医学ニュースの深層 -57ページ目

新型インフル集団感染急増 夏の流行「想定外」というが・・・

 新型インフルエンザの本格的な流行が始まった。

当初、学校を舞台とした集団感染が多かったため、

厚生労働省などは夏休み明けの流行拡大を警戒していたが、

予想外に休み中から集団感染が増え続けた。


プロ野球選手らにも感染者が出ており各方面に波紋が広がっている。

19日に3人目の死者も確認され、厚労省は重症化防止の対策を急ぐ。

 入院は7割以上が10代以下――。

厚労省が19日に発表した12~18日の1週間で新型インフルエンザにかかって

新たに入院した86人のうち、5歳未満が12人、5歳以上19歳以下が51人に上った。

中嶋建介・感染症情報管理室長は「60歳以上が多い季節性のインフルエンザと異なる」と強調した。


(日本経済新聞)



 コメント:


ここの7月28日の記事で、私は以下のように書いた。


 「この夏休み期間中、特に「新型」には罹りやすい「若者」たちは・・・サマースクールだ!、合宿だ!・・・等と、「集団行動」をする機会が多いだろう。


 こういう環境は、今回の「新型インフル」は大好きなので、気をつけてね。

夏風邪とは、ちょっと違う「寂しがりやのウイルス」(笑)だからね。」・・・と。


 私にとっては「想定内」だったので、注意喚起をしておいたまで。

こと、医学・医療のことについては、「先生」を信用してね(*^▽^*)


 ・・・で、日本政府の「予防策」・・・「嗽、手洗い」の励行、セキ・エチケットの励行・・・は、おおむね正しい。というか、それくらいしかないけどね。


 これから選挙→新学期ということで、更に、この「第1波」は猛威を振るうだろう。

なんか調子がおかしいなと思ったら、はやめに医療機関にかかってね。


 私は、「第2波」(毒性の増強型)の到来時期は、前倒しになることを想定して、「落ち着いて」迅速に、やるべきことをやっておくだけです。


 落ち着いて、海外とのiPS細胞関連研究の続きだけを考えながらやっていたいが・・・。まあ、「餅つく暇」も無いわ(*^▽^*)



 




 








日本のiPS細胞研究の「行方」

世界中の研究者が成果を上げることにしのぎを削っている
人工多能性幹細胞(iPS細胞)研究を、「落ち着いて」考える研究会が、
来月発足する。がん患者を精神的に支える「がん哲学外来」を開設した
樋野興夫(ひのおきお)・順天堂大教授(病理・腫瘍(しゅよう)学)が
世話人代表に就任、iPS細胞を発明した山中伸弥・京都大教授が顧問を務める。

会の名称は「iPS細胞を用いたがん研究について落ち着いて考える会」。
樋野教授が今春、山中教授側に会の創設を提案した。
学者の世界は「世界初」を競う競争主義だけに、異例の存在になりそうだ。

樋野教授は08年から、がん患者と家族、医療関係者が語り合う
「がん哲学外来」を開いている。治療の成否だけではなく、がん患者の悩みに
耳を傾け、生きる本質を考える試みに、全国から注目が集まる。
樋野教授は、競争激化でiPS細胞研究が目先の成果を追いがちな現状を憂慮。
「iPS細胞研究もがん研究も、多くの人が進展を期待している。結果を急がず、
落ち着いて本質をとらえる姿勢が必要」と説明する。

具体的な研究テーマは、がん細胞を元の正常細胞に戻す治療法の検討だ。
iPS細胞は、体細胞に遺伝子を導入することで、さまざまな細胞に分化できる性質を
取り戻すので、がん研究に生かせる可能性があるという。
「異色」の顔合わせに、山中教授は「着実な成果を上げていくため、幅広い分野の
研究者が参加し、あわてずに研究を進める取り組みは重要」と期待する。

初会合は来月11日、京都大で開かれ、幹細胞研究の第一人者である
西川伸一・理化学研究所ディレクターや京都大などの数十人の一線研究者が参加する。


(毎日新聞)



コメント:


