毎日が楽しくて高収入な
夜の仕事、ホステス
 
そんな 20年間に終止符を打ち
ハワイに渡ることを決意 
 
心が子供から大人へと
成長する過程での
私の思考と価値観の変化を
ここに書いて残そうと思います
 
   2016年から書き始め
途中で放置をしてしまったので
リタイプしながら再投稿します。
水商売次代のお話が主になりますが
良かったら読んでください  
  
 
 
2年間続けたコンパニオン
 
この時の収入は
プライベートでの交流や
ファッション、ブランド物、車
 
そんなものに
費やしていたかな.... 
 
そんなお話からの続きです
 
 
 
 
 
ある日
 
ふと目にした求人情報に
コンパニオンよりも時給がよく
 
しかもこれからオープンする
新規のお店を見つけたの。
 
 
 
面倒なドリンクバックもないし
自宅からも
(この時はまだ実家住まい)
遠くない
 
 
すぐに面接に行くと
即、採用が決まった。
 
 
新しいお店の経営者は
ある会社の社長さんで
 
25歳のホステスと
再婚をしたので
 
その奥さんがママをやりたいと
ただいま、新規の店舗を
内装工事中と告げられた
 
 
お店を見せてあげるよ
ということで
その社長夫婦と一緒に
現場にいってみると
 
 
小さいお店とはいえ
本業が儲かってるらしく
随分とお金をかけたお店でした。
その時、工事現場で社長が
 
 
面接時に告げられた時給よりも
さらに上乗せした金額で
雇ってくれるということを
伝えてきたの
 
 
 
 
え、なんで?と思ったけど
ま、とにかくラッキーってことで
 
その時はそう思っただけ。
 
 
 
その高時給は
私が、他の店からの
引き抜きになびかないためと
 
 
社長が私のことを
愛人にしようとしてた
ということをあとから知りました。
 
 
 
 
おっさんの歪んだ世界
なんなん?きもっ!
当時の私は
 『おやじ』 と言われる
年齢の人が苦手でして 

 
 
 
 
なんていうか....
当時、私は21歳で
 
自分が話題も経験もないのが
原因だとは思うけど
 
 
『おやじたち』は無意識で
上から目線での会話が多いというか
 
勝手に他人の評価とかも多いし
 
ダジャレも寒むくて笑えんし
 
 
でもって
笑ってあげないとすねるし
 
自分の気に入ったフレーズを
繰り返し何度も言ってきたりで
 
いや、ほんと、会話もつまらないし
なにより下心も嫌....
(言いすぎっ)
で、その社長もね
 
店がオープンしてから
1年間くらい
 
 私のことを
しょっちゅう呼び出してきて
 
いろんな所に食事に
連れ出されたんだけど。
 
 
なんだか、店外デートで
私のことを独占しているような
 
私ひとりで
社長のつまらない話を
聞かないといけないのが
本当に苦痛で苦痛で
嫌だった 

 
 
 
 
私はお酒を一滴も飲めず
いつもシラフだけど
 
酔っ払いは好きなの
 
理由は面白いから 

 
 
 
 
 
ただ
社長ポジションの男性に
たまにいるんだけど
 
かまってほしい
 
俺をちやほやしてほしい
 
っていうオジサン層を
相手にするのが
本当にストレスだったのよね
 
 
 
 
 
で、そのオーナー社長は
 
1年たっても自然に
私と男女関係になれないので
 
最後には
 
愛人お手当ての
具体的な金額を
私に言ってきたんだけど
(しかも月給制)
 
 
すっとぼけて、なにそれ?
ってはぐらかしたら
 
 
「彼氏、彼女に
なるってことだよ
」 
って、私の鼻先を指でつついた後に
耳元で囁いてきたけど
 
 
は? 
まじキモイこいつ。
結婚もしてるのに
うざっ
 
って、感じだった 
 
 
 
 
あの頃はもう
「口説かれるのも仕事のうち」 
っていうことは理解していたけど
 
 
社長が自分の
従業員を口説くとか
まじ意味がわからんわ...
 
って感じで
 
その頃に一番嫌いな
男だったのが
彼だったよね(笑)
 
 
 
 
 
で、どうやって、彼を
振り切ったかというと。
 
 
その頃、彼氏が出来たの
 
 
 
で、初めて実家を出て
同棲する部屋を見つけて
(社長のツテで)
 
保証人とかもなしにしてもらって
(社長のツテで)
 
 
 
そしたら、社長が勝手に
脳内お花畑モードに
突入しちゃって
 
俺だけが
入れてもらえる
部屋か~?
 
 
 
 
 
引っ越し祝いで
家電を買ってやる
 
俺の知り合いの電気屋で
好きなもの買え
 
と、言うので
 
 
 
遠慮なく
 
冷蔵庫、電子レンジ
洗濯機、トースターなど
 
すべて最新型で
一番高いやつを
  
って、注文させて
 
 
 
で、電気屋から社長に
請求がいって
 
 
ずいぶん良いもの
買ったんだな~
 
こいつっ

 
 
 
みたいな感じで
またまた
鼻の頭をつつかれた 

 
 
 
その一か月後くらいかな
 
 
 
私が、ある男性と
付き合っているという事実を
どこかで聞いたらしく
 
 
社長が凄い激怒して
店にきて
 
他の男と同棲する部屋の家電を
俺に買わせたのかよ

 
 
とか、言ってきたので
 
 
え~、だって社長が
買っていいよ
って言ってくれたから。
 
部屋を借りるのも
喜んでくれたし
嬉しかったんだよ。
 
大事に使うね
ありがとう
 
って、言ったら
 
大丈夫だった (笑)
 
ま、その後、何年かは
社長はその事を
言い続けてたけどね
(知らんがなって感じ)