東京でもようやく桜の開花発表
かと思えば、 あっという間に満開に、、、
散ってしまう前にと慌てて、エドグラン京橋 に咲いている桜を見に行ってきました。
綺麗ですね~
(今はもう散ってしまっているかもすみません
)
花より団子な偏食女子(わたし)の目的は桜ではなくて、、、
振り返った先にあるお店、Toshi Yoroizuka(トシ・ヨロイヅカ)Tokyo(東京)店 さん。
店名でわかるかと思いますが、鎧塚俊彦 さんのお店です。
超一流スイーツ職人がスイーツをジャッジするテレビ番組のコーナーに出演されていたり、あのドーナツ店とのコラボ商品を監修されていたりと 超有名なパティシエ さんですよね。
パティシエとして活躍する一方、亡くなった奥様の意思を引き継ぎ、動物愛護委員会の委員長も務められているそうです。
スイーツに対する情熱や亡くなった奥様への愛情が深く、何事にも全力投球で、おちゃめな一面もあり、とても素敵な方だなと感じ、いつか鎧塚さんのお店に行ってみたいと思っていました。
鎧塚俊彦 さんは製菓専門学校を卒業後、大阪や神戸のホテルで勤務。「もう一度洋菓子の原点、基礎から学びたい」という思いから30歳のときにヨーロッパへ。
スイスやオーストリア、フランス、ベルギーで8年間も修行をされて日本へ帰国し、自身のブランドである Toshi Yoroizuka を立ち上げられたそうです。
恵比寿にあるデザートカウンター6席という小さなお店からはじまり、現在は旗艦店を京橋の Tokyo(東京) へと移し、六本木の Mid Town(ミッドタウン) 、八幡山の Atelier(アトリエ) 、神奈川県の 一夜城 Yoroizuka Farm(小田原) の4店舗を展開されています。
一夜城 Yoroizuka Farm は「素材から自分たちで作りたい」との想いで完全地産地消を目指してつくられたレストランとパティスリー、ブーランジェリーなんだそうです。店舗と同じ敷地に約2500平方メートルという広大な畑を有しているとのこと。凄いですね!
Tokyo(東京)店 1階にはイートインスペースがあり、ショーケースに並んだスイーツだけでなくランチメニューもいただけるそうです。
南米エクアドルにある自社農園 Toshi Yoroizuka Cacao Farm で収穫されたカカオを使った チョコレートソフトクリーム も気になる、、、
以前はクロワッサンやバゲット等数種類のパンも販売していたようなのですが、見当たらず今は販売していないみたいです
2階にあるサロンでは ToshiYoroizukaの真骨頂 である カウンターデザート が提供されているそうです。
オーダーを受けてから旬の食材を使い、目の前でひとつひとつ仕上げてくれるライブ感溢れるデザートをコースで愉しむことができるとのこと。
鎧塚さん本人が立たれることもあるんですかね?
わたしもいつか、こんな贅沢な体験してみたいです!
花より団子?
いや、団子よりケーキ派!の偏食女子(わたし)が選んだスイーツを紹介します。
見るより、食べたい桜!
◎ルレ・サクラ
680円(税込)
春っぽくてかわいい~
1本まるごと食べてしまいたい
桜スイーツって小豆や求肥、白玉等と組み合わせていることが多くないですか?少し苦手、、、
このロールケーキはわたしの好きなものだけ!うれしいです
roulé(ルレ) は覚えましたよー!(2つ前の記事参照)
フランス語で「巻いた」という意味ですよね。
ピンク色の生地は少し もちっ と、しっとり としていてます。
お味は いちご!
ではなくて、塩気のある さくら味
塩漬けされた桜の葉が練り込まれているんですかね?
生地とクリームの間に薄くスライスされたいちご、真ん中にまるごとのいちご。
配置まで計算されているんですね、凄い!
