ビジネス本を紹介「ハーバードの人生を変える授業」 | 技術士を目指す人の会

技術士を目指す人の会

勉学を通じて成長をナビゲートする講師。
2008年に技術士合格後、「技術士を目指す人の会」を立ち上げ、多数の技術士を輩出。自身も勉学ノウハウを活かして行政書士、世界史検定2級、電験三種に合格。

本日、ご紹介する本はこちら。

 「ハーバードの人生を変える授業

 

この本の作者は、ハーバード大学の教授です。

この本には、幸せになる考え方が書いてあります。

富でも名声でもなく、「幸せ」こそが人生の価値を決める「究極の通貨」なのだそうです。

 

●GW最終日に整理整頓

GW最終日、本棚の整理整頓をしました。

初日にやればよかったと思いつつ、明日から仕事ですから、いい準備運動です。

作家やカテゴリーにより分類しつつ、もう見ることはないと思える本を処分しました。

 

本棚に、1冊だけ、上下逆さまになっている本がありました。

 「ハーバードの人生を変える授業」でした。

ペラペラとめくってみると、ドッグイヤー(ページの角を折る)が7か所ありました。

さすがに、いいことが書いてあります。

この本、もしかしたら、過去に紹介しているかもしれませんが、ちょっとだけ、内容を紹介します。

 

●感謝することの重要性

この書籍は、「感謝する」ことを推奨しています。

ある心理実験の話が紹介してあります。

 

・被験者のうち、Aグループは、毎日、感謝できることを書いてもらい、Bグループは何もしない。

・実験期間終了時、アンケートをとる。

・その結果、Aグループは、Bグループに比べて、肯定的になり、幸福感が高くなった。

・最終的に、Aグループの人は、よく眠れるようになり、より多くの運動をして、身体的な不調も減った。

 

 

 

この実験により、感謝することで、幸せになれることを証明したたわけです。

 

作者は、この実験結果を踏まえ、毎日、感謝ノートを作ることを推奨しています。

なるほどですね。

 

ここから先は、僕の感想です。

僕が、この書籍を購入したのはH28年です。

この書籍には、感謝することを書き込む欄があります。

50週間に渡って書くことになっています。

本に書き込むのは抵抗がありましたが、僕も感謝の言葉をいろいろと書いていました。

読み返してみると、いろいろなことがあった1年だったことがよく分かります。

そして、望みが叶ってハッピーだったこと、そのことへの感謝の言葉が書いてありました。

感謝することで、幸せを引き寄せたことを経験しています。

 

では、僕は、今日も感謝ノートを書いているのか?

 

書いていないです。

いつの間にか書かなくなっていました。

なぜかというと、1年中、ハッピーなわかありませんから、時には、

 ・傷付いて、悲しい気持ちになる

 ・疲れて、暗い気持ちになる

 ・上手くいかなくて、イライラした気持ちになる

ときがあります。

そんなときに、感謝ノートを書くのはめんどくさいものです。

書くのがめんどくさくなって辞めてしまう。

感謝ノートがノルマになると、感謝ノートを書くのが苦痛になります。

これは良くないです。

それから、感謝という行為は、自らの願望が叶った時にする側面があります。

ところが、願望が強くなってしまうと、それは実現する可能性が低くなるものです。

そうなると、願望が叶わない、そして感謝できなくなります。

これも良くないです。

 

そう考えると、

感謝ノートを書くという習慣ではなく、感謝できることを探す習慣が大切なんだと思います。

 

 

●運動することの重要性

先程の心理実験の結果ですが、よく読んでみると、次のような構図になっています。

 

 ①感謝する→

 ②幸せになる→

 ③運動をする→

 ④健康になる→

 ⑤幸せになる

 

これは、感謝することだけではなく、運動をすることで幸せになることを意味します。

運動することがそんなにいいのか?

この書籍では、別の章で、「運動する」こと推奨しています。

以下のような内容が書いてあります。

「大学の研究結果によると、週3回、1回30分の運動をすることは、抗うつ剤を服用するのと同じ効果がある」

つまり、運動することで、よく眠れるし、健康になれるわけです。

健康になれば、自ずと幸せを感じることができるようになるわけです。

 

●謙虚になることの重要性

ただし、運動して健康になって幸せになる、これは様々なテレビ、書籍で言われていることです。

誰もが知っている普通の話、一般論です。

でも、この一般論を、多くの人がなかなかやらないものです。

 

なぜ、一般論の実践が難しいのか?

人の話しを素直に聞かないからです。

 

なぜ、人の話しを素直に聞かないのか?

僕らは、どうしても、自分のやり方が正しいと思ってしまいます。

つまり、謙虚じゃないからです。

 

では、謙虚になるためにはどうすればいいか?

ここで登場するのが、「感謝」です。

 

何かの本に書いてあったことですが、「ありがとう」って言葉は、相手よりも低いポジションに置くことを意味するのだそうです。

相手よりも低いポジションとは、謙虚であることと同義です。

 

つまり、「ありがとう」という言葉を発するためには、謙虚である必要があるわけです。

 

感謝することが習慣化すれば、謙虚な姿勢が身につくことができます。

親や先輩、お医者さんや先生の言葉を謙虚に聞き入れる。

こうした一連の積み重ねで、幸せを引き寄せることができる、というわけですね。

 

 

 

 

 

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