伝統的な占星術に潜む 秘密の法則

  伝統的な占星術に潜む 秘密の法則

   カレンダーも時計もなかった昔から、誕生日?


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 前置きに、数日が必要となってしまいました。

 幾つかの事例から、私たちは「占うべきではない質問」に、天は正確な答えを与えてくれないことを知りました。では、「占うべきではない質問」とは、どのようなものなのでしょうか。事例が少な過ぎるので、適切な考え方が思い浮かばないかもしれません。でも、考えるべきです。その中に、ひょっとしたら、目の前のカレントの質問に「占うべきではない質問」として、何かが燻し出されているかもしれません。

 1月10日の事例は、「占ってほしくない」と釘を刺されています。

 チャート上に、明確に印は出ていたのでしょうか? 否です。(読み解けなかっただけかもしれませんが)


 逆に、言えることもあります。前提として、西洋占星術で、物事の判断が可能であると信じていることですが、それは、「意図される質問が、正確になされているならば」です。それなら、チャートも、素直に答えられる形で得られるに違いありません。チャートに、素朴なクライアントの意思が反映されているのであれば、安心して、質問者の質問を受け付けることができるでしょう。

 問題は、クライアントの意図と、違った質問が為される場合です。

 大昔、クライアントの意図している思考を調べる方法が、ありました。つまり、ホラリーには、2つの作業が必要になっていたわけです。1つは、クライアントの考えをしっかりとチャートから読み解くこと、そして、2つ目は、具体的な質問に答えることです。

 

 


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 改めて占うことが、可能になるタイミング

 毎朝 5:00am に起きて、 「彼は、私を愛していますか?」と、質問してもいいのでしょうか?

 誰が考えても、それは極端に過ぎる。間違っている、そう思うでしょう。でも、本当に間違っているのでしょうか? 可能なのでは?

 もし、それが可能なのであれば、自分に都合の良い結果が出るまで、おみくじを引き続けるようなもので、何が正しいのか判らなくなります。

 同じようなことを、クライアントが占い師に告げずにしているとしましょう。

 Aの占い師に、「彼は、私を愛していますか?」
 Bの占い師に、「彼は、私を愛していますか?」
 Cの占い師に、「彼は、私を愛していますか?」
・・・

 占い師に占いの手法を伝える手段は、あります。しかし、クライアントに、占いをするための心得を伝える手法がありません。良識に頼るしか無いのです。では、同じ質問を、Aの占い師、Bの占い師、Cの占い師に尋ねるのは、良識に外れるのでしょうか? お医者さんでも、セカンド・オピニオンがあります。

 さあ、かなり困った問題です。

 私は、そんなクライアントに対して、どこの誰かは分らなくても、いつどこで同じ質問を尋ねたのか、判るのであればその時間を使います。実に、初めのチャートが語ることは真実なのです。それが、手に入らなければ、2人目の占い師のことを思い出してもらいます。これも、かなりの信憑性を手に入れられます。実際に、そういう体験をしていますから、その人がどのようなシチュエーションでその占い師を尋ねたのか、いろいろな記憶を辿りながら思い出してもらうわけです。晴れていたとか、曇っていたとかから、夕方だったとか、その日は、どのデパートでどんなイベントをしていたとか、ですね。時間も、案外割り出せます。そして、その場所でのチャートを立てるのです。

 中には、手帳に書いた事柄から思い出していただいたこともあります。クライアントが時間まで記していることはありません。概略でも、とても役に立ちます。ホラリー占星術のレクティファイ(時間の修正)です。

 4人目、5人目は、もう、断るしかありません。その、勇気を持ちましょう。

 でも、どうしても思い出していただけなかったら、そして、あなたが2番目か、3番目のホラリー占星術師なら、「あなたが思い切ってホラリー・チャートを立ててください」。問題はありません。病気のチャートでも、そうしてきました。床に付いた時間で、デキュムビチャー・チャートを立てるなんて、どだい無理ですし、それは、病気になったイベント・チャートとして読む必要があります。イベント・チャートの読み方と、ホラリー・チャートの読み方は、よく似ていて違います。

 これらが、改めてチャートを立てて占っても構わない時間です。

 

 


 


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 繰り返し同じ質問を尋ねる人。ホラリーのチャートを立てる?

 

 「彼は私を愛していますか?」 この質問を、Aの占い師、Bの占い師、Cの占い師、と尋ね歩く人が、後を絶ちません。しかも、一週を過ぎた頃に再びやってきて、「彼は私を愛していますか?」と尋ねます。困ったものですが、この時、前のチャートを引っ張り出してきて答えればいいのでしょうか? それとも、新たにチャートを立てるべきなのでしょうか?

 

 結論を言えば、前のチャートを引っ張り出してきて、答えればいいのです。

 

 占い師は、天と対峙しています。そして、同じ質問を繰り返すと、天が答える興味を失くすことを知っています。もう、答えたよと。そして、ぐちゃぐちゃの、読めそうにもない、くたびれたチャートを眼の前に示してくれます。具体的には、アングルから星が消えます。

 

 占い師として、毅然とした態度で臨めるのか。そこに立たされます。

 

 クライアントにとって、どちらが良いのでしょうか?

 

 クライアントの行く末を願うなら、同じ質問を短期間に、何も起きていないのに尋ねるのは無駄なことだと伝えないといけません。

 

 占い師の収入に係わるので躊躇するのかもしれません。けれども、どちらがお客様のためになるのかを考えると、しっかりと伝えるべきです。天は、見ています。クライアントとどのような態度で関わったかも見ています。占いは、セラピーでは無いのです。

 

 占いをしていて、セラピーもしている。どこかに、両立しない部分が出てきます。占いで真実を告げると、落ち込む人もいます。でも、占いに来るということは、覚悟をしてきているのも事実なのです。とは、昔の人のことですが。今や、占いに癒しを求めます。

 

 でも、真実の癒しは、大きなショックの後でもいいじゃないですか。大きく落ち込んでも、そこに至った人を癒せばいいのです。セラピストなら、当然できることです。

 

 ただ、私は両立をさせていないだけですが。私には、セラピストは難しい。