おはよーございます(。-人-。) いちよーでっす。
お礼シリーズ後編をお届け!!
ちなみに風邪ひきさん、継続中。
喉イタイ。o(;△;)o お腹もイタイ。(ノ_-。) 関節もイタイ。(x_x;)
でもいいの( ̄◇ ̄) イーノ♪イーノ♪
一葉はきっと、このお話を書くために風邪を引いたに違いないと確信しております(´・ω・`)にょふ
こちら↓は前のお話。お礼シリーズです
諦めきれないお礼 (セ作)
悪戯なお礼 (リ作)
約束のお礼・前編 (リ作)
楽しんで頂けますように♪
~蓮キョ愛捧げあい(応酬)お礼シリーズ~
■ 約束のお礼◇後編 ■
… ――――― 不意の夜中、何度も意識が浮上した。
口元を抑えて、なるべく息を殺して咳をこらえた。
それでも、自分の意思に関係なく出てくるそれを、完全に抑えることは出来なくて…
――――― コホッ…ケホンッ…
喉からせりあがって来る嫌な空気
肺の中に、汚い何かが詰まっているみたいだった。
――――― コフッ…こほっ…
呼吸するだけで苦しくて
自然と涙がにじみ出て来る。
「 ……最上、さん?…大丈夫? 」
「 大丈…ヴふっ!!コホッ… 」
涙が滲んだ目に映る広い寝室
陽の光はまだどこにも見当たらなかった。
――――― まだ、夜中なのに……
確かに敦賀さんは寝ていたはずなのに
薄闇の中で届けられた心配声に
自分のせいで起こしてしまったと、本当に申し訳なく思った。
「 つ…がさ…起こして、ごめ…コホッ… 」
「 薬を飲んだ方がいいみたいだ。いま持ってくるから、待ってて? 」
「 つる…ゴホッ!!…ぐっ… 」
「 こら!咳を我慢しない。抑え込んだら余計苦しいよ 」
ああ…もう最悪…
どうして体調を崩したりしたの
せっかく
せっかく敦賀さんのセラピー力を借りて
幸せに瞼を閉じていたはずなのに
それを考えた所で、咳が止まるはずもなかった。
まるで何かを排除するように何度も気管に刺激を感じる
繰り返し喉が苦しくなって
そのたびに空気が幾度も吐き出された
「 最上さん…? 」
横になっているのが苦しくて
自分でベッドに座りなおした。
寝室から出て行った敦賀さんが戻ってくると、そのまま私の隣に腰かける。
「 薬を飲む前に一度お水を口に含んで?喉を潤さないと… 」
肩に温もりが灯っても、それに応える事も出来なくて
――――― コホンッ…けほっ…
繰り返し吐き出される汚い空気
口元を両手で隠した所で無駄な抵抗だって判っていたけど、それでも抑えずにはいられなかった。
ここは敦賀さんの寝室…
風邪の菌をばらまくわけにはいかない…
「 最上さん。咳を我慢しないで、そのまま俺の方を見てごらん? 」
「 …つ…るが…さ…コホッ 」
とどまることなく肩が揺れた
そのたびにトントンと優しく触れる熱に胸が震える
謝罪の言葉はいくらでも頭に浮かんだけど
それを音にする事は難しくて
涙だけがただ滲むだけだった…
「 はい。少しだけ口に含んで? 」
「 ご…めんなさ…うるさく、して… 」
「 なに言ってるの。元はと言えば俺のせいでしょ?それに、こんな事になったら困ると思って君に泊まってもらったんだよ。はい、飲める? 」
手渡されたコップを両手で包んで
言われた通りにお水を口に含んだ
魔法の水を飲んだみたいに苦しい呼吸がいくらか和らぐ
――――― あ、本当に、少し落ち着いたかも…
静まり返った寝室だから
私の様子に敦賀さんがホッと溜息をついたのが聞こえた。
その人の手元から、続けてパキンと鋭い音が弾け飛ぶ。
「 あ…くすり…? 」
「 ん、錠剤、飲める? 」
「 はい。へーきで… 」
そこからは、あっという間だった。
薬を受け取ろうと手を上げたと同時に視界が揺らいで
めまいかと思い違うほど素早く顔が仰向いた
手の内にあったコップはいつの間にか消えていて
敦賀さんの指先から手早く錠剤が放り込まれると
突然口の中に洪水が起きる。
至近距離で触れた敦賀さんの吐息
唇に重なった熱の正体に意識がかすむ
「 ――――― …はい、飲めた。寒くはない? 」
え?
