慣れた黒いゴマが出てきて、みんな「うわ~、黒い!すごい!」と、この上なく当たり前のことを口走ります。お味のほうは、白ゴマのほうがちょっと甘みがあるかな。

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途中、いつものように村の酒屋永喜屋さんでビールを購入、竹ハウスで恒例のBBQです!ゴマの自給率アップに向けて、また次回も頑張りましょう!乾ぱ~い!
いつものように女性陣は座卓を囲んでワイワイ、男性陣は庭でお肉をジュージューと焼いてます。BBQに言葉はいりません。初めての人でも一緒にお肉を焼けばもう友達。ちびっこたちも、どうしてもトングでお肉をひっくり返したい様子。熱いから気をつけてね!

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宴もたけなわ、料理をお腹いっぱい頂いたところで、最後に代表のてーさんより活動についての説明がありました。いまgreensmile(グリスマ)では、この東京ゴマ0→1プロジェクトでみんながつくったゴマを製品化し、品川のマルシェ「全快野菜ちゃん」での販売にむけて頑張っています。

そしてゴマの国内自給率1%を目指し、継続していくための活動資金を募るため、CAMPFIRE(キャンプファイヤー)というクラウドファンドにチャレンジ中です。多くの方にプロジェクトの支援をいただいていますが、まだまだサクセスするための資金が足りません。まだだよーという方、来年もここ檜原村に集まり、ゴマの種まきを一緒にスタートするため、ぜひ支援をお願いいたします!
詳しくはグリスマのCAMPFIREページをご覧ください。

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○greensmileのキャンプファイヤーHP
http://camp-fire.jp/projects/view/748

さて、第4回目の今回は、なんと竹ハウスの裏にある学校跡で、村のお祭りがあるとのこと。なんでも東京都無形文化財1号の伝統芸能が披露されるとのことで、行ってみました。
お囃子の音色が山に響き渡り、頭に獅子頭や飾りをつけた男女が校庭に繰り出しての舞踊がスタート。露天ではちびっこたちがお菓子やおもちゃに首ったけ。なんともピースフルな光景にまったりします。
そして今回の東京ゴマプロジェクトでは、初の試み、竹ハウスでの無料宿泊が実現。宿泊希望の参加メンバーのうち、約10名が心ゆくまで檜原村を堪能する一日となりました。

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都会と田舎とconnect=つなぐgreensmile(グリーンスマイル)

回を重ねるごとに盛り上がりをみせている東京ゴマ0→1(ゼロワン)プロジェクト。次回も収穫を予定しています。
グリスマでは檜原村でゴマを育てる新しい仲間を随時募集中です!小さなお子様連れのご家族も大歓迎!
ゴマの収穫がますます楽しみなタッキーでした。
開け~ゴマっ!!

ついに、やり遂げました。

greensmileのみんなで育てた
ミントちゃん達がやっちゃいました。^o^
photo:01


photo:02



すみだJAZZフェスティバルとのコラボ企画として立ち上がったブランド!
『東京モヒート』
photo:03


photo:04



素晴らしく楽しかったです。
photo:05




絶好調で、顧問もニッコリ
photo:07



東京都内で、都会のメンバーが
力を合わせ作った農作物を
商品にして販売する。

まさに、都会と田舎をconnect!する6次化を経験させていただきました。

モヒートは、お陰様で約500杯かんばい(^ー^)ノ

更に、渋谷ミツバチプロジェクトさんともコラボさせていただきました。
photo:08


都会の緑化とミツバチとの共存で
ヒートアイランドを死語にするプロジェクトの渋谷ミツバチプロジェクト
とても素敵です^o^

photo:09


JAZZも電撃的
絶好調です!

墨田区を元気にするだけでなく
日本!世界!を元気にしてくれた
すみだJAZZフェスティバルは、最強で最高です!
主催者の山田さんに感謝です(^◇^)は~ん!
photo:10



greensmileのみんな!お疲れ様でした^o^
photo:11

いまが江戸時代だとすると。
日本橋を出発して東海道の最初の宿場町が、品川宿。
ここには、当時、これから江戸に入ろうという人、そして江戸から出て京都や大阪、西の方へ向かう人。
そんな人々が往来して、人や文化の交流があった場所。

「都会」と「田舎」をConnect!(=つなぐ)して日本を元気にしよう、ともくろむ我々greensmile(略してグリスマ)は、この場所で、だいたい月に1度マルシェを開催しております。その名は「全快野菜ちゃん」。

