あべこべはリハビリに最適〜「横向きで寝て頭と足で円を描く(30)AY30」240517 | あべこべ体操

あべこべ体操

「あべこべ体操」とは、身体の一部分をあべこべに
動かすと言うフェルデンクライス・メソッド(※)
の特徴的な動きに、その他の体操や健康法を加えて
アレンジした体操です。
気軽に楽しみながら身体の歪みを取り、柔軟性を増
し、肩コリや腰痛を緩和します。

このレッスンは、「自分は今頭や足をどの方向に動かしている

かと言うことを、認識する能力」を高めてくれます。

もちろん、レッスン後、身体の使い方が滑らかになり、

スッキリします。

 

レッスン内容

 

1、右横向きに寝て、両脚を軽く曲げ重ねます。

右腕で腕枕をして、左手で頭の天辺から、指先が右のこめかみにかかるようにして頭をつかみます。

 

左手を使って、頭を真横に持ち上げます。5回。

顔が横を向いたまま、力を入れずにどれだけ持ち上がるかを

観察します。

 

次に、左脚を下に伸ばし、頭を持ち上げる時、同時に左脚も

一緒に持ち上げます。10回。

頭だけ上げるよりも、脚と一緒に上げる方がやりやすいことを

確認して下さい。

 

仰向けで休んでから、反対側も同様に行います。

 

2、右横向きに寝て、両膝を曲げて重ねます。

 

頭を持ち上げ、空中で円を描く動きをします。10回。

 

円の方向を変えて、10回。

 

休んでから、反対側でも同様に円の動きを行います。

 

3、右横向きに寝て、左手で頭を掴み、左脚を下に伸ばします。

 

頭と左脚を持ち上げ、頭と脚で同時に円を描きます。

 

頭と脚が同じ方向に動いているかどうか確認します。

頭が上に行く時、脚も上に、前に行く時、脚も前に、下に行く時、脚も下に、後ろに行く時、脚も後ろに行くようにします。

 

回しながら方向を確認するが難しい所なので、

ゆっくりと動きの方向が認識できるような速さで行います。

 

休んでから、反対側でも同様に行います。

 

両側終わったら、仰向けになり、身体の変化を観察します。

 

そして、右横向きに寝て、左手で頭を数回持ち上げてみます。

最初と比べて、上がりやすくなったのを確認して下さい。

 

受講者の感想

 

「頭を横に持ち上げただけで、

仰向けでの頭の転がりが良くなった」

「スッキリした」

あべこべ体操はリハビリに最適」➡️あべこべ体操は、身体を緩めるだけではなく、様々な動きを行うことで、動きのコントロール能力を上げていきます。

「頭と足が円の動きが良くなった」

「円の動きが難しいが、身体が左右均等になった」