【第14話】読んで熱くなる話。社会人の生い立ち 大嵐その1 | 【実話】読んで熱くなる話

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熱くなり元気になる話です。
本になり、多くの方に熱くなってもらいたい。
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1万人の仕事を探す人に関わってきた

広島のほめる達人が伝える

『日々の当たり前に光を当てるブログ』

お越し頂きありがとうございます。

 

このブログでは日々の見逃してしまう

『当たり前』

に焦点を当てて価値を発見して伝えています

目の前の人、物、起きる出来事の

価値の発見の仕方のヒントになり、


ブログを読んでくださった方が

少しでも元気になることを目的としています

 

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人とひとが出会い
 
人とひとの良さが重なることで
シナジーが生まれることを
ワタシも経験しました目
 
第1話  過去       こちら
第2話  転勤編     こちら
第3話  衝撃の事実  こちら
第4話  転勤初日編  こちら
第5話  初日続編     こちら
第6話  恨みねたみ  こちら
第7話  休〜土曜     こちら
第8話  続編土曜     こちら
第9話  日曜売上     こちら
第10話   店長通達   こちら
第11話   続・通達    こちら

第12話  本社出会い   こちら 

第13話  東田の提案   こちら

 

今日は第14話

『大嵐その1』

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前回のあらすじ 27歳のワタシ
 
東田さんと駐車場に出て
お店全体を眺めながら目
 
お店の前の道路や
土日の駐車場の状態
 
オレンジ看板の競合店A
黄色い看板の競合店Yの話
 
お客様の買い回りの話ガーン
 
静岡に来て
感じていたことを
 
東田さんに話をしていきました。
 
本社企画室の
東田さんの提案は
 
1.あみだくじイベント滝汗
 
2、ズンズンと音がして
  車の席に振動を与える
  20万もするスピーカー
  ビートソニックの販売滝汗
 
広島では考えられない
聴いたこともない提案でしたゲッソリ
 
店長:
『あみだくじ?ビートソニック?』
『あの20万もする
 ズンズンしか
 音が出ない
 値段の高いスピーカー?』
 
本社企画、東田さんは
来週月曜日に改めて来ます。
 
今日はどうなるのか・・・
 
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今日は第14話
『大嵐その1』
 
週も空けて
今日は月曜日晴れ
 
土日の売り上げは
カーナビが2日間
合わせて1台・・・
 
イケ好かない田上がやってきました
来るなよ~
 
田上:
ヨォ 広島
『昨日も相変わらずの売上だなぁ』
 
『広島の実力
 たいしたことね~な~』
 
※広島全体を
   バカにしてる気がして腹立つわ~
 
ワタシの心の声:
うるせえ!
痛んでるハート
踏みつけるんじゃない!
ワタシはぐっとこらえて答えましたハッ
ワタシ:
『まぁこんなもんですよ』
 
田上:
『今日は本社から東田さんが来るんだろ』
『あの人かっこええな~』
『来たら挨拶に行くわ』
 
今日は月曜日
本社企画部、
東田さんが来る日です。
 
あみだくじ・・・・
20万もする高いスピーカー・・・
 
不安しかないワタシゲッソリ
 
開店前の掃除をしていると
野太いマフラーの音がします
 
ブォーDASH!
 
漆黒のVIPカー
知らなかったら
目を合わさない車です下矢印
参照元:プリ画像
 
ワタシ:
『東田さんだ』
 
VIPカーは駐車場に停まり
東田さん
下りてきます。
 
ワタシ:
『東田さん、おはようございます!』
 
東田さんは
黒いサングラス
をかけたまま
 
東田さん:
『おお!おはよう!』
 
サングラスの奥の目も
笑っているよう
に見えました。
 
東田さん:
『店長とお前
 あと一人女の子はいるか?』
 
ワタシ:
鈴原さんなら今日出社です』
 
東田さん:
『その子でいいから
 一緒に事務所で話そう』
 
ワタシ:
『わかりました』
 
掃除をササっと済ませ
レジの準備をしている
鈴原さんに声を掛けます。
ワタシ:
『鈴原さん
 レジ準備が終わったら
 
 本社企画の東田さんが
 一緒に会議に入るようにって
 言ってたから終わったら来てください』
 
鈴原さん:
『えっ?私?』
※遠州弁で私に?
『なんでだに?』
※遠州弁でなんでなの?
 