わたしの中でいまだにさくら味って曖昧ではあるのですが、、、
塩気と甘みのある生地にミルキーな生クリーム、いちごの酸味のバランスが良くて、とっても美味しかったです。
ちなみに、生地の上には桜あんを薄く伸ばし、クリームも桜風味にしてあるそうです。
わたしが鈍感舌すぎて気付きませんでした
4店舗のうち、ここだけ!
◎シュー・ピスターシュ
580円(税込)
大好きなピスタチオ!
これは絶対買わなきゃですよね
英語だと pistachio (ピスタチオ)、フランス語では pistache (ピスターシュ)と呼び方が異なるそうです。
シュー生地は軽い食感なのですが、ややシナっとしています。
クリームと接しているのでどうしてもそうなっちゃいますよね。
ピスタチオクリームは少しくすんだ緑色なので、着色料ではなくちゃんとピスタチオを使ってるのがわかりますね。
お味は、、、
濃厚~
しっかりピスタチオの味がして、とっても美味しいです。
ピスタチオダイスは、ぽりぽりと食感のアクセントにもなっています。
下の部分のクリームが少し色が違うと思ったら、ピスタチオカスタードクリームが
ぽってり とさらに 濃厚~!
あまりの美味しさに夢中になってしまい、断面を撮るのを忘れてましたすみません。
ピスタチオクリームとピスタチオカスタードクリームの Wクリーム で濃厚で重めなのに、美味しくてあっという間に食べてしまいました。
ピスタチオのスイーツだとベリーやチョコレートとの組み合わせのものが多いですが、ピスタチオだけを堪能したいわたしには最高でした
ナッツ好きには堪らない!
◎シュー・ペイザンヌ
580円(税込)
こちらはフランスの伝統菓子ではなく、Toshi Yoroizukaさんオリジナルスイーツ なんだそう。
生地はシュー・ピスターシュと同じですかね。
そんなことより、、、
ナッツがびっちり
サイドから見ても びっちり
使われているのは、アーモンドとくるみ、ヘーゼルナッツですかね?
よーく見ると、ピスタチオも。
ごろっと大きめなナッツなので、ザクザク、ザクザク とかなり食べごたえがあります。
こちらも Wクリーム で上の層はプラリネクリーム、下の層はカスタードクリームになっています。
プラリネクリームは甘くナッツの 香ばしい風味 があり、カスタードクリームはバニラビーンズも入っていて 濃厚 で美味しいです。
シュー・ア・ラ・クレーム も気になっていたので、カスタードクリームが入っていてラッキーでした。
ナッツの食感や濃厚なWクリームが美味しくて、大満足なシュークリームです。
スイーツ好きなら
一度は行きたい!
超有名パティシエのお店
超有名パティシエである鎧塚さんのお店なので身構えていましたが、思っていたよりリーズナブルで、クリームやナッツもたっぷりで。
もっと早く行っておけば良かったです
お味はもちろん美味しかったですし、わたしの好きなものだけ という構成のスイーツばかりでうれしかったです。
鎧塚さんは網膜中心静脈閉塞症という病気を患い、2012年に左眼の視力を失われてしまったそうです。いろんなところで活躍されていて、いつもお忙しいそうなので心配になってしまいますが、、、
これからも美味しいスイーツを楽しみにしています!
ごちそうさまでした。
◎Toshi Yoroizuka(トシ・ヨロイヅカ) Tokyo(東京)店
【住所】東京都中央区京橋2-2-1
【アクセス】東京メトロ銀座線「京橋」駅直結 京橋エドグラン1F
【営業時間】1Fショップ・カフェ:11:00~19:00(L.O.18:00) 2Fサロン:12:00~19:00(L.O.18:00)
【定休日】1Fショップ・カフェ:無し 2Fサロン:月曜、 火曜
【電話番号】03-6262-6510
【支払い方法】現金、クレジットカード、電子マネー
【HP】http://www.grand-patissier.info/ToshiYoroizuka/index.html
【Instagram】https://www.instagram.com/toshi_yoroizuka_official?igsh=ang4djE3OW5mbnVz
※上の情報はわたしが訪問した時点のものです。お店に行かれる際はホームページ等で最新情報をチェックしてからお出かけください。