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百花、春至って誰が為仁か開く

 <strong><span style="font-size:large;">百花誰が為にか開く</span>。</strong>
 

「碧巌録」第五則の「百花為誰開」(百花、春至って誰が為にか開く)が出典。


 ひたすら、無心に咲く花の姿に、ふと一体誰のために咲いているのだろうか、という想いがよぎる。

 「雨ならずして花猶落つ 風無くして 絮(いと)自ずから飛ぶ」《不雨花猶落 無風絮自飛(槐安国語)》禅語である。

 青柳の絮よりかくる春しもぞ乱れて花のほころびにける 紀貴之『古今集』

 雨なく、風無くして、咲く花は、散る定めを持つ。

 西行法師は、謳う。

 <strong>「春風の花を散らすとみる夢は さめても胸のさわぐなりけり」</strong>

 辞世の句と言われる「<strong>ねがわくは花の下にて春死なむ そのきさらぎの望月のころ</strong>」がある。

 「如月の望月のころ」は旧暦で、その二月十五日は、満月の日だと言う。


 芽吹きの春、桜の咲く季節である。

 京都の櫻守、佐野藤右衛門さんは、「桜は、満月に向かって咲きよる」という。

 藤右衛門さんは、山奥深く、人知れず咲く山桜に愛着を持つ。「人の手が入り込めない厳しい美しさを持っている」と言い、帰り際には、「来年また来るからな」と言って別れるという。

 万人が知る春咲く菫を謳った名歌がある。

 <strong>「春の野にすみれ摘みにと来し我ぞ野をなつかしみ一夜寝にける」 山部赤人、(万葉集)</strong>

 自然に寄り添う本来の暮らしがある。

 吉野弘さんの詩の一節、「生きていることのなつかしさ」がよぎる。


 日本語で使う、かな文字四十七字全てを使った「いろは歌」がある。

 「いろはにほへとちりぬるを

 わかよたれそつねならむ

 ういのおくやまけふこえて

 あさきゆめみしゑひもせず」
 
 「色は匂えど散りぬるを 我が世誰ぞ常ならむ

 有為の奥山今日越えて 浅き夢見じ酔ひもせず」


 <strong>何故か無常感が漂う。</strong>
 

 桜の花は、美しく咲くが、その散り際もはかない。日本人の好む、いさぎよさ、なのだろうか。

 花の命は短い。人生も長いようで短い。

 ほろ酔いで、ぼうっと生きないで、しっかりした大きな夢と志を持ちたい。

 地に足をつけて、<strong>微笑みをもって</strong>、ゆるぎなき人生を全うしたい。

 <strong>「我、事において 後悔をせず」 宮本武蔵 「独行動」より。</strong>

今、この瞬間を生きる『而今(にこん)』

『而今(にこん)』 禅語である。

 「今この瞬間」は二度と戻らない。今、生きている現実は、この瞬間しかない。「今」この瞬間を大切に、丁寧に生きねばならない、という教えである。

「徒然草」第百八段に、「寸陰惜しむ人なし、これよく知れるか、おろかなるか」がある。

 ちょっとの時間を惜しむ人はいない。「時、人を待たず」をよく知っている人なのか、惜しむことを知らない愚かな人なのか。ちょっとの間を無為、無策に過ごし、これがずっと続けば、命が終わる時が立ちどころにやってくるであろう、という戒めに続く。

 時間の矢は、過去、現在、未来へと、一方向にしか流れない。時間は、止まることはないので、この一瞬、一瞬を大切に生きねばならない。

 矢沢永吉の歌に「時間よ止まれ」があるが、夢か現か、時間が止まればいいなと思う時があるが、停滞は進歩なき死である。

 時間を止めて、巻き戻すことは出来ない。ここに、厳然と、熱力学第2法則の不可逆性が立ちはだかる。

 熱は熱い方から、冷たい方へ流れる。冷たい方から熱い方へは流れない。雪だるまが溶けてなくなる理屈であるという。

 この温度差がなくなるよう、この拡散のエントロピーは常に最大の方向へ動く。

 「エントロピーとは、乱雑さ(ランダムさ)を表す尺度である」という。

 雪だるまが溶けてなくなる時が、熱力学的平衡状態になり、エントロピー最大となり、終焉する。形あるものが、なくなる時、命が終わる時である。

 この<em>不可逆性</em>が時間をも支配する。秩序あるものは秩序なき方へ、形あるものは、時を経て崩壊する。人の命、すべての生物もこの定めの中にあるが、ある一定期間、命が続く限り、エントロピー排除の方向へ動く。