ワタシ:
『ワタシもよくわからないけど
 東田さんが来てほしいって』
 
鈴原さん:
『わかっただに』
『だけどレジに
人がいないと困るだに』
 
いけ好かない田上が言いますダウン
 
田上:
『オイ!広島 
は会議に呼ばれてないのか?』
 
そっけない態度でワタシは言いますダウン
 
ワタシ:
『呼ばれてないです』
『そうだ、鈴原さんが
 会議に出るので
 レジよろしくお願いします』
 
田上:
『俺がレジ?』
 
ワタシ:
そうです音譜
 ではよろしくです~』
 
『鈴原さん、レジ準備終わったら
 田上さんに任せてきてチョ音譜
 
田上:
チョ?!
 
田上は目を丸くして
止まっています目
 
鈴原さん:
『わかっただに音譜
 
田上のことなんて
相手にしている
場合じゃないワタシチーン
 
とにかく、本社企画の東田さんの
ご機嫌を損ねないように
 
鈴原さんを呼んで
事務所へ上がるワタシあしあと
 
事務所へ上がると
毛深い店長
本社企画の東田さんが
話しをしていました。
 
店長:
『副店長、待ってたよ』
『そこに座ってくれ』
 
毛深い店長と東田さんの
向かい側に座ります。
 
座ったと同時に
食べても太らない
鈴原さんが事務所へ上がってきました。
 
鈴原さん:
お待たせしました~音譜
 
毛深い店長:
『鈴原さんは副店長の隣に座って』
鈴原さん:
『店長、わかっただに
 
店長:
『それでは、東田さん
 内容をお願いします』
 
東田さん:
『先週も伝えたように
 あみだくじを行います』
 
『あみだくじは 
 2000円以上
 お買い上げのお客様に1回
 引いてもらいます』
 
店長:
はい・・・ダウン
 
東田さん:
『イベントの告知はチラシを作り、
 新聞に折り込むのと
 
 社員が自分たちで
 ポストインして
 周辺に渡って告知します』
 
店長:
『しかし、競合店AやYもあります』
『そんな企画でお客様が来ますか?』
 
東田さんは毛深い店長を
鋭い眼光
にらみつけました。
※にらむイメージ↓
東田さん:
『俺の言うこと聞けないのか』
 
おびえるように
店長は小さくなり
 
毛深い店長:
『いいえ・・・』
 
東田さん
『まずはチラシを作ってほしい』
 
『デザインは
 女の子が上手だから
 鈴原が考えてくれ』
 
鈴原さん:
ラジャーだに
 
ワタシの心の声:
東田さんにラジャーなんて言えないし
よく言うわ~ 怖い怖い滝汗
 
東田さん:
『鈴原、いいね~その感じ』
 
『店長は折り込み先の手配ネ』
 
ワタシ:
『あの~ワタシは
何をすれば・・・
 
東田さん:
『お前は売るんだよ!』
『いろんな会社の
 カーナビメーカー担当を
 今から呼んでこい』
 
『そして特別価格
 カーナビを揃えろ』
 
『あと、この地区の
 カーナビの価格は定価の20%引
 相場だ』
 
『だからお客様には
 最初15%で価格を出して、
 そのあと様子見て20%引まで
 下げていくことが
 この地区の常識になっている』
 
『そして20%以上は
 お客様に値引きはしないのは
 この間のお前の話で分かった』
 
『だから全品20%引
価格表示の準備をしろ!!
 
毛深い店長
『ちょっと待ってください』
 
『えっはてなマーク全品いきなり
  20%引の表示ですかはてなマーク
 
『そんなことしたことありません
 なにしろそこまで値引かなくても
 買う人は買いますよ』
 
東田さんは足を組みなおし
机を下から
蹴飛ばしました。
※イメージ
東田さん:
『店長がそんなぬるいこと
 言ってるからつぶれるんだよ!』
黙って言う事聞け!
 
事務所の空気は
凍り付いたまま
会議は終わりましたあせる
 
東田さん:
『次は木曜日に来るから』
『準備はしておくように』
 
ワタシ:
『わかりました』
 
東田さんを駐車場まで
送っていく途中
 
東田さんが一言
ワタシに言いました。
 
東田さん:
『成功させような』
 
ワタシ:
『はい!』
 
漆黒のVIPカーに乗って
帰っていく車を見つめていたワタシ目
 
そこには不安という言葉はなく
やるしかないという言葉しか
ワタシの心には残っていませんでした。
 
続く・・・
 
しんどいことも本当に多いけど
今日も上向いて笑って
全力でwell-being

 

旅行行きたいね下矢印下矢印