歴史的に、サインとハウスは別々の文化から出てきています。なかなか同じ意味にはなりません。
サインはメソポタミアで整えられました。
ハウスは、エジプトの文明から出てきています。
混ぜ合わされたのは、紀元前2~3世紀の、当時ギリシャ語が話されていた地域、ヘレニスティックな文化が花開いていた文化圏でのことでした。
意味は同じではありませんが、サインもハウスも、共に惑星の意味が強く関連しています。
太陽と月は最も光の多い、つまり昼の時間の長い♋のサインと♌のサインを与えられています。
♌ 獅子のサインは、ホットでドライな夏の季節の中でも、特にホットでドライなサインです。ホットでドライを持続させる固定的なサインです。太陽が支配している意味がここで特に強く出ています。まるで太陽の意味を持つかのようなサインで、実際に幾つかの太陽の意味は、このサインでも見つかります。しかし、エレメントで考慮していった方が早く意味を捉えられるでしょう。
男性格のサインでホットでドライですが、ここには急ぐ火星は登場しません。火星と太陽が共に登場したのは♈のサインでした。ホットなサインはすべて男性格です。コールドなサインはすべて女性格です。
持続する、強い、ドライな、容赦のない、安定した、終わりのないホットでドライです。
太陽がここにあり、アセンダントやMCであれば、最も目立ちひときわ人目を引きます。火のサインで、火の性質を持つ太陽のサインですから、上方に向かうエネルギーを持っています。
土星がデトリメントになるのは、土星が暗さを好むからです。最も明るくて暑いサインに、最も冷たくて暗い土星は相応しくないのです。
固定サインなので、柔軟性や受容性は持ち合わせていません。