目的は、日本のあちらこちらの田舎の逸品を都会の人にお届けすること。Face to Faceで本当にいいものをお届けすることで、語らない“モノ”の良さを伝えること。
これが、「都会」と「田舎」をつなぐ活動のひとつです。

全快野菜ちゃん

今回で7回目となりましたー。
第5回から、場所が古刹品川寺(ほんせんじ)となり、雰囲気もよく、ますます盛り上がりを見せております。

さぁ、今回は、どんな感じだったでしょうか。

品川寺の境内は、黄色の提灯で飾られ、まるで夏祭り。
その日が就業式の子どもたちにとっては夏休みの初日。

夏だーーーーーー。

夏と言えば、夏野菜。
今回は、おなじみ茨城の闘魂Qファームさんから、数種類のトマトが届きました。

全快野菜ちゃん

なななんと、色とりどりのトマトたち、袋に詰め放題で300円という、メタボ部長もびっくりの超太っ腹販売。
大人気でした。

全快野菜ちゃん

それだけでは終わらない。
先週東京都檜原村の畑で、グリスマメンバーが掘ってきたじゃがいもも、詰め放題で200円。
まず、袋を引っ張って広げて詰める、というプロ技炸裂。

全快野菜ちゃん

全快野菜ちゃんで売っている野菜は、スーパーで買える、右向け右なやつらではありません。
個性満点、ふぞろいに、自由にのびのび育った、田舎の菜園の野菜もあります。
今回は、愛知のこじま畑から、きゅうりやトマト、シソの葉などが届きました。

こちら、並べたそばから、売れる売れる。

みんな、やっぱり、個性派が好きなんですね。
確かに、あの半島のあちらの国のように、そろい過ぎたマスゲームは、キミが悪いですもんね。

育ちたいように育った方が、人も野菜も、味のあるやつになるってもんですかね。

奈良からゴーヤもやってまいりました。
にがい! でも、うまい! なぜか元気がでる、野菜。
生でも食べられる白ゴーヤに、「何だばか野郎」的にしゃくれているゴーヤ。
それぞれ、よく売れました。

奈良からはもうひとつ。
そうめんのふし、ふっかーーーーーーつ。日本最古の麺、三輪そうめんの、うまみがぎゅーっと詰まった“ふし”の部分を、特別にわけていただき、お届けすることができましたー。
毎度ながら、大人気。そのままポリポリ食べてもよいおつまみに。
(あたしゃ、ビールとふしはいい組み合わせだと思っとります)

それから、今回初参戦の、新潟県胎内市のコシヒカリ「こんぞ米」を10キロ限定で販売しました。
手前味噌的なアレですが、こちら、ワタクシメの父の田んぼのお米です。
(※「こんぞ」というのは、父のなまりを象徴するある単語からとって名付けました。)
「ちょうどお米が切らしているのよー」なんて人たちが10人ばかしいて、完売。ありがとう。

鳥取から、無農薬のご立派なにんにくも届きました。
ちょうどイベントで遠路はるばる鳥取から東京にいらっしゃっていた生産者さんが、マルシェの会場まで持ってきてくださいましたー。ドラキュラごめん!
にんにくは、その形状から、「鼻にんにく」と名付けました。

全快野菜ちゃん

明日BBQだというメンバーが、たくさんお買い上げ。
そうそう、にんにくは、まるごとホイルに巻いて焼くとほくほくで、うまいんだなー。

夏ですからね。熱中症対策として、「熱中飴」の販売もありました。これは、この時期ならでは。
お水だけではミネラルが不足しますから、てっとり早く塩分がとれる飴は、いざというときの必需品。
さっそく、試食(という名でふつうに食す)が殺到です。

喉も渇きますんで、地元のスーパー平野屋さんから、委託でジュースやお茶も販売しました。
冷蔵庫はなくても、お寺の井戸水をいただいて冷やしたら、キーンと冷えます。
井戸水ってすごいわー。

岐阜の、無農薬栽培のお茶もありました。
「夏だからって、冷たいものばかりでは、体が疲れるのよぉ」そんな方々もいらっしゃいますから。

ざーっと、商品説明ちっくな感じになってしまいましたが、「全快野菜ちゃん」は、品物がもりもり並べばいいってもんではなく、やはり、スタッフ自身が納得し、ぜひみなさんにお届けしたい! というものを販売しているので、それをお伝えしたかったのです。

