旅人Toshiの徒然独り言。
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【2025/GW】ネパール/エベレスト街道旅行記 vol.12(カトマンドゥ~バンコク)

 5月5日(月) Day_12  カトマンドゥ 

 

緊張感が取れたせいか、これまでの山籠りのせいか、明け方に目が覚めてテラス席で一服。

このゲストハウスはこのテラス席が心地よい。

昨日のルクラまでは標高3,000m近くで生活していたこともあり、この早朝にTシャツで外でゆっくりできることはなかったなー

 

ゲストハウスのレストランで、久しぶりにちゃんとしたカフェラテをいただき、コンチネンタルBFを食べる。山のロッジと比べてしまうとやはりクオリティが違う。まぁ、これが普通なんだけど。

 

 

 

21:30のフライトでバンコクへ移動予定。20時ぐらいに空港へ着いていればいい。

溜まった洗濯をして、家族のお土産にパシュミナと天然ハチミツを購入。

タメル・チョーク界隈の懐かしい想い出の場所を巡る。

 

まずは、2004年の放浪旅をしていた頃、1ヶ月ほど沈没していた「Buddhist Guest House」の跡地へ。

既にゲストハウスはなくなっているが、この建物にあった3階のシングルルーム当時一泊RS100(≒160円)ぐらいでトイレ、水シャワー付きだった想い出の場所。

隣にいた同い年ぐらいのインド人が夜な夜な女の子を連れて、遊んでいた。

よくもあんな汚いゲストハウスに連れ込んでたもんだ・・・

 

 

まずは、日本人バックパッカーの溜まり場だった日本食レストラン「桃太郎」。

当時、貧乏バックパッカーに日本食はかなりお高めのだったが、ここと「一太」、カレーハウス「Lotus」、「Everest Stake」は無理して行ってたものだ。

場所は変わってなかったが、外見はやはりキレイになっていた。

 

 

そして、日本人バックパッカー御用達のドミトリー宿「Holyland Guest House」。

チベットから下ってきて、初めてカトマンに着いた時、この宿の名前は聞いていたので最初ここにチェックインしようとしたが、Fullだったため、Buddhist Guest Houseに泊まることになった。ただ、ここで知り合った日本人が何人かいたので、ここでもよく遊んでいた。

それにしても20年経ってもまだ同じ名前で営業しているのがスゴイ!

 

 

昼食にどうしても本場のビリヤニを食べたくなったので、ネットで調べた専門店「HYDERABADI DUM BIRYANI」に行く。

ビリヤニは最近日本でも流行っているがどちらかという、インドやネパールではなく、よくパキスタンで食べていた。

街角の食堂で座敷の小上がりみたいなところで、あぐらをかいて手づかみでガシガシ食べるスタイルが好きで、せいろ蒸しで運んできれくれるようなちゃんとしたレストランで食べたことはほとんどなかった。

店名からハイデラバートとかそちらのご出身の店なのか、日本ではインド料理のように思われがちだけど、元々は中央アジアのイスラム系民族の料理なので“●●バート”とか付くと信頼感があるし、本当に旨かった!ちなみに、このビールも初めてだった。

 

 

 

 

20:45、ホテルを出て、バイクタクシーで空港へ向かう。

21時過ぎに空港着。

昨日の夕方、ルクラから戻ってきて丸一日。

ホントに昨日のうちにカトマンまで帰れて良かった。

11年ぶり4回目のネパール、たくさんの想い出をありがとう!!

 

 

 5月6日(火) Day_13  バンコク

 

早朝4時にバンコク到着。

ここから先は番外編。

旅の最後はやはり聖地カオサンRdでリフレッシュして帰ろうと思って、往路と同様、敢えてバンコクで長めのストップオーバーの経由便にした。22:45のフライトまで約1日ゆっくりできる。

電車、地下鉄、Grabのバイクタクシーを乗り継ぎ、カオサンへ。

早朝7:30のカオサンはさすがに閑散としていた。

こんな人のいないところを見ることはなかなかできない。

 

 

 

こんな人のいないところを見ることはなかなかできない。いつものRambutri Villageに向かうが、さすがにこの時間だと部屋は空いてないらしい。

ただ、10時に来ればチェックインさせてもらえるとのことで、バックパックを預けて、街に出ると、、、、途端にものすごいスコール!

