わたしたち、「都会」と「田舎」をConnectするgreensmileは、2か月ぶりに東京都西多摩郡檜原村に入りました。
東京ゴマ0→1(ゼロワン)プロジェクトの2014年をスタートするために。
このブログでも、何度も紹介してまいりましたが、このプロジェクト、略して“ゴマ01(ゼロワン)”はこんなプロジェクトです。
ゴマを育てて、ゴマを商品化して、ゴマを売る。
あ、簡単すぎましたかね。そもそもこのゴマというモノは、古来から世界で愛され、日本でも和食の名わき役として重宝されてきました。
「ゴマの油と百姓は絞れば絞るほど出る」なんて、江戸時代には恐ろしいことを言われていましたが、年貢と同じくらい、ゴマ油がよく知られたモノだったのでしょうか。
ここでひとつ、考えてみてください。今日、もしくは昨日の食事やおやつで、ゴマを食べましたか? おそらく大多数の人が何らかの形で食べたと思います。あ、歯磨きして出ちゃった人もいると思いますけど。
そんなゴマ、実は、日本の国内自給率がわずか0.1%なのです。99.9%は海外から輸入しています。ゴマを食う日本人として、かっこわるくないですか? 年間の総輸入額は400億円(2013年調べ)にも上るそうです。その輸送費や、輸送する際の石油や排出するCO2のことを考えれば、よく食べるもの、そして、国内で作れるものは作って自給した方が、地球のためにもええではないか!
さまざまな課題が、自給していない食べ物にはありますが、とりあえず、greensmileは、ゴマを0.1から1%を目指す活動をしようと立ち上がったのでした。
これが、去年の話し。
口先だけではなく、去年は、東京都本土唯一の村である檜原村の休耕地を活用して、実際にゴマを栽培し、精製し、袋詰めにして、マルシェで販売するという六次化をやってみました。
これらの様子は、ぜひ、このブログをさかのぼって読んでいただきたいと思います。
前置きが長すぎて、肩までこってきましたが(すみません!)、今年はいよいよこのプロジェクトの2年目となり、3月8日、キックオフを迎えました。
今年も、3月に開墾して、4月5月で種をまいて、秋に収穫する予定です。
去年のもろもろの反省を踏まえ、まずは、3倍の耕地をみんなで開墾します!
今回も、寒空の下、勇者たちが参加してくれました。花粉症の季節なのに、ご苦労さまです。そして、ありがとう。
お馴染み、檜原村の大将こと、檜原村に移住して農業はじめ多方面で活動している竹さんの指導のもと、作業がスタートです。
ゴマの栽培をスタートする前に、冬の間、大根を作るプロジェクト、Honoha Ra Dish(ひのはらでぃっしゅ)というものをやっており、10種類以上の大根を植えていました。
ところがどっこいしょ、あの大雪で、残念な結果に終わりました。しかし、大根の間に植えていたほうれん草は、かろうじて生きています。雪ノ下で芽吹くタイミングを虎視眈々と狙っていたのでしょうか。葉物のすごさよ。
ダメだったもの、残っていたもの、まずは、農業は自然との共存だということを、感じ入りました。
去年の3倍耕す! これは相当難儀な労働になるだろうなぁ、と思って始めたのですが、2年目の余裕? でしょうか。新しいメンバーもいるにもかかわらず、みんなの手際がとても良い。
開墾は、ずんずん進み、急斜面の土地が、畑と化していきました。
2年目のメンバーは、マイケルジャクソンよろしく、斜めに立って作業することに慣れてしまったようです。
そして、秘密兵器こまめちゃん。
こいつがこの度も大活躍してくれました。幸運なことに操れるメンバーも増え、耕うんも進む進む。
11時からスタートした開墾ですが、予定の13時を前にして、終了しました!
実は、はじめる前、農機具を収納している小屋を起こすところからだったのです。これも、ぜんぶ、雪のせい。
だけど、みんなの力を合せれば、コテっと倒れちゃった小屋もすぐに元通りです。
この休耕地の中で、ゴマ畑となる一部分だけ、耕作地となっています。なんだか、感動。
さぁ、土地の準備はできました。
あとは、進めていくだけです。土地は広大です。だから、これからも多くの仲間のチカラが必要です。
3月8日のキックオフに集まった仲間はもちろん、これから先、来られるときだけで結構です、ぜひ、村のフィールドに来て、ゴマ01の仲間になってください。
秋になったら、純東京産のゴマ、一緒に食べましょう
そして、今年はパワーアップ!
創業江戸時代、老舗中の老舗「関根のゴマ」が協賛してくださいました。なんと、その18代目の関根さんが、このプロジェクトに加わって、一緒に鍬をふるいました。
おつかれさん! のBBQでも、関根のゴマ油とゴマを使ったお料理をいただきました。
関根さん、ありがとうございました。そして、これからもよろしくお願いします。
このプロジェクトは、毎回、畑シゴトをした後に、みんなでBBQをして疲れを癒し、ワークショップで、今後のパッケージや売り方などを話し合って進めていきます。だから、体力に自信がなくても、アイデアがある人、みんなで何かを作ることが好きな人もお待ちしています!
それでは、また、ちょいちょいリポートさせていただきます。
greensmile広報担当、黒川豆でした。
























































































































