昨日、Instagramを見ていたらミントと同時期に介護をしていた方のワンちゃんが旅立ったと知りました。
チワワの元気君とミント。
飼い主さんとは「ミントと一緒」の掲示版で知り合いました。
何度も元気君のベッドごと連れてきてくれました。
私も何度もお宅にお邪魔しました。
元気君もミントも水頭症でした。
元気君は生まれながらに眼球が無く重度の水頭症でした。
起きているときはずっとクルクル回っていました。
ご飯の時やオシッコする時はピタリと止まるのです。
可愛い天使のような子でした。
ミントが3月に旅立ち、後を追うように5月に旅立ちました。
5歳でした。
元気君には同胞のワンコがいました。
そのワンちゃんが先日旅立ちました。
17歳です。
同じお母さんから生まれ、元気そのもののワンちゃんでした。
元気君より12年も長く生きてくれました。
数年は痴呆が進み、飼い主さんは介護をしていました。
元気君達のお母さんも数年前に旅立っていますが、やはり介護をしていました。
「元気の時に比べたらなんてことありません」いつも美しい笑顔で介護されていました。
ミントの場合は3歳前からの寝たきりの介護でした。
痴呆の症状もありませんでした。
いまは「ペット」も高齢になり、人と同じような症状で介護が必要になりました。
介護は綺麗事では語れません。
体力も精神力もお金も消耗します。
もう無理だ・・と手放してしまう飼い主もいます。
壮絶な介護となればその気持ちはわかります。
「たかが動物でしょ?壮絶って大げさな・・・」
大げさではありません。
たかが動物でもありません。
これは経験者にしかわかりません。
そして個々で違うので経験者であっても他の方のケースとも違うのです。
人も同じですが、動物医療が進みペットが高齢化して「ペットの介護」が当たり前のように存在するようになりました。
飼い主は誰でも愛する自分の動物が長生きしてくれることを望みます。
その希望に彼らは応えてくれます。
長生きしてくれたら「介護」が必要になる場合もあります。
介護期は「命と向き合う時」です。
私も思ったことが何度もありました。
「もう嫌だ。これ以上は無理・・・」
眠れない夜を過ごし、精神的におかしくなっていった時に何度も思いました。
ひどい話ですが深夜泣き叫ぶミントに向かって
「なんで生き帰ったの?ママを苦しめるため?もう勘弁して!」
こんな言葉をなげかけたことがありました。
脳に障がいのあるミントがこの言葉を発した時、ピタリと吠えるのを止めました。
声にビックリしたのかも知れませんが、深夜のシーンとする空気に私は自分の発した言葉だけが残っているようでミントを抱きしめて泣きました。
「ごめんね。そんなこと思ってないんだよ。ごめんね。ただ眠りたいだけなの・・・」
そうしたらミントがスーっと寝てしまいました。
この時のことを思い出しながら書いていたらミントが伝えて来ました。
そう・・本音を言ったからだよ。溜め込んでいたでしょ。
自分の動物が長生きして欲しい・・・
その願いを動物は叶えてくれているのです。
そこに「介護」はセットです。
介護の先にあるのは「お別れ」です。
その時まで動物は寄り添ってくれるのです。
介護は動物が「させてくれる」のです。
看取りの時まで。
それが少しでも温かいものであって欲しいと「介護期/終末期のハートフルケア講座」を作りました。
あの当時の私に届けたいです。
デイジーには存分に介護をさせて欲しいです。
私の持っているものを全て出し尽くしたい・・・と願っています。
陽だまりのしっぽ 美香
♥ハートフル講座(全5回)
◆7月15日(水)~
◆8月 9日(日)~
◆9月 9日(水)~
◆8月 9日(日)
◆8月 4日(火)
◆8月 8日(土)
◆10月6日(火)
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◆アニマルコミュニケーション道を歩く ペンデュラム
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【陽だまりのしっぽの”想い”】
病気があっても障がいがあってもシニアになってもこの世界の全ての”しっぽのある仲間たち”が心身共に穏やかで幸せに”陽だまりの中に集う”ことができますように・・・・”陽だまりのしっぽ”は動物達と飼い主さんをサポートいたします。
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