ああ、夏休み。
ちびっこたちとのイベントもありましたよー。

新聞紙タワー!!!!! トウ! これ、知っていますか?
新聞紙をくるくる丸めて、それをつなげてジャングルジムみたいなタワーを作って行くもの。
通りかかる人みんな、アレナンダ??? 的な様相を呈しておりましたが、子どもたちは、接ぎたして、みんなで大きくしてくれました。

全快野菜ちゃん

全快野菜ちゃん

学校の帰り道に見かけ、家に帰ってから急いで戻ってきて手伝ってくれた小学生もいました。
楽しかったね。

第7回も盛況のうちに、ほぼ完売で終わりました。
うれしいことに、先月から楽しみにしてくれていた人もいっぱいいてお馴染みさんもいました。

次回は、8月の宿場祭りに出店するかも?
こちら、決まり次第、greensmileのウェブサイト や、Facebookページgreensmileにてお知らせします。

これからも、野菜をはじめとしていいモノたちをあっちこっちから探してきますので、みなさん、ぜひ遊びにきてください。スタッフも募集中です。

全快野菜ちゃん

では、また、次回お会いしましょう。 (広報担当:黒川豆)








ゴマが好きなくせにジャパニーズ、日本のゴマ自給率があまりにも低すぎる。
0.1%って、危機じゃないですか? 「都会」と「田舎」をつないで日本を元気にしたい、我らgreensmile(グリスマ)で、何かできないだろうか? ということではじまった、東京ゴマ0→1(ゼロワン)プロジェクト。

どんなプロジェクトかと言いますと、東京都(島嶼部を除いて唯一の村)檜原村の耕作放棄地を開墾して、ゴマ畑を作り、製品化して売ろうという六次化プロジェクト。
目的は儲けではなく、いつか日本のゴマ自給率をせめて1%まで上げたい! というかなり壮大なものなのです。

はじまったのは、2013年5月。
5月と6月に、まずは土地を開墾し、種をまきました。その時の様子は下記をご覧ください。
5月の様子
6月の様子

7月13日、プロジェクトとしてのイベントとして3回目のこの日、檜原村のゴマ畑の草取りを行いました。
なんと、集まったのは、32人! 連日35度を超える真夏に、こんなに多くの仲間が集まりました。
今回は、真夏のイベントということもあり、いつもの畑作業、BBQ、ワークショップに加え、川遊びを行いました。

さて、ゴマ畑。


全快野菜ちゃん

5月と6月に種をまいたゴマが、立派に育っておりました。
1回目と2回目に参加した仲間は、ゴマの葉っぱを見る目が違う。なんというか、まるで子どもを見守るかのような顔で……。
まず長女5月植えちゃん、彼女は、私のひざ(ひざ下は短め。ここがもっと長かったら人生が変わっていたはず)くらいの高さまで成長し、かわいいゴマの花を咲かせていたのです。


全快野菜ちゃん

二女6月植えちゃん、この子は、ようやく5~10センチになったところ。
「大事な娘に変な虫は近づけん! 」そんな頑固おやじよろしく、周りの草を抜きまくりました。

抜いた草も無駄にはしない。無農薬で育てている大事なゴマちゃんの周りに草を置くことで、カリウムとなって栄養を与えるとのこと。


全快野菜ちゃん

大人たちが、斜面の畑に這いつくばって草取りする姿、これは、なかなかのものでした。

草取りだけではありません。ほら、種まきのとき、花咲かじいざんみたいにまいたやつらがいるから、密集して生えているものも多く、間引きという作業もありました。
間引いたものは、「なんで、あたいが抜かれるのよっ! 」なんて顔をしていたので、ポットに入れて希望者が持ち帰りました。おうちのベランダでも、ゴマを育ててもらおうという、里親制度の一種です。

都心のようなヒートアイランド現象がないと言っても、この日の気温は30度を超え、日陰のない畑は相当暑い。みんな汗をだらだら流しながらの作業です。でも、なんか、楽しいんですよね~。
30人もいたので、あっという間に草取りと間引きは終了しました!