 『「生命とは、(熱力学的学的平衡を超えた)動的平衡にある流れである」「(生命の)秩序は、守られるために絶え間なく壊されなければならない」』 福岡伸一 「生物と無生物のあいだ」

 わかりやすく言えば、人間は、負のエントロピーを食べて、老化に抗しているという。


 しかし、宇宙の絶対原理、あの「エントロピー増大の法則」を回避することは出来ない。命には限りがある。

 宇宙から頂いた命、自然や隣人から生かされている命、そのために、よりよく生きねばならない。

 人生は長いようで短い。「今何をすべきか」をよく考え、無為、無策、怠惰に、時を過ごさぬよう勇気と夢をもって、揺るぎなき前進をしたい。

気骨の技術者魂

 

世界を席巻するミクロ技術

 世界を席巻する技術者、清田茂男社長の不屈の人生、逆境を跳ね返す力は何で培われたのだろうか。

 貴重な祖母の教えがあったという。清田さんの祖父母は石川県から開拓者として北海道へ渡った。

 盛況を極めたニシン漁であったが、不漁で家が没落した。

 気丈な祖母から「家が貧しくても人に迷惑をかけてはいけない」、「世の中のために尽くしなさい」と教えられたという。

 祖母の教えを胸にしまい、貧乏から脱却したい、極寒の積丹から、わずか10歳で、東京荒川の町工場へ働きに出た。

 紆余曲折、底知れぬ苦労の末、1963年、妻と二人で、プレスの下請け工場を立ち上げた。

 逆境をはねのけ、並々ならぬ努力と不屈の闘志で、半導体プローブの製作で、「ミクロの世界に清田あり」と言われるほどに成長した。清田さんの作るプローブは、世界で一人だけの技術だと聞く。

 94年都市型工業大賞、95年科学技術振興功績賞などを受賞した。


 わずか10数人の町工場からのし上がった半導体プローブのトップメーカー、清田製作所は世界を席巻し、「小さな巨人」と呼ばれる。

 精密なミクロ技術を開発させた根幹は、モノづくりに対する血のにじむような努力と仕事への真摯な取り組みであった。


 書をたしなみ、自ら書いた、幕末の儒学者、佐藤一斎の「言志四録」よりの言葉を工場内に掲げる。

 『少(わかく)して学べば、則ち(すなわち)壮にして為すこと有り
 壮にして学べば、則ち老いて衰えず 老いて学べば、則ち死して朽ちず』が掲げてある。


 極寒の寒村から、わずか10歳で壮大な夢と志を抱き、世界を相手に果敢に人生を生き抜いた。

 若いころ読んだ、剣豪たちが修行した剣禅一致、「人間としての道」を今でも大切にするという。

 
 清田社長は、一時期、松下電器より高性能ステレオ、レコードプレーヤーのレコード針を装着するアーム部の部品の試作品を頼まれたことがあったという。納品後、致命的欠陥が見つかった。

 松下側より提供された設計図に問題があったが、不眠不休、3日間で設計の欠陥を改良し、見事ピンチを乗り切った。

 清田社長の、この商いに対する姿勢が、松下幸之助の耳に入り、会長自らの異例の感謝の言葉を頂いたという。

 松下幸之助の名言に「商売は、感動することである」がある。


 松下電器の社是は創業時から変わらぬ「産業報国の精神」である。商いを通じ、世の中に尽くすという 清田社長の生きざまが、松下会長に通じたに違いない。

  
 清田社長のすごいのは、何よりも、明日の時代をリードする技術を嗅ぎ分けるひらめきであり、世の中が必要としているものを生み出す創造力なのかもしれない。

 清田社長の原点は、プレス金型の設計製作である。これは、あの「ガム電池ケース」、「痛くない注射針」を生み出し世界を席巻するプレスの町工場、岡野工業、岡野社長と相通じる。

