床に手が届くようになる〜「前屈パート1」240513 | あべこべ体操

あべこべ体操

「あべこべ体操」とは、身体の一部分をあべこべに
動かすと言うフェルデンクライス・メソッド(※)
の特徴的な動きに、その他の体操や健康法を加えて
アレンジした体操です。
気軽に楽しみながら身体の歪みを取り、柔軟性を増
し、肩コリや腰痛を緩和します。

「前屈」の柔軟性が伸びます。

 

最初に、座って脚を揃えて前に伸ばし前屈するか、

立って脚を揃えて前屈してみて下さい。

今どれだけ手が前に行くか、下がるかを確認します。

 

レッスン内容

 

1、両脚を開いて座ります。両手で後ろの床にもたれます。

 

へそを前に突き出し、背中を起こします。

次に、お腹を引っ込め背中を丸めます。

ヘソを突き出す時、背が高くなることを意識ます。

これを、なるべく力を入れずに10回繰り返します。

 

2、同じく両脚を開いて座り、右膝を立てます。

両腕を右膝裏に入れ、脚を抱きしめるように掴みます。

できれば、両手で両肘をつかんで下さい。

そして口を右膝に近づけます。

 

口をできるだけ膝に近づけたまま、右脚を伸ばしながら、

右踵を床上で前に押し出すように滑らせます。

口が膝から遠ざかりかけたら、戻ってきて下さい。

呼吸が止まらない程度に行います。10回。

 

少し休んでから、左脚でも同様に行います。

 

3、座って脚を開き、膝を立てます。

腕をクロスして、右手で左膝裏、左手で右膝裏をつかみます。

腕はできる限り深く入れます。口を床の方に下げて保ちます。

 

両脚を伸ばしながら、両踵を前に押し、床の上を滑らせます。

頭をできるだけ床の方に下げままにして下さい。10回。

 

同じ動きを、左脚で、腕の上下を変えて行います。

 

最初にやったように、座って脚を揃えて伸ばし前屈するか、

立って脚を揃えて前屈してみて下さい。

 

どれだけ手が下がるようになりましたか?

 

前屈が柔らかくなるには、脚の裏側が伸びるだけではなく、

背中全体が長くなることが重要です。

 

受講者のコメント:

「苦手な動きだが、前屈が伸びた」

「胸の上の方や腕が伸ばされた」

「立った姿勢での前屈で初めて手のひら全部が床に付いた