ちーっす!!一葉梨紗です(`・ω・´)ノ
この頃ご挨拶がぞんざいだなぁとか、少しだけ思っております。少しね。
あのね、関係ないけど、アメブロをスマホで見るとスペース表現が全くなされない奴…。あれっていつ改善されるんですかね?
いい加減、見慣れてきた自分が怖いんですけど、一マスわざと開けているのとか、見やすさ等を考慮しての事なんだから本気でどうにかして欲しいんだけど…。忘れちゃってるのかしら?
指が太いからリンクタップしにくくてしょうがない(笑)
さて、アメスタに届かない愚痴は置いといて、今日はお約束通りの後編をお届けです!
昨日、RSS機能が復帰している事に気づきました!良かったわ♪
こちら↓は前のお話。お礼シリーズでっす(≧▽≦)
諦めきれないお礼 セ様作
悪戯なお礼 リ作
最高のお礼・前編 リ作
楽しんで頂けましたら幸いですо(ж>▽<)y ☆きゃう
~蓮キョ愛捧げあい(応酬)お礼シリーズ~
■ 最高のお礼 ◇後編 ■ ※原案/seiさま
意識して欲しい気持ちと
警戒して欲しくない気持ちが交錯する
男として見て欲しいなんて思いながら
先輩としてでもいいからいつまでも君のそばにいたいと願う俺は
やっぱり、充分卑怯な男だよね。
―――――― ねぇ?…君を手に入れるには、どうするのが最良なの?
「 敦賀…さん? 」
「 …いいよ?今すぐどうにかしてあげようか? 」
思わず抑えきれない欲求が口をついてしまったけど
「 いや ――――― っ!夜の帝王!やめてくださ ――――― いっ!! 」
「 だって…ご希望しているんじゃないの?俺、期待に応えるけど? 」
……震えていたのは君じゃなくて、たぶん俺の方だった。
細い身体を囲うように床に両手を付いたまま
見下ろす視界に入る君の顔は、心細げに眼を細めていて
その目にうっすら涙を浮かべて大慌てで口を開いた…
「 き…希望なんてしていませーん!! 」
「 …そう?じゃあ俺、何もしなくていい? 」
して欲しいなんて君が言う訳ないけど
もし冗談でも君がそんな事を口走ったら、その瞬間から抑え込める自信がない。
「 はい!!そう!!そうして下さい!!何もしなくていいですからー!! 」
……男として俺を見て欲しい
警戒しないで、そばにいて欲しい
いつでも笑顔を向けて、俺に声を掛けて欲しい
我儘な願いだけが俺の中で渦巻いていたけど
それでも俺が自分を諌めることが出来るのは
――――――― 君を、本当に大切に思っているからだよ…?
「 うん、判った、OK… 」
縮こまっていた細い肩から緊張感が抜けて
小さく吹き出した俺の笑い声に頬を膨らませた君が可愛くて
「 もう!もう!もう!!敦賀さんのいぢわるぅ ――――― !! 」
真っ赤な顔で拗ねた仕草に、我慢は限界寸前だった。
「 …最上さん。そんなに可愛い責め方をされたら、逆効果だって覚えた方がいいよ? 」
「 意味不明ですぅ ――――― 」
どこか甘えた様子を見せながらも、困ったウサギちゃんが作ってくれた夕食を二人で食べた後、お詫びの気持ちを込めたホットミルクを差し出すと彼女は柔らかく微笑んだ。
君は、本当に…。
「 …ん?最上さん、眠い? 」
「 へ?あ…いえ、大丈夫です… 」
ゆっくりと目をこすりあげる彼女を見つめながら、心の中で謝罪する。
ごめんねって、本当に思っているよ?