モーニングコーヒーを飲みつつ雨宿りをして、少し収まったところで午前中からやっているタイ・マッサージへ。

 

 

 

チェックイン後、しばらくプールでボーっとする。

この旅の最初と同じこの場所、この感覚。

ただ、一週間のトレッキングを終え、疲労はあるが心身ともにリフレッシュした感じで心地よい。つい数日前まで標高4,000mの氷点下の雪や雹の中、ブルブル凍えていたのが嘘のようだ。

こんな人のいないところを見ることはなかなかできない。

 

 

 

 

夕方にもう一度マッサージに行き、最後は屋台のパッタイとSPY。

この光景、20代の頃から何度見たことだろう・・・(たぶん20回以上・・・)

でも、これをやるとなんか旅が締まる感じがしえ何とも言えない。

20時ぐらいにチェックアウト、スワンナブーム空港へ向かう。

翌日6:55、羽田到着。

ゴールデンウィーク中の12泊14日(機内泊込)、エベレスト街道トレッキング旅行が終わった。

 

 

 

 

[後記]

とにかく21年ぶりにエベレストと再会できて良かった。

今回は遠目だったけど、1ヶ月ぐらい時間ができたらきっとまたEBC(ベースキャンプ)まで行って、3Passを制覇したいと思った。

 

【2025/GW】ネパール/エベレスト街道旅行記 vol.11(ルクラ~カトマンドゥ)

 5月4日(日) Day_11  ルクラ~カトマンドゥ 

 

朝4時、起床。

このエベレスト街道、最後のパッキング。

寝袋もこの旅で開けることはもうないだろう。

ブプサ以来一週間久しぶりの寝袋生活もよかった。

 

昨日の夜から続いていたしゃっくりのような嘔吐感もすっかりなくなり、胃腸、喉問、題なし。

昨夜は一体なんだったんだろう・・・

朝ごはんに残ったインスタント味噌汁とチーカマを食べて、6時前にチェックアウト。

外はどんより曇っている。

 

 

 

 

6:15、空港着。

世界で最も怖いと言われ、事故も多い悪名高き、ルクラ空港。

見通しが悪いうえに、短い滑走路でも離発着できるように坂道になっている。

そのため、小型機しか飛べないし、パイロットの操縦技術も求められるとのこと。

 

と言っても、やはりこの曇り空では飛べる気がしない・・・

とりあえず、全く無意味な手荷物検査の機械を通過して待合室へ。

各航空会社が小さなカウンター出していて、我らが「Tara Air」のブースに行くと、予想通り紙切れ一枚のDelayの案内。

悪天候のため遅延、出発時刻は未定、フライト変更・キャンセル可(返金あり)とのこと。

 

事前にこればっかりは運次第と聞いていたので仕方ない。

毎日飛べる時もあるし、数日間ずっと飛べない時もあるらしい。

最後は多少の雲でも飛べるヘリコプターという手もあるが、乗り合いでも高額なのでできれば安価な飛行機(小型プロペラ機)で戻りたいところ・・・

 

トレッカーで大混雑の待合室で2時間ほど本を読みながら待っていたが、痺れを切らした欧米人たちが空港を出始めた。どうやらもうしばらく来ないと分かって、ご飯を食べに行ったり、ロッジに戻ったりするらしい。そりゃ、いつ飛ぶかも分からない狭い待合室で待機している必要もない。飛行機が飛ぶ時にはルクラのどこにいても見えるし。

 

 

 

 

