若者はなぜ3年で辞めるのか? 年功序列が奪う日本の未来 城繁幸
いずれにせよ、与えられた仕事をこなすだけでは、けっして望むものは手に入らない。
企業のために、ではなく、あくまで自己キャリア形成のために業務が存在すべきなのだ。
だが、周囲の昭和的価値観を持った人間たちは、おしなべてこう言うだろう。
「若い時分は何も考えず、与えられた仕事はなんでもこなせ。
給料が上がり、仕事も選べるようになるのは、私のように出世してからだ」
将来、空手形をつかまされたと気づいたときには、その上司はとっくに定年退職している頃だろう。
・・・
両者の関係はあくまでイーブンであるべきだ。
p218
↓(所感)
日々の忙しさを攻略して、将来のキャリアビジョンと現状を絶えず照らし合わせながら、
日々のモチベーションを高めなければ。
その目的で、昭和的価値観との比較の構図が、やや強引かもしれないが、面白かった。
憲法九条を世界遺産に 太田光・中沢新一
世界遺産に指定された場所の多くは、現代社会の中で、なかなか他にはあり得ないようなあり方をしています。
美しい景色も、そこに残された精神的な価値も、現代の価値観からするとあり得ない場所です。
そのあり得ない場所を持続しようというのが世界遺産の考えでしょう。
・・・
日本国憲法は、普通の国の憲法とは違う。とくに九条があることによって普通になれない。
それは国家が自分の中に矛盾した原理を据えているからです。
p126
日本国憲法から矛盾を取ってしまうち、論理的にすっきりして、国家の本性に合った憲法が出来るでしょう。
そうなると、今度は問いかけということが難しくなる。
矛盾がなくなるということは、問いかけがなくなるということだし、
問いかけがなくなることは、日本人の心を貧しくするでしょうね。
p136
↓(感想)
世界遺産の日光東照宮を歩くと、わずか400年前の価値観がまったくわかりません。
お坊さんの解説も、現代感覚からすると矛盾だらけ。
でも、「なんという想像力の豊かさ!!」という驚嘆は、いつも持って帰ります。
憲法とはその国のあり方を示す、というよりも、
国のあり方について、その国の人を絶えず考えさせ続けさせるべきもの、なのだな、と、感じ、
ただ、憲法の条文の穴埋めだけをさせられていた義務教育に、また、いらだちを感じました。
科学者という仕事 ~創造性はどのように生まれるか 坂井邦嘉
たいていの将棋の本では、「詰将棋」にしろ「必死問題」にしろ、
詰むことがあらかじめわかっていて玉を詰ませる問題を扱っている。
しかし、詰むかどうかすぐには分からないのが実際の指将棋の難しさであり、
実戦では詰みをいち早く見抜けるかどうかが勝敗の分かれ道となる。
科学研究でも事情は全く同じだ。
実際の最先端の研究では、問題が解決するかどうかすらあやしい。
p123
ツボをついた例え話です。
「詰みの見抜き」の確信度が高いほど、詰みへの努力も無意識に高まるというもの。
さらに、「ここを詰められればビジネスとして儲かる」、というもう一つの発見センスと合わせて、
連立方程式を解いて行かなければならないのが、私の仕事の難しさ・・・
(食) ピッチーファー@新宿
食べたもの
冷たいトムヤンクン
ポーピアトード (春雨入り揚げ春巻)
パットパックブンファイデン (空心菜炒め)
ゲーンキョワーン /クン (グリーンカレー/えび)
タピオカ
シンハービール
などなど
ベーシックなところをお願いしました。
見た目にだまされて、辛かったー。先週の韓国辛さとはまた全然種類が違って新鮮。
さっぱりした辛さというか。
タイ国商務省公認レストランとのことで、品数豊富でお味も本格的。
ちょっと心配だったパクチーも、いい香りで美味しかったです。
ビールの器が陶器で透明でないので、どれくらい飲んだかわからなくなります。
↑冷たいトムヤンクン、空心菜炒め、春巻
★★★★★(5つが最高) '06/06/18