君に嫌われたくないって、本気でそう思ってる。
「 全然そう見えないけど?寝室まで運んであげようか? 」
――――― でも俺、今夜は絶対に君を帰さないって心に決めて…
「 そんな…大丈夫ですよ。自分で歩けますから… 」
いま君をどうにかしてしまいたい欲求を懸命に抑えてる。
「 遠慮は無用。こういう時は甘えるものだよ?ほら、おいで… 」
有無を言わさず抱き上げると、優しく鼻をついたミルクの香りが静かに幸せな気持ちを運んでくれた。
「 え…?つ…敦賀さ…ちょ…待ってください… 」
だけど、一つだけ本音を言えば
俺が、君を本当に大切に思っているって事を、君に解って欲しいと思った。
だから ――――――― …
「 なに? 」
「 えっと…どうして寝室に… 」
「 だって、寝るんでしょ? 」
「 はい、寝ますけど…でもこっちは… 」
「 俺の寝室。大丈夫だよ。俺が君に何もしないって理解してもらうには、実行するのが一番だと思っただけだから 」
だから、今日はもう一つだけ
――――― 俺のわがままを叶えてくれる…?
「 …だけって!やだ!?冗談ですよね? 」
「 俺、こういう冗談、言わない男なんだけど? 」
瞬間、笑顔がキュラッと輝いたのはもうどうしようもなかったと思う。
でも本当に、君に手垢を付けるような真似はしないよ。
「 イヤ ――――――!!笑顔が嘘くさいですぅ!! 」
「 往生際が悪い!!何もしないって言ってるだろう? 」
一晩だけでいいから
俺がプレゼントした服に身を包んだ君と……一緒に過ごしたいだけなんだ。
君が本当に可愛くて
君が本当に大切で
君には絶対に嫌われたくなくて
そんな君への愛情を、少しだけでも判ってもらえたら
俺はそれだけで嬉しいんだよ…?
「 ……………もう、本当に君は… 」
激しく抗議をした割には意外にも早く眠りについた彼女の隣で
ほぼ一晩中、ウサギちゃんの観察をしていた俺に睡魔が襲って来たのは、明け方近くの事だった。
逃げられない様に…
彼女を絡めていたはずだったのに
俺が迎えた目覚めの朝に、彼女の姿はどこにもなくて。
頭を抱えながら足を向けたリビング。
彼女が作ったと思われた朝食の隣には
やはり彼女が書いたと思われるメッセージが清楚に置かれていて。
それが、朝の陽射しと共に俺の心に染み込んだ…
――――― おはようございます。快適な睡眠をありがとうございました。
着替えと…楽しい一晩も…。
朝食はそのお礼です。宜しければ召し上がってください。
学校があるので、お先に失礼させていただきます。
……クリアな気持ちで目覚めた朝。
眩しい太陽の光に目を細めた。
「 ……………貰ったのは、俺の方だったのに… 」
…ねぇ…?最上さん…
――――――― 最高のお礼を、ありがとう…ね?
E N D
にゃふーん( ̄▽+ ̄*) 無事悲願達成 ←お前のな(笑)
今回のお話で絶対に書きたかったシーン。セーちゃんのテレパシーにあった、キョコちゃんの「笑顔が嘘くさいですぅ!」発言(爆)
いやん。かわいすぎる!!!(///∇//)
そして同封されていた「お買い上げありがとうカード」の文面に笑った一葉。あれを考えるセーちゃんが凄いわ。
さて、無事に書き上げることが出来ましたです!!
でも正直に言う…。リーちゃんいま、妄想が溢れ出る泉( ´艸`)
どのくらいかって言うと、取り敢えず思いつくままの全ての妄想をアナログ書きするでしょ。
それらを少しの期間置く(寝かせる)でしょ。
未だ順番待ちしている妄想と一緒に埋もれて行くと同時に忘れて行くでしょ。
一か月後に発掘…ってパターン(笑) ←かなりリアル(笑)
でもこの続き、ユーちゃんなんだよね♪
…もちろん覚えてるよねっо(ж>▽<)y ☆と云う事で、バトンターッチ★
内容リクとかあるんだけど、お願い聞いてもらえるかしら(笑)
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※ユーちゃん作「ときめきのお礼・前編」 に続きます☆
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