待合室でに日本語の本を読んでいた青年がいたので声をかけると、会社員でやはりGWの短期旅行でカトマン~ルクラ往復で山を見に来ていたらしい。

彼としては旅程的にここはお金を出してでも今日中になんとかカトマンに戻っていたいとのこと。

ヘリコプターのブローカー達が急ぎのトレッカー達に声をかけて乗合ヘリに誘導しているいたので、話を聞いてみるとどうやら相場としては$700~800らしい。

飛行機の$175に比べれば約4倍、、、恐ろしい。

ただ、彼は乗合ヘリで戻ることを選択し、ヘリ会社のブローカーとヘリポートへ向かって行った。

 

どうせ空港にいてもやることないので、9時過ぎに隣接するヘリポートに移動して情報収集する。(隣接と言っても、一度空港を出て、滑走路の坂道の周囲を回って行かなければならない。めんどくさい)

全便キャンセルとなった空港にはほとんど人が残ってなかったが、ヘリポートの建物には人が溢れていた。こんなに乗れない人が多いのかと驚く。

建物に入ると、5~6社のヘリ会社の事務所があり、いくつか当たってみたものの、カトマンまで$700前後だった。

 

時間を金で買うか、はたまたこれからスルキャまでくだって、そこから往路と同様ジープで陸路移動するか、、、、今から下れば午後のジープにまだ間に合う。

ただ、頭を天井に打ち付ける揺れとギュウギュウ詰めのジープに堪えて、あのオフロードの危険な悪路を20時間乗ると思うと絶望感が漂う。

カトマンからの出国フライトは明日の深夜なので、最悪明日の夜までにカトマンまで着いていればいいので、今日飛べなければ明日ももう1日チャンスはあるが、できれば明日は出国前にタメルでゆっくりお土産でも買いながら昔の想い出に浸りながらゆっくりしたいところ。

 

身の振りを決めかねている中、ヘリポートの前にある小さなスタンドでミルクチャイを飲んで待っていると、霧がますます濃くなり、そうこうしているうちに雨が降ってきた。

ルクラ全体が濃霧に飲まれこれではヘリすら飛べない。

みんな建物の中で待機しており、先程の日本人の青年もヘリ待ちで足止めされていた。

雨と風に見舞われ、建物内は座るところもないほど混み合ってきた。

 

 

 

 

雨と濃霧の中、待つこと5時間、、、14時半ぐらいに徐々に雲が取れてきて、そろそろヘリが飛べるとの情報が入ってきた。

そんな中、ヘリ斡旋者が別のオプションで声をかけてくる。

スルキャの先にあるヌンタラ行きの乗合ヘリなら$230で行ってくれるらしい。正直、かなり迷う。と、迷っていたところ、他の人に決まったからFullだ、と言われる。

もう今日は諦めかけて、大人しく明日に賭けようと思っていたところ、ラメチャップ空港までの乗合ヘリなら$350で行ってくれるという奴が現れる。

カトマンまでじゃないので、ラメチャップから3時間半バスに乗らなければならないが半額で済む!

飛行機の倍額と考えるとちょっと痛いが、今日中にカトマンまで着くのであれば、+$170ぐらいなら許容範囲だろう。

意を決してパスポートを出してクレジットカードでヘリ代を支払う。

15時前から徐々にヘリが飛び立ち始め、日本人の青年も曇り空の中、飛び立っていった。

ヘリポートの脇でトレッカー達に混じり自分の番ヘリの出発を待つ。

 

 

16時近く、天候も落ち着きはじめ、ヘリの発着本数も増えてきて、そろそろ自分の番のヘリが出てきそうなところ、ヘリ会社の事務員からなんと飛行機が出るとの情報があった。

「今なら飛行機に切り替えられるけどどうする?乗りたいならすぐに空港に行け!」と言われる。しかもなんとラメチャップ空港行きではなく、カトマン行きで$230とのこと。なんという奇跡!

当初予約していたラメチャップ空港行きのTaraAirのフライトよりも高条件だ。

朝からの疲労も空腹も吹き飛ぶ!

 

急いでヘリの返金をして重い荷物を担いで最後の力を振り絞り、上り坂を駆け上がって空港に戻ると、Sita Airという航空会社の人間がゲート前で待っていてくれた。

ヘリ会社から連絡を受けていたらしい、すぐにチケットを購入して搭乗手続きをする。

17時半、遂にルクラ離脱出成功!