場所をお隣の畑に移しまして、じゃがいもの収穫をやったり、そして、檜原村の在来種で貴重な大豆であるすずの大豆の植え替えもやりました。いつもは、檜原村在住の竹さん(この畑の管理人)がひとりでやる作業も、この人数でやるとすぐに終わってしまいます。やるね、64本の手。阿修羅マンもびっくりよ。

全快野菜ちゃん

全快野菜ちゃん

全快野菜ちゃん

午後1時をまわり、お腹もぺっこぺこ。
竹ハウスに戻ってBBQです。なんて言っていたら、村の人が、採れたてのきゅうりをおすそ分けしてくださいましたー。冷やして味噌つけて食べようよっ。

全快野菜ちゃん

全快野菜ちゃん

いつものように村の酒屋永喜屋さんでビールを買って乾杯しました。
今回は、小さな参加者もいたので、子たちもBBQのお手伝い。たいてい余るお肉や野菜、今回は瞬殺でした! よく食べましたね。


全快野菜ちゃん

全快野菜ちゃん

お腹がいっぱいのところで、すぐそばの川で川遊び。子たちは水鉄砲の打ち合いで大はしゃぎ!

全快野菜ちゃん

と、思っていたら、案外大人の方が、ビーチボールで大大大はしゃぎ。日ごろなにかつらいことでもあるんでしょうかね。パンツまで浸水するメンバー続出。いやいや、笑った笑った。

引き笑いで肺が苦しくなってきたころ、クライマックスのワークショップの時間です。
このプロジェクトは、ゴマを育てるだけではなく、それを何らかの形にして販売する六次化ですから、体だけではなく、頭も使うのです。

3チームに分かれて、アイデアを出しまくりです。
今回のテーマは、「どういう商品にして販売するか? 」のブレスト。
さっきまで、川のなかで、うひゃうひゃ言っていた人たちとは思えない、真剣な話し合いです。
(毎度、グリスマに集まってくるメンバーのこのギャップっぷりが、私は大好きです)


全快野菜ちゃん

どんなアイデアが出たかということは、企業秘密とさせていただいて。今回も、3チームとも度肝のアイデアがたくさん出ました。収穫後の販売が、猛烈に楽しみになってまいりました。


全快野菜ちゃん

ワークショップが盛り上がり過ぎて、バスの時間がギリギリ。
最後に、みんなでバス停近くで記念撮影。今回初めて参加してくれた仲間も多かったのに、みんなの指を見てください。
“ゴマ”を表現しております。(撮影:村の人)

全快野菜ちゃん

1回目より2回目。2回目より3回目。だんだん盛り上がって仲間が増えている「東京ゴマ0→1」プロジェクト。
まずは、東京の檜原村からゴマの自給率アップに向けて張り切ってまいります。

今からでも遅くありません、新しい仲間は随時募集中です!
毎度参加するたびに、ゴマが大好きになっていく、黒川豆でした。
かしこ。


こぼれ話:
総勢32人で、畑をにぎやかし、BBQで騒ぎ、川ではしゃぎ。
何事かと見に来る村人とたくさん遭遇した今回のイベント。
今後、もっと、村人とからんでいきたいと思いました。











やりましたよ~
第6回目の品川マルシェ「全快野菜ちゃん」

まず、これ見てください。
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めちゃ大人気ψ(`∇´)ψ

こんなメンバーでやっちゃいました。
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街には宣伝バッチリでしたよ^o^
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今回は、トマト&スイカ祭り
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いえーい(iei)/でしょ
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今回も、大盛況&大成功ψ(`∇´)ψ
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と言う事で、打ち上げもええ感じ
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次回は、7月20日(土)
待ってまーす^o^
2011年11月にはじまったgreensmile。最初からずっと関わってきたのは、檜原村。東京都(島嶼部を除いて)唯一の村、65歳以上の人口比率が45%もあって、(50%以上を超えると)限界集落になる、まさに崖っぷちにある檜原村に注力してきました。
檜原村は、東京で住みたい街ナンバーワン、などと言われている吉祥寺から、中央線でわずか45分。武蔵五日市駅からバスに30分ゆられたところにある、だいたいの人が「えー、東京? ここ」と心の内外で叫んでしまうような、村です。

檜原村には、高齢化と過疎化で、もう耕せなくなって放置されてしまった、いわゆる耕作放棄地が多数あります。村のほとんどが山林地帯のため、畑は急斜面。古来から受け継がれて育てられてきた伝統的な日本の野菜「固定種」を育むのに適したこの村の畑を荒地にしておくなんてもったいない! 立ち上がったひとりの若者がいました。彼は、たったひとりで都会から檜原村に移り住み、そこで耕作放棄地を耕し段々畑を作り、野菜作りをはじめました。