えっ?
ええっ!!??
いま
いま、敦賀さんってば
何をしてくれちゃったりしたんですかっ!??
あの、これってば
もしかしたらアレじゃないの?
いわゆるキ…
「 人命救助… 」
瞬間、高揚した自分の気持ち。
だけど耳元でぼそりと聞こえたその声に、奈落の底に突き落とされた気分だった。
独りでに落ちた視線が敦賀さんの腕を見つめて
いつの間にか止まった咳はもうどうでもよくなっていた。
シンと静まり返る二人きりの寝室
自分の鼓動だがやけにうるさく鳴り響いている。
敦賀さんの言っていた思惑って、真相は何なんだろう…なんて。
こんな時なのにそんな事を考える自分にあきれ返る。
「 …と言うよりは、それにかこつけた行き過ぎの看病? 」
「 ―――――― …!? 」
柔らかく、小さく笑んだ音
頬に触れる温かい指先
至近距離に敦賀さんの瞳が見える
優しい光を伴った、大好きな人の優しい瞳…
「 それより…最上さん、寒くない?もっと布団掛ける? 」
「 つ…るがさん…。こんなこと、して…風邪、感染っても知らないですよ? 」
「 だから、言っただろう?元は俺が悪いんだから…。俺に感染せば早く治るよ? 」
…もう…いい…。
この幻のような奇跡の状態が続くなら、もう治らなくても構わないです…。
「 咳、止まったみたいだね。大丈夫? 」
「 …はい。本当にごめんなさい… 」
「 謝らなくていいよ。おいで? 」
こんなに広いベッドなのに
二人、中央で寄り添いあった
寒くない?
苦しくない?
ガマンしちゃダメだよって
何度も私を覗き込む双眸が
本当に心配してくれているのだと判る
ただの後輩のために
優しすぎじゃ、ないですか?
それとも私は特別、甘えさせてもらってるって
うぬぼれちゃってもいいのかしら…?
「 …最上さん? 」
抱きしめてくれる大きな胸
肌に感じる敦賀さんの心音が
私に大きな安堵を与えてくれる
瞼を閉じて、幸せすぎなこの状況に口元を緩めたまさにそのとき
私の鼓膜をくすぐったのは、大好きな人からの謝罪の囁き…
―――――― 何もしないって言ったのに、ごめんね?
雲の上にいるみたいに
ふわりと心が柔らかくなるのを感じていた
だけど
敦賀さん、ごめんなさい
安定してきた呼吸と
鼻孔をくすぐる敦賀さんの優しい香りに誘われて
眠りに落ちる寸前だった私には
鼓膜を揺らしたその言葉に
心の中で応えるだけで、もう精いっぱいだったんです
……だけど、敦賀さん…?…謝る必要なんて、どこにもないですよ?
だって、敦賀さんはこう言ったもの。
私の嫌がる事は絶対にしないって。
これはちっとも嫌なことじゃないの。
だって…
だって私…
私は…
――――― あなたが、好きです…
伝える勇気を、まだ私は持ち得ないけど。
少しだけ人よりも敦賀さんに近い場所に、居てもいいのだと己惚れてもいいのかな?
約束を、守ってくださって
本当に、ありがとうございます…
これだけは、明日、ちゃんと伝えますから。
昼間、敦賀さんと約束をした、お味噌汁を作ったその後で…。
私の嫌な事は絶対にしないって
約束を守って下さった、そのお礼の気持ちをせめて
精一杯の、想いを込めて…
E N D
一葉、久しぶりの悲願達成(笑)( ̄▽+ ̄*)大好物シチュエーション♪
そして、君たち…( ̄ー ̄;…あれか?
ここまでしておいて、お互いの意思疎通はまだっていう…。まさかの両片想い状態(笑)
だって、どうしてもここまでしか行き着かなかったんだもん…
これ、次の日ショータローが服買ってやるよとか言ってきたらオモシロ…
蓮がその場面に遭遇したら更にオモシロ…
ハッ∑(°Д°;≡°Д°;)ダメダメ!!妄想を働かせては!!
だってこの続きはセーちゃんなのよо(ж>▽<)y ☆
セーちゃん♪よろ~!!
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※結局、自分でこの続きを書いてしまいました⇒「失策なお礼」
◇有限実践組・主要リンク◇