 子供のころ、漁師を体験した清田社長、漁師は波ではなく、潮を見るという。技術の潮目を見る才覚は、この頃身に着いたのであろう。

 
 我々凡人には近寄りがたい、人間の逆境に耐える人間力と限りない夢への挑戦力を持つ、まさに「大きな偉人」ではなかろうか。

 人は皆ある使命を背負って生まれてくる。これに気付くか、気付かないかが人生の勝負どころである。

 清田さんは、祖母の教えより自らの使命が社会への貢献であることに気付いた。

 これは自らが社会に役に立つということと、社会、他者から必要とされているということに他ならない。これが自己が生きている存在理由であり、誇り高き名誉なのだ。

 学歴、競争社会の中にあって、「世の中のために働きなさい」という社会に尽くす使命感「祖母の教え」は、まさにこれこそが「人間としての道」、人生への金言ではないだろうか。


参考資料

気と骨

清田製作所・清田茂男社長 世界一位の町工場、世界最小の道具を最高の技術で
 

帰らざる河

北の「刈り上げ」は21世紀最悪の独裁者、まさに人類の敵…その存在の〝恐怖〟を欧州も再認識すべきやろ<
 引用記事全文
http://www.sankei.com/column/news/170928/clm1709280004-n1.html

 



 米朝軍事衝突の危機…生存の自意識に目覚めよ、日本 拓殖大学学事顧問・渡辺利夫

 ”米朝が軍事衝突を起こせば、極東アジアの地政学的秩序がいかなる形で覆るか。日本の生存は一体可能なのか。それでも「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない」と言い続けられるか。”

 引用記事全文

 http://www.sankei.com/politics/news/170928/plt1709280011-n4.html

 



かって、西部劇に「帰らざる河」があった。


 北朝鮮問題が、きな臭い状況の中、"River of noreturn"をふと思い出したが、ストーリーではなく、タイトルから、あのエントロピーの法則がよぎったのだ。

 熱力学の第2法則は、不可逆性である。<ins>形あるものは崩壊</ins>する、というあの恐ろしい法則である。

 90℃と15℃の水は、混合すれば、自然に温度が下がり、15℃まで冷めてくる。

 熱は高い方から低い方へ移行する。

 逆のことは起こらない。15℃から90℃にするためには、何らかの熱エネルギー(電気或いはガス加熱)が必要になる。

 自然に90℃になることはない。これが不可逆性である。永久機関、運動が成立しない理屈である。


「行く川の流れは絶えずして、しかも本の水にあらず。淀みに浮ぶうたかたは、かつ消えかつ結びて久しくとゞまることなし。世の中にある人とすみかと、またかくの如し」方丈記である。

 満天に輝く満月は、やがて欠けて新月になり、真っ暗で見えなくなる。しかしこの月の輝きは、循環する。

 太陽、月、地球が相関し、<ins>循環、再生</ins>する。自然、宇宙の法則は美しい。


 世界は、北のロケットマンは、崩壊に向かうとみている。だが、アメリカ、トランプ大統領は

何処へ向かおうとしているのだろうか。

 不可逆性を以って、核へ突っ走り、挑発を続ける北の明日の姿は、混迷、崩壊から戻ることはないのであろうか。

 北朝鮮、この国は、核、麻薬、ニセ札、ニセたばこ、等々を、やくざまがいのビジネスとして、生業とする。イランへ核を持ち込んだのは北朝鮮である。

 拉致、テロ、暗殺、粛清(1000人以上の反体制人物を処刑、公開銃殺にした)を日常茶飯事とする。

 アメリカは、軍事衝突も有り得るという。中国、ロシアは対話による解決というが、裏には自国の国益が見え見えである。スイスは対話の仲介役を買って出るという。

 韓国、日本への甚大なる被害無きよう、軍事衝突だけは避けたい。

 『水は方円の器に随う」という。孔子『韓非子』

 水も高い方から低い方へ流れる。自然の定めである。

 水はしなやかで、強靭なる性質を持つ。米朝双方にとって、明日への生き残りをかけた方策を見出せないものだろうか。

 この反人道国家(金王朝)が存続することは、国際社会が許さないであろう。北の善良なる国民のために、早急なお最善なる解決策は無いものだろうか。

 

 

 

参考図書   時の観念とエントロピーならびにプロバビリティ

 

 

何故かジャズ されどジャズ  アルヘイグ  Invitation

 

 

 

 

 

自然体の極意

 羽生棋聖、史上初の永世七冠
 引用記事全文

 http://www.sankei.com/main/topics/main-35166-t.html

 