20人乗り程度の小型プロペラ機で、離陸時は少し緊張したが、無事飛び立った。

 

 

 

 

 

雲もだいぶ薄くなって、山々が顔を出してくれた。

空から見るヒマラヤも素晴らしい。

およそ30分間の遊覧フライトと思えば、これも移動ではなく一つのアミューズメントとして飛行機を選択して良かった。

 

 

 

19時前にカトマンドゥ空港到着。

バクタクシーでタメルのホテルまで戻る。

トレッキング前に宿泊していたのと同じ「Hotel Backpackers Inn」にチェックイン。

 

朝6時にルクラのロッジをチェックアウトして以来、この14時間とても長かった。。。

飛行機➡乗合ヘリ➡飛行機と今日1日で3枚のAirチケットを取ったことになる。

 

荷物を降ろし、9日ぶりにちゃんとしたホットシャワーを浴びて、ホテル近くのBarでトレッキング打ち上げの一人祝勝会をあげる。

停電、足止め、フライトキャンセル、その他もろもろ道中過程いろいろあったが、ガイド・ポーター無しのソロトレッキングで無事故で怪我無く戻って来れたことに感謝する。

久しぶりのネオン街が眩しい。

 

 

 

 

[後記]

時間に迫られカード決済したヘリコプター代を現金で返金なったが、本当はすごく嫌だった。

10ドル札や20ドル札ならまだいいが、ここで100紙幣の偽札掴まされるのはまっぴらごめんだから。

受け取る前に一応、簡単にチェックはしたが早く空港に行かなければならず急いでいたため確証はなかった。

 

結局後で確認したところ、偽札ではなかったものの、案の定少し古い旧札で、ネパールやタイではExchangeはできなかった。

日本に帰国してから両替したら普通に受け取ってもらえたので良かった。

 

【2025/GW】ネパール/エベレスト街道旅行記 vol.10(パクディン~ルクラ)

 5月3日(土) Day_10  パクディン~ルクラ 

 

昨日まで連日4~5時ぐらいには活動開始してたこともあって久しぶりにゆっくり寝た。

標高4,000のクンデはカイロ入れた寝袋にくるまっていても寒かったが、ここまで下ってくるとだいぶ気温も違う。

8時ぐらいに朝食にミルクチャイとチョウメンをいただく。チョウメンめちゃくちゃ旨かった!

(地元の唐辛子ペーストを入れると更にうまい)

そして、ナムチェから続いた停電生活から4日ぶりにスマホの充電がMAXに!超嬉しい。

ここパクディン(2,610m)まで来るとローカルSimの電波も結構入るし文明社会に戻れた感じした。

4日ほど停電生活のため、カメラ使用時以外ずっとスマホを節約してほとんど起動させてなかったが、なんだか昔に戻ったみたいで良かった。おかげで読書がはかどった。

携帯電話なんて海外に持って行くことはなかったし、長期旅行に出る時は解約していった頃が懐かしい・・・(ごく稀に衛星携帯持っている人はいたけど)

 

ゆっくりパッキングして9時半頃にルクラ(2,850m)に向けて出発。

ここのオーナーさんにはお世話になりました。ありがとう!

 

 

 

 

ルクラはエベレスト街道の中で唯一空港のある街なので、空路で入ってくる旅行者にとっては通常ここが玄関口となる。(私のようにとかやらなければ)

行きは(地元民も避ける)地獄の陸路ジープ移動でブプサ経由でスルキャからトレッキングルートに入ったが、帰りは明日7:00ルクラ発~ラメチャップ行きのフライトをネット予約(USD187)していた。(調べたところ、個人でルクラ空港に行くには、原則ラメチャップ空港発着のフライトしか予約できないらしい。カトマンドゥ空港~ルクラはツアー客向けのチャーター便などしかないとのこと。)

パクディンからルクラまではアップダウンを繰り返しながら標高差240m登る感じだが、もうここまで来るとあとはルクラに着いて、明日の帰りのフライトを待つばかり。

時間的にも余裕が出てきて、景色を楽しみつつ、休み休み最後のトレッキングを楽しむ。

昨日はやや曇り空が多かったが今日は天気がいい。

 

