「ブラック叩き」は日本人のやる気を削ぐ ワタミ、すき家が苦言
リバティWebより⇒こちら 2014.07.01
株主総会の時期と言われる6月は、いわゆる「ブラック企業」と批判されている企業の総会内容が注目を集めた。
牛丼チェーン「すき家」を運営するゼンショーホールディングスの株主総会は6月24日に開かれた。「すき屋」は、労働環境に不満を持つアルバイト店員が「ストライキ」を行ったことで、営業休止となる店舗が相次ぎ、それをきかっけに「ブラック企業」と呼ばれるようになった。
同社の総会では、小川賢太郎会長兼社長が「ネットでブラック企業と言われ、株を持っているだけで友人から叩かれる」という株主からの苦情に対し、「違うじゃないかと言いたい。どのような企業が黒か」と反論する一幕もあったという。
また、「ブラック企業」の代名詞のように言われている、居酒屋チェーン大手のワタミは株主総会を6月29日に開き、その直後に同グループ創業者の渡邉美樹氏が講演を行った。ワタミは2014年3月期、上場以来初の最終赤字に転落した。渡邉氏はその一因として、「『ブラック企業』との風評が広まり、居酒屋の客足だけでなく介護や食事宅配サービスの売り上げにも影響した」と語ったという。
どちらの企業も、人手不足に悩んだ挙句に、「ブラック企業」というレッテルを貼られて損害を受けている。批判する側からすれば、「当然の報い」と映るかもしれないが、果たしてそうなのだろうか。
ワタミを「ブラック企業」として批判したある記事では、例えば「売上に対する人件費の最低ラインを超えてしまうと、店員が会合に呼ばれて説教される。その結果、店員らがサービス残業をする」というエピソードが、"実態"として紹介されている。
しかし、ワタミの経営陣が人件費を削って暴利を貪っていたわけではない。採算が取れなくなり赤字が続けば、店舗縮小や倒産という結果が待っている。そうなれば、従業員やその家族が路頭に迷ってしまい、それこそ「ブラック」では済まされない。企業がそれを避けるため、従業員を教育したり、協力を求めたりすることを、"悪行"のように見なす風潮には疑問を持たざるを得ない。
「ブラック企業」批判は、日本中の働く人たちにとってもマイナスだ。まず仕事があることに感謝し、会社やお客様のために努力する姿勢は、幸せに仕事をする上で不可欠のはず。
しかし、こうした風潮に影響を受け、今まで精力的に働いていた人が、「自分は安い給料でこきつかわれる、お人よし社員なのではないか」などと考えるようになれば、仕事への不満ばかりが気になり始め、たちまち毎日が憂鬱になってしまう。行き過ぎた「ブラック企業」批判は、誰も幸福にしないことに気付かなければならない。
採算が取れなくなり赤字が続けば、店舗縮小や倒産という結果が待っている。そうなれば、従業員やその家族が路頭に迷ってしまい、それこそ「ブラック」では済まされない…
「ブラック」なるものは、風説・通説に基づいたレッテル貼りであり、わたみやすきやはとんだ迷惑である。折角のこれまでの企業努力を無にされてはたまらないだろう!
また個人で文句をいっている奴は
「会社を解雇になった人間や就職活動で採用されず会社で働いたことすらない人間が腹いせに流布…」
ある学者は
「過労死は労働者の自己責任に帰するものであり、時間外規制や深夜労働規制等で労働者を甘やかすべきではない。」
実際に、私が勤めていた職場では
ストレス調査を広域でしたところ、ストレスの原因は上からの締め付けではない…組合や左傾マスコミの描いている図はまるでちがう。
個性の強い者への仲間同士の嫌がらせや、会社に関係ない個人同士の人間関係、組合の組合に入らない者(非組)への嫌がらせ、組合の締め付けなどが、ストレスの真の原因だった…
上司に関しては、遠慮がちに指示をせずにはっきり示す方が良いという意見が多かった…
上司や経営者は「やさしく…」ではなく、もっと強くたくましくなることが求められている。
また、一般企業に関しては、ブラックであろうとなかろうと、倒産すれば元も子もない…それで企業は必死に営業努力したり、ノルマを決めたりしているのである。
また経営者は、外部からのクレームで精いっぱいだのに、誰かが上司に注意されただけでみんなでその上司をいじめ仕事がそっちのけになると…聴いている。外よりうちの反乱に気ばかり遣うのである。
また日本の経営者は会社が倒産すると自分の財産まで差し出すのである。
「メディアのデマと扇動」になるが、「ブラック(企業)」などという、やる気を削ぎ、優良企業を潰す、みんなが不幸になる言葉を流行らせないでほしい。
皆で、会話の中で、「ブラック企業」などという言葉をタブーにしてゆきたい!