 「厳しさ乗り越え成長」 大納会に囲碁七冠の井山裕太さん
 引用記事全文

 http://www.sankei.com/life/news/171229/lif1712290023-n1.html

 


 株この1年、アベノミクス継続に安心感、北朝鮮の挑発続くも 波乱消え、上昇気流に乗る
  引用記事全文

 http://www.sankei.com/economy/news/171229/ecn1712290014-n1.html

 



 世界はきな臭い。イスラムテロ、北のミサイル、核開発等々にもかかわらず、世界的好景気の中、

 バブル経済崩壊後、日本の株価は終値最高値、22,937円を更新した。25年ぶり、新記録だと言う。


 こちらも新記録、将棋の羽生永世七冠、囲碁の井山雄太七冠は、前任未踏の大偉業を成し遂げた。恐るべき天才たちである。

 勝負であるからには、勝たねば結果は出ないが、ただ強いだけでは勝てない。

 勝負を制するためには、強い人間力、意思の力が必要なのであろう。

 勝負の女神がほほ笑むのは、欲を乗り越えた自然体の人間力が必要であろう。


 井山七冠は、勝負は孤独との付き合い、自分一人で道を切り開く、強靭な精神力が必要だという。

 勝負には、いろいろな綾がある。一局の勝負の中に、流れとリズムがある。これらを俊敏にとらえないと、勝ち筋は見えてこない。

 流れには、勝勢と劣勢のリズムがあり、劣勢な時でも、流れに乗って耐え抜く力が必要だ。

 双方の力が拮抗していれば、相手をねじ伏せて勝ことはできない。ここが辛抱のしどころで、自分に負けぬよう耐えねばならない。

 勝負の大勢は、ほとんど相手の自滅で決まるようだ。運を呼び込む、支配する人間力を身につけねばならない。

 ここに自然体の極意があろうか。かっての剣聖、剣豪たちが、剣禅一致の精神で、生涯をかけて研鑽に努めたのが、自然体、無心の境地なのだ。

 井山七冠は、勝負の決め手が見えない時、相手に手を渡す極意があるという。


 ポーカーの神様、チャーリーディックスの法則に、選択しないという必勝法がある。相手にコールをかけさせ、自分は何も選択しないという必勝法である。全財産をかけるような乾坤一擲の大勝負では、先にコールする方が、震える、誤まる、ビビる確率が高いという。

 こうした境地には、並みの人間はなれない。長い熾烈な戦いの末に、自然と身につくものなのだろう。

 羽生永世七冠は、「井山裕太にしか打てない閃きと煌めきの一手がある」という。


 人間の心は弱い。迷いと揺らぎの果てに、欲を乗り越えた、清冽で強靭な境地に到達するのであろう。

 お二人には、勝利の女神がほほ笑む人間力がある。

 相手の気合に呑み込まれぬ強靭さと、気合をかわす間合いを身に着けている。我々凡人が近寄れない磨き抜かれた精神力であろうか。


 社会や宇宙には原理、原則がある。数式の=(イコール)で結ぶものは平衡、均衡、つまりバランス感覚なのだ。

 数式の左右どちらかが偏向、欠落していれば、数式が成立しないのは自明の理だ。自然体はこの心のバランス感覚なのであろうか。

 

 日々、生き抜くために、心の軸足と、身体の軸足をしっかりと身につけたいものだ。

 

 前人未到の羽生永世七冠、井山7冠のお二人、国民栄誉賞、おめでとうございます、と申し上げます。

 

 参考図書  勝ち切る頭脳

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 何故かジャズ されどジャズ  祈り~春の海

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2018年 新春のご挨拶

 

 
新しき年の春を迎え、希望と祈りをこめ、本年も幸多き年でありますように!