 

 

 

 

 

11:40、パクディンから約2時間でチャウリカルカ(2,530m)の分岐まで降りてくる。

往路はこのスルキャ方面から登ってきてこの分岐に合流したが、帰りはここからルクラ方面へと標高差約300mの登りだ。

途中休憩で、日本から持ってきた最後の行動食カロリーメイトやナッツ類を食べる。

最後の1時間の登りは意外ときつかった・・・

 

 

 

 

13時ルクラ到着!

さすがエベレスト街道の拠点の村、建物も人も多い。

ここはたくさんロッジがあると聞いて何も調べてこなかったが、適当に街中にあるロッジを2~3軒ほど見せてもらって『Alpine Lodge』にチェックイン。

遂にこのエベレスト街道トレッキングの全行程が終わった。

せめてタンポチェまで行きたかったな、とか、時間が取れれば、EBC、そして3Pass制覇したいなとかいろんな思いもあったが、一般サラリーマンの身分でそこまではなかなか難しいのが現実。とりあえず今回は将来のための下見ということにしておこう・・・

 

チェックイン後、久しぶりに生のローカルビールをいただく。

お疲れ一杯、、、達成感で感無量。

 

 

 

 

 

バックパックから全ての荷物を取り出して、干せるものは全て干す。

クンデの2泊目に洗濯したものの、天候がかわりやすく雪や雨が降るのでなかなか乾かなかった。過密日程のトレッキングだとホントに洗濯をするタイミングがなかなか難しい。

一昨年のパタゴニアでも移動~宿泊~移動の連続で速乾素材とはいえ生乾きの衣類を持ち歩くことが多かった。

 

本来眺めのいいはずの2階建てロッジだったが、あいにくの雲で山は見えない。

でも、中庭が見下ろせて居心地がいい。

 

 

 

 


ロッジのオーナーに聞くと、ルクラ空港からのフライトは全てリコンファームが必要ということで、日本で予約してきた『Tara Air』のオフィスに行く。

リコンファームなんて最後にやったの何年ぶりだろ?(少なくとも2004年まではやっていたのは憶えてるけど・・・)

昔のいわゆる“格安航空券”で購入したオープンチケット(特に途上国の航空会社)だと、リコンファームしてないと乗せてもらえないこともあったけど。

オフィスに行き、チケットを発券してもらい明日6:30までにチェックインだと言われる。

 

その後ルクラの街をブラブラとしていると、一軒のお土産屋さんを発見。

日本語で「クレジットカード使えます」と書いてある。

せっかくなのでそこで何かお土産を物色していると、店主さんが日本人の方で声をかけて来てくれた。最近日本人のソロ・トレッカーは少ないようでいろいろ地元の話を聞かせてくれた。

そして、また日本語が聞こえると思って振り向くと、日本人の父子とみられるトレッカーさんが、、、と思ったら、野口健さんだった!

そして、娘さんの野口絵子さんも!

 

これまでの道中、いろんなロッジや食堂で野口さんのチャリティー活動のステッカーを見てきたが、まさかこんなところで本物のアルピニストに出会うことができるとは!!

せっかくなので一緒に写真を撮らせてもらう。

(「SNSとかにあげないので、、、」と言いかけたら、「あっ、全然構わないよー」と快くOKいただきました」)

色々とお話させてもらったけど、とても気さくな方で本当にいい出会いだった。

(考えたら、有名人と握手したのってニュージーランドのトム・クルーズ以来だったわ)

 

 

 

[後記]

夜はロッジでダルバートをいただくが、このダルバートを食べいる途中に悲劇が・・・

急に喉が詰まりはじめ、しゃっくりが止まらくなる。

そのうち、胃液があがってきて1時間ぐらい吐き気が止まらなかった。

 

翌日にはすっかり直っていたが一体なんだったんだろう??

