【2023/GW】タイ(クッド島~チャーン島)旅行記 vol.3 | 旅人Toshiの徒然独り言。

【2023/GW】タイ(クッド島~チャーン島)旅行記 vol.3

 

■4月28日(金) Day_3 

 

今日は早朝からクッド島(Ko-Kut,Ko-Kood)への移動。

3:45起床、4:20ホテルをチェックアウトしてバス乗り場で向かう。

早朝4:30薄暗い中、事務所の前には結構旅行者が集まっていた。

 

距離からいえばタイ国内の有名リゾート地であるプーケットやサムイ、タオ島よりも近いものの、マイナー路線のため、便数が多くない。今回はカオサン発クッド島主要ビーチ行きのバス+フェリーのジョイントチケットを日本から事前にネット予約してきた。おそらく個人でエカマイ(東バスターミナル)あたりからバスとフェリー乗り継いで行った方が安いんだろうけど、ここは時短/省力化のため観光客プライスでPaypal支払い(THB1,100≒4,400円、日本発行のクレジットカードNG)

予約したのはBoonsiri Ferryという会社のチケット。カオサンrd.の繁華街から一本外れたところにオフィスがある。クッド島の他、チャーン島、マーク島近辺のトラート方面を専門に取り扱っているフェリー会社らしい。

 

5:00カオサン発、11:45クッド島着予定。4時間ちょっとのバス旅。

途中乗車/下車のあるローカルバスじゃないので、しっかりとクーラー対策をしてバスに乗り込む。

道中、一度だけ田舎のドライブインのようなところで休憩を取って、10時ぐらいにLaem Sok Pierという港に到着。ここでフェリーに乗り換え。乗客全員バスを降りる。

ちなみにチケット代にはランチが含まれていて、乗船券と共に予め指定したLunch boxが手渡される。

僕はマッサマンカレーのチキンを予約していたが、弁当のわりにうまい!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

港からはカタマラン船で約1時間、10時半ぐらいに出て11時半にクッド島到着。

Pier付近は船の出入港に合わせて人は集まるが、ちょっと港から出てみると噂どおり何もない島っぽい。

港前の道には多くのソンテウが集結していて、島内の行先によって乗客が割り振られていく。

ちなみに、この島内のソンテウ移動もこのフェリー代に含まれているのでホテル名など目的地を告げれば値段交渉などいらず、「このソンテウに乗れ」と指示してくれる。

 

 

クート島自体はチャーン島ほどではなく(半分ぐらい大きさ)、バイクがあれば半日ぐらいで一周できてしまうぐらいサイズ。今回は島でもビーチや海がきれいで島の南西部にあるBang Baoエリアの『Siam Beach Resort Ko-Kood』というバックパッカーにしてはちょっと高めのリゾートホテルに宿泊。

港から20分ほどでホテル到着。

ただ、清掃中のため14時までチェックインできず、荷物だけ預けてビーチフロントのレストランでビールを飲みつつ、早速海に入る。この辺りのビーチや海の透明度は島内でも特に綺麗だと聞いていたが、波も穏やかでゴミや海藻などヘドロ類も全くなく本当にいい海だ。

去年8月に行ったサムイ島に比べても、こちらのビーチの方がいいかもしれない。

 

 

 

 

 

 

2時間ほどで準備が整い、バンガローに案内される。

今日はビーチフロントのバンガローでロケーションは最高!

ちなみに、このリゾートホテルでは一番安いタイプで、ダブルベッド(というかマットレス)一つ置いてあるだけの簡素な造りだが、海内際まで30メートルほどのオーシャンビューのテラスとミニ冷蔵庫が付いているのが嬉しい。エアコン/トイレ/ホットシャワー付きで$60(TVなし。Wifiは一応通っているがそんなに強くはない)。たぶんオフシーズンなら半額ぐらいが妥当なレベル。ただ、ギリギリで予約したのでこのバンガローに連泊できず、明日は高めのバンガロー($85)に移動しなければならない。(不慮のリゾート内移住)

まぁ、それだけクット島内ではそこそこ人気のあるエリア、ロケーションなんだろう。

 

 

 

 

 

荷物を置いて着替えると、ホテルでバイクを借りて、島内散策に出る。

ちなみにこの島は公共交通機関がほぼ皆無のため、レンタカー/レンタバイクでない限り、全てタクシー移動になる。(もちろんGrabなどはサービス外)

僕の泊まったホテルのレセプションからは、アスファルトの幹線道路に出るだけでも未舗装道を5分以上歩かなけれならず一番近くの商店までも歩くと15分以上はかかりそうだった。

ある程度大きな集落?になっている街の中心部に宿泊すれば、商店やATMもあり徒歩で生活できるかもしれないが、綺麗なビーチはあまり期待しない方がいい。

まずはバイクで一番の中心エリアまで行き、そこにあるダイビングショップで明日の予約をする。

今回のノープラン旅において、唯一の”To do List”が『秘境・ラン島でのダイビング』!

よって、到着後、真っ先にこれだけは抑えておかなければ・・・

ただ、最初に入ったショップではクット島周辺なら常時やっているが、ラン島は人が集まらなければ開催しないと断られ、2軒目に入ったショップでなんとか明日の予約が取れた。ラン島ツアーはやはり時間もかかるので本数が限られるようだ。

帰りにツーリングがてら島をバイクで北上して、西側の島の幹線環状道路を走る。

5~10分おきに小さな集落などはあるが、ほとんど人は歩いていない。島の交通はピックアップトラックかバイクのようだ。もちろん信号はない。ましてやコンビニやGoGo Barなんてあるはずもない。

観光客が行きそうな場所といえば、幹線道路沿いにたまにある外国人向けのCafeやBar、レストラン、簡易なマッサージ店ぐらい。あとは鬱蒼としたジャングルといった感じ。

島の幹線道路はちゃんと舗装はされているがUp-Downが激しく、自転車(レンタサイクル)だと相当厳しそう。バイクでもフルスロットルじゃないとなかなか登らない急坂もある。

車やバイクの交通量も少なく、たまにすれ違うバイクはだいたい欧米の旅行客で、地元民はほとんど見かけない。タイ湾は乾季にあたるこの観光シーズンでこれだけの閑散としたのんびりした雰囲気はこのクート島ならではだろう。おそらくサムイ島やチャーン島だったらもっと人多いんだろうな。

印象としては「全く繁華街のない」パンガン島やタオ島のような感じ。パンガンの田舎道をずっと走ってる時のような感覚だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

小一時間ほどバイクで島内を回って、帰りに酒とつまみを買い込んでバンガローに戻る。

東京、バンコクの喧噪から離れてようやく一息ついた感じだ。

ちょうど島の西側のロケーションで、テラスから夕焼けを見ながら一杯飲む。

バスの中でちょっとは寝たものの、朝3時半沖だったのでかなり眠い。

翌日は朝からラン島へのダイビングツアーで何時間も波に揺られなければならないため、二日酔いにならない程度にほどほどで引き揚げて早めに寝る。

 

 

 

 

 

 

[後記]

揚げ春巻きとタイ風チキンチャーハンの目玉焼き乗せ”カオパッ・ガイ・カイダオ”

初めてタイ旅行に行った時に覚えた最初のタイ料理であり(カオマンガイ、ガパオなんかよりも先に覚えた)、タイに来ると必ず一食は食べるようにしてます。

個人的には空心菜炒め”パップン・ファイディーン”と並んでタイ料理の双璧です。