【第11話】読んで熱くなる話。社会人の生い立ち 続・店長からの通達

1万人の仕事を探す人に関わってきた

広島のほめる達人が伝える

『日々の当たり前に光を当てるブログ』

にお越し頂きありがとうございます。

このブログでは日々の見逃してしまう

『当たり前』

に焦点を当てて価値を発見して伝えています

目の前の人、物、起きる出来事の

価値の発見の仕方のヒントになり、

ブログを読んでくださった方が

少しでも元気になることを目的としています

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人とひとが出会い

人とひとの良さが重なることで

シナジーが生まれることを

ワタシも経験しました

第１話　　過去　　　　こちら

第２話　　転勤編　　　こちら

第３話　　衝撃の事実　こちら

第４話　　転勤初日編　こちら

第５話　　初日続編   　こちら

第６話　　恨みねたみ　こちら

第７話　　休〜土曜　　こちら

第８話　　続編土曜　　こちら

第９話　　日曜売上　　こちら

第10話　  店長通達　　こちら

今回は第11話

『続・毛深い店長からの通達』

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前回のあらすじ　27歳のワタシ

前日よく眠れなかったワタシ

眠たい目を擦りながら

車を運転して出社していると

自転車とぶつかりそうになりました。

気を取り戻して

勤務するカー用品店に

到着し朝礼に出ます。

朝礼が終わり

店長と2人になりました。

毛深い店長：

『副店長、始めようか』

ワタシ：

『はい、お願いします』

毛深い店長：

『実は広島の本社から

　昨日電話があったんだ』

今日はどうなるのか・・・

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今日は第１１話

『続・毛深い店長からの通達』

毛深い店長の話って

何だろうか・・・

めちゃめちゃ不安なワタシ

2人きりになった事務所は

ピーンと音が聞こえるように

静かで、いつもより広く感じます

イメージです↓画像参照元：大森１ビル

ワタシ：

『店長、広島の本社からの

　電話って何だったんですか』

毛深い店長：

『そのことなんだが、

　今週木曜日に本社から

　人が来ることになった』

ワタシ：

『えっ？

　どういうことですか？』

『ワタシと白谷以外に

　また広島から転勤ですか？』

毛深い店長：

『いや、違うんだ。』

『本社の企画の東田さんが来る』

本社企画室の東田さんは

社内で有名な

クセがある人

社長も手を焼いているらしい・・・

ワタシ：

『いったい何をしに

　東田さんはいらっしゃるのですか？』

毛深い店長：

『いや、実は俺もよく分からないから

　副店長なら広島で会っていただろうし

　何か知っていると思って』

確かに広島本店で勤務していたときに

何度か話はしたことはあるが

面識はその程度しかないワタシ

ワタシ：

『たしかオーディオの

　スペシャリストとは

　聞いたことはありますが・・・』

毛深い店長：

『そうか・・店長

いい噂を聞かない人だから

　もめ事に

　ならなかったらいいが・・』

店長は

落ち着かない様子になると

腕にある毛を

むしりながら

話すクセがあるらしい・・・

毛深い店長：

『この間、静岡の他の店に

　本社企画室の東田さんが来て

　店長が責められて、

　寝込んだらしい』

ワタシ：

『そんな人とは思いませんでした』

毛深い店長：

『そうか、わかった』

『もう少し情報を集めてみる』

いつもと違い暗くて

思い詰めた様子の店長

土日の売り上げのことで

本社から通達があって

何か言われるのかと思い

ソワソワしていたワタシ

情けない・・・

ワタシの心の声：

まぁどうにかなるか・・・

話が終わると

店長は誰かに電話を始めました

ワタシは売場に降り

土日で乱れた

オーディオコーナーに

向かいました。

すると

20代後半同い年くらいの

スーツ姿の男性が

売場に立っています

スーツ姿ですが

熊のようなマルッとして

店長よりは毛深くないですが

少々毛深い男性です。

誰なんだろう⁉️

熊のようなスーツ姿の男性：

『おはようございます』

ワタシ：

『おはようございます

　いかがされましたか？』

スーツ姿の男性：

『初めまして！

　M社の福田といいます』

M社は、広島で

よく売れている

カーナビメーカーMです。

売れているので

広島本社との結びつきも強い・・・

名刺交換を行い挨拶を終えました。

スーツ姿の男性：

『我がM社の広島担当沖原さんから

　副店長がこちらにいらっしゃったと

　聞いて挨拶に参りました』

『どうかよろしくお願いいたします』

M社の広島担当、

沖原さんは広島勤務時代

仲良くしていた担当さん。

広島勤務最後の日曜日も

沖原さんは休みなのに

わざわざ挨拶に来てくれました。

しかし、広島とは違い

M社は静岡では

不人気メーカーで売れてなく

M社静岡担当、福田さんは

覇気や自信を感じません

ワタシ：

『こちらではP社が

　人気みたいですね』

M社福田さん：

『はい、我がM社は弱くて

　副店長なら何とかなるって　

　広島担当の沖原から聞いてきました』

昨日と一昨日、

カーナビが売れず　

オレンジの競合店Aに

お客様を持っていかれて、

自信喪失しているワタシ

ワタシ：

『広島のカーナビといえば

　M社と言うほどよく売れました』

『とはいえ・・・』

M社福田さん：　

『わかってます』

『副店長、分かった上でお話しします』　

『旧モデルですが、

　特別価格で出せるので

　１台おいてもらえませんか』

ワタシ：

『広島担当の沖原さんにお世話になったし、

　決算前なのでもし売れなかったら　

　返品OKでしたら置いてみてもいいですよ』

M社福田さん：

『ありがとうございます！』

『広島の沖原から聞いていた通りでした』

『副店長は、

　情があるって・・』

『オレンジ看板のA店も

　黄色い看板のY店も

　置いてくれないんです・・・』

ワタシの心の声；

情がある？

そんなこと考えてる場合じゃない

早く結果出したいし

どうせだったら

人気のP社の

特別価格だったらいいのに・・・

M社のクマのような

福田さんは来た時と違って

スキップをして

帰って行きました

ワタシ：

『やれやれ、整理を始めよう』

本社企画室の東田さんが来る木曜日のことが

気になりながら整理をすすめるワタシ

火曜、水曜はワタシは公休日。

あっという間に

本社企画の東田さんが来る

木曜日の朝になりました。

次回、本社企画から東田さんが来ます。

どうなるのか・・・

続く・・・

しんどいことも本当に多いけど

今日も上向いて笑って

全力でwell-being♪

旅行行きたいね