下痢や熱は全くなかったし、この夕食のせいで何かにあたったとかでではなく、たぶん喉詰まりから横隔膜が変調を起こしていたんだろうと思う。大事にならなくて良かった。

 

【2025/GW】ネパール/エベレスト街道旅行記 vol.9(クンデ~ナムチェ~パクディン)

 5月2日(金) Day_9  クンデ~パクディン 

 

4:30起床、寒い。

しかし、昨日のリベンジのため、なんとか寝袋から這い出る。

外を眺めると朝日に照らされるタムセルクとアマダブラムがバッチリお目見えしている。

ここで行かなければタンポチェを諦めクンデに連泊した意味がない。

停電が直っていないか一応コンセントにスマホ充電を試みるが、やっぱりきていない。モバイルソーラーも雪空ではほとんどチャージできておらず、プライベートの方は残り2%、立ち上げてワンチャンス数枚撮れるかどうか。バックアップの1台も残り7~8%。なんとか、展望台からエベレストを撮影して帰りたい。

 

昨日と同インタスタント麺を食べて、トレッキングの装備を整え、4:55にヒラリー展望台(4,040m)に向かう。昨日より1時間弱早くロッジを出た。

 

 

 

 

途中、突然大きな影が出てきたと思ったら、ドデカいヤクだった。

朝5時半の誰もいないヒマラヤの山奥で動く影を見つけたら人間ビビります・・・

もちろん野生のヤクもいるらしいが、この標高だと村民の放牧から迷子になったものかもしれない。

 

しかし、ここで昨日のデジャビュが出現。

登っていく途中からガスが出始め、ちょうど展望台に到着する頃に完全に霧に包まれる。

いやいや、そりゃないよ・・・

 

 

 

5時半過ぎに展望台到着。

昨日のこの時間はバッチリ晴れてて、クンデの村からもキレイに山が見えたのに。。。

しかし、今日は昨日の反省を生かしここで霧が晴れるまで数時間は待つ覚悟で温かい紅茶、スナック、タバコを準備して籠城作戦。

昨日は朝6時半ぐらいに曇ってから結局夕方まで顔を出さなかったが、なんとか午前中にもう一度顔を出してくれることに期待。スマホのバッテリー節約のためoffにしたまま待機。

 

 

小雨と霧の中、誰もいない展望台で待つこと約1時間。

風の音とたまに鳥の鳴き声がするこの孤独感。

しかし、一昨年行ったパタゴニアのトーレス・デル・パイネの氷河湖の展望台で雹と寒さの中、凍えながら天候回復を1時間待って諦めた想い出が蘇る。

 

気持ち的にも冷え込んできた、諦めかけた時、突然、下のクンデの村々が見下ろせるぐらいにガスがとれてきた。そして、雲の隙間から朝日が差し込んでき始めた。

 

 

 

 

そこから30分は圧巻だった。

徐々に雲が晴れていき、360度6,000~7,000m級のヒマラヤの山々のパノラマが現れた。

まるで何か映画かドラマの1シーンを見ているようで、一人で歓喜の雄叫びをあげながら

バッテリーのないスマホで写真撮り続けた。

クンデ村の真上にクンビラ山(5,761m)が神々しく鎮座。

昨日は全く見えなかったが、昨日登ったクンデピークまでのルートもこの尾根の一つでよく見える。

 

 

 

 

完全に雲が取れることはなかったが、シャッターチャンスを狙いつつ、ようやくアマダブラムの奥の雲が晴れてきた。

そして、遂にエベレストが顔を出した。

山の端に少し雲がかかっているものの、ローツェと共にエベレストの先峰がしっかりと見えている。

諦めずに待って良かった!

