■3月23日(土) Day_5
起床後、散歩がてら”モンキー・フォレスト”に行ってみる。
ここも15年ぶりぐらいだったけど、昔は適当にどこからでも入れた(ホントはダメだったかもしれないけど)のに、大回りして入場ゲートでチケットを買いI(IDR80k≒800円)、園内MapはQRコード読み込み式。入場ゲートの近くのメインビルには土産屋もあり、駐車場もしっかりできていて、敷地内の庭園も手入れが行き届いていてもやっぱり大きく変わっている。
(昔はたしかこの中にある「プラ・ダレム・アグン寺院」を指して”モンキー・テンプル”って呼び方がメジャーだったと思うがまあいいや・・・)
そして、相変わらず猿ばっかり。
園内に入らくとも、この辺りには街中にたくさん猿達が溢れ出てきているので、わざわざお金払って観光客用に餌付けされているような猿達を見て楽しいんかね・・・
ウルワツ寺院なんかも猿多いし、バリ島ならど田舎の寺院行けばどこでもいる気がする。ただ、こうゆう寺院と猿の組み合わせを見ると、タイのロッブリー、ネパールのスワヤンブナートなど各国の”モンキー・テンプル”と呼ばれるを想い出す。あの時は夕暮れ時だったな、とか子供達が猿のポーズ取ってくれたなとか、当時の情景が蘇る。
帰りは入場ゲートまで戻らず、ホテルに近い方の道路沿いの出口から退出させてもらった。
帰宅してプールでひと泳ぎして汗を流し、11時ちょうどにランドリーに洗濯物を取りに行く。安くていい仕事をしてくれた。
急いでパッキングをしてチェックアウト。
Perama社のオフィスに行き、隣のレンタバイク屋にバイクを返却。一昨日の12時に借りてピッタリ、48時間有効に使わせてもらった。
と言っても、素直にクタでバイクを借りておけば、わざわざこのミニバンに乗り換える必要なく、このまま乗って帰れたわけだが・・・
12:00発のミニバンでクタへ戻る。(IDR100k≒1,000円)
初日に泊まったBakung Sari Resortで降ろしてもらい、忘れてきたフリースを無事ピックアップ。取っておいてくれて良かった!スタッフの皆さんありがとう!
(一応長袖はレインジャケットも持ってたけどこの長袖がないと飛行機の中や日本に戻った時にちょっと困る)
この旅最後の宿はここ。
クタのPoppies Laneにある『La Walon』(Delux:4,800円)、14:00チェックイン。
昔からクタに来ると、このJl.Legian(レギャン通り)やPoppies Lane(ポピーズ・レーン)をウロウロさせてもらったが、もはやこのポピーズ・レーンはバックパッカー達の溜まり場的な存在ではなくなってしまったものの、僕のような往年のバックパッカーにしてみればやはり思い入れのある場所である。ただ、この近辺のゲストハウスに泊まっていたことはあっても、バッチリこの細い路地の中にある宿に泊まったことは一度もなかったので、おじさんのこだわりとして、この宿は日本から事前に予約してきた。
もちろん、当時$3~5ぐらいで宿泊していたドミトリーやシングルルームとは全く格が違うが、一つ小さな目標を達成した。(たぶんタイのカオサンrdはみんな知っててその周辺に泊まっている人は多いと思うが、カオサンrdに面した宿に泊まったことある人は意外と少なかったりするのと同じ)
とりあえず荷物を置いて遅めのランチに向かう。
ネットで調べると、おすすめのワルン(食堂)がホテルからちょっと歩いたところにあったのでそこに向かう。
その名も”Warung Indonesia”(そのまんま)。
ここは昨日のウブドのおしゃれワルンと違って、こちらはショーケースの大皿に入ってる好きなメニューをいくつか選んでご飯プレートに乗せて地元スタイル。
テキトーにチキンや魚、サテーなど4品ほど選んでIDR36k(≒360円)、おいしいしコスパ最高!
