価値発見の達人が伝える
『日々の当たり前に光を当てるブログ』
に
このブログでは日々の見逃してしまう
『当たり前』
に焦点を当てて価値を発見して伝えています
目の前の人、物、起きる出来事の
価値の発見の仕方のヒントになり、
ブログを読んでくださった方が
少しでも元気になることを目的としています
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人とひとが出会い
人とひとの良さが重なることで
シナジーが生まれることを
ワタシも経験しました
第1話はこちら
第2話はこちら
今回は第3話
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前回のあらすじ 27歳のワタシ
見たことない世界に
飛び立つのも
悪くないじゃないかと
思い静岡の転勤を
決断しました。
本社:
『わかった、勤務先の家の
手配をするので、
来週静岡に行ってくれ』
ワタシ;
『わかりました』
静岡に家探しに行くことに
探した先で聞いた事実は・・・
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次の週になり
静岡に住む家を探しに
広島から新幹線で行きます
500系が好き
真夏の8月の暑い日でした。
名古屋までのぞみで行き
こだまに乗り換えて
浜松駅に到着します
長い間座りすぎて
おしりが痛いです・・・
※行きなのでビールも飲めない・・・
はじめて降り立った
浜松という名前の駅
25歳当時
東京にも
行ったことない
ワタシ
広島から一番遠くて
三重県鈴鹿サーキットしか
行ったことありません
(しかも車です)
浜松なんて
未開の地どころか
名前も知らない・・・
そんなところあるの
といった感覚でした
浜松駅の新幹線ホームに
降りたワタシ
最初に思ったことは
『広島より暑いっ』
浜松駅を降りると
アクトシティという
大きなビルを見て
『思ったより
都会だなぁ』
アクトシティ
日本って広島や
中国地方以外は
ほとんど知らなかった
ワタシ
ホームを降りて
改札口を出ると
M&Aの元の会社の総務の方が
迎えに来てくれていました。
浜松の会社の方:
『こんにちは!遠路はるばる』
『ありがとうございます。』
ワタシ:
『こちらこそお忙しい中』
『ありがとうございます』
定番の挨拶を終えて
浜松ナンバーの車を見て
『やっぱりここは
広島じゃないんだ』
まだ浜松に来たという
実感はなく
ふわふわとした
気持ちがすること
きょろきょろと
視線が定まらなかったことを
とても覚えています。
見るものすべてが
刺激物です
北に行っているのか
南に行っているのか
西か東かわかりません
ワタシの体のコンパスは
樹海に入ったように
グルグル回っています
浜松の会社の方が
ワタシに話しかけてくれます
浜松の会社の方:
『まずは勤務する店に行きましょう』
ワタシ:
『は、はい・・・お願いします』
まるで鳩が豆鉄砲を食ったような
表情をして車に乗っているワタシ
駅から30分もすると
勤務する予定のお店に到着します
浜松の会社の方:
『ここです』
ワタシ;
『ありがとうございます』
ワタシの心の言葉
『ここで戦うんだ』
めっちゃワクワクしてきた
浜松の会社の方:
『店長へあいさつに行きますか?』
勤務先のワタシの役職は
副店長
ワタシの仕事は
カー用品店の店舗運営
いわゆるカー用品店の販売員
店長との相性が上手くいかないと
店舗運営もうまくいきませんので
どんな方なのか気になっています
ワタシ:
『はいもちろんお願いします』
お店の2階にある事務所へ行くと
毛深い
眼鏡をかけた
30代の店長がいました。
※イメージです
店長:
『こんにちは!店長の〇〇です』
『今日は遠い広島から』
『わざわざありがとうございます。』
ワタシ:
『こんにちは、広島から来ました
リョウと申します』
『本日は住む家を探しに来ました』
『今後ともよろしくお願いいたします』
店長:
『せっかくだから座りなよ』
ワタシ:
『ハイありがとうございます。』
店長:
『来てもらって言うのもなんだが・・』
ワタシ:
『ハイ・・なんでしょう』(怖い・・)
店長
『この店は
売れないんだ・・・』
ワタシ:
『えっ?なぜですか?』
素直に聞いてしまうワタシ
店長
『お客様の数はまぁまぁ来るのだが』
『高額品も売れないし』
『売り上げは伸び悩んでいるんだ』
ワタシ:
『そうなんですか』
私の心の声
『えらいところに
来てしまった・・』
『大丈夫なのか・・・?』
店長:
『何をやっても無駄かなぁ』
ワタシ:
『お客様の単価はどれくらいですか?』
店長:
『2000円くらいかな』
ワタシ:
『それは安いですね・・・』
『広島の店では
6000円はありました』
店長:
『他のメンバーも紹介しておくから』
『売り場に来てくれる?』
ワタシ:
『わかりました』
カーオーディオコーナーにいる店員に
店長が声を掛けます
店長:
『今度広島から来るリョウくん』
『仲良くしてやってくれ』
ワタシ
『広島から来るリョウです』
『よろしくお願いいたします』
買収した会社から
人が来やがった
どんな奴なんだろう?という
観察するような
眼をしながら
店員:
『あ~広島からね』
『よろしく』
『言っておくけど』
『この店売れないから』
ワタシ:
『はい店長よりお聞きしました』
『わからないことばかりなので』
『どうか教えてください』
『よろしくお願いいたします。』
ワタシの心の声
『いけ好かない奴だなぁ』
『めっちゃ売って
ギャフンと言わせたい』
『絶対負けないし・・・』
負けず嫌いなワタシが
ニョキニョキと
顔を出してきます。
店長:
『それでは来週あたりかな?』
ワタシ:
『ハイ、来週の次の月曜日から』
『お世話になります』
店長:
『じゃあまたよろしく』
浜松の会社の方:
『それでは家を探しに行きましょうか』
ワタシ:
『はい、よろしくお願いいたします。』
車に乗り込み
家を探して
家を決めたワタシ
ワタシの心の声
『本当にやっていけるのだろうか』
浜松の会社の方:
『家決まってよかったですね』
ワタシ:
『はい!素敵な家でした』
『ありがとうございます』
『次の月曜日から
よろしくお願いいたします。』
浜松の会社の方:
『それが・・・・』
『今日で会社を辞めるのです』
『ですからお会いするのは今日で最後です』
ワタシ:
『えっ?』
『絶句・・・』
『どうしてやめるのですか?』
浜松の会社の方:
『こんな会社にいても仕方ないでしょう』
『見てわかるでしょう』
『もう無理ですよ』
ワタシの心の声
『今からワタシここに来るんだけど・・』
初めての転勤先に
家を探しに行き
沈みかけた船
ほぼ沈んでいる船に
乗らなくてはならないという
衝撃の事実
を知ってしまったワタシ
これからどうなることのか・・・
続きは後日・・・
しんどいことも本当に多いけど
全力でenjoy♪