本来はタンポチェからの方がもう少し近くに見れただろうが、まずが4,000m級のピークからエベレストを望むという一つのミッションが完了し、なんとも言えない安堵感と達成感があった。

 

 

 

 


その後、独り占めの展望台で1時間ほど山々を眺め、クンデ村とクンビラ山に別れを告げ、下山する。

行きに出遭ったヤクともバイバイ。

ちゃんと見えて明るいところで会えばなんともないんだけど、やはりデカい。

昔、ラサの食堂でチベット名物”ヤクバーガー”を食べたがちょっと固めの牛肉だった。

 

 

 

 

 

下山後、すぐにパッキングして2泊3日お世話になったMadarin Lodgeをチェックアウト。

昨日とうって変わっていい天気で良かった。もう1日あれば、ここからタンポチェ往復できたのに・・・

9:30にクンデ出発。

村を出てすぐにスマホの電源が完全にバッテリー切れになる。

 

 

 

 

 

 

11時にナムチェ到着。

少し眺望のいいロッジで休憩ついでにスマホの充電をさせてもらおうと思ったが、ここナムチェもまだ復旧していないとのこと。

ミルクチャイだけ飲んで、ナムチェを後にしてモンジョへ向かう。

ナムチェの出口で往路同様チェックポイントでPermitを見せる。

 

そこからいくつかのアップダウンを繰り返し、13時過ぎにモンジョ到着。

行きに出遭ったパサンのいる『Mt. Kairash Lodge』に行くと、ちょうどスタッフがいてパサンを呼ぶとすぐに出てきてくれた。

停電の話をしたら彼も知っていて、気軽にスマホ充電させてくれた。ナムチェより上はまだまだ停電は解消しないらしい。

充電させてもらいつつ少し遅めのランチを食べ1時間ほど休憩。

サレリ行きのジープからホントにパサンにはホントにお世話になった。

名刺をもらい別れを告げる。14:30にモンジョ出発。

 

 

 

 

 

ここから、ひたすらの下りで膝をガクガクさせながら来た道を戻っていく。

17時前にパクディン(2,610m)到着。

ちょうど宿に着いた頃に雨が降り始める。間一髪でセーフ。

行きにランチを食べた『Green Village Guest House』にチェックイン。

つい数日前のことなのでオーナー夫妻もこの日本人のことを憶えていてくれて、歓迎してもらう。今日の宿泊は私一人のようで少しいい部屋を用意してもらう。

クンデのロッジから7時間の下り。

よやく移動荷物を降ろし、雨の中レモンティーを飲みながら一服していたら地元のタバコを分けてくれた。

今日一日でクンデのヒラリー展望台からここまで標高差約1,400m下ってきた。膝もガクガク。腰もピクピク。

 

 

 

 

 

夜はチキンダルバートをいただき、ホットシャワーも別料金で浴びさせてもらう。

このトレッキングでは、モンジョ、クンデに続き3回目のホットシャワーだったが、一番ちゃんとした温水が出たシャワーで大満足だった。

明日はいよいよこのエベレスト街道最後の1日。

最終目的地・ルクラを目指す。

 

 

【2025/GW】ネパール/エベレスト街道旅行記 vol.8(クンデ・ピーク)

 5月1日(木) Day_8  クンデピーク 

 

朝4時、意を決して寝袋の中から出て、カーテンを開けるとそこには朝焼けで輝くヒマラヤの山々。。。一気に目が覚めた。

湯を沸かし日本から持ってきた即席麺を食べて、トレッキングの装備を整え、5:45ヒラリー展望台に向けて出発。

 

 

 

 

 

かなり冷え込んでいるが、まだ耐えられるレベル。

クンデ村のパゴダの脇道を抜けて比較的整備されたトレッキングルートを進んでいく。

今日はここから展望台(4,040m)まで登り、そこからまたクンデ・ピーク(4,239m)まで行く予定。

日の出に照らされるアマ・ダブラム(Ama Dablam;6,858m)の雄姿が神々しい。

 

 

 

登っていくと、だんだん雲が昇ってくる。嫌な予感・・・

昨日出会った日本人とシェルパと遭遇。5時に出発して今、展望台から戻って来たところだという。

山はキレイに見えたらしいが、そこからクンデ・ピークまでの道のりは少し入っただけで獣道のようになっていて、視界も悪くルート探しも難しいからソロならやめた方がいいとのことだった。

 

とりあえず霧が立ち込めて視界が悪くなってくる中、急いで展望台まで行く。

が、、、着いたと同時に視界10mの世界に。最悪の展開。

 