食べていると日本人が結構出入りしていて、時折日本語が聞こえる。もちろん僕のような観光客もいるが、移住者の人達も食べにくるワルンらしい。キッチンの奥にいた日本人の女性が日本語でお客さんと話していたが、どうやらオーナーさん?(かその奥さん?)のようだ。
食べ終わると、ブラブラとビーチ沿いを散歩。巨大ショッピングモール・Beach Walkに行くと、日本の人気アニメキャラクターと思しきマスコットがお客さんを迎え入れてスマホ撮影に応じている。肖像権やコピーライトがどうなってるか知らんけど・・・
ビーチをうろついてるいると、Sunsetまで飲んでいけと色んなところから客引きが声をかけてくる。
日本語Tシャツで孫悟空の『サンゴ食う』はなかなか面白かった。
適当に声をかけられた客引きのサーフレッスンのおにーちゃんの売店でビールを買って、まったりとSunsetを待つ。ビーチチェアはだいたい別料金が取られるが、店先にある普通のプラスチック椅子なら使っていいとのこと。
夕方といえどもまだまだ暑くたまに海に入って涼むが、相変わらずこのクタビーチは遠浅でそこまで透明度もないので泳ぐにはあまり向かない。やはりサーファーの海という感じだ。
夕暮れが近づくと徐々にビーチに人が増えだす。今まで日陰で休んでいた売店のスタッフもここが書き入れ時とばかりにビーチソファーとパラソルを出し始めて、観光客を呼び込む。土産物売りも熱心に営業をかけ始める。
沈み行く夕陽を眺めつつ、この旅も終わりが近づき、少し切なくなる。
ただ、この5泊7日の短期旅行の中では十分楽しめたかなと思う。
去年8月のベトナム旅行はどちらかというとゆっくりバカンスした分、今回はそれなりにアクティブに動いて遊んできたかなと。
最後の夜はたっぷり2時間マッサージに行って疲れを癒す。(IDR250k≒2,500円)
行くお店のランクや場所にもよると思うけど、僕の感覚からすると市中の普通のマッサージ屋さんのクオリティーレベルからすると、東南アジアではベトナム<バリ<<タイといった感じだろうか。金額も含めやはりタイに敵う場所はないと思う。
深夜のレギャン通りは相変わらず欧米の観光客で溢れかえり、ナイトクラブの客引きや怪しいプッシャーが屯している。コロナ禍前と変わらぬ光景だった。
■3月24日(日) Day_6
最終日、15:35発のVietJetでホーチミン経由で明日の朝には東京着。
お昼にチェックアウトして空港に向かって、ラウンジでランチを取ればちょうどいい感じ。LCCは機内食の提供がなくても、ラウンジさえ使えればそちらの食事の方が美味しいし豪華なので全く問題ない。
とりあえず、ある程度のパッキングを終えて、8時過ぎに朝食に向かう。今日も朝から暑い・・・
空港に行くまで最後1時間だけでもマッサージに寄って行こうと思い、ワルンを探すがまだ準備中のところが多い。
レギャン通りに出て、コーヒーショップがやっていたのでそこに入る。
アイスカフェとソト・アヤムをオーダー。コーヒー専門店だけにちゃんとしたバリコーヒーでハイクオリティーだった。
この旅では一度も麺類の料理を食べていなかったので、最後にソト・アヤムを頼んだものの、個人的には太めのしっかりとした麺を期待していたのにここのはビーフン系の極細麺、その代わりにライス付き。
まぁ、お店によって違うものだし、味的には美味しかったのでいいいんだけどね。
マッサージを終え、帰りがけにバイクタクシーのおっちゃんに声をかけらえれたので、デンパサール空港までIDR50k(≒500円)で行ってもらうことで話をつける。(GrabならIDR30kぐらいだけど)
11:30にホテルに帰着。レセプションのおねーちゃんに「チェックアウト30分ぐらい遅れるけどいい?」って聞いたら快くOKもらえたので、ゆっくりシャワーを浴びて着替えてパッキング。
ここ10年以上(たぶん15年ぐらい)、旅や夏キャンプの時には必ず持っていった愛用のColombiaのノースリーブシャツだが、以前からボロボロで遂に隠し切れない穴が空いてしまったので、ここバリ島にて捨てていくことを決意。いや~、よく頑張った。前職の営業途中、神保町のアウトドアShopのセールで買ったシャツがここまでもつとは思わなかった。
12:30、ホテルを出てバイクに跨り空港へ向かう。それにしてもバイク焼けで腕がヒリヒリする・・・
フライトは順調で、定刻通り18:30ぐらいにホーチミン・シティ着。
23:55まで5時間ちょっとあり、本来であれば一度入国して、デタムSt.あたりで一杯やってから戻ってきたかったが、去年この空港の入国/出国手続きでめちゃくちゃ待たされ特に帰国は2時間以上かかった苦い想い出があったので、ここは自制してラウンジでまったりすることにする。朝食のソト・アヤムが若干イメージと違ったので、ここベトナムでフォーを食べてリベンジ。
入室の際に「利用は最長3時間まで」と言われて、Bording Passに22:05と書かれたが、結局何も言われず23時過ぎのギリギリまでお世話になった。
Bording timeは20分ほど遅れたが、乗り換え便も問題なくほぼ定刻に成田到着。
久しぶりのバリ島、そしてバイク旅からのバトゥール山トレッキング&御来光と今回も素晴らしい想い出をありがとうございました・・・
《後記》
今回日本からの国際線で初めてLCCを利用したが、5~6時間程度のフライトで乗る前に食事して、水のペットボトルと軽食さえ持ち込めば(ラウンジ使えるならそこで調達すればよし)全く問題なし。9~10時間超の長距離になるとさすがに席の狭さで足が伸ばせないのは辛いかもしれないけど・・・
世界各国の訳の分からないエアラインに乗り続けて、そんじゃそこらのことでは驚かない耐性の付いている僕にとっては何でもないことだけど。
そういえば、昔アエロアフロートやその他いくつかのエアラインでは着陸時に(毎回!)拍手が起こってたけど、最近そんな光景もありま見ないな。あと、ラオス航空は2000年代前半ぐらまではたしかプロペラ機しかなかったけど、離発着時に白い煙が充満してたけど、ホントにあれば故障じゃなかったのか・・・(僕は一回だったけど誰に聞いても同じ経験をしていた)