★東京ゴマ0→1(ゼロワン)プロジェクト! ゴマの収穫編 | 都会と田舎とconnect=つなぐgreensmile(グリーンスマイル)

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「ゴマ」を安全に、美味しく食べるために
日本のゴマの自給率を、みんなで1%にあげたい。
クラウドファンディグチャレンジ中です。
http://camp-fire.jp/projects/view/748

東京ゴマ0→1(ゼロワン)プロジェクト、いよいよ1回目のゴマの収穫に着手しました!

2013年5月の種まきからスタートしたこのゴマプロジェクト、檜原村の休耕地を開墾し、小さなツブツブに過ぎなかったゴマの種をまいたときには、まさかこんなに大きく生長するとは想像できませんでした。
それが今では大人の背丈に迫ろうかという、立派な姿に。農業経験がほとんどない素人集団が、畑を管理する竹さんの指導のもと初めて育てた東京のゴマ。これまでの歩みは下記をご覧ください。

5月の様子
6月の様子
7月の様子

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朝からときおり雨がパラついた9月7日、幸いにも雨が降ることなく、作業をスタートすることができました。4回目を数える今回も30人近い人が集まり、いよいよ最大の楽しみ、ゴマの収穫です!
川遊びでいっぱい思い出をつくった前回と同様、お父さんお母さんに連れられて、多くのちびっこが参戦。用意してきたハサミを片手にワクワクどきどき。

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最初に竹さんから、収穫の手順を教わります。立派なもので直径1cm程もある茎を根元のほうからハサミでちょっきん。土のう袋に収まるよう、さらに3等分にちょっきん、ちょっきん、、、とスムーズにいけばいいのですが、我が子のように生長を見守ってきたゴマたちは、ツル植物に体を縛られ身動きがとれない状態。ひえ~。

しかし、このツルこそが、ゴマが風雨にさらされても倒れずに生長する手助けをしてくれていたのです。ありがとう、ツル植物!!

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というわけで、まずはゴマの実を落とさぬ様、3チームに分かれて絡まったツルと葉っぱを丁寧に切り落としていきます。で、切り落とされたツルや葉っぱは、畑の土にかえすことで肥料になるそう。
キレイに3等分できたら、今度は空に向かって生長したゴマの実を、茎ごと逆さまに袋に入れます。竹さんによれば、こうすることで、乾燥して割れた実からゴマが袋の底に落ちるようにするための工夫なのだとか。

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今回収穫したのは、5月に種まきをした分の黒ゴマと白ゴマ。「種類によって形がちょっと違うよ」と竹さん。なるほど、よく見ると黒ゴマよりも白ゴマの方が茎が太くて長く、モコモコとマッチョ体型な実。白ゴマは1本に約100個の実がついていて、その中に約100粒のゴマが入っています。つまり、ゴマ1本で約10000粒のゴマが収穫できるってこと!

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最初はツルと葉っぱに悪戦苦闘しながらも、みな要領を得たのか、黙々とゴマの茎を刈っていきます。この収穫という作業、明らかに楽しい。そして楽しい作業をしていると、人は黙々となるのです。
半年もたたない内に、ゴマに身長が抜かれてしまったちびっこたちも、大人に混じって茎をちょっきん。「できたよー」と誇らしげにお母さんにゴマを掲げてニッコリ!

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あっと言う間に午後1時をまわり、そろそろ終了の時間がきてしまいました。開墾、種まき、雑草とり、間引きと続けてきて、みな終了を惜しむように作業を続けるのはこれがはじめてかも。う~ん、おそるべし収穫の喜び。
今年みんなで育てたゴマ畑のざっと4分の1くらいまで収穫したところでタイムアップとなりました。
みなさん、お疲れさまでした!

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土のう袋に詰まったゴマたちを軽トラックの荷台に次々と載せて、竹さんの家(通称竹ハウス)に戻ります。汗をふきふき、試しに収穫したばかりの黒ゴマと白ゴマの実を開いて、中にびっちりと詰まった生のゴマを食べてみることに。
黒ゴマの実を開いてみると、普段見慣れた黒いゴマが出てきて、みんな「うわ~、黒い!すごい!」と、この上なく当たり前のことを口走ります。お味のほうは、白ゴマのほうがちょっと甘みがあるかな。

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途中、いつものように村の酒屋永喜屋さんでビールを購入、竹ハウスで恒例のBBQです!ゴマの自給率アップに向けて、また次回も頑張りましょう!乾ぱ~い!
いつものように女性陣は座卓を囲んでワイワイ、男性陣は庭でお肉をジュージューと焼いてます。BBQに言葉はいりません。初めての人でも一緒にお肉を焼けばもう友達。ちびっこたちも、どうしてもトングでお肉をひっくり返したい様子。熱いから気をつけてね!

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宴もたけなわ、料理をお腹いっぱい頂いたところで、最後に代表のてーさんより活動についての説明がありました。いまgreensmile(グリスマ)では、この東京ゴマ0→1プロジェクトでみんながつくったゴマを製品化し、品川のマルシェ「全快野菜ちゃん」での販売にむけて頑張っています。

そしてゴマの国内自給率1%を目指し、継続していくための活動資金を募るため、CAMPFIRE(キャンプファイヤー)というクラウドファンドにチャレンジ中です。多くの方にプロジェクトの支援をいただいていますが、まだまだサクセスするための資金が足りません。まだだよーという方、来年もここ檜原村に集まり、ゴマの種まきを一緒にスタートするため、ぜひ支援をお願いいたします!
詳しくはグリスマのCAMPFIREページをご覧ください。

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○greensmileのキャンプファイヤーHP
http://camp-fire.jp/projects/view/748

さて、第4回目の今回は、なんと竹ハウスの裏にある学校跡で、村のお祭りがあるとのこと。なんでも東京都無形文化財1号の伝統芸能が披露されるとのことで、行ってみました。
お囃子の音色が山に響き渡り、頭に獅子頭や飾りをつけた男女が校庭に繰り出しての舞踊がスタート。露天ではちびっこたちがお菓子やおもちゃに首ったけ。なんともピースフルな光景にまったりします。
そして今回の東京ゴマプロジェクトでは、初の試み、竹ハウスでの無料宿泊が実現。宿泊希望の参加メンバーのうち、約10名が心ゆくまで檜原村を堪能する一日となりました。

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回を重ねるごとに盛り上がりをみせている東京ゴマ0→1(ゼロワン)プロジェクト。次回も収穫を予定しています。
グリスマでは檜原村でゴマを育てる新しい仲間を随時募集中です!小さなお子様連れのご家族も大歓迎!
ゴマの収穫がますます楽しみなタッキーでした。
開け~ゴマっ!!