 

 

 

 

 

ここで、日頃の行いの悪さが出た。

このトレッキングルートでクライマックスの一つだったのに。。。

昨日のシャンポチェの丘もキレイだったけど、エベレストは隠れてたしなかなかタイミングが悪い。

まぁ、標高4,000メートルの世界に来ておいて天候に文句言うの方が間違っている。

 

6:30ぐらいに展望台着いてから、1時間待ってみるが霧は強まるばかりで全く視界がない。

その中で、今日・明日のトレッキングプラン・ルートについて考える・・・

 

【A案】もうしばらくここで霧が晴れるのを待つ

【B案】この霧の中クンデピークまで行く

【C案】すぐ下山して、コテージに戻ってクンデを出て、タンポチェに移動する

 

せっかくのさっきのシェルパからアドバイスもらったが、【B案】をチョイス!

とりあえず、何も見えなくなって、ここまできて4,000級のピークをみすみす見過ごすわけにはいかない。

意を決して視界3~5メートルの中、手探りで急坂を上っていく。

途中でヒラリーのモニュメントがあった。

そこから足元の低木などにところどころ付いているタルチョーの目印と、スマホのGPSマップを頼りに、何も見えない霧の中を登っていく。

 

 

 

 

 

2回道を間違えて登山路を探しながらも、4,200メートルの標識を発見して安堵。

そこから少しいった登った先にクンデピーク到着!

8:45、誰もいない雲の中の世界で一人雄たけびをあげる。

何も見えない頂上制覇だけど、4,000m級のピークに登るという今回の旅の一つは叶えることができた。

 

 

 

本来であれば、ここからヒマラヤの山々のパノラマが見える予定だったが仕方ない。

それよりも、そのトレックでここから無事下山することの方が重要である。

雨が降り出しそうな深い霧の中、9:15に下山を開始。

 

11時ぐらいに失意の中ロッジに戻ると、日本人バックパッカーや他の登山客も既にチェックアウトしていた。

さて、ここからどうしようかと考える。

当初の予定はクンデをチェックアウトして、タンポチェ(3,867m)を目指す予定だった。

タンポチェはここから一旦を山を下って、また登りなおす形で標高的にはここクンデとほぼ変わりないが、エベレストには近づけるので、また違ったパノラマが見えるとのこと。

ただ、このヒラリー展望台でヒマラヤの山々を見れずにここを離れるのはかなり悔しい・・・

 

色々考えていると、ここで雪が降り始める。

すぐに結構な降雪量になり、とても歩いて外に出れるような状態ではなくなる。

これで気持ちは固まった。クンデに連泊することを決定!

昼食にシェルパシチューを食べ、午後は共有スペースでミルクチャイを飲みながら読書・日記をしながらゆっくりする。

 

 

 

 

 

一昨日から続く停電はまだ復旧しておらず、電気がつかないのは仕方ないが、スマホの充電ができないのがツラい。

プライベートのスマホは充電残り3%、予備用の会社のスマホが10%前後。

なんとか充電しようと、ソーラー充電可能なモバイルバッテリーを外に置いて充電を試みるが、さすがに氷点下の雪空の中、ほとんど充電できない・・・

少しでも充電できないかと太陽の方向に微妙に向きを変えながら涙ぐましい努力で少しでも太陽光を探してみる。

 

お昼過ぎにはナムチェからの団体ツアー客などがうちのロッジに避難してきて、一時的には30人以上が休憩に立ち寄り、猛吹雪が収まるのを待っていた。

夕方、ようやく雪がやみ一気に視界も開けてきて、またヒマラヤの山々が顔を出してくれた。

夜食は18時、チーズ入りのフライドポテト(日本でいう「じゃがバタ」のチーズ版みたいな感じ)をいただく。

 

久しぶりの連泊で今日はゆっくりできたし、洗濯もできた。

明日までにちゃんと洗濯物が乾いてくれることを願って明日の朝の展望台リベンジに備える。

 

 

 

 

 

 

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