 皆様方のご健闘、ご発展をお祈りし、精一杯のご活躍を期待いたします。

 本年も宜しくお付き合い下さるようお願い申し上げます。


 日本国憲法は米国の「根絶政策」 日本本来の価値観に立脚して憲法改正せよ

 ”中国の描く世界像は、新たな中華のルールに基づく人類運命共同体である。彼らは歴史も国境線も国際法の定義も、企業の在り方でさえ、およそ全て中国共産党が主軸となった中華民族の価値観に基づいて変えていこうとしている。その中で日本の占める位置は厳しい。”
 引用記事全文 

http://www.sankei.com/column/news/180113/clm1801130005-n1.html

 

 

 日本外交が危機に直面 このままでは国益守れず」 河野太郎外相 中国の影響力拡大に懸念表明
 引用記事全文
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 http://www.sankei.com/world/news/180108/wor1801080014-n1.html

 

 

 

 祖国守る自衛隊が違憲の愚かさ 国際情勢から乖離する日本の安全保障観、憲法改正が急務
 <blockquote>わが国の平和は、憲法が描き出す楽観的な安全保障政策によって守られてきたのではない。わが国の平和を保障してきたのは、精強な自衛隊の存在、そして強固な日米同盟の存在があったからだ。</blockquote>
 引用記事全文
 http://www.sankei.com/column/news/180111/clm1801110009-n1.html

 


 空前絶後の羽生善治、井山裕太 棋界に歴史的一歩
 <blockquote>棋界を代表する両雄が歴史的一歩を記した。将棋の羽生善治氏(47)は初の永世七冠を達成し、囲碁の井山裕太氏(28)は初めて2度目の全七冠独占を成し遂げた。国民栄誉賞の同時授与が決まった2人の偉業は、空前絶後といえる。</blockquote>
 引用記事全文 
 http://www.sankei.com/life/news/180105/lif1801050023-n1.html


 中国や北朝鮮の世界へ向けた恐るべき画策に、相変わらず、平和ボケ、対話ボケを以って対処しようという政治家、知識人が多い。

 核、ミサイルをめぐり、米朝激突の危機を回避するための対話が模索されているという。北京での外交上の水面下の米朝密約があると聞く。

 しかし、北朝鮮は常に国際社会の常識を反故にし、体制維持のためなら、節度も礼儀もかなぐり捨てるようだ。

 国内では、沖縄、北海道、対馬等々の不動産が、中国、韓国により、虫食いのように買い占められている。チャイナタウン、コリアンタウンがはびこり、歴史を歪曲した南京虐殺、慰安婦、徴用工等々の宣伝に使われるかもしれない。

 中国福建省福州市の「名誉市民」でもある沖縄の翁長知事の辺野古反対は、深層のどこかで中国の画策とつながっているのかも知れない。


 自分の生活が安泰であれば、危害がなければ、それで良いのだろうか。

 自分たちの立ち位置が、世界とどう関わっているのかお構いないのだろうか。

 反日を標榜し、そこに軸足を置くことで、多くの協賛を得ようとする魂胆が情けない。

 櫻井よしこ氏は、「中韓両国の歴史戦に、有力メディアのNHKや朝日新聞はいまだに反日歴史観の中に埋没しているかに見える」と糾弾する。

 朝日新聞は、中国主導による反日の「東亜日報」日本支社を朝日本社内に置く。安倍政権打倒が社是だと聞く。

 自分の国を、自己否定する根幹は、日本国憲法にあるという。

 白洲次郎氏は、「われわれは戦争に負けたが、奴隷になったのではない」と言い、米国が創作し、日本に押し付けたと言われる日本国憲法を批判する。

 ヤジロベーは、支点(軸足)より重心が低いため、揺れても自在に動く。激動の世界に対応するため、軸足がぶれることなく柔軟な対応が望まれる。

 日本人としての本文を外すことなく、国の明日を考え抜いて欲しい。戦後民主主義や反日の本性を見抜き、礼儀、礼節を大切にしたい。

 国を護る自衛隊が違憲であるという議論を糾し、彼らの名誉を復権せねばならない。

 今の日本人には、自国を否定するという恥を知り、日本人であることの名誉を重んじる生きざまが望まれる。日本古来の誇り高き精神と信義を忘れないで欲しい。

 世界の友と連携し、無私無欲の志高き若者たちが、明日の日本を背負うことを願う。

 

参考図書  米朝密約

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何故かジャズ されどジャズ  恋去りしとき

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年頭のご挨拶

 明けましておめでとうございます。

 

 稔り多き新しき年を迎え、皆々様のご健康とご健勝をお祈りいたします。  本年もよろしくお願いいたします。



 「信」の一字に貫かれた日本であってほしい 1月1日
 引用記事全文
 http://www.sankei.com/column/news/170101/clm1701010002-n1.html