全快野菜ちゃん


その彼と知り合った私たちgreensmileは、この土地の耕作放棄地を耕すことで、地域活性を試みるべく、2012年から「平米ファーム」という1平米からのレンタルファームなどを運営してきました。そして、2013年5月、この畑から六次化を目指すあたらしいプロジェクトをスタートしました。
仲間を集めて都会から畑に通うことで、プロジェクトを通じた村へのインバウンドを生むことができると考えたのです。
喉が乾いたら、村にある酒屋さんでビールを買えるし、おなかが空いたら村の食材を買って、ついでに村人も招いてBBQをすればいい。明るい声で村人とあいさつを交わし、おじいちゃんおばあちゃんに元気を与えることだってできます。

全快野菜ちゃん

――そして、何より、この村で収穫した産物を、都会で開催しているマルシェで売ることで、檜原村をアピールすることができます(前回のブログより)。


「檜原村ゴマ畑プロジェクト(仮称)」第2回目の活動です。
実は、とうとう、プロジェクト名が決定いたしました! それは追ってお知らせします。

まずはこのプロジェクトの簡単な説明をします。
檜原村の耕作放棄地を開墾して、ゴマを植えて、ゴマ畑を作ります。育てたゴマをなんらかの製品にして、greensmile(面倒だからこっからさき“グリスマ”)が品川で開催しているマルシェで販売します。そう、六次化をみんなでやろう、というもの。
もちろん、私たちのコンセプト「都会と田舎をConnect(つなぐ)」主力選手になってもらおう、という狙いがあります。


6月8日(土)、マイクテストで言うところの「本日は晴天なり」。今回は17名の仲間が、檜原村に集まりました。
遠くは神奈川の藤沢から、他も埼玉や横浜など、関東各所から集まってきてくれました。
朝早いのにありがとうございました。

全快野菜ちゃん

檜原村に着いたら、さっそく畑にレッツラゴー。

全快野菜ちゃん

全快野菜ちゃん

5月11日のプロジェクトのスタートで、ゴマ畑用地の約半分は開墾がされ、種まきも完了。
その様子はこちら から。
そそそそそそして、今回、見事に発芽しておりましたー! 

全快野菜ちゃん

ということで、残り半分の開墾+開墾したところへ種まき+発芽したゴマの周りの草取り、という作業を行いました。

開墾鍬をふるう、仲間たち。
いつもは普通の会社員。汗をかきかき土と格闘。

全快野菜ちゃん

全快野菜ちゃん

時折出てくる大きな根っことの戦い。

全快野菜ちゃん

根っこを駆除した後の達・成・感、快・感。

全快野菜ちゃん

見かけ上、操るのが楽勝に見える耕耘機「こまめ」ちゃん。
しかし、結構なじゃじゃ馬。

全快野菜ちゃん

じゃじゃ馬ならしのもがく仲間たち。

全快野菜ちゃん

全快野菜ちゃん

ゴマの種はゴマ粒くらい小さいので(当たり前だ!)まくのも丁寧に慎重になります。
性格が現れますねぇ。

全快野菜ちゃん

中には、パパパパパーってまいちゃった人もいましたが(笑)
これは、発芽したときの葉っぱの並び方でばれますんで、よろしく。

全快野菜ちゃん

こういう作業をすると、つくづく、農家さんってすごいな、と思います。やっぱり高齢者にはきつい仕事だな、とも。

全快野菜ちゃん

全快野菜ちゃん

今回も、さすがのチームワークでした。広大な荒地が見事に“畑”っぽくなりました。
その“畑”っぽいところに、耕耘機(HONDAのこまめ←いい名前だ、なんか親近感)をかけたら、ますます“畑”っぽい、っていうか、立派に“畑”になりました。

作業お疲れさまでした。

全快野菜ちゃん

お天気もいいし、お昼はワイワイBBQです。今日初対面のみなさんがワイワイ飲んで食べておしゃべりしました。
一緒に農作業をしたら、すぐ仲間。育ってきた環境や、仕事や、好きな食べ物がどうこうは、関係ないのですね。
汗をかいたあとはビール!

全快野菜ちゃん

焼きたての肉! 肉! 肉! 自分たちで採ったじゃがいも!

