「仰向けで肘と膝を近づける」レッスンです。
背筋の緊張が取れ、身体が軽くなります。
「背中が広がる」といった感覚です。
レッスン内容
1、仰向けになります。両膝を立て、両手を組んで頭の後ろに
置きます。
右膝と頭を持ち上げ、右肘と右膝を近づけます。10回。
肘と膝が近づく時、背中のどの部分が床に押されるか感じます。
次に、同じく右膝と頭を持ち上げますが、今度は、左肘と右膝を近づけます。10回。
この時は、背中のどの部分が床に押されるか、
右肘を近づける時とは違うかどうか観察します。
それでは、一回は右膝と右肘、一回右膝と左肘を近づけます。
腹筋の働く場所が、左右均等でないことに気づいて下さい。
休んでから、反対側（左膝）で同じことをやります。
2、両膝を立てます。右膝を持ち上げてきて、左手で膝裏をつかみます。右手を頭の後ろに置きます。
左手の助けを使って右膝を頭に近づけ、右手の助けを使って頭を右膝に近づけます。10回。
その時、背中のどこが床に押されるか確認します。
手を持ち替えます。
右手を右膝の裏側、左手を頭の後ろに置きます。
同じく、右膝と頭を近づけます。10回。
休んでから、左膝で同じことをやります。
3、両膝を立てて、両手を組み頭の後ろに置きます。
両脚を寄せながら胸の方に持ち上げ、同時に頭を持ち上げて、
頭と両膝を近づけます。10回。
両膝が両肘の間に来ます。
背中のどこにもたれるかに注意を払います。
休みます。
背中の接触面が最初と比べて増えているか確認します。
最初にやった動きを確認します。
両膝を立て、両手を組み頭の後ろに置きます。
右膝と頭を持ち上げ、膝と右肘を近づけます。
次に左肘を近づけます。
最初に比べて、肘と膝は近づきますか、楽に動けるようになっていますか？
力を使わなくても、肘と膝が近づくのがわかると思います。
受講者のコメントです。
「肘と膝が近づける時の体の角度が変わり、中心に寄った。」
「いつもの坐骨神経痛が痛くならず、縮んだ所が伸びた。」
「背中が広がった。」
「腰が伸びた。肩甲骨が動き、胸筋が働いた。」