【新レシピ】子羊のカレー | 自宅で作れるフレンチレシピ|フランス料理人の娘のブログ

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東京世田谷にあるフランス料理教室です。
教室の案内のほか自宅で作れるフランス料理のレシピをご紹介!今は休止しています。

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クックパッドで、子羊のカレーを去年開催しました。

子羊の肉はフランス産が最高と言われていて、2017年に輸入が解禁になり、ネットなどでも

入荷しやすい状況になりました。

今回、昔のレシピにご質問いただいたのをきっかけに、去年作った新しい作り方を公開します。

使用したのは、もちろんフランスの子羊です!

【材料4〜6人分】

■カレー用のだし

子羊の骨とすじ肉500g

にんじん200g

玉ねぎ200g

トマト500g

カレー粉10g

油適量

他くず野菜適宜

水3リットル

 

■カレールー(事前に作っておく)

小麦粉100g

バター又は油100g

カレー粉15g

 

■カレーのブルテ

カレールー100g

カレー用の出し1.5リットル

 

■トマトトンベ

トマト400g

塩ひとつまみ

ブーケガルニ(パセリの茎、タイム、 ローリエ)1株(あれば)

砂糖2〜3g

にんにく2かけ

エシャロット(あれば)10g

 

■仕上げ

子羊の肉約2.5kg(正味400g)

玉ねぎ80g

ピーマン50g

赤ピーマン30g

リンゴ70g(紅玉)

バナナ60g

トマトトンベ80g

カレー粉全体で20g

出し1リットル

サラダ油30cc

生クリーム100cc

  1. 【下準備1:出しの作り方】子羊の骨、すじ肉は細かく切る。

  2. にんじん、玉ねぎ、にんにくは皮付きのまま切る。

  3. トマトは粗目に切る。くず野菜はあれば用意する。

  4. 深めの鍋に1を入れて炒める。軽く色づいてきたら2の野菜を入れさらに炒める。カレー粉を加え軽く軽く炒める。3を入れ水を入れて火にかけて沸かす。アク取りをして火を弱め約1時間半煮る。火を止めて冷まし約30分後に濾す。

  5. 【下準備2:カレールーの作り方】 鍋にバターを熱し、溶けて香ばしい香りがしたら、小麦粉 とカレー粉を加え軽く炒める。ぼそぼそしてきたら火を止めて冷ましておく。(けして温かいものを使わない事、できれば前日などに冷蔵庫に入れて固めておくと良い。)

  6. 【下準備3:カレーブルテの作り方】鍋に冷めたルーをいれて、沸かしたカレー用の出汁を入れ、泡立て器を使って混ぜながら沸かす。弱火にして約1時間煮込む。

  7. 【下準備1:トマトトンベの作り方】トマトは30秒程湯むきして冷水にあけ皮をむく。横半分に包丁を入れ、握るように持ち、中の種と水分を除いておき、荒く刻む。

  8. エシャロットがある場合は、最初にバターとエシャロットを入れて炒める。 
    トマトを鍋に入れ、ニンニク、塩、ブーケガルニを入れ火にかけて水分がなくなるまで弱火で煮る。

  9. 【カレーの仕上げ】 
    野菜を切る。赤ピーマンは、直火で炙って黒く焦がし、流水に流しながら皮をむく。 
    玉ねぎ、ピーマン、赤ピーマンを全て 1.5cm ぐらいの角に切る。 
    りんごとバナナは皮をむき同じように1.5cmに切る。

  10. 鍋を2つ用意して、それぞれの鍋に果物•野菜を分けて炒める。バター5gを熱し、カットした材料と塩を入れ、シュエして水分を飛ばす。それぞれカレー粉を加え、さらに浸る位の水を入れて 
    加え、水気がなくなるまで蓋をして静かに煮る。 
    ※カレー粉を入れたら焦がさないように時間をあけずに水を入れる。

  11. 子羊の肉は1個30gぐらいの大きさに切る。鍋に油を熱し、肉とカレー粉少々を入れて軽く炒める。 
    温めておいた出汁を加え、肉が柔らかくなるまで弱火で煮込む。

  12. 肉だけ鍋から取り出し、カレーブルテを入れて5〜10分煮込む。

  13. 肉を鍋に戻し、鍋に作っておいた野菜と果物•トマトトンベを2回にわけて入れ、 2〜3 分煮る。 
    生クリームを数回に分けて入れ、塩で味を整えたら出来上がり。