全快野菜ちゃん

BBQには、いつもお酒を買わせてもらっている村の酒屋さん永喜屋さんの店主も遊びにいらっしゃいました。
村人との交流が、楽しいです。

全快野菜ちゃん

全快野菜ちゃん

女性どもが、がははははははって、笑いながら交流し合っていたころ、キッチンでは・・・・・・

全快野菜ちゃん

グリスマのスタッフのイケメン部門(ひとりは膝から下がイケメン)が、お料理をしています。
よっ! 男の料理。ごちそうさまでしたー。

などと、盛り上がっていたところで、本日のメインイベントのひとつ。ワークショップのお時間です。
これは檜原村のゴマ畑からはじまる六次化プロジェクト。ということで、今回で、プロジェクト名を決定します。


全快野菜ちゃん

全快野菜ちゃん

先月各チームが作成した候補を踏まえ検討します。
「東京ゴマプロジェクト」「TOKYOごまのわプロジェクト」「美味ゴマプロジェクト」

全快野菜ちゃん


司会進行のこじまんを中心に、みんな真剣に話し合います。お酒飲んでもそれをガソリンにしちゃうみなさんは、偉いですねぇ。尊敬しました。

全快野菜ちゃん

さぁーて、プロジェクト名が何に決まったかというと?
じゃじゃじゃじゃじゃじゃじゃじゃじゃじゃじゃじゃーーーーーん。

「東京ゴマ0→1(ゼロワン)」プロジェクト

ひゅーひゅー。
いい名前がつきました。

ゴマあえ、ゴマだんご、ごま油、ずいずいずっころばし、ゴマみそずい。
日本人はゴマが大好き。毎日の食卓に、なんかしらゴマが登場しているのではないでしょうか。
香ばしくおいしいだけではなく、栄養価も高いゴマ。わたしも子供の頃からおばあちゃんに1日1粒でもいいから食べなさいと言われて育ちました。(1粒食べたって歯磨きしたら出ちゃってたりしたのですが)
日本食に欠かせないゴマですが、衝撃の事実が・・・・・・
日本のゴマの自給率、0.1%

ひゃーーーーーー。いま、なんつった?

ほぼゼロじゃん! 
ほぼゼロであるゴマの自給率を、限りなく1%に近づけよう! そのために、檜原村の耕作放棄地をゴマ畑に変えて、「東京だって、ゴマの自給率を上げることに尽力できるんじゃい」ということを、示して行こう!
そんな願いと決意を込めて、このプロジェクト名にしました。

最後に、グリスマが2013年度推進する「都会⇔田舎Connect!連盟」についての説明を代表のいまなかからさせていただいて。
参加者からまた新しくが、コネクター(この連盟に加わって、都会と田舎をつないでいく活動を行う仲間)になりました。

全快野菜ちゃん

「東京ゴマ0→1(ゼロワン)」プロジェクト、いよいよ本格始動です。


全快野菜ちゃん

毎月、檜原村に行って、ゴマを育てていきます。そして、ワークショップでプロジェクトをカタチにしていきます。
今回参加のみなさんありがとうございました。
1回目と2回目の参加者のみなさん、そして、これを読んでくれたアナタ! の参加をお待ちしています。告知はfacebookのイベントと、ウェブサイトgreensmile にて行います。


第1回目は現場監督、第2回目は撮影隊を務めさせていただき、参加者のみなさんとむしったり、まいたり、耕したり、考えたり、食べたり、飲んだり、笑ったり、転んだり、ビールが心にしみたり、本当にいい時間を過ごさせていただきました、黒川豆でした。
ではまた、来月。
かしこ。

全快野菜ちゃん


2013年5月18日土曜日。品川区青物横丁商店街にある由緒正しい歴史あるお寺品川寺(ほんせんじ)。
その境内の様子が、いつもと“ちょっと”違ったようです。
そう。あいつらがやってきていたのです。
あいつら。

ついに5回目を迎えた品川マルシェ。「都会」と「田舎」をconnect! するあいつら、greensmile(グリスマ)が、「都会」と「田舎」をつないで日本を元気にする交流の場として開催している定期的なイベント。
だから、儲けより、田舎の農家さんが大事に愛情込めて育てた野菜を通して、手渡す側も受け取る側も笑顔で交流できたらいいな、いや、しよう! そんなマルシェなのです。

昨年開催した第1回から今年3月の第4回までは、青物横丁の法人会館前で開催していました。
記念すべき第5回は、品川寺の境内をお借りして、新たなスタートをきりました。
旧東海道に寄り添うように建つこのお寺の歴史は、あの、筆も誤る弘法大師空海が開山であると伝わる、非常に古い真言宗のお寺ですが、筆者が歴女ですし、語ると長くなるので、これ にて、失礼。
興味のある方は、じっくり読んでみてください。