 蓮舫代表よ、批判のための批判に説得力はないゾ! 真珠湾慰霊で内閣支持率は上昇しているではないか?
 引用記事全文
 http://www.sankei.com/column/news/161231/clm1612310002-n1.html


 今年は、世界が、深い見識による和解と希望の年になる様願います。


 テロや民族紛争が解決の兆しを見せる年であるよう願います。日本が一国平和主義より脱却し、
一人一人が、積極的平和主義にささやかに参加できるよう心掛けたいと願う。

 政府与党は、米国との深い同盟の絆と安全保障が、決して「戦争法案」ではないことを十二分に説明せねばならない。

 世界の友と連携し、世界が稔り多き年になる様、我々に何がができるかを考えて行きたい。


 我が家の近くに都立小金井公園に隣接した「真蔵院」という真言宗のお寺があります。我が家は、禅宗ですが、公園の散歩の折、よく参拝に訪れます。初夏には、古代蓮が見事に咲きます。

 今年初めの標語は、

 「真心は、人の心の奥に届く」

 「真心は、見えない宇宙に届くエネルギー」

 とあります。


 仏教では、「人間は無に生まれ、やがて無に帰るもの」と教えます。新しき創造は無から生まれます。

 世界や他者のために、自らが何かを成し遂げたい、という連帯と奉仕を達成できる年にしたい。

 新しき年の初めこそ、無心に帰り、真心をもって世界の平和と安定を願い、感謝と共に敬虔な祈りを捧げたいと念じます。

 

 

 

運を味方につける

 才走った人々
 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/life/news/140715/trd14071503070001-n1.htm


 サッカー ワールドカップ 決勝戦で、アルゼンチンはドイツに破れ、メッシ選手は「運が無かった」と言った。


 実力伯仲、最高の勝負を分けたもの、それはやはり勝利の女神を味方につけ、紙一重の運を引き寄せたドイツであったと見えた。


 しかし、である。ドイツ代表監督、ヨアヒム・レーヴ氏は、世界最強チームを作り上げるためには、10年の歳月がかかったと言う。


 ドイツチームの「超高速サッカー」は、「10年をかけて、ドイツサッカー界全体で取り組んだ研究と改善努力の賜物」であったという。


 メッシ選手の「運が無かった」という言葉以上に、ドイツチームは10年と言う周到な努力を積み重ねてきたのだ。


 大勝負を分けるもの、それは無心の平常心だという。米永永世棋聖は、勝利の女神が振り向き、運を味方につけるものは、将棋へのひたむきさと、笑いであると言う。


 将棋など、終盤の秒読みとなり、大勝負の最後の一手で、勝負を決めるのは、指運であるともいう。一秒の指運に、運が残っているかどうかである。


 将棋は、読みと気合いの勝負で、運が占める割合は低い筈。しかし秒読みで時間が無ければ、すべて読み切ることは難しい。最後の1パーセントの運で勝負がつく場合がある。


 この勝ち運を呼び込むものが、将棋や人生に向き合う真摯さであると言う。勝利の女神は、日常のこの姿をよく見ていて、ここぞと言う時に味方をしてくれる。


 ドイツの決勝ゴールを挙げたゲッツェ選手も、勝利の女神が味方する運を持ち合わせていたのであろう。


ドイツ、ヨアヒム・レーヴ監督は、ゲッツェ選手に、『いいか。お前はメッシよりも優れているということを世界に示してこい。お前にはそれができる力がある』と伝えたと言う。</strong>


 レーヴ監督、ゲッツェ選手、ドイツ国民の勝利への熱きひたむきな思いが、アルゼンチンチームを凌駕したのであろうか。


 とまれ、日本は、明日のサッカーを戦うために、腰を落として、日本が出来るサッカーの長期計画と戦略を立てて欲しい。


誰がこの国を守るのか

京都大学教授・佐伯啓思 誰が国を守るのか

 <blockquote>戦後日本の民主主義と平和主義の組み合わせが、どうもうさん臭いのは、この平和主義がもっぱら憲法9条の武力放棄を意味しているからにほかならない。平和愛好、構築なら誰も批判もしないだろうが、問題はその方法なのである。憲法9条といういささか特異な形態における平和主義という「方法」が問題なのである。</blockquote>