 京大のiPS細胞研究センター(CiRA)に、この告知が掲載されたのは8月5日。

眼を疑ったが、マスコミの参加は「なぜか」禁止。参加有資格者は研究者のみ。

(昨日、その開催趣意書とパンフは新聞報道時に「なぜか」削除されている。)

・・・それにも、かかわらず、昨日夕方、全国紙での宣伝。

何かがおかしい・・・。


 京大の医学部医学科の現役教授には、癌研究で優秀な教官が多くいる。

にも関わらず、その方らの、今回の第1回講演参加は一切無かったので、おかしいなと思っている。CiRAと京大医学部医学科との内部の連携は、本当に、うまくいっているのだろうか?ふと、心配になった。


 しかも、なぜ、わざわざ東京から1人で?東京からなら、適任者は、そこそこいる。たとえば、一般の人々にもわかりやすいNewton誌の特集で「がん細胞の初期化ができればがん治療に役立つ」・・・と昨年述べた、東大の宮園教授など・・・。

 なぜ、この分野での「仕事」が無いヒトが代表なの?この記事で読めるでしょう。

自分から売り込んだわけね・・・。


 なお、「落ち着いて」考えるなどという、わざわざ「ある意味ふざけた」表現を挿入するのは、プロの癌研究者ならば「表現の自由」とは言え、公にする場合、できれば慎んでいただきたいな。(削除された「趣意書」から、何か、特定の誰か、あるいは、物事を標的にしているように見えたのは私だけ?)

 

 「冷静に試行錯誤」するのは、プロの研究者ならば、当たり前の行為ではないか?

その上で、現代では、可能な限りのスピードと結果が求められるのだ。

誰のためにか?もちろん患者さんのために。そして、「国際競争」という局面においては、全国民のためにだ。


 個人的な「哲学研究」は大いに尊重するが、久しぶりに「イライラ」する。

別に「白いクスリ」の件を連載しているせいでは、ありませんが≧(´▽`)≦

白いクスリ♪ 4

今日は、酒井容疑者の髪の毛から、陽性反応がでたようだ。


0・03グラム以上所持していないと、覚せい剤を所持したとはみなされないのが日本の判例。ノリピーは、0.008グラムなので、彼女の起訴は難しく、「起訴猶予」が考えられていた。私は、そう簡単に「起訴猶予」にはならないだろうと思ってた。

夫が所持していた「ブツ」を一緒に使用していれば、共同使用ということで。


でも、今日、冒頭の報道を先ほど見た。

これで、「起訴」される方向に大きく傾いたと言える。


ただ、刑に服したあとの社会復帰については、薬物のみならず、アルコール中毒患者でも言えることだが、「周囲のサポート」が不可欠。

しかし、彼女には、それすら期待できない情況だな。

世界のインフル死者2千人突破 8割は米州、タイや豪も

【ジュネーブ共同】

 新型インフルエンザによる死者数は、18日現在の欧州疾病対策センター(ECDC)の集計によると世界で2144人と2千人を突破する水準に達している。専門家の間では、日本のような主要感染国から死者が出るのは時間の問題だとみられていた。世界保健機関(WHO)は、感染拡大やそれに伴う死者、重症者の増加は避けられないとみており、それらをいかに低い水準に抑え込めるかが焦点になっている。

 ECDCの世界集計によると、死者のうち約8割、1680人が北米、中南米の米州地域に集中。中でも米国とアルゼンチンがそれぞれ400人超と突出している。日本を含むアジアの確認死者数は225人。タイをはじめマレーシア、インドなどが多い。

 米州、アジア以外で死者が多いのは英国、オーストラリアなど。

 新型インフルエンザの致死率については1957年の「アジア風邪」並みの0・5%程度と推計する研究結果もあるが、重症や死亡に至る人の割合は、国の医療システムなどが大きく影響。予防や治療が適切なら低く抑えることも可能だ



コメント:


 日本での死亡者は3人。死亡率は、前にも書いたように0.002%。

諸外国に比べて、医療システムの差異を含めても、かなり低い。


 この点は、ありとあらゆる角度から、詳細に検討すべきだ。

神戸で新型インフルの2人目死者

 神戸市は18日、新型インフルエンザに感染した同市の
70代後半の男性が死亡したことを明らかにした。

沖縄県宜野湾市の男性(57)が15日、入院先の病院で死亡したのに次ぎ、
死亡例は2人目。

 神戸市によると、男性は基礎疾患があったというが詳細は不明。

 神戸市では5月、国内での初の感染者が確認されている。



コメント:


 だから、以前(5月ごろ)にも書いたが、早々とわざわざ「安全宣言」なんか出すなって言ったんだよ。地方自治体の首長は、医療体制を整え、住民に「注意」を呼びかけ、冷静な行動を呼びかけることで十分だと。梅雨がこようが、夏になろうが全国どこででも発生するから、経済論理だけで「変な宣言」をするなと・・・。




白いクスリ♪ 3

初音ミク「白いクスリ」ニコ動に一時復活 「削除依頼に法的根拠なし」とニワンゴ

 ニワンゴは、クリプトンからの削除依頼を受けて「ニコニコ動画」から削除していた、初音ミクが歌う「白いクスリ」の動画を復旧させた。「削除依頼に法的な根拠がないと判断した」ためという。

 ニワンゴは8月17日、クリプトン・フューチャー・メディアからの削除依頼を受けて「ニコニコ動画」から削除していた、初音ミクが歌う「碧いうさぎ」の替え歌「白いクスリ」の動画を復旧させた。「削除依頼に法的な根拠がないと判断した」ためという。18日午前9時現在、動画は非表示設定になっていて閲覧できない。

 白いクスリは、覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕された酒井法子容疑者の代表曲「碧いうさぎ」の替え歌をミクが歌う動画で、覚せい剤や酒井容疑者をほうふつとさせる歌詞。ニュースサイトなどに取り上げられて話題になり、10万回以上再生されていた。

 初音ミク開発元クリプトンは、この動画がニュースを通じて広まることで、「当社製品を含む音声合成技術などのイメージが、実態と異なるかたちで一般に認知され定着するおそれがある」と判断。「当社の営業上の利益と信用が侵害されるおそれがある」とし、11日に削除依頼。同日、ニワンゴが削除したが、その後、削除依頼の是非についてネット上で議論になっていた(「碧いうさぎ」替え歌「白いクスリ」、削除申請の理由をクリプトンが説明 )。

 ニワンゴは17日、「改めて検討した結果、今回の削除依頼には法的な根拠がないと判断した」として動画を復旧させた。「第三者が『営業上の利益および信用が侵害されるおそれがある』とみなしたとしても、法的な根拠に乏しければ削除を行うべきではない」としている。

 その上でニワンゴは、動画をアップロードしたユーザーに、ライセンス元から削除するよう警告が来たことを通知。「ユーザーさん御自身で動画を削除して頂くのが、円満な解決になるのではないかと考えています」としている。(ネットのNews)


 コメント:


 学生らと、昼飯どきに、初めて「替え歌」見たけれど、「サビ」の部分は、私が創った奴(前の記事を参照)のほうが、面白いらしい。

 私は「サビ」しか、いじってませんが・・・。


 ところで、問題の動画を見た上での感想ですが、私が、元の歌の作詞・作曲者なら、法的手段をとりますがね。


 あるいは・・・のりぴーの事務所は、何もしないのだろうか・・・?


まあ、そうしたらしたで、更に「話題」になるか・・・。



 



新型インフル「第2波」の可能性 厚労相19日に会見、注意喚起へ

 新型インフルエンザが全国的に感染が拡大、ほぼ流行期レベルとなり、

“第2波”が始まっている可能性が高いことが18日、国立感染症研究所のまとめで分かった。

9日までの1週間で新たに約6万人がインフルエンザに感染、

「ほぼすべてが新型とみられる」という。舛添要一厚労相は19日午前に記者会見を開き、注意喚起する。


 感染研によると、第32週(8月3~9日)に定点観測している

全国約5000の医療機関を受診した患者数は4630人で、

1医療機関当たり0.99人となり、全国的な流行の指標である1.0人にほぼ達した。


 季節性を含めたインフルエンザの1医療機関当たり患者数は

第22週(5月25~31日)に0.75人と減り、1人を割り込んだが、

新型の感染者が増える中、第28週(7月6~12日)以降、

インフルエンザの感染者数は増加。第30週(7月20~26日)は0.28人、

第31週(7月27日~8月2日)は同0.56人と急増、

先週(第33週)で流行期レベルに達するのは確実となった。 (日経新聞)