全快野菜ちゃん

感じよくひさしを作ってくれる桜の木の下に、マルシェが設営されました。

全快野菜ちゃん

今回の田舎あっちこっちのイイモノたちの顔ぶれは、以下のよう。
・いつもエース級の活躍をみせる 茨城闘魂ファームの有機野菜
・ここんところマニアの間で人気 愛知の元ちゃんの原木しいたけ
・完全有機栽培の安心でおいしいお茶 岐阜の茶農園のお茶
・40年前から有機農法を実直に続けている 岡山の有機野菜・玄米
・初参戦なのにじゃんじゃん売れた 群馬の手作り蒟蒻、ネギ、あきたこまち
・熟成に熟成を重ねの手づくり 青森熟成にんにく
・お母さんのてづくり限定品 阿部ちーちゃん母の手づくり寒麹
・作家さんのご厚意で並べさせていただいております 手作り一点ものおちょこ

全快野菜ちゃん

今回も個性的な野菜ちゃん(野菜じゃないちゃんもあるけど)を取りそろえたマルシェとなりました。
どうだ先生!

全快野菜ちゃん

全快野菜ちゃん

かわいいスタッフが、昭和の香りぷんぷんのスタッフたちの中に加わってくれて、大活躍してくれました。

念願ののぼりも作りました(エロデザイナーもろたアニキ作)。

全快野菜ちゃん

呼び込みスタッフも増強しました。プロ級です。

全快野菜ちゃん

さて、たくさんの野菜を持ってきてくれた茨城闘魂ファーム。5月のマルシェの目玉は、「泥ネギ」。

全快野菜ちゃん

全快野菜ちゃん

この存在感。この太さ、きっと甘いんだろうなぁ。このまま、ガブっといっちゃいたい。
根っこから先端まで、余すことなく、食べていただきたい逸品です。
1本100円(閉店間際は2本100円)という特価のため、飛ぶように売れました。
もっちゃんは、今回ネギ専任のネギ売り芸人になっておりましたね。

特価と言えば、レタス。50円よ~ん。むふむふ。

全快野菜ちゃん

今回のマルシェでも多くの出会いがありました。facebookを見て、買いに来てくれた若者。
たまたま、通りかかって買ってくれた地域のおばちゃん、じいちゃん。
そして何よりうれしかったのが、3月の開催以来、まだかまだかと待っていてくれた人たちが大勢いたこと。
「前、法人会館にいた人たちよね~、こんどここになったのね」とか
「待ってたわよー、次はいつくるの? 」とか、声をかけていただいたときは、胸が熱くなりました。

全快野菜ちゃん

場所を変えて気づいたことがたくさんあって、こうやって、地道に「都会」と「田舎」をつなぐ活動を続けていきたいと、スタッフみんなで決意を新たにしました。

わたしたちgreensmileは、野菜を売るだけではありません。
東京都(島嶼部を除く)唯一の村、檜原村で、耕作放棄地を開墾し、種をまき、野菜を育てています。
去年は斜面の畑に鍬を入れ、汗をかき、筋肉痛になって、収穫物を猿に食べられながらも、自分たちで作ったものを自分たちで品川で売ったりもしました。

全快野菜ちゃん

「農家の人が一生懸命作った作物を、畑を持たない都会の方にお届けしたい」
自分たちで耕して、そんなことをますます思うようになりました。品川マルシェで扱う野菜ちゃんは、温度管理されたハウスの中で、薬で虫を排除して、化学肥料で太らせて、キレイに育ったモデルのような野菜とは見てくれが違うかもしれませんが、どれもこれも語りつくせぬストーリーを持っています。
小さな活動かもしれませんが、本当にいいものを通じて、農家さんと食べる人をつなぐことができる場をこれからもつくって行きたいと思っています。

次回も、品川寺で開催することが決定しました。
青物横丁商店街のみなさま、品川寺の住職、どうもありがとうございます。

6月15日(土)、みなさまのご来店をお待ちしております

出品してくださる農家さんも、募集中です。ご興味のある方は、ぜひ、グリスマ までご連絡ください。


今日も、(スタッフなのに)マルシェで(こっそり)買った野菜で食卓を飾ることに贅沢を感じている、黒川豆でした。
ぶひぶひ。