 <blockquote>こうしたいささか面倒なことを書いてきたのは集団的自衛権にかかわる論議において、この種の原則論がまったく確認されていないことに危惧をおぼえるからである。技術的・法的な手続き論も必要だが、本当に重要なのは「誰が国を守るのか」という原則論にこそあるのではなかろうか。</blockquote>
 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140721/plc14072103150003-n1.htm


<blockquote><script type="text/javascript" src="http://jss.afpbb.com/mbsv/sdata/medianewsdelivery/msnsankei/sonet/js/utf8/110247000/3d06bc8f748a2273ec403513b433d1e4_b69f20e5c0b44e627287d6fda86ffa08.js"></script></blockquote >


 一国平和主義を捨て去る突破口 帝京大学教授・志方俊之


 <blockquote>半島有事の際は、在日米軍の航空部隊と艦隊、および海兵隊は半島に投入できる。オーストラリア軍など他の国連軍部隊も日本経由で半島へ向かうことになる。


 しかし、わが国はただの通過点ではない。国連軍が使う艦艇、航空機、軍用車両の造修能力が抜群で、情報収集能力、掃海能力、医療能力も持っているからだ。


 自衛隊が直接、半島に出向くことはあり得ないが、有効な支援能力に加え、「周辺事態法」で法整備もできている。繰り返すが、半島での国連軍の作戦はわが国の支援なしに成り立たないのだ。</blockquote>
 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140703/plc14070303070003-n1.htm


 韓国、在日米軍出動で「日本の了解必要」に反発 日本には「韓国の承認と同意」要求…


 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/world/news/140717/kor14071711040001-n1.htm


解釈変更を「暴挙」と東京 感情論、見透かされる扇動


 <blockquote>「この暴挙を超えて」(朝日)「9条破棄に等しい暴挙」(東京)

 この中で朝日は「民主主義が、こうもあっさり踏みにじられるものか」と嘆き、東京は「憲政史上に汚点を残す暴挙だ」と決めつけた。ともに、行使容認には憲法改正が必要だとの立場を取っている。

 だが、憲法9条に関する政府解釈は、国際情勢の変化に伴い変遷してきたのが事実だ。</blockquote>
 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140703/plc14070307560006-n1.htm


 朝日新聞の報道姿勢は、前記事でも投稿した『福島原発事故「命令違反退避」報道に見る悪意』のように、確信犯的に、巧妙に世論誘導をもくろむ底意があるように見える。


 理念守り、許される範囲の変更 集団的自衛権、竹内行夫元外務次官に問う
 引用記事全文 
 http://www.asahi.com/articles/DA3S11253881.html

 
 朝日新聞、このインタビュー記事の大筋は、

 『蔵前勝久氏 閣議決定は9条の枠超えたのでは?

 竹内行夫氏 理念守り許される範囲の変更

 
 蔵前勝久氏 米の要請で日本が参戦する危険は?

 竹内行夫氏 憲法覆されるなら断ればいい』


 最後の結論として、 


 「行使すれば、出口はない」というこの記事の蔵前勝久氏のコラムには、「新3要件にて、入口を狭くしたと主張しても、戦争を一度始めれば、出口を探すのは難しい。それが現実だ」、とある。


 であるが、何のことはない。 竹内行夫氏の発言要旨の否定である。失礼極まりない。

 これを言いたくて、蔵前勝久氏はこのインタビュー記事を書いたのであろうか。


 安倍首相は、湾岸、イラク、アフガンのような戦争には参加しないし、出来ない、と明言してる。

 

明確なのは、自衛隊が交戦権を持たぬことである


 限定された交戦権は、自衛以外に行使できない。特に外国での武力行使は限定される筈である。

 自衛以外の戦争が出来るわけがない。出来ぬことを出来ると言うのは、明らかに悪意ある報道姿勢ではなかろうか。


 かって、政治評論家、故三宅久之氏とのやり取りで、「安倍の葬式はうちで出す」という朝日新聞,若宮論説主幹の暴言を思い出す。


 特定の政治家を叩き、貶めることが社是である新聞社とはどんな存在なのだろうか。

 集団的自衛権、朝日、大新聞ゆえの矜持と報道の公正性、中立性を以って、何よりも品格、節操ある報道を願いたい。


 報道の自由、公正、中立は守られねばならない。報道記事の是非の判断は、読者に任せられるべきものであろうか。



 「海の安全」守る精神を涵養せよ 東海大学教授・山田吉彦

 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140721/plc14072103180004-n1.htm

企業理念、使命に想う!

 中国食品リスク 国際常識を守れないなら
 引用記事全文
 http://sankei.jp.msn.com/world/news/140724/chn14072403080006-n1.htm

 社会に深刻な害を及ぼす企業が公然と存続する、恐るべき国、中国。人間が営む企業とは思えぬ企業体質。さらにエネルギー、領土、領海、領空で自国の一方的主張をごり押しする偽装国家なのか。


 一方、日本では、パナソニック株式会社等の社是は、「産業報国の精神」で、毎朝、朝礼で復唱すると聞く。企業は社会からの借り物で、利益は社会へ還元されねばならない、である。


 吾々の使命は、「製品の開発・製造・販売・サービス活動を通じて、世界の国ぐにの発展と繁栄に貢献すること。地球環境との共存や人びとの豊かなくらしを実現するために、努力すること」だと言う。


 松下幸之助氏は10代のころ、連絡船から夜の海へ転落し、運よく救助された。「私は並みのことでは死なない」と運の良さを実感した。


 以来、役員登用などの時は、「あの男は運がよいか」と必ず聞いたという。

 企業の持つ高い使命感が、企業経営の人知の及ばない所で、運が味方してくれるのであろうか。
 


 ドラッカーの『現代の経営』に、「 利益は社会に対する貢献度に応じて与えられるものである」がある。

 「経営者の条件」には、「成果を上げるには、自らの果たすべき貢献を考えねばならない。手元の仕事から顔をあげ、目標に目を向ける。組織の成果に影響を与える貢献は何かを問う。そして責任を中心に据える」とある。


  致知出版社、「人間力メルマガ」に以下の記事が載った。

 
 『建設用クレーンや高所作業車などの製造販売を行う株式会社タダノ、名誉顧問、多田野弘氏(94歳)は、 戦後の焼け跡から、父と弟と3人で多田野鉄工所(現・タダノ)を立ち上げ、 現在、従業員数3000人以上、 売上高1800億円を超える大企業へと発展させた。


社長時代、企業が伸び悩む苦難の時代に、たまたま書店で手に取った ドラッカーの『現代の経営』に、
「利益は社会に対する貢献度に応じて与えられるものである」、に巡り合い、目から鱗が落ちる思いがしたという。


 企業経営の目的を社会貢献とすれば、これは人として目指すべき生き方にも通じてくる──。


 これでいこう、これで経営に失敗しても悔いはない、と開眼し、 「創造・奉仕・協力」を社是に掲げて
会社の意識改革に取り組んできた』、と言う。


 以上、 致知出版社、「人間力メルマガ」-----2014年7月7日号より抜粋。

 
 多田野弘氏は先の戦争を体験されています。

 「生きて帰ることなど全く考えていなかった私は、 死に対する恐怖感が希薄でした。 戦後も、預かり物のこの命は いつお返ししてもよいという思いが常にありました。


 しかし、そうして自分を虚しくすることで、 逆に多くのことを得て、 私は経営の重責を全うすることができました」 「苦難こそ成長の道」より抜粋。


 戦後70年、一企業と経営者の弛まぬ歩みが、「創造・奉仕・協力」、という企業理念となり、人としての生き方や、地球環境にまで及ぶことが実証されたのではなかろうか。


 <strong>致知出版社  多田野弘さん関連、ホームページ</strong>

 <strong> Tadano Cafe  航海日誌</strong>

 http://www.tadano.co.jp/tadanocafe/logbook/

 http://www.tadano.co.jp/tadanocafe/logbook/volnew.html


 <strong> 人間力.Com</strong>

 苦難こそ成長の道

 http://chichi-ningenryoku.com/?p=3140


  人生の大海原を、企業、人間、自然と真摯に向き合い生き抜く94歳、現役の多田野弘さん、王道の人生訓である。


 <blockquote>自分をつくるのは自我心や理性ではなく、心の奥にある魂でしかない。「いのちの働き」である魂を師とせよ、それが自分をつくり変える原動力となり、大自然の進化と発展の意志に沿うことにもなる。これこそが人間の「不易流行」といえるのではないか。 </blockquote>

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