コメント:


 この上記の記事の「第2波」という使い方な・・・。

 私は、「第1波」が変異して、今よりも強い毒性を持ったのが来ることを、前から「第2波」と言っているのです。


 この夏のは、まだ第1波が、とどまるところを知らない増加を示しているだけです。


それにしても、私が指摘したように、夏になろうが、強いでしょ。

このウイルスは。


 この調子なら、秋以降、あたってほしくない予想があたるから、治療法の準備は抜かりなくしておくわ。




新型インフルの致死率0・5%程度 アジア風邪並みか

 現在流行している新型インフルエンザの致死率は季節性インフルエンザよりも高く、1957年に流行が始まり世界で約200万人が死亡した「アジア風邪」並みの0・5%程度とする研究結果を、オランダ・ユトレヒト大の西浦博研究員(理論疫学)らのチームが17日までにまとめた。米国とカナダでの流行初期のデータを解析した。近く米科学誌プロスワンに掲載される。

 研究チームは、米国の5月1日までと、カナダの6月10日までのデータを基にして致死率を計算。すると、米国では0・21~3・76%(平均1・2%)、カナダでは0・05~0・41%(平均0・2%)との結果が出た。

 データの特徴を詳細に検討したところ、米国では実際より少し高く、カナダでは低く推定された可能性があり、0・5%と推定されたメキシコの推定値とほぼ同等と考えられた。季節性の致死率は0・1%かそれ未満とされており、新型は季節性より高く、0・5%のアジア風邪並みと推定されるという。ちなみに1918年から翌19年にかけて流行し、史上最悪と言われる「スペイン風邪」の致死率は約2%。

 西浦さんは「(秋以降)医療機関でかなりの病床がインフルエンザ患者によって占められる状況に備えるべきだ。妊婦やぜんそく患者など手厚い管理を必要とする重症患者が数多く出ることや、相当数の死亡者が出ることを覚悟して準備しなければならない」と話している。(共同)



コメント:


 日本での「第1波」の致死率は、約0.002%デス。

諸外国より、明らかに低い。医療機関の対応を考慮しても低い。

 前から言っている様に、幸いにも、日本人には「第1波」に対しては「免疫」があったようだ。論文(Nature)では、ごく1部の「高齢者」ということになっているが、いやいや、そうではないだろう。


 ただし、8月に入ってもなお、今まで以上の増加を示しており、油断は禁物。

そして、あと数ヶ月もすれば、ややこしい情況がくるだろう。


 

 

 

 



ヒトの血液型と癌(がん)

  


 今回の研究では、膵癌患者4,300人強および
非膵癌者4,500人強のゲノムを分析。その結果、
血液型A、BないしAB型を表すABO遺伝子の
変異体を有する人は膵癌リスクが高いことが判明。

O型では膵癌リスクの増大はみられなかったという。
この報告は科学誌「Nature Genetics」オンライン版に
8月2日掲載された。

 米国立癌研究所(NCI)によると、

今回の結果は、血液型がA、B、AB型の人は、

膵癌および胃癌のリスクが高いことを示した

過去の研究に一致するものだという。

「さらに研究を重ねる必要があるが、

この知見が切実に求められる診断と治療の向上につながる

可能性がある」と、

研究著者の1人であるNCIのPatricia Hartge氏は述べている。

 膵癌は米国で癌による死亡原因の第4位となっており、

検出が難しい癌である。

 患者の多くは診断された時点で身体の別の部位に癌が転移しており、

5年生存率は5%未満。

 膵癌の危険因子(リスクファクター)には糖尿病、喫煙、

人種および家族歴などがある。

 


コメント:


 日本でも、膵臓癌は難治性癌の代表格。

死亡者も年々、増えている。

進行度もとても早いし、患者の苦痛たるや、

皆さんの想像の域を超えていると思う。

 だから医療上、やむを得ず「麻薬」を使うんだよ。

この世で、他人に対して「白いクスリ」を使うのは、

われわれだけでいい。

 コントロールできない「核兵器」があってはならないのと同様に、

コントロールできない「白いクスリ」があってはならないが

・・・あるんだよね(前の記事のように)。

 さて、膵臓癌(の予防)について「ある意味」画期的ともいえる、

上記のような論文知見が出た。しかも、一流誌だ。

 では、0型人間になればいいのか?

(ちなみに私・・・O型 おとめ座です)。

 たとえば、骨髄移植すれば、ドナーの血液型になる

(免疫反応を起こさないもの)けれど、

O型以外の方は0型のドナーから骨髄を貰ってみる?

 血液型が変わっても、「性格」まで変わらないから安心しな!

(・・・こういうことだから「血液型占い」なんて科学的には、

あてにならないのは、わかるでしょ)。

 あと、たとえば、A型の方が消化器系の癌になると、

B型になることがある。

 さあ、この夏、みんな、0型になりませんか≧(´▽`)≦

 

 

白いクスリ♪ 2:酒井法子容疑者 優等生のあなたがなぜ

 覚せい剤を所持していた疑いで女優の酒井法子容疑者(38)に逮捕状が出た。これまでスキャンダルと無縁だった“優等生”に何があったのか。薬物汚染の底知れない広がりすら思わせる。

 芸能界では過去、何度も薬物事件が起きている。ここ数年でも、人気音楽グループ「ドリームズ・カム・トゥルー」の元メンバー西川隆宏、俳優の加勢大周、元アイドルの小向美奈子の各氏といった人気者たちが覚せい剤使用などで逮捕。今月三日には、合成麻薬を使用したとして俳優の押尾学容疑者が逮捕された。

 そんな中でも、今回の事件の衝撃は大きい。好感度が高い酒井容疑者は、最高裁が企画・制作した裁判員制度の広報映画で、ごく普通の主婦役で主演するほどだったからだ。

 酒井容疑者は一九八六年に十四歳でデビューした。子どものころに両親が離婚し、父親はその後、交通事故で死亡。苦労に負けず、明るくけなげに頑張るアイドルのイメージがあった。「のりピー」という愛称で親しまれ、中国や台湾でも人気者になった。結婚後は大人の女優への脱皮に成功。優しく、しっかり者の母親を演じ、CMにも引っ張りだこだった。

 あまりに印象と違う今回の容疑。もし事実とすれば、芸能界の薬物汚染は相当深刻といえよう。

 薬物の問題は芸能界にとどまらない。昨年は、さまざまな大学で大麻使用が明るみに出た。

 全国の警察が摘発した大麻事件の人数は二千七百七十八人。統計を取り始めた五六年以降、最多になった。年齢別では三十歳未満の若年層が62%を占めている。また覚せい剤事件も、人数こそ前年より減少したものの押収量は増加。いずれも氷山の一角とみた方がいい。

 有名人の薬物使用が相次ぐことで、安易に薬物に手を出す若者が増えている恐れはぬぐい切れない。芸能界は本気で薬物乱用防止に取り組む必要があろう。

 薬物汚染が広がっているとすると、地域や学校、家庭での対応も求められよう。いま一度薬物依存について考えてみたい。

 事務所関係者によると、人一倍周囲に気を使うタイプだったという酒井容疑者。ヒット曲「碧(あお)いうさぎ」(牧穂エミさん作詞)には「ずっと待ってる 独りきりで震えながら」という一節がある。一刻も早く真相を明らかにしてほしい。心を痛めているファンのためにも。(中日新聞 社説)



 コメント:


 「白いクスリ きっと持ってる 瞳の奥 開いてるから」♪

・・・「碧いうさぎ」の[サビ]の部分の新しくも「悲しい」替え歌(自作)です。

ただ・・・こういうのを今の学生らに言えば、本当にツボにはまるようで・・・。


 まあ、常習者の瞳孔は散大してますし、常習者の中級者ともなると、それを隠すために、うつむき加減で行動するのは、知っておいていいでしょう。


 上記の記事で「一刻も早く、真相を明らかにしてほしい」って、まあ、明らかにしたら、今のTV番組は、ほとんど報道番組くらいなものになるわい。