【中学受験 我が子はこんなもんじゃない！
うちの子、もっとできるはずなのに・・・】
先日、「あげ母・コミュニケーション」
実践講座のセッションで、
小５男子のお母様から
クラス分けテストの結果を受け、
「うちの子、もっとできるはずなのに・・・」
というお悩みがありました。
クラス分けテストについては、
よく相談を受けます。
それだけ、結果に一喜一憂されていらっしゃる
お母様が多い、ということです。
ですが、結果としては同じ
「上に上がれない」という現象に対して、
「何て言いたい？」とお聞きすると、
「あんなに頑張っているのに、
クラスが上がれなくてもどかしい。」
「認めてもらえない気がして悔しい。」
「いつも上がれなくて恥ずかしい。」
「こんなもんじゃない！こんなはずじゃない！」
・・・などなど、感じ方は人それぞれです。
さて。
あなたはこういう時、
どうお感じになりますか？
今回のお母様は、
「こんなもんじゃない！こんなはずじゃない！」
でした。
この現実を創っているのも、
お母様の深層意識にある思考。
それをお子様が「鏡」となって
見せてくれているだけ。
つまり、
「お子様に言いたいことは
自分に言いたいこと」
そう、お母様がご自分に、
「私はこんなもんじゃない！」
と言いたい、ということなのです。
実践講座のセッションでは、
感情が大きく揺らいだ出来事に対して、
誘導瞑想で思考パターンを見つけます。
同じ感情を最初に感じた幼少期の出来事を
お母様に思い出していただくと、
発表会でやりたかった役になれたのに、
風邪をひいてしまったために、
ネズミの役に格下げ（と感じた）に
なってしまったとのこと。
このように「格下げ」といった、
「感じ方」も、
人それぞれなのです。
同じ出来事があっても、そう捉えない、
あるいは何も感じない人もいるのです。
これこそが「思考パターン」です。
「結果は目的」なので、
本当はやりたくなかった、
ということになりますが、
ではなぜそういう現実を創ったのでしょう？
人が問題をつくるのは、
傲慢・怠慢・無知という
３つの思考が多い時。
「体が弱いから」と常にお母さんが先回りする
現実を創ってもいたことから、
実力がない、失敗したくないなどに恐れを感じ、
病気を言い訳にするやり方をする子だった、
ということが考えられます。
これは「怠慢」。
そして、今回のお母様は
第一子でもあることから、
「黙っていても小人役がくるもの」
という勘違いと、
「私が一番だと思っていたのに
こんなことやらなきゃいけないの？」という、
「黙って座っていれば
周りがやってくれる」という勘違い。
これは「傲慢」さ、ですね。
ここに、下の子が生まれた時に感じた、
「誰かに大切なものを奪われる」
という「恐れ」も関係していたりもします。
これらによって、
「やりたかった役をやらせてもらえない」
という出来事を創りました。
この思考パターンを解くには、
インナーチャイルドに
「何もしなければネズミのまま」なんだよ、と、
「勘違い」を教え、新しい考えを伝えて、
しつけ直す必要があります。
（※ネズミそのものが悪いわけではありません）
本当はネズミ役くらいの力しかないのに、
「風邪をひいちゃったからネズミになった」
という「言い訳」を現実化しているだけ。
その怠慢・傲慢をやめさせる必要があります。
というのも、その言い訳を理由にいつも、
「本当は違う。こんなもんじゃない」
と現実を否定することに
エネルギーを使っているので、
本当にやるべきことをやりきれていないのです。
やるべきことをやり切っていなければ、
力は尽きませんよね
力をつけることにエネルギーを使っていないので
必要な力がつくまでに時間がかかり、
なかなか結果が出ず、そのために、
「こんなもんじゃない」が
さらに現実化されてしまうのです。
だから、本当は、
「こんなはずじゃないと言って逃げるな！！」
なのです。
それをインナーチャイルドに伝えて、
しつけなおします。
言い訳と現実否定にエネルギーを使わずに、
「本当にやりたかったのなら、
言い訳やめて全力でやれ！
掴みにいけ！エネルギー出せ！」
ということ。
特に第一子や一人っ子には、
「能力はあるのだから」
という言葉を添えると、
ヤル気が出ます。
6歳の自分をイメージして、
子供脳である大脳辺縁系の中の情報を
書き換えていくと・・・。
お母様がご自分のことに集中し、
しっかりエネルギーを出し、
ご自分に成果を感じられるようになる頃、
お子様も同じように力をつけ、
しっかりと結果を出しています。
この変化を体感すると、
「ああ、本当に自分の思考が
現実を創っているんだ」
と、「一元の仕組み」を
実感することができます。
こうして起きている現象を自分に返し、
自分で望む方に変えていく力が
「自己完結力」です。
この力を磨くことで、
自分で自分を整えることができるようになり、
「あげ母・コミュニケーション」が
自然にできる「あげ母」となっています。
なので、それにはまず、
「さげ母・コミュニケーション」を生んでいる、
無意識の思考パターンに気づくことがポイント。
コミュニケーションも、
人の思いも、日々、
一瞬一瞬の積み重ね。
プラス0.1を積み重ねて、
「あげ母・コミュニケーション」をするか、
マイナス0.1を掛け続けて、
「さげ母・コミュニケーション」となるか。
どちらをどのくらい積み重ねるかで、
お子様の可能性も実力も結果も変わります。
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