初パーカッションリサイタル参戦!!
ドラムを習い始めて早3ヶ月ほど。私のドラムの先生、Michelleの主催する" Percussion Recital "に初参加してきました勿論、ドラムセットで。“リサイタル”っていうと、ジャイアンのワンマンライブ的なものを想像しがちだけど、、、(私だけか…?)そうではなく、実際にはMichelleの生徒さん達の発表会的なもの先生、よく3ヶ月でペーペーの私を呼んだなって感じだけど、、、人前で演奏したら、ちょっとは上達するかな~と思い、参加を決意したのが本番の1ヶ月くらい前。でも私は何を披露したら良いのか、他の生徒さん達はどんなパフォーマンスをするのか、未知の世界で、、、Michelleがサラッと「何か好きな曲をコピーしてみようか?」と提案をしてくれて、1曲分ドラムコピーをすることにとりあえず、皆が知ってそうな曲がいいな~と思い、Bon Joviの『Livin' on a Prayer』に決定~↓↓ この曲。カッコイイ~以前に耳コピをざっくりとしたことがあったので、ざっくりとした感覚はあったつもりだったのですが、、、実際に全てを楽譜に起こしてみて叩いてみると、色々な課題も浮き彫りになってきて、もっともっと練習が必要であることを痛感…『スーパー難しいわけじゃないから、これは、Michelleの指導とかじゃなくて、自分がちゃんと譜面を覚えなきゃいけないし、自分がもっとドラムに慣れなきゃいけない!!!』と思い、自分の中で、リサイタルまでちょっとピリピリ個人練習をするために、初めて1人でリハーサルスタジオへも足を何回か運んだ。そしてやってきた本番。「パフォーマンスする生徒は9人」だと聞いていたから、そんなに観客は多くはないだろうと思っていたら、、、生徒さん達の両親や友人が来ていたりして、…想像よりも意外と多い。。。更に緊張を増す要因が、何故かペーペーの私の順番が最後……まさかの、、、トリ…?!?!でも、とりあえずこの日に決めていた事、『楽しんで演奏しよう』演奏している人が楽しくなきゃ見ている人も楽しくないだろうし、もうここまできたら、細かいミスを気にして更に大きな失敗とかはしたくない。以前ダンスの先輩が、「たとえ振りを間違えたとしても、絶対に『失敗したー』って顔をしたらダメ。寧ろ、『私の振りが正しくて、周りが全員間違えてるんです。』的な、自信を持った表情を最後までくずさないのがプロ!!」と、教えてくれたことを思い出していた。いざ本番が始まると、自分の後ろにあるスピーカーが機能しておらず、反対側にあるスピーカーから聞こえてくる音だけが頼りだった。(サウンドチェックちゃんとしとけよってwww)しかもドラムの音が大きくて、スピーカーから聞こえてくる他の楽器の音を聴き取るのが意外と困難。もしかしたら、自分のテンポだけが知らないうちににズレているかもしれないとか、ちょっと不安に思いながら演奏していると、私の目線の先の後列で立っていたMichelleの旦那さんが、1, 2, 3, 4, 1, 2, 3, 4,....と、私に見えるように手を動かして、指揮してくれていた。救われた~!!!!その指揮を見ながら演奏するようにして、なんとか調子を取り戻しつつ、、、曲も中盤くらいに差しかかったとき、ちょっとした異変に気が付いた。『あれっ、バスドラ達(バスドラム+タム×2)こんなに前だった?もっとセッティングの時に私側に近づけておけばよかった…』と、バスドラ達と私の間に少しいつもより距離があることに気がついた。↑↑バスドラムが1番大きいドラム、その上2つがタム。最初はセッティングミスだと思い込んでいたけど、この距離は、、、演奏するにつれて、どんどん離れていった.....えっ、まさかのまさか....ドラム自身が前に動いてる?!?!演奏するだけでドラムが前進とか、今まで体験したことなかったし、見たこともなかったし、気が付いた瞬間若干パニック一旦手を止めて、ドラムを私側へ引き戻そうかとも考えたけど、やっぱり一度始まった音楽は止めたくなくて、最後までこれで何とかやりきろうと、意地で演奏を続けた。足の短い私にとっては、本当に辛い状況。。。バスドラ用の右足がだいぶ前にとられ、まさに『今からボブスレーでもするんじゃないか』っていうくらいに、足が綺麗にのびていたwwwかと思えば、タムを叩くときにはちょっと前のめり、、、と、忙しい動きを繰り返しながら、無事(?)に演奏が終わった。リサイタル後のPotluckパーティーでは、「演奏すごく良かったよ」「なんであんなにパワフルな演奏ができるの?」などと、観客の数名から嬉しいお言葉をもらえたでも私的には、今回の演奏の満足度は50%くらい。まぁ色々トラブルもあったけど、それにしても間違えまくったのでやっぱりプロのミュージシャンはすごいどんな状況であれ、間違えることなく、いつも同じように演奏ができる。私も絶対に「あの人のドラムはお金を払ってでも聴きたいっ!」って言